一昨年の今頃は千里山6丁目の住宅の前庭に実ったサクランボを、幾つか美味しく頂いたことをブログに書かせて貰いましたが、今日何気なく千里山団地の道端に植えられた青葉の茂ったソメイヨシノの枝先を見上げてみたら、深紅色の果実のような可愛い一粒に気がつきました。ソメイヨシノはあくまで観賞用に改良された桜樹であり、サクランボは別種の果実栽培用の桜にしか生らないように思っていましたので、発見した時は驚きましたが少し嬉しい気もありました。目を凝らしてみると葉陰の所々に覗いています。
桜の苗木はほとんどが接ぎ木により増やすのが普通ですが、「実生(みしょう)」といって種子から芽生えさせた苗があるのも読んだことがあります。花が咲き始めるには比較的長い年数がかかるようですが、「実生(みしょう)」の苗木の方が人工的な接ぎ木より何か自然で意味深いイメージです。
そういう思いもあってその小さな果実に手を伸ばし軽く摘んでみました。やはりその感触や弾力はサクランボそのものです。このサクランボは果たして美味しいのか、というよりも「実生(みしょう)」の苗木を育てるためにはもう十分に熟しているのかを知りたく思っています。
千里山団地の桜並木も老齢化しつつあることと、駅前再開発に絡む工事などで何本残されるのか分ったものではありません。その時にまったく無関係の苗木を植え替えるよりも、生命を繋いだ「実生(みしょう)」の苗木を育てておくという計画はどうでしょうか。庭など無い僕は取りあえず鉢植えにして「My桜」を楽しみたいと思っています。
桜の苗木はほとんどが接ぎ木により増やすのが普通ですが、「実生(みしょう)」といって種子から芽生えさせた苗があるのも読んだことがあります。花が咲き始めるには比較的長い年数がかかるようですが、「実生(みしょう)」の苗木の方が人工的な接ぎ木より何か自然で意味深いイメージです。
そういう思いもあってその小さな果実に手を伸ばし軽く摘んでみました。やはりその感触や弾力はサクランボそのものです。このサクランボは果たして美味しいのか、というよりも「実生(みしょう)」の苗木を育てるためにはもう十分に熟しているのかを知りたく思っています。
千里山団地の桜並木も老齢化しつつあることと、駅前再開発に絡む工事などで何本残されるのか分ったものではありません。その時にまったく無関係の苗木を植え替えるよりも、生命を繋いだ「実生(みしょう)」の苗木を育てておくという計画はどうでしょうか。庭など無い僕は取りあえず鉢植えにして「My桜」を楽しみたいと思っています。
サクランボが生る木は決まっているのか、或は時がくればそうなるのか、どちらなのでしょうか?
決まっているとすれば、貴重な木ですね。
鉢植えに幾つか種子を植えてみます。