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ぬぐせよ第14話 内容その2

2008-04-25 16:43:30 | ぬぐせよ
#ギャラリーU。車の中でジェハの回想
ジェハ「チャ・スンヒョが異母兄だってことだな。薬になるか、毒になるか、お前の兄貴は」
ホジュン「薬だなんて、何の薬になるんですか。あいつは、うちの家族をゴミみたいに見下してるんですよ」
ジェハ「いくらそうでも、自分の弟を刑務所に入れたりはしないだろう」
ホジュン「刑務所だなんて。どうして俺が刑務所に行かなきゃならないんですか。事故だって言ったじゃないですか。俺はただ、あの日運悪く、よりによってあの人が死んだときに現場にいただけですよ」
ジェハ「お前が無理に追いかけたんだろ」
ホジュン「理事がさせたんじゃないですか。地球の果てまででも追いかけて絶対に画家を捕まえてくるか、絵を取ってくるか、金に見合う働きをしろって言ったじゃないですか。はっきり言っておくけど、俺は死んだ画家の体に、指一本ふれてませんからね」
ジェハ「お前は目の前で死んでいく人を、どっちにしろ放置したんだ。明白な過失致死だよ」
ホジュン「それを誰が知ってるっていうんです。死人はしゃべりませんよ」
ジェハ「もう、お前の兄貴が見当をつけてるじゃないか。どんな手を使ってもチャ・スンヒョを止めろ。出来ると思うよ。兄貴じゃないか」
ホジュン「冗談。あいつは死んだって俺の兄貴だなんて言いませんよ」
ジェハ「じゃあ、お前がチャ・スンヒョの弟だって言えばいいじゃないか。チャ・スンヒョにとってお前は毒だ。致命的な毒。お前が刑務所に行ったらチャ・スンヒョにとって得になることは何も無い。お前のような弟がいるってことが世間に知られたら、チャ・スンヒョはどうなる。俺がお前の兄貴なら、髪の毛一本見えないように、きれいに隠すね」

#ギャラリーの前で
ジェハ「チャ・スンヒョ。お前は結局、何も守れない。絵もヨンインも、そしてお前自身も」

#ギャラリーUの中では
ハヨン「(電話中)作家さんからお聞きになりましたでしょ?新春保育園の撮影、明日から繰り上げて行いますので、確認のお電話を差し上げました。そちらの院長が、ソン画伯と幼年期から親しく過ごしていた友人だそうですので、必ずインタビューしてくださいね、ソPD」
館長「あいご~嫌だ嫌だって言ってたら、私の声も聞きたくないって言うのね~(以下略)
ハヨン「何をおっしゃいますか。仕事ですから。それに、私、ソン画伯の絵が本当に好きなんです。ソPDが助けて下さったら、きっと探し出して、もっとたくさんの人に見てもらって、不遇だった故人の人生をできるかぎり償えたらと思っているんです」
館長「出来る限り償うですって?お金を払うのも私の財布から、償うのも私の財布からして、名前は自分の名前でするんでしょう。人のコメントまで勝手にとっていって~」
ジェハ「何を一人でぶつぶつ言ってるの?」
館長「ちょうどよかったわ、あの女なんだけど、私が後でインタビューで言おうと思ってたことを言っちゃうのよ~」

#警察署で、最初の119の録音テープと、ホジュンの声(いつの間にか撮ってたんですね^^)を比較分析すると、同一人物のものだとの結果。

#会社についても呆然としてるスンヒョの周りで運転手さん、~よりも怖い、うちの社長にとりついてるおばけ、どこかに行ってくれ~とか呟いてますけどスンヒョ、反応なし。
イルゴンにも下りないのか、とか言われてようやく下りたところに、チョルスの姿。無視するかと思いきや、
スンヒョ「上がってお茶でも飲んでいきませんか」

#社長室で
スンヒョ「私の要請をお忘れになったのですか、それとも軽視しているんですか?」
チョルス「心配になって。悪い事ばかり考えてしまって。じっとしていられずに来たんだ。もしかして、ホジュンとお前、前から…私と会う前から知りあいだったのか?」
スンヒョ「いいえ。どうしてそんなことを聞くんですか?」
チョルス「あいつがお前を知っているから…あいつがお前の車…いや…」
スンヒョ「私の車を探って、チェ・チョルスさんの身上調査所を持っていったことですか?」
チョルス「知っていたのか?…どうしてあいつがお前の車を探っていたんだ。聞いてもいいか?」
スンヒョ「私がお宅の息子さんを追っていたんです」
チョルス「何だって?追っていたなんて、どうしてお前が弟を追うんだ。早く言え、どうして」
スンヒョ「好きな女性がいるんですが、その女性の父親を、お宅の息子さんが殺したようなので。それで追っていました」
チョルス「何?」
スンヒョ「お願いが一つだけあります。戻って、お宅の息子さんのタバコの吸殻を送って下さい。確かな証拠が必要なんです」

#ヨ秘書のところに、ホジュンから電話。どうしましょ、出ないわよ~。そんな簡単なヌナじゃないのよ、なんていいながら、しっかり出てるし、食事に行ってるし(これがチュックミなんですね^^)、可愛いポーズ♪とかセクシーポーズ♪とか言われて、しっかりボースまでとって写真撮ってるし。この人、ホントに面白すぎ^^
ホジュン「秘書は一日中社長とだけいるんですよね。うわあ~。退屈そう」
ヨ秘書「大体そうね。ホジュンさんは、うちの社長と親しいんですか?」
ホジュン「そうだなあ、親しくない関係?」
ヨ秘書「親しくない関係なんですか?」
ホジュン「秘書のスケジュールは、社長のスケジュールなんでしょ?そうしたら」
ヨ秘書「まあ、殆どそうね。今みたいなお昼の時間は自由だけど」
ホジュン「会社以外ではどこによく行くんですか?ヌナの社長は」
…何か探ろうとしてますね~この人

#ヨンインのところに、お弁当箱返しに来たジェハ
ヨンイン「このためにわざわざ来たんですか?」
ジェハ「うん」
ヨンイン「どうして。ゆっくり返してくれればいいのに。今度会うときにくれるとか」
ジェハ「今度、はないかもしれないじゃないか」
ヨンイン「え?どうして今度がないんですか?」
ジェハ「一寸先はわからないのが人生だから。人の心はわからないものだし」
ヨンイン「今日、いつもと違いますね」
ジェハ「そうか?」
ヨンイン「あの日、ケガしたところ大丈夫ですか?」
ジェハ「うん。ご覧の通り」
ヨンイン「ごめんなさい。私が代わりに謝ります」
ジェハ「お前がどうして。お前がどうして代わりに謝るんだよ、こいつ」
ヨンイン「…」
ジェハ「後で十年後か二十年後に道で偶然お前に会って…昔の話なんだけど、実はあのときお前のことが好きだった、なんてすっかり年とってから気の抜けたたわ言を言わなくて済むように、今のうちにたわ言を言っておくよ。お前が可愛く見える。お前を見てると胸が痛む。…今のうちに言っておかないと、意味のない話になってしまうから…明日になったら絶対に出来ない話になってしまうから…永遠に言わないつもりだったけど、それも悔しい気がしてきて、皆嘘になってしまいそうで、だから言ってしまった。結局。…元気でな。さよならだ」

#お寺にお参りしてるヨンエ
住職「会いたかった方とは会えましたか?」
ヨンエ「住職さんのお言葉通り、心の閂をおろしてみました」
うなずく住職
ヨンエ「後の庭のツツジを見に行こうと思うんですが、一緒に行かれません?誰も見てあげないから、私だけでも行ってずっと見てあげないとと思って」
住職「どうしましょう。もう散ってしまったんですよ」
ヨンエ「え?」
住職「会ってすぐお別れだなんて、淋しいでしょうが、でもどうすることができるでしょう。生きて行くということは常に別れの連続なんです。会者定離、生者必滅。出会いがあれば必ず別れがあるもので、去った人は必ず戻ってくるもので、生まれてくれば必ず死ぬものです。残念ですがどうすることもできません。送り出してこそ、また会うことができるのです。チョンドジェ(仏教用語?)はされるのですか?」
ヨンエ「チョンドジェ…ですか?」
住職「これ以上未練を残して彷徨うことのないように、天国にいけるようにお祈りしてさしあげないと」
ヨンエ「私はまだあの人を送る準備が…まだあの人と別れる準備が…」
住職「準備してください。ツツジがいつの間にか散ってしまったように、何もできずに見送るわけにはいかないでしょう?」

#会社の階段を力なく下りていくスンヒョ
イルゴン「エレベータに乗れって言うのに、今日に限って、こいつ…」
スンヒョ「申し訳ありません」
イルゴン「何が申し訳ないんだ。申し訳ないって…」
スンヒョ「本当に、申し訳ありません。どうお詫びしたらいいのか…何をお詫びすればいいのか」
イルゴン「お前がどうして。こいつ。お前がどうして謝るんだ」
スンヒョ「わかりません。それもわかりません。何も…わかりません…」
イルゴン「ちょっと座れ」
スンヒョ「ここにですか?会社の階段で、社員たちが皆見てるここでですか?あなたは幽霊だからいいですけど、私は見られるんです。私は全部見られるんです。私の恐れも、怒りも、絶望も、恋しさも、全部見られるんです。社長はそういうものが見られてはいけないんです。何もばれてはいけないんです」
イルゴン「お前、もうすぐクビになるんだろ。足が痛ければ立ち止まればいい。歩けなかったら座り込めばいい。座り込んでいれば、誰か助けてくれる人も現れるだろう。そうやって生きていくんだ。どうしてお前はそう、何でも複雑に考える?座ってみろ。思ったより楽だ。お前はこれ以上墜落する所もないじゃないか」
座ってみるスンヒョ。
イルゴン「どうだ?考えてたほど悪くないだろ」
頷くスンヒョ
イルゴン「私も死んでみたら、思っていたほど悪くなかった。とりあえず、もう死ななくていいから、どんなにいいか。それに、死んでみて初めて、自分の人生に何が一番大切だったのかがはっきりした。ヨンインのこと以外、全部捨てられたよ。あんなに、あくせく求めてきたもの、こだわってきたものが皆、本当に一瞬のうちに捨てられた。ヨンインのこと以外、何も思い出さなかった。お前が今辛いと思ってることも、死んでみたら、みんな大したことじゃないさ。今、爆発しそうに頭を悩ませてることも、それも、死んだ後みたら何でもないことだ。元気出せ。私みたいなヤツも生きてるんだ。お前にくっついて」

なんだか嬉しそうに座ってるスンヒョ。やっぱり怪しいけど

#ジスクも。足が不自由な人用の?車の教習受けて、がんばってます。
障害のある人は色々割引が効くって話を聞いて、いいなあ、とヨンドク。考え方次第ですごく恵まれた人じゃないかって。ヨンインからもイラスト入りの応援メール。似てる?って聞くジスクに、似てない、こんなに可愛くないだろ?と

#ヨンインの部屋を訪ねていくスンヒョ
ヨンイン「どうしたんですか?朝から。早朝サッカーですか?どうしよう~私は朝からこのバカみたいな奇跡さんにポーンと蹴られちゃう運命なのね。そ~っと、そ~っと蹴って下さいね。私、朝ごはん食べてなくて元気ないんです」
スンヒョ「お父さんの絵、移すぞ、今日」
ヨンイン「え?」
スンヒョ「見せてやるよ。必ず。無事にお前の手に渡すから…おい、サッカーボール」
ヨンイン「何かあったんですか?どうしてそんな風なんですか?」
スンヒョ「大したことじゃない。ただ、サッカーできなくなったから」

#車の前を通るホジュン
ホジュン「チャ・スンヒョ。お前を止める手段が何なのか、見つけたみたいだ。

#孤児院に向かうジェハとドキュメンタリー製作チーム
その前を怪しげなトラックが…

チームは院長の部屋へ
PD「こんにちは、院長。HBNドキュメンタリー制作チームです。連絡もなく突然、申し訳ありません。こういう仕事なものですから」
院長「どういうご用件でいらっしゃったんですか」
PD「故ソン・イルゴン画伯のドキュメンタリー制作中なんですが、院長にもご協力をお願いしに参りました」
院長「何を制作するんですか?」
PD「まあ、一般的な追悼ドキュメンタリーと考えて頂ければいいんですが、このドキュメンタリーのコンセプトが、『失われたソン画伯の絵を探す』なんですよ」
院長「失われた絵っていうと、何の絵の事を言ってるんですか?」
PD「未来画廊の専属画家であった時期の絵のことです。もしかして、話を聞かれたことはありませんか?」
院長「今、未来画廊とおっしゃいましたか?」
PD「はい。何か思い出されたことでもありましたか?」
借金取りたちが来た時のことを思い出す院長
ホジュン(回想)「ソンイルゴンさんの絵を返してもらいに来ました。未来画廊時代の作品です」

院長からスンヒョにメール「緊急事態。絵を探すために、未来画廊から送られたドキュメンタリーチームが来ています。判断願う。借金取りたちも未来画廊の人でした」
イルゴン「何だ?みんな未来画廊から…Uギャラリーで仕組まれたことなのか?借金取りも、お前の弟も。みんなシンジェハのグルだったってことか?」
…知らないであんなに怒ってたん?…

#地下倉庫に入っていくジェハ。…しかしそこには絵の姿はなく…来る時にいた、あの車だ、と思い当たったジェハは、その車を探させ…たら、いたのね、そこに。追いかけます。
そして車はスンヒョの会社に

15話に続く♪


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2 コメント

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Unknown (みそ)
2008-04-26 12:57:23
焼酎派さま こんにちは
丁寧な翻訳、本当にありがとうございます
14話を見てからと言うものメビウスの輪に入った?
撃沈、土砂降りのシーンをリピート視聴し続けてます
あんな風に、静かに(音凄いけど)車で見守られ
お姫さま気分で送られてみたいものです・・
降りて追いかけちゃいけないんだって自分に強く
言い聞かせても(ここ泣きポイント、顔、綺麗だし)
結局雨の中駆けつけちゃって(やったぁ~)
可愛くてかっこいいスンヒョも、チングに言わせると、
ぬれた髪の毛が”河童”だって言うんです
近づいて抱き寄せるのもわざとぎこちなくしてるんだって
わかってくれないチングですけど、ヌグセヨしっかり
気に入ってずっと見てくれてます
前髪にはこだわりたい私ですが、スンヒョの不器用な愛し方、
無防備な前髪・・・許します・・かわいいから^^
好きです・・ヌグセヨ・・続き楽しみにしています
引き続きついていきます・・
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かっぱ^^ (焼酎派)
2008-04-26 23:41:34
みそさん♪
ひどいわっ!河童だなんて…って思いながら
つい笑ってしまいました
そう、不器用なスンヒョの恋愛だから
わざとぎこちなくしてる所がたくさんあるので
そこだけ見たら、ヘタっていう人がいるかも知れませんね~
ま、ほかの部分見たらとてもそんなこと言えないでしょうけど
雨のシーン!
私もすごいリピートしてます
電話してて(切れてるけど)突然現れるのはスンジェと一緒だなあと思いながら、でも全然違いますね
羨ましすぎて何て言ったらいいかわかりませんが
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