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ぬぐせよ第16話 内容その1

2008-05-13 20:01:25 | ぬぐせよ
大変遅くなりました。
放送から2週間遅れてのアップです
あーあ… 終わってしまったのね、ぬぐせよ


16話はソンインがヨンエに見せ付けるために、コンビニでバイト中にいきなりスンヒョにキスしちゃうところから。
このときのスンヒョは、イルゴン入りですから…別の意味で動揺しまくり
スンヒョ「おい!ソンヨンイン!何するんだ!!」
ヨンイン「びっくりだわ。何をそんなに怒鳴るんですか~。恥ずかしい」
スンヒョ「近寄るな。ストップ!そこから動くな」
ヨンイン「どうしてですか?」
スンヒョ「どうして?何がどうしてなんだ、こいつ!どこの女の子が…それも公共の場…それもコンビにで…こいつに…いや、チャ・スンヒョにポッポしろと言った!私がお前にそう教えたか?」
ヨンイン「はい?」
スンヒョ「『身体髪膚、これを父母に受く』、父母に受く!その口がお前の口か?私の口だろう。私から生まれた口だ!どうしてそんなにむやみに使うんだ!」
ヨンイン『身体髪膚、受之父母(スジプモ)』?スジって女、誰ですか!」
スンヒョ「…」
ヨンイン「スジはどうでもいいですけど、とにかく、おじさんが言いたいのは、昨日、おじさんが私にキスしたから、私の口はおじさんのものだ、そういうことでしょ?」
スンヒョ「な、な、何がどうしたって?何をしたって?誰が誰に何を?キス!?チャ・スンヒョあいつ…ソン・ヨンイン!お前たち!結局お前たち!!」
血圧あがっちゃってるスンヒョ、韓国ドラマによくあるポーズ
そこにヨンエさん入ってきます
ヨンエ「いいわね。娘からポッポしてもらって」
スンヒョ「!」
ヨンエ「もう一度戻ってきて、本当によかったですね。ソン・イルゴンさん」
ヨンイン「何ですって?イルゴンさん?」
スンヒョ「い、いや…違うよ、ヨンイン」
ヨンイン「ヨンイン?」
ヨンエ「何をそんなに戸惑ってるんですか。西洋じゃ親が会うたびに自分の子供の口にポッポするって話だし。ヨンインが4,5歳のときはポッポしてもらったでしょう」
スンヒョ「ヨンエさん…」
ヨンエ「ヨンインも知らなくちゃいけないわ。後で悲しむかもしれないからと、今喜ぶことをしないのは、バカげたことだわ。ヨンインの喜びを、あなたの勝手で奪わないで」
スンヒョ「…」
ヨンイン「…」
ヨンエ「私の言葉を信じられないのなら、チャ・スンヒョに直接聞いてみなさい。お父さんのことについては、もう、私たちよりチャ・スンヒョの方がずっとよく知ってるから」
ヨンイン「(スンヒョに)どうして何も言わないんですか?おじさんに、うちのお父さんだって、おじさんがうちのお父さんだって…どうして何も言わないんですか?」
スンヒョ「…」

#スンヒョの家で
ヨンイン「本当に、うちのお父さんがここに…おじさんと一緒に、おじさんの家で…おじさんと一緒に、おじさんの体で、生きてるんですか?」
イルゴン「ダメだ。ダメ」
ヨンイン「人が死んだら星になるっていうから、毎晩、星空を見つめてお父さんを探したんです。お父さんが私の目の前から、一握りの灰になって消えてしまったって信じられなくて。お父さんと私がこうやって、終わりだなんて到底受け入れられなくて。もういないのはわかっているのに、卒業式の間中お父さんをさがしてたんです。だからおじさんがお父さんだって言ったとき…『お父さんだよ、ヨンイン、お父さんだよ、こいつ…』そう言ったとき、私、本当は嬉しかったんです。本当だったらいいのに、他の人でもいいから、本当に映画の中みたいに、漫画の中みたいに、お父さんがもう一度戻ってきたのならいいのにって、ほんの一瞬だけどそう思ったの。お父さん…ここにいるんですか?本当にうちのお父さん、今おじさんと一緒に…私と一緒にいるんですか?」
スンヒョ「(頷いて)」
ヨンイン「どこですか?今どこにいるんですか?うちのお父さん」
スンヒョ「お前の横に。お前の横に座って、さっきから泣いてらっしゃるよ。お前のお父さん」
ヨンイン「私の横に?…お父さん?…お父さん…
スンヒョ「感じるか?お前のお父さんが、お前の手を握ってる」
3人?でコーヒーを飲みながら
イルゴン「からかってるのか?飲めもしないものをどうしてくれるんだ。それに、夜は寝なきゃいけないのに、どうしてコーヒーなんか入れるんだ。バカなやつめ」
スンヒョ「全然寝そうじゃないですけど?(ヨンインに)ああ。お前は寝なきゃいけないのに、どうしてコーヒー飲ませるんだって」
ヨンイン「私がちょうだいって頼んだの。眠くならないように。一晩中話しましょ、お父さん。ずっとずっと話しましょ」
スンヒョ「いいよ。お前みたいによく寝る子が、徹夜をしようって?目を覚ます薬を飲んでも睡眠剤みたいにコロっと寝ちゃう子が。受験の当日に寝坊して、~に乗って行く子たちがいるだろ。まさにあれがこの子だよ。お前みたいなよく寝る子が、らしくもなく徹夜だなんて。明日もあるのに」
ヨンイン「何ですって?お父さん、何ていったの?」
スンヒョ「お前みたいによく寝る子は徹夜なんかできないって。アルバイトして疲れてるだろうに、今日は寝ろって。今日だけじゃないだろうって仰ってる」
ヨンイン「イヤ。寝ないわ。明日言わなくちゃと思って、明日がなかったらどうすればいいの?あの絆創膏みたいに、生きてる間に貼ってあげられなくて、死んでしまった後に貼ってあげた絆創膏みたいに。後でしてあげなくちゃと思ってたのに、「後で」がなかったらどうすればいいのよ。このまま今日話しましょ、お父さん。今までできなかった言葉、言いたかった言葉、出し惜しみしないで今日全部しましょう」
イルゴン「(うん、と指で)」
ヨンイン「お父さんが逝っちゃう前の晩、覚えてる?私、ものすごくひどい事言ったじゃない、お父さんに」
ヨンイン(回想)「お父さんと暮らしたくないって言ったじゃない。イライラするって。見たくもないし、話したくもないし、一緒にご飯食べるのもいや~お父さん無しで暮らすのが私の望よ」
イルゴン(回想)「お父さんの望みは、お前と、ずっとずっと一緒に暮らすことだよ。お父さんの望みも聞いてくれ」
ヨンイン「全部取り消すわ。全部取り消したい。お父さん。お父さんのことうんざりだって言ったこと、忘れて。お父さん無しで暮らすのが私の望みだって言うウソも忘れてくれる?お父さんのせいでいつも不幸だったって言ったのも、私ウソをついたのよ。だからそれも忘れて。お父さんとご飯食べたくないって言ったのも、お父さんが息が詰まるっていったのも、全部ウソだから、みんな全部、きれいに忘れて!ね。…お父さん、ごめんなさい。私がいけなかったの。ずっと後悔してた。お父さんがあんな風に逝っちゃうなんて思わなかったから…お父さんに最後に言った言葉があんな言葉だったってことが、胸が痛くて…とても痛くて…毎日毎日後悔してた…お父さん、ごめん…今までずっとごめんなさい…私、やっとわかったの。お父さんとケンカして、私がいつも勝ってたのは、私が正しくてお父さんが間違ってたんじゃなくて、私がお父さんを愛してるのより、もっとお父さんが私のこと愛してたからなんだって。よりたくさん愛してる人が、いつもポンポン蹴られるものだから。私ね…本当は…お父さんが私のお父さんでよかった。知らなかったんだけど…ばかみたいに…気が付かないで生きてたんだけど…私も、お父さんのことすごく愛してるみたい…ずっと愛してたみたい…それを忘れないでね、お父さん」

#ヨンドクの家
ジスク「ヨンインはまだ?」
ヨンドク「ああ」
ジスク「じゃあまた外泊?あの子、いくら好きだからってそうでしょ。電話に出るとか、電話をかけてくるとか。あの子のせいで私まで外泊じゃない」
ヨンドク「家まで送って行こうか?」
ジスク「ううん。眠くて死にそうだし、気になって死にそう。ちょっと寝てから、ククが来たらラブストーリー聞いてから帰るわ。あの子達、フィーリング合っちゃったんでしょ」
ヨンドク「何がフィーリングだよ。いくらそうでも守るものは守らなきゃ。ダメだ。電話かけて、厳しく言ってやらなくちゃ」
ジスク「放っておきなさいよ。クク、今頃チャ社長の腕枕ですやすや眠ってるかもしれないでしょ。バカなクォン兵長さん。私たちが守るのは、ただ愛だけよ。私たちもう20才なのよ」
それでも電話をかけるヨンドク
ジスク「やー、あの子電話したってどうせ、寝たら電話の音も聞こえないわよ」
ヨンドク「ククじゃなくて、スンヒョ兄にかけるんだよ」

#お買い物♪して帰ってきたスンヒョの携帯鳴ってます
イルゴン「おい、どうしてさっさと出ないんだよ。あの子が起きるだろ」
スンヒョ「これが見えないんですか?手がふさがっているじゃないですか。手が!だから人をやって配達させようっていったのに、どうして我を張るんですか。携帯にも出られやしない。何ですか!これは!早朝から水産市場だなんて、こんなひどいことは私の人生で初めてですよ」
イルゴン「お互い様だよ。五体満足な男が、そんなの大したことはないだろう。持たないとか持てないとか…本当に。私もこんなひどい男は初めてだ」
スンヒョ「もう一度申し上げますが、私はこの家が生臭くなるのはイヤですから」
イルゴン「黙れ、黙って早く携帯を黙らせろ、こいつ」
スンヒョ「もしもし。誰?ああ、クォン・ヨンドク」
イルゴン「ヨンドク?あいつ、ヨンインを心配して電話をかけてきたんだな。ああ、うちのヨンインの相手には、トギなんかいいんだけどなあ。優しくて落ち着きがあって、女性を大事にして、人を大切にして、どうしてすぐ側の宝石を置いて、こんな冷たいヤツをえらぶんだか」
スンヒョ「おい!どうして私がお前のヒョンなんだ。ヒョンだなんて呼ぶな」
ヨンドク「ふう~。それは完全におならをした人がしてないって言うようなものですよ」
スンヒョ「何だって?何をしただと?」
イルゴン「耳が聞こえないのか?おならをしたヤツって言ったじゃないか」
ヨンドク「夜風古風、怖い怖いといってると本当に怖くなるものですよ。どうして一日置きにあの子を外泊させるんですか」
スンヒョ「…それは…」
ヨンドク「ええ、わかります。みんなわかります。ヒョンニムの気持ち、ヒョンニムの体、僕も男ですから。ヒョンニムの状態、ヒョンニムの欲望、全部わかりますよ。だけどどうしてそうやってヒョンニムの欲望だけ満たすんですか」
スンヒョ「おい!何だと?クォン・ヨンドク!」
ヨンドク「ヨンインをそれだけ大事に思うんでしたら、どうかヨンインを、汚れたヒョンニムの年の目の高さで見るのではなくて、ヨンインの目の高さに合わせて、少しきれいに明るく健全に交際して下さいって言ってるんですよ。しょっちゅう家に連れて行くんじゃなくて、外に出て太陽の下で会って下さいってことですよ」
イルゴン「やっぱり宝石のようなヤツだ。言う言葉一つ一つが珠玉だね。自分の欲望一つ抑えられないで人の娘の唇を奪う山猫みたいなヤツとは次元が違うよ、次元が」

#眠っているヨンインの髪を直してやりながら、スンヒョ
スンヒョ「何?山猫みたいなヤツ?私が?おい!私のサッカーボール!お前のせいで、私は変なものになってしまったようだ」

#楽しそうに歌を歌いながら料理してるイルゴン入りスンヒョ。
スンヒョ「どうした?」
ヨンイン「本当にうちのお父さんかなと思って」
スンヒョ「そうだよ、こいつ。チャ・スンヒョみたいか?よし、見てろ」
テルミーダンス^^前よりはテルミーっぽくなってる^^
スンヒョ「ほら、お父さんだろ」
頷くヨンイン
スンヒョ「食べたいものまだ他にあるか?いってごらん。お父さんが皆つくってやるから」
ヨンイン「そうね…お父さんのキムチ!ご飯食べるたびに思い出すのよね、お父さんのキムチ。ラーメン食べるたびにまた思い出すの。お父さんのキムチ」
スンヒョ「わかった。お父さんが行く前に、必ず漬けていってやるから、心配するな。おい、ソン・ヨンイン。今日は楽しい事だけしよう。悲しいことは明日にしよう。そういう意味で、お父さんと一緒にスマ~イル。1,2,3スマ~イル!」

#出来上がった食卓で、いつもの言葉
ヨンイン「いただきます。お父さんもたくさん食べてね」
スンヒョ「もう一度言ってくれるか?いただきます、お父さんもたくさん食べてって」
ヨンイン「いただきます。お父さんもたくさん食べてね」
スンヒョ「食べよう。魚も食べて。お父さんがほぐしてやろうか?」
ヨンイン「私がしてあげる。お父さん」
スンヒョ「もっと食べなさい」
ヨンイン「美味しい」

#ギャラリーUでは
館長「もう私たちはお金を置いてお金を食って、違うわね、絵を置いてお金を食って(?)だわね。何?機械の中にソン画伯の作品を一ずつ入れてポーンとやりさえすればいいわけよね。そうじゃないの?シン理事?あいご~。大変だったわね。今までお疲れ様。ねえ、展示会をする前に、確かなブームを作っておかないとね。記者を連れてチェジュ島に行きましょうか?男性の記者はゴルフして、女性記者は温泉入って」
ハヨン「どうせお金を使うのなら、記者たちを北京に連れて行きましょうよ。うちのギャラリーの分館を出す事の広報にもなるし、それから…」
館長「それから?」
ハヨン「ソン画伯の最初の展示会を北京でするのはどうかと思いまして。開館記念に、北京オリンピック特需まであるから、色々な点でいいのではないかと」
館長「ソン画伯の絵を中国に移そうっていうの?」
ジェハ「急にどうしてそんな話をするんだ。国内でやってから北京に行くことにしたじゃないか」
ハヨン「なぜだか、移しておかないと不安なんです。どこかにまた消えてしまいそうで」
館長「どういうことよ。しっかりと堅く守っている絵なのに、どうして消えるっていうの」

#イルゴンの、少女の絵を見ているジェハ
ハヨン「娘を描いたみたいね。…とても淋しいのに、とても暖かい、そんな絵ね。そうでしょ。本当に良かったわ。こんないい絵が私たちのところにあって。ただ見てると、今回の展示会を大成功させる自信がわいてくる。間違いなく大当たりするわ。見てて。絵の値段だってもっと上がるかも。それで、どうしてそんな顔してるの?嬉しくてにこにこしてるかと思って、一緒に喜びに来たのに。嬉しくないの?」
ジェハ「嬉しいよ」
ハヨン「一つだけ忠告するわ。どちらかだけにしなさい。悪いヤツになるのなら、悪いヤツだけに。あの子に対してどういう気持ちなのか知らないけど、まあ、知りたくもないけど、1年がたって2年がたったら、あの子も私みたいになるわ。切ない希望でなくて、うんざりするような日常になって、靴の中に入り込んだ泥みたいに、簡単に払いのけることもできなくて、あなたを煩わせるわ。時間がたてばたつほど、絵の値段は輝いて上がっていくでしょうけど、あの子に対するジェハさんの心は段々光を失って色褪せていくだけよ。そして結局は消えてしまう。両方持つ事ができなくてそんな表情をしてるのなら、ジェハさんは本当に悪い人だわ」

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