SEKKEN=GO

故郷楽団ツアーのライブCD「玉置浩二LIVE旭川市公会堂」12月16日発売!!このアルバムめっちゃいい!

ぬぐせよ第8話 内容その2

2008-03-31 23:42:49 | ぬぐせよ
#ギャラリーで
館長「ユン室長、この絵を、直接パク会長のお宅までお持ちして」
ハヨン「奥様いらしゃったんですか?」
館長「いいえ。贈り物よ」
ハヨン「贈り物ですか?どんなものですか?」
館長「ジャック・ベックリー」
ハヨン「贈り物にするには、少し高価すぎませんか?」
館長「高価だなんて。姻戚になってしまえば、あちらの財産も、みんなうちのジェハのものになるんだから」
ハヨン「はい?姻戚ですか?」
館長「内々で、そういうことになったの」
ハヨン「理事もご存知なんですか?」
館長「あら、知らなかった?あの二人、初恋なのよ」
ハヨン「初恋はただの初恋じゃないんですか?最近でも政略結婚みたいなことするんですね。面白くもない」
館長「面白い面白くないで結婚する人はいないでしょう。格の会う相手を探すとそういうことになるんでしょう。最近でも、結婚で自分の地位を上げようっていう、面白い子たちがいるみたいなのよねえ。身の程も知らずに。情け無いわねえ。そうそう、お父さまは最近も競輪場に通ってらっしゃるの?ユン室長のお給料はみんなそちらに行ってしまうわね。ユン室長一人賢くても、周りの人がそうやって持っていっちゃうんじゃねえ…この絵お持ちしてね。」

#ハヨン、ジェハのところにいって
ハヨン「そうそう、お父さまは最近も競輪場に通ってらっしゃるの?ユン室長のお給料みんなそちらに行ってしまうわね。最近でも結婚で自分の地位を上げようっていう面白い子たちが多いんですって。身の程も知らないで…あなたのお母様、本当に残酷な方ね。ただ嫌だって言えばいいものを、ただ、息子から離れろって言えばいいものを、笑顔を浮かべながら、両親まで侮辱して。私達、結婚しちゃう?あなたのお母さんの驚いた顔を見てみたいわ。…どこに行くの?人が話してるのに」
ジェハ「いい加減にしてくれないか。疲れたよ」
ハヨン「疲れた?」
ジェハ「お前がそういうのは、コンプレックスと、自分に自信がないからだよ。笑って受け止めてやるのも限界がある。疲れた、もう」
ハヨン「ジェハさん」
ジェハ「俺は、お前が考えてるようないい人間じゃない。お前が考えてるような、立派な男じゃないんだよ。だから俺に一生懸命になるのはやめろ」


#車でヨンインに近づくスンヒョ
ヨンイン「車に乗れっていうんですか?」
スンヒョ「いや。そこで聞け。一つ忠告しておく。私の経験からだ。何も持っていないときは、神様や仏様さえ不親切だ」
ヨンイン「また何を言われるか心配だから言うんですけど、50字程度で簡単に忠告してくれますか」
スンヒョ「親切な人は信じるな。自分以外信じるな」
ヨンイン「まだ30字残ってますけど。本当に言いたいのは何ですか?」
スンヒョ「シン・ジェハ。その人の所に行って、私がお父さんの絵をいくらで買ったのか聞いてみろ。6字残ったな。その家から出ろ」

ジェハの言葉を思い出すヨンイン
ヨンイン(回想)「うちのお父さんをどうして知っているんですか?」
ジェハ(回想)「尊敬する画家だから」
ヨンイン(回想)「どうして親切にしてくれるんですか?」
ジェハ(回想)「前にも言ったけど、お父さんを尊敬してるって」
ヨンイン(回想)「ただそれだけのために…」
ジェハ(回想)「展示会をしたいんだ。展示会をするには、お父さんの絵を探さなければいけないんだけど、手伝ってくれる?お前なら、どこに保管してあるかわかりそうだから」

#ジェハの部屋をごそごそやってると、戻ってくるジェハ。
ジェハ「何してるんだ、そこで。夕飯食べた?出ておいで、何か食べよう」
キムチチャーハン、シーフードチャーハン、どっちがいい?なんて笑顔で聞いてますが…
遺書はどこに?って聞くと、上着のポケットに入ってるから出してって。
取り出してみると、遺書と一緒に、なにやら意味深なメモ書きが…×春に 春で…4月15日、とか書いてある…
ジェハ「お父さんの遺書なんだけど、さっきお前の話を聞いてよく考えてみたんだけど、また会おうっていうのもそうだし、ただの新春でもなくて、新春で会おうってのもそうだし、変ではあるよな。今からが大事な話だっていっておいて…」
ヨンイン「あの…チャ・スンヒョ社長さんが、お父さんの絵を買ったって聞いたんですけど。どうして言ってくれなかったんですか?」
ジェハ「言わなかったって、あの日、パーティーの時に、見せてやろうと思って、2階に上がって来いってメールまで送ったのに、大騒ぎしてたの誰だよ」
ヨンイン「あのときパーティに招待してくれたのも、お父さんの絵のために…」
ジェハ「うん。あの日売れたみたいだな。チャ・スンヒョ社長に」
スンヒョ(回想)「その人のところに行って、私がいくらであの絵を買ったか聞いてみろ」
ヨンイン「あの、おじさん」
ジェハ「うん?」
ヨンイン「ううん。何でもないです」
ジェハ「何?何?何だよ~?」
ヨンイン「…」

#スンヒョの家に近づく怪しい人影…警察署から出てきたホジュンですね…

#部屋で色々考えるヨンイン
スンヒョ(回想)「私はお前のお父さんのせいでおかしくなりそうなんだよ」
ジェハ(回想)「ほら、今笑っただろ。そうするためにやったんだ。辛いとき、一番大事なのはユーモアだ」
スンヒョ(回想)「親切な人間は信じるな。自分以外、誰も信じるな。…その家から出ろ」

#家の車庫を出たところで
スンヒョ、ホジュンに襲われて、証拠のタバコと金を持っていかれてしまいます。
イルゴン「誰だお前、チャ・スンヒョ、しっかりしろ。泥棒―!泥棒―!」

#部屋でスンヒョに電話してるヨンイン
ヨンイン「あのキチガイ、どうしてこんなに出ないのかしら。凄い顔して、遺書を何日か貸してくれなんて言ってたくせに…お父さんの絵、早く見たいのに」

#出ようとしたら、ジェハに見つかって、ヨンドクとジスクのところに行くって嘘ついて。
「あんまり遅くなるなよ、遅くなるなら電話して、迎えに行くから」って、あくまで親切なジェハさんです。
ヨンイン「明日、出ようと思います。とぎ(ヨンドク)の作業室で過ごすことにしました」
ジェハ「どうして?」
ヨンイン「最初から、ここに長くいるつもりじゃなかったんです。具合悪いのもすっかり治ったし。今までありがとうございました」

#ヨンインがスンヒョの家に行くと…倒れているスンヒョ
ヨンイン「起きて下さい。大丈夫ですか?どこか怪我してませんか?一体どうしたんですか?」
スンヒョ「(気が付いて)ちょっと黙ってろ。どうしてお前ここにいるんだ」
ヨンイン「お父さんの遺書貸してくれって言ったじゃないですか」
スンヒョ「それならアポ取ってから来い。どうして勝手に来るんだ。うちがお前の遊び場か?」
ヨンイン「道に寝転がってて人の電話取らなかったのは誰よ」
転がってた財布の中の金はなくなっています
ヨンイン「何?じゃあ、泥棒に遭ったんですか?」
スンヒョ「おい、ソン・ヨンイン。お前、タバコの吸殻見なかったか?」
ヨンイン「タバコの吸殻?見てませんけど」
やっぱり無いし、防犯カメラも壊されてます。
ヨンインの手を借りて、家の中に入るスンヒョ。
防犯カメラに投げつける犯人の映像を確認。…犯人、顔映っちゃだめじゃん…

#絵を通して、お父さんに話しかけるヨンイン
ヨンイン「元気でいるんでしょ」
イルゴン「もちろん」
ヨンイン「私も元気よ。とっても元気だから、心配しないで」
イルゴン「…」
ヨンイン「お父さんの夢って、画家だったのね。知らなかったわ」
イルゴン「いや。お前が生まれてからは、お父さんの夢はずっとお前だったよ」
ヨンイン「お父さん、どんな食べ物が好き?」
イルゴン「お前が好きな食べ物」
ヨンイン「私が好きな食べ物じゃなくて。お父さんが好きな食べ物」
イルゴン「そうだな…うちの娘と一緒に食べる食事」
ヨンイン「お父さんが生きてて、いつが一番嬉しかった?」
イルゴン「うちの娘が健康で、無事に生まれたとき」
ヨンイン「じゃあ、一番悲しかったのは?」
イルゴン「お母さんの看病をしてて、お前が一人で隠れて泣いてた時。そして…今」
ヨンイン「お父さん…。いつも冷たくしてごめんね。毎日毎日、バカなことしてごめんね。もう、そんなことしないのに… これからは、お父さんに優しくしてあげられるのに…もう、お父さんはいないのね…私の側に、いないのね、もう…」

泣いているヨンインの側にティッシュを置くスンヒョ。目が合って驚いて飛びのいて、スリッパ置いてきちゃいます
スンヒョ「おい、お前、涙拭かないのか?どうして場もわきまえず人の家で泣くんだ。私は泣いてるのは大嫌いなんだよ。拭いたら、スリッパを取ってくれ」
ヨンイン。スリッパを投げ捨てて、スンヒョの足を床につけます。
スンヒョ「おい!ソン・ヨンイン!」
ヨンイン「ほら、死なないでしょ。何も起こらないでしょ。道端でもなくて、自分の家の床のどこが汚いんですか。おじさんも、病気なのわかってるんでしょ。わかってるなら直さなきゃ。どうしてそうやって生きていくんですか?本で読んだんですけど、家の中の埃の70%は人間の体から落ちた死んだ細胞なんですって。そうしたら、この家の埃は、みんなおじさんの体から落ちた死んだ細胞なんですよ。ちょっとだけ考え方を変えて、そういう風に考えたら、そしたら、全然汚くないでしょ。おじさん、汚い人なの?違うでしょ?おじさんの細胞たち、死んだだけでも悲しいでしょうに、おじさんがそうやって毛嫌いまでしたら、この子たちは二回も殺されることになるんですからね。わかりましたか!」


スンヒョ「もう少し見ていけ」
ヨンイン「え?」
スンヒョ「お父さんの絵のことだよ」
ヨンイン「もう十分見ましたから。おやすみなさい」
スンヒョ「耳が聞こえないのか?見ていけって言ってるだろ」
ヨンイン「いいですよ。ずっと立って見てたから、足がしびれてきちゃって。今度見ていきます」
スンヒョ「誰がお前に今度また絵をみせてやるって?見せてやるときに見ていけ」
ハンカチを床にしいて……自分で座っちゃうスンヒョ。最高だわ、この人…
そして、二人とも階段に座って


改めて見て、このシーン。いいわああ。かなりの名シーンかも。
不器用とか、照れ屋とか、そういうレベルを通り越して、好意とか愛情(ここではまだ広い意味での)の表現の仕方を全く知らないスンヒョの、人とは違う愛情の表れ方が、何だかその分すごく純粋で愛しい感じ
やばいっ。スンヒョにちょっとやられそうだわ…
勿体無いから今回はここで終わりにしよう…というわけにもいかないので



#ヨンエから、ヨンインにメール
「お父さんのことで、相談したいことがあるの。今日は一日店にいるから、都合のいい時間に来てちょうだい。必ずよ」

#スンヒョの部屋で
イルゴン「チャ・スンヒョ、私が見えない?見えない?昨日は見えたじゃないか~。ちょっと見ようと努力してみろよ。努力を」
(見えた♪)
イルゴン「お前、今、見えただろ。間違いなく見えただろ。だめか…いや、見えるはずだ。
 こら、一緒に行こう、チャ・スンヒョ~」
で、シャワーね

#シャワーから上がって、ご対面。面白すぎるんですけど…
イルゴン(字幕)「本当に、全部見えるんじゃないのか?」
スンヒョ「…?…」
イルゴン(字幕)「それなら、どうだ、同じ男同士」
スンヒョ「…?…」
イルゴン(字幕)「わかったよ、わかった」
スンヒョ「…?…」
イルゴン(字幕)「私の声が聞こえない?そうしたら、今から、私が、はっきりと大きく話すから。よ、く、聞、け。OK?」
スンヒョ「オーケー??OK?」
イルゴン(字幕)「私が言う事は、信じがたいだろうけど、事実だ。他の人はともかくお前は信じてくれないと。私は幽霊だ」
スンヒョ「何ですって?有名?」
イルゴン「違う。幽霊」
スンヒョ「…?…」
結局はジェスチャーで。
スンヒョ「幽霊?」
イルゴン「(ジェスチャーで)正解~♪」
スンヒョ「つまり、死んだってことですか?」
イルゴン「(ジェスチャーで)正解~♪」
スンヒョ「それを、私に信じろと?」
イルゴン「(ジェスチャーで)お願い♪」
スンヒョ「あのね、ソン・イルゴンさん。ふざけてるんですか?死んだ人がどうして目に見えるんですか」
イルゴン(字幕)「私を見てみなさいよ。ちゃんと見てるじゃないか。あなたが」
スンヒョ「話にならない。くだらない事言わないで消えろ。今すぐ私の家から出て行って下さい。いますぐ」
イルゴン(字幕)「よし、チャ・スンヒョ。今から私の言う事が本当だってことを見せてやる。今、8時だ。3時間の間、お前は私だ。OK?11時に会おう」
今日の憑依、かわいいわ…

スンヒョ(イルゴン入り)「こいつ、幽霊の言う事もきかないで」

#そして、スンヒョ、ヨンエのお店に。
ヨンエ「どうしたんですか?」
スンヒョ「モーニングコーヒーを飲みましょ。ヨンエさん」
ヨンエ「え?モーニングコーヒー?ここは、キルトショップで、コーヒーショップじゃないのよ。しかも、ここには、チャ・スンヒョさんが好きなドリップコーヒーもありませんし」
スンヒョ「あいつ…。じゃあ、コーヒーは結構ですので、一緒に朝食を食べましょう。ヨンインのことで、相談があって来たんですよ。何を食べますか?ソルロンタン?スンデグク~?キムチチゲ?ああ、ヨンエさんが好きな、メセンイグク(?)そして、これはヨンエさんに似た、フリージア」
そして、そこにヨンイン登場♪

最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
階段シーン♪ (雪虫)
2008-04-01 23:23:52
わ~、やっぱり、階段シーン印象に残りました?
ラブラブなわけじゃないんだけど、
ちょっとず~つ近づくスンヒョとヨンインの気持ちが感じられて
私もとっても好きなシーンでした^^

たくさんセリフ書いて下さってありがとうございます!
モヤモヤがだいぶ解決しました^^!
返信する
大好き♪ (焼酎派)
2008-04-02 00:35:40
あのシーン、いいですよねえ
ラブラブよりも、こういう心の機微が感じられるシーンの方がドキドキしちゃうかも。
「のー、ぱぼや?なー、のーあんしろへ」の靴といい、ここのスリッパといい、名シーンのポイントは履物かっ?(違)

セリフ…ごまかしてるのがバレバレかと思いますが見逃して下さいね~
返信する

コメントを投稿