体外受精ベビー

　少し前に、Ｋさんが赤ちゃんを連れてきてくれた。３月に生まれて、写真では見ていたけど、赤ちゃんと会ったのは初めて。

とっても、目がクリクリしていて超かわいい。

Ｋさんにとっては、結婚１０年目にして１０回目の体外受精で、やっと授かった赤ちゃんだ。「かわいくって、かわいくって、でももう、あんな痛い思い二度としたくない。」と赤ちゃんを愛おしそうに抱っこしていた。

当医院で、不妊治療から安産の灸まで行っていたが、もう、３０半ばの出産のため、生まれるまでは、心配でしかたなかった。

　案の定、子宮孔が開くまでは、驚くほど早かったが、それから、力めなく赤ちゃんが出てこなかったらしく、陣痛促進剤を使ったそうである。

　助産師さんたちは、「３０歳を過ぎると出産時に何が起こるかわからないから、油断できない」と、みんな口をそろえて言う。

　今は、初産の年齢が上がっているから、まる高が３５歳になっているが、実際の肉体年齢で行けば、昔と替わらず３０歳なのだそうだ。

７月に生まれたＡさんも、３４歳で、子宮が硬くて１日半かかったそうである。

もう、生まれているはずの患者さんが、何人かいるけど、連絡がないなあ。
帝王切開でもなんでも、無事に生まれていればいいけどなあ。

「もう、生まれているはずの○○さーん、連絡くださーい」

投薬は最適な物を

島津製作所は２７日、凸版印刷と理化学研究所などとの共同研究で、人体の塩基の違い（ＳＮＰｓ）をわずか１時間半で解析できる世界初の全自動システムを開発した、と発表した。試薬とチップを使い、一滴の血液から解析できるシステムで臨床現場で患者ごとに合わせたオーダーメード医療の実現が可能になる。来秋をめどに実用化を目指す。

遺伝子やＤＮＡの一塩基の違いを意味する「ＳＮＰｓ」は解析すれば、遺伝的な個人差による薬の効き方や病気のかかりやすさが特定できる。

新システムを応用すれば、患者の病状に合わせてすぐに最適な治療や投薬が可能になり、「副作用から発生する医療費が軽減し、新しい創薬にも応用できる」（京都新聞）


これが実現すれば、今まで、効いてもいない薬を何種類も飲む必要がなくなるし、個々の体内で数種類の薬がどのように作用しているかも、解るのでないか。

かなり医療界には、画期的だが、病院や製薬会社の経営を考えると、薬は多く出したがるだろう。

今までの、システムからいくと、すぐに「GO」サインが出されるとは、思えないけど。(業界の裏を少し知っているとイヤミを言ってしまう自分が悲しい）(^_^;)



この検査が普及すれば、赤字と言われている健康保険の半分は改善されるかもしれませんね。
その分、健保の天下りに行かなければ、いいですけど。(笑）

稲刈り

山形では、稲刈りが真っ盛りだ。

しかし、この前の台風１４号の雨のせいなのだろうか、稲が倒れている田が通勤途中多く見受けられる。
雨も、風もあまり影響がなかったように思えたけど、　　それは、父達農家をしている人も、同じ考えで、なぜ、そんなに倒れているのか解らないそうだ。


このところ、台風、サイクロン、ハリケーンと風雨の被害が、世界中に起きているが、その原因が、地球温暖化による、海水の温度の上昇が、原因らしい。

ってことは、自然災害とは、言われているが、実際、人的災害ではないか。

温暖化を止めれば、自然災害が、少しでもやわやぐのだろうか。

どちらにしても、地球が怒っておるように思う。


ところで、台風、サイクロン、ハリケーンの違いって、解りますか？
わかる方、教えてください。

喫煙

タクシーの中は受動喫煙の危険がいっぱい――。窓を閉め切ったタクシーで乗客１人がたばこを吸うと、車内の粉じん濃度が国の環境基準の１２倍になり、１時間以上、元に戻らないことが、東大医学系研究科の中田ゆり客員研究員らの調査でわかった。

　札幌市で開かれている日本公衆衛生学会で、きょう１５日発表される。

　調査では、タクシーの客席で喫煙し、車内の粉じん濃度を測定した。

　後部座席の窓を５センチ開けて喫煙した場合でも、粉じん濃度は厚生労働省の基準値（１立方メートルあたり０・１５ミリ・グラム）の９倍に上り、原状回復に３０分以上かかった。喫煙者が２人なら基準値の２４倍、３人なら３２倍に上昇した。エアコンを使用して３人が喫煙した場合は５０倍に達した。




糖・塩の取りすぎ、食事については、とりあえず、自分だけに害が出てくる。

喫煙は、周囲の人みんなに、害がある。


ああー、これをうちのだんな様が読んで、禁煙を考えてくれたらなー。(-_-;)

少子化

新生児６５人のうち１人は体外受精児――。精子と卵子を体外で受精させて子宮へ戻す「体外受精」によって国内で生まれた子供が、２００３年の１年間で過去最高の１万７４００人に達したことが、日本産科婦人科学会（武谷雄二理事長）の調査で１３日明らかになった。（読売新聞）


小学校の一学年２クラスに１人の割合で、試験管ベービーがいることになる。
双子がだいたい１００人に一組だから、それより多い。

すごい世の中になってきたものだ。
しかし、体外受精の成功率が高くなった訳ではないそうだ。
相変わらず、２割弱と言う事である。

それだけ、子供がほしいのに出来ないでいる方が多いのだろう。

世の中、少子化と騒がれているけど、結婚をしない人も多い。
しかし、その人達のなでも、子供だけほしがっている方は、山ほどいる。

特に３０代半ばのキャリアウーマンと言われている方は、旦那さんはいらないけど、子供がほしいと言っている人が多い。

国が未婚の母を認めてくれたら、半分は、少子化を食い止める事ができるのではなかろうか。

原油高

米紙ニューヨーク・タイムズ（電子版）は13日、同国航空3位のデルタ航空と同5位のノースウエスト航空が早ければ14日にも連邦破産法11条に基づく会社更生手続きの適用を申請する方向で準備を進めていると報じた。

と言う、記事を見て、とうとう本格的になったかな。なんて、ゆうちょにいってられないですよ。

今、ストーブを炊かないから、石油買わないですんでいるけど、近くのホームセンターで、１リットル　なっ、なんと、１０６円と目ん玉疑ったくらいですよ。

ガソリンじゃないし、軽油でもないし、やっぱり灯油だ。

父母が、海外旅行の格安ツアーに行く事になっていた、しかし、値段が７０００円焼く１割跳ね上がった。燃料代とのこと。


高くてもまだ買えるからいいらしい。

本格的に無くなってきたら、冬過ごせないぞー。寒いの耐えられないよ。

宗教と政治

総選挙、小泉さんの圧勝でしたね。

これからが、本番ですけど。



宗教を信仰している人は、他人に親切にすれば、愛が蓄積される、
福がたまるとか、いろいろみんな良いことをそれぞれの言葉で言っている。

私には、言葉はちがえど、内容が同じように聞こえる。

でも、他の宗教とは違うと言う。


なんか、公明党が「児童手当」と言い、民主党が「子供手当て」と言い、どうでもいい様な事で、討論している。

内容が、良いのだから、呼び方（言い方、名前）なんてどっちでもいいような気がしてならない。

そんなんで、競い合っていたら、いつまで経ってもまとまらない。


どうして、相手の良いところを尊重しあえないのだろう。

すべて否定だけでは、宗教も、国も、なんでも、分裂するしかない。


いつになったら、統合出来るのかな。

憲法９条

昨夜、美輪明宏氏の講演会「生きやすい生き方」に一人で、行ってきた。

結構、一人で来られていた方が多く見られた。
私の席の近くの人は、ほとんどそうで、患者さんとも会いましたが、その人も一人で来ていた。
なぜだかわからないけど、なんとなくうれしかった。


講演会で心に残ったのは、「憲法第九条、このおふだがあるお蔭で、日本はいままで、戦争をせずにすんだ。これを自民党も、民主党も変えようとしている。ブッシュ氏が、それを待っていて、武器を売り込もうとしている。」

ようするに、憲法９条を変えてしまったら、アメリカに武器を押し付けられ、戦争が始まる。と言っていた。

そして、小泉さんたちは、戦場に行かないから、戦争を始めるだろうと。

「憲法９条を変える条件として、一番最初に、小泉さんたちが、徴兵検査を受けるべきだ　　と言うことを約束すればいいんですよ。」と言っていたが、まさにその通りで、私としては、ハマコウさんにも、年齢関係なく受けてほしい。（ハマコウさんは、嫌いじゃないけど、「ＴＶ　タックル」を見ている人は、わかりますよね）



　自民党、民主党を指示している人も、ほとんどの人が、戦争は反対だと言っている。
それでも、小泉さんは、憲法第九条を変えるのかな。


美輪さんが最後に言ったのは、「何にも心配ない」という言葉でした。
何が起きても、みんな、しぶといからだそうです。

昨年のNHKの朝ドラ、「わかば」で、おばあちゃんが、「生きちょるだけで、まるもうけ」と連発してましたが、そんな世の中にならなきゃいいな。