帝王切開と先天性股関節脱臼

今日、２月１４日に生まれたKくんが、遊びに来てくれた。
超かわいい！
けど、先天性股関節脱臼で、身体中ベルトで押さえられ、
星飛雄馬の大リーグボール養成ギブスのようで、痛々しい。


先天性股関節脱臼は、普通に見つかっても、３・４ヶ月検診のときだが、Kくんは、１ヶ月検診で見つかり、即治療を始めたためか、ギブスは取れてないけど、今までは、大腿骨頭が入まっていると言われたそうです。


先天性股関節脱臼になりやすい子

◎男女では女の子が男の子ヨリ10倍多いみたい。
◎秋冬(9.10.11.12.1.2月)産まれが多いみたい。
◎骨盤位分娩(逆子チャン)
◎在胎37週未満、2500g未満(Kくんは38週5日で2854g)
◎左右では左が多いみたい(輝星も)
◎大腿のシワが左右非対象(輝星も)
◎開脚制限
等など‥‥Kくんに当てはまるコトが何個もある。


Kくんのママは、始め、逆子を治すためにここに来院されました。
しかし、お灸のかいもなく、外回転術のかいもなく
帝王切開になってしまった。
もともと、子宮が小さいと言われ、赤ちゃんのお尻が子宮にスッポリはまっていたこもあり、それに加えて「先天性股関節脱臼」で、足を動かせなかったのかな　と話をしました。

でも、Kママは、「Kちゃんが、出来たことが奇跡だ」と言います。

いつも生理が来ても、2日位で終わっていたKママさんは、結婚はしたものの、赤ちゃんは、はじめからあきらめていたそうです。
（しかし、半年後には、妊娠され婿取りのHさん宅では、それはそれは大切にされたそうです。）



それと
先日、代理出産のテレビを見て、私は、知らなかったのですが、子宮が生まれつきない人もいるという事を知り

帝王切開で「先天性股関節脱臼」ではあるもののKくんが五体満足に無事生まれてきた事に感謝していました。


Kくん、このまま、治ってくれればいいな。
お大事に（*^_^*）