野菜ときどきフラダンス アロマセラピーのこと

子育ての合間にできたひとり時間
初めての野菜栽培、ハワイアンフラ、アロマセラピスト業にいそしむ幼稚園児母の暮らし

野菜栽培 地味な作業と種の農薬処理について

2016-04-07 23:35:50 | 野良仕事
4月に入り、いよいよ畑作業が始まった。一昨日は雨の降る前にと、畑に生えていた雑草を刈っておいた。久しぶりの、跼みスタイルに関節が早くも痛む

さて、研修農園では有機栽培を希望する私を含む4名が共同出資で、肥料、種、その他必要なものを賄うことになっている。

先日、発酵鶏糞に牛糞、油かす、化成肥料を購入してきてもらった際に予約してきてくれたという野菜の種4種。

ほうれん草、小松菜、青梗菜、にんじん

これを4等分するという役目を仰せつかったわたし
今日から新学期で幼稚園に行った息子の居ぬ間にささっと作業しようと思ったら、意外と時間がかかってしまった。


ひと粒ひと粒数えてやるのが一番正確なのだろうけど、なんせ細かい。。特に青梗菜なんて金魚の餌より小さい
なので、秤で計測して大体で分けた✨

野菜種の袋をよくよく見ていたら、気になる点が。
4種ともに、農薬処理済みの記載が。
今まで気にもしたことがなかったけれど、種の段階で農薬が施されているのですね

調べてみるとこういった理由で農薬処理されているそうだ(以下一部転載)。

国内で種を買うと、袋に「消毒済(農薬使用)」という記載がされています。それは9割以上を輸入にたよっているために、海外から搬送される際の虫やカビを防止する為に殺虫剤などで処理されていることが多くある為です。

日本人の主食であるお米は、蒔いた種を鳥についばまれないようにそのほとんどが種を蒔くときに種籾を農薬液に浸しています。種子が病気や害虫に侵されないようにするためにと「種子消毒」と称して、農薬をたっぷりとまぶした種子が現在でも使用されているのです。

麦や豆類等は種子にコーティング加工がされており、コート種子やコーティング種子とも呼ばれます。薄くコーティングされた種子のほか、球状に加工されたペレット種子やフィルム状にコーティングされた種子等があります。種のコーティング処理には、農薬を含むものもありますが、農薬を含まず種の発芽や種まき作業に都合がよいように粘土類を表面に被覆した物もあります。
しかし、ほとんどの物は農薬がコーティングされたり、ネオニコチノイドがコーティングしてあるものも多く存在しているのです。そのまま植えるだけで害虫の攻撃から植物を守り、収穫時に農薬散布の必要がないので、農家にとっては様々な手間が省けます。
ピンクや青といった分かりやすい色付をする義務があるので、土の上にまいたときに目立つので種まき作業がやりやすいというメリットやサイズを嵩ましする事が出来る為に機会での種まきが出来る様になるということで多く使用される様にになったようです。


シラナカッタ…
さらに、こういった農薬処理された種の分別作業を行うには手袋&マスクが必須だとかもっと早く知るべきだった…



効率よい収穫を狙いなされた様々な工夫のために、皆がいつでも好きに野菜や果物穀類を食べることができるようになったけれど。
便利なものの裏側には必ず化学的なものが関与しているのですね。
食の安心安全てなんだろう。
安心安全な食べ物って?


そもそも気になっているのが今回の有機栽培で使う鶏糞や牛糞。
これらの主である鳥🐓や牛🐄はどんな餌を食べてどんな環境で生きていたのだろう。
ホームセンターで1袋数百円で購入できるのだから、それなりきの質なのだろうな。
GM穀物を食べて、抗生剤を投与された動物の糞が安心安全なわけない。。発酵すればいくらか分解されるのか?とも、思えない。

ただ、言えるのは
有機栽培、慣行栽培ともに自分で野菜を作ることで、何(農薬や肥料、殺虫剤)を使っているのかを把握でき、その量を極力少なくすることができると言うメリットがある。

最近のスーパーでは、産地のほか生産者の顔写真が載っているものもあるけれど、
「〇〇県〇〇農園の〇〇さんが、どこで作られた種にどんな肥料を何回やってどんな農薬を何回蒔いた」なんて情報まではなかなかわからない。

飽食の時代、
在るものを必要分だけ大切にいただいていきたいものです






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