みいわんひひーん

猫7匹 犬1匹、大人3人の世帯。ブログ主は、60代に突入。
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ストーブ列車

2016-02-17 01:25:53 | 津軽の風物詩

12日の仕事終わり後、帰省をしました。実家には、母が一人で暮らしております。

冬の間は、雪で活動範囲がせばまり、物心両面の調子が悪くなりがちです。

通常は、同県内に住む妹に殆どお願いしている状況なので、

少しでも妹の手助けになればと、

微力ながら、離れて暮らす姉と私も交代で帰省サポートする事に。

母は病気を持っていますが、すごく元気で食欲も人一倍です。

母自身、丈夫で一人暮らしできている自分ということに、

張り合いを感じているようで、あまり顕著なサポートは好まれません。

いろいろ一筋縄ではいかない所もありますが、なんとか楽しく過ごしてきました。


 

帰りは、「ストーブ列車」に乗ってみました。

一日の運行のうち、数回が、ストーブ列車になります。

ストーブ列車になる時の顔は、

こんなお顔がついています。


3両のうち、前1両は通常の「走れメロス号」の車両で、後ろ2両がストーブ付きの車両です。


中に入ると、、、スルメの焼けた匂いが、、、

なぜに?       理由は追って判明します!

中も外見に違わずレトロです。


ストーブは、、っと。

ありましたーだるまストーブ。燃料は、石炭です。

スルメ、お酒、石炭クッキー、など、車内で売っていて、

乗客が買ったスルメを焼く為の網が乗っています。

冬期の一部車両を利用しての観光イベントなので、匂いは皆お互いに了承です。


席に座り、私も買った物をテーブルに並べてみました。

なかなか渋い、、。

各車両に、2基のストーブと2名のアテンダントさんがいて、

私のようなシャイなおばさんには一声かけてくれます。「スルメ、あぶりましょうか?」と。


私のスルメが焼き網デビューしました! 私のスルメ焼かれています!

少しあぶる程度で、香ばしい匂いが、、、


乗客は手を汚す事はなく、焼かれているスルメを見ているだけです

 

時折、雪景色だけの車窓を見たり


レトロな天井を見たりしていると

スルメはあぶり上がって、アテンダントさんの手ですばやく裂かれ、私の窓辺へ、、


スルメ、いい感じに裂かれましたー

アテンダントさんが、ちゃんとセッティングして下さいます!

お皿代わりのビニール包装も、、、味のある裂かれ方、、 


回りは、皆さんプラスチックコップを貰ってチビチビとお酒を飲んでいます。

八代亜紀さんの歌が頭を巡ります。♪肴はあぶったイカでいい~♪

あ、、、スルメじゃない。イカだった。

乗客は観光客や、乗り鉄さん撮鉄さんが殆どで、皆さん楽しそうです。


私はちょっと我慢、スルメだけボシリボシリかじりました。

あたりめとは全然違う味です。スルメ!!って感じ。


途中、車掌さんがストーブの火加減をチェックします!


必要に応じて、横にある石炭をくべるようです。。


そうこうするうちに、目的の終着駅に着き、

食べきれなかったスルメをゴソゴソしまって、汽車を降りたのでした。

全長は50分位なのですが、私が乗った駅からは正味25分でした。


石炭、、にかけているのでしょうか、車内では

「石炭クッキー」なるものも売っておりました。

 

とても食べ物に見えない形相に、思わず買ってしまいました。


中身を出すと、、こんな感じ。

写真だから黒っぽいのではなく、実際はもっと黒い位。

ここまで黒いのは、イカスミでも練り込んでるのでしょうか?

少し苦味がかった、ココア味。、、、

もしかしたら、見た目から私の脳内変換が起こり、苦味が勝手に付いてきたのかもです!

 本当は、甘くて美味しいのかも?すみません、作られた方々~。

 

帰宅後の猫たちの大?歓迎ぶりは、次回に!