SEKKEN=GO

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ぬぐせよ第8話 内容その1

2008-03-31 23:56:08 | ぬぐせよ
大変遅くなりました 8話のセリフを
今回もその1、その2に分けています。
伏線っぽくなってたり、小ネタが効いてたりして、はしょる所がないんですよね



#スンヒョが部屋に戻るとイルゴンの姿が
スンヒョ「何だ、お前、人の家で!」
イルゴン「(きょろきょろ)」
スンヒョ「あなたのことだよ!」
イルゴン「(私?)」
スンヒョ「あなたは…」
イルゴン「(声は聞こえないけど)私が見える?お前、本当に私が見えるのか?」
スンヒョ「何ですって?今何て言ったんですか?」
イルゴン「(まだ聞こえないけど)私の声が聞こえない?お前、今私を見てるじゃないか!チャ・スンヒョ」
スンヒョ「口がきけないんですか?おしなんですか?」
イルゴン「(やっぱり聞こえないけど)見えるんだ…こいつの目に、私が見えてるんだ!今。こいつ~♪チャ・スンヒョ!」
他の人の目には、一人で何かやってる怪しげなスンヒョ
運転手「社長、何をしてらっしゃるんですか?誰もいないのに、一人で何をなさってるんですか?」
スンヒョ「どういうことだ。この人が見えないのか?ここに、ソン・イルゴン氏が…」
いない…
スンヒョ「どこに行った。あの人はどこに行った?」
運転手「最初から誰もいませんでしたよ、社長。どうか、しっかりしてください」
スンヒョ「つい今までここにたんだよ。今まで!ソン・イルゴン氏を探せ。ソン・イルゴンさん!ソン・イルゴンさん!」

#焼き肉屋の前で、ヨンインとジェハ
ジェハ「読んだのか?お父さん、何だって?」
ヨンイン「ただ、悪かったって。私が必ず知らなきゃいけないことがあるって言うから、緊張して読んだのに」
ジェハ「お前が必ず知らなきゃいけないこと?お父さんがそう言ったの?」
ヨンイン「はい」
ジェハ「それは何?」
ヨンイン「別に…別に何も書いてなかったんですよ」
ジェハ「お父さんは書いてたのに、気が付かなかったんじゃないのか?」
ヨンイン「いいえ。本当に別に何もなかった…ああ!4月15日だったかに、友達から連絡が来るって。春また会おうって、ばかなことが書いてあったけど。どうやってもう一度会うって言うんですか。死んじゃったのに… ご覧になります?」
ジェハ「ああ? 見てもいいの?」
ヨンイン「(遺書を渡して)夜、家で下さい。私、もう(店に)入りますから」
ジェハ「そう、じゃあ」
ヨンイン「心配かけてごめんなさい、昨日は」

#車の中で、遺書を読んでるジェハ
ジェハ「…暖かい新春で、私達はまた会おう?(따뜻한 새봄에서 다시 만나자 우리)新春で?(새봄에서)新春に(새봄에)じゃなくて?…」
私もそこ、何かあるなーと思いました

#玉ねぎの皮むきながら、生活費の計算してるヨンイン。節約しなきゃね~と。

#どこか田舎の方。例の借金取りがジェハと電話で
借金取り1「63年に孤児院に入ったのは間違いないんですが、65年に、孤児院の事情で何人かの子たちと、別の孤児院に送られたそうですよ。聖ミカエル天使院だって言うんだけど…」
ジェハ「移って言った孤児院がどこかっていう資料が残っているはずでしょう。それを探して下さいよ。今すぐに。無い無いって、口だけで間に合わそうなんて考えずに、払った金に見合う働きをしろって言ってるんですよ。金に見合う働きを」

#玉ねぎの皮むきながら、まだお金の計算しているヨンイン。一日も早く借金返さなきゃいけないんだけど、今の計算だと、働いて、節約しても5年かかる?

#会社の社長室で、切れてるスンヒョ。
スンヒョ「銀行を売買するのが、どうして子供の遊びだって?今まで私がいくら金を注ぎ込んできたと思ってるんだ。今頃になって、大韓銀行に興味は無くなっただと?」
ユン理事「約束を破られたのは、社長の方です」
スンヒョ「私が観光ガイドか?あの軽薄な女を連れて、私が、どうしてヨン様の銅像のところに行かなければいけないんだ」
ユン理事「それなら、最初からお断りになれば良かったんです。行くと約束されたのも社長です」
スンヒョ「誰の肩を持つんですか」
ユン理事「どうかしっかりして下さいと言っているんです!ブルースター社長の座を手放すつもりですか?私が万一社長の座を狙っていたとしたら、アメリカ本社にもう何度も連絡していますよ。社長のうわさで社の内外がざわついています。どこで爆発するかわからないと言っているんです!どうか、事態を直視して、今の地位を守って下さい。苦労してここまで来たのではありませんか」

#秘書室では
ヨ秘書「社長の目には、死んだソン・イルゴン氏が見えるってことですか?」
運転手「知らないよ。ますます大変になってるよ。ますます」
ヨ秘書「確かに、今まで随分やってきたから、恨みを持ってる人も一人や二人じゃないでしょうね。私も死んだら、ぴったりくっついて出てやるわ」
運転手「そうしたら、もしかして…」
ヨ秘書「お化け?」
運転手「お化けにつかれたみたいだった、確かに」
ヨ秘書「そしたら、何?うちの社長、精神科に相談するんじゃなくて、巫女さんに相談しなきゃいけないってこと?」

#社長室では
スンヒョ「ソン・イルゴン氏を見ました。生きていました。私がはっきりと見ました」
ユン理事「死んだ人をどうやって」
スンヒョ「じゃあ、死んでいないんでしょう」
ユン理事「社長、もうお葬式まで済ませた人です。孤児になって、一人で苦労して暮らしているソン・ヨンインという女の子も見たのにそうおっしゃるのですか?」
スンヒョ「200億、300億がかかった争いがあれば話は違ってくるでしょう。死んだってことも、殺されたってことも、わざわざ死んだふりをして生きてることもありうる話です。調べてみなければ。ソン・イルゴンという人が本当に死んだのか、それとも、ちゃんと生きているのかという話です」

#屋上で、イルゴンと死神
イルゴン「チャ・スンヒョに私が見えたんですよ!あなたでしょ。あなたがそうしてくれたんでしょ。そしたら、うちの娘にも見えるってことでしょ。あなたがそのつもりにさえなってくれれば、うちの娘にも見えるようになるってことじゃないですか。そうでしょ?」
死神「私がした事ではありません。私はそんなヒマな幽霊じゃありませんから」
イルゴン「じゃあ、どういうことなんですか?チャ・スンヒョが私を見たんですよ」
死神「大家に店子が見えるのは当然のことでしょう。お金をごまかして夜逃げされてはたまりませんからね、チャ・スンヒョの立場としては」
イルゴン「金ですか?」
死神「たくさん使ったじゃないですか」
イルゴン「私がチャ・スンヒョじゃだって言ったじゃないですか。チャ・スンヒョがチャ・スンヒョの金を使って何がいけないんですか」
死神「いいでしょう。人の金を湯水のように使ったら、それなりの見返りをしてから去らないと。彼にもそれなりに残る取引にして」
イルゴン「そうしたら、チャ・スンヒョはまた私を見られるようになるんですか?なるんでしょ?私はだめでも、チャ・スンヒョならいいんでしょ?私は何もできない幽霊だけど、あいつは生きている人間じゃないですか。あいつならいいんでしょ?ね?どうせなら、あいつが私の声も聞こえるようにしてくださいよ。死神さん!死神先生!」

#警察署。屋台おばさんの息子(ホジュンというらしい)を連れて歩いてるジェハ。
ホジュン「合意金いくらくれって?」
ジェハ「…」
ホジュン「俺と口をきくのも嫌みたいだな。血を流させておいて、ようやく送検直前になって取り出してくれるくらい嫌なんだろ。絵は見つけたのか?まだ見つけてないみたいだな…(外に出て)ああ、いいねえ。久しぶりにタバコでも吸うか。火、ある?」
ジェハ「ないよ」
そのときちょうど車から降りてくるスンヒョ。
見られないように目をそらすジェハ。
ホジュン「どうしたんですか?誰?」
ジェハ「(ぎろっ)…」

#警察署の中で、スンヒョと刑事
刑事、ファイルを出しながら
刑事「署長が呼ぶから直ぐに駆けつけてきたんですが、大した方でいらっしゃるようですね。忙しくて死にそうな刑事を個人的な用事でこうやって本署まで呼びつけるだけでなく、本署の部屋一つ空けさせて座ってらっしゃるとは」
スンヒョ「お手数をおかけして申し訳ありません。ソン・イルゴン氏が生きているという可能性は全くありませんか?」
刑事「何ですって?」
スンヒョ「死体がソン・イルゴンさんのものだと確実なのかと聞いているんです」
刑事「この人、ほんとに…見てくださいよ。ふざけてるんですか?」
スンヒョ「遺書と状況証拠だけでなく、他の証拠はないんですか?」
刑事「ありません。ああ、現場で発見されたタバコの吸殻が一本あったことはあったんですが、他殺の可能性を念頭に置いて、周辺人物と、体液から採取したDNA分析を行ったんですが、該当する人物はいませんでした。証拠としては価値のないものでしょう」
スンヒョ「吸殻を見せていただけますか」
刑事「はい?」
スンヒョ「証拠としては価値がないんでしょう?普通そういう場合は廃棄処分になると思うんですが。これも、また署長にお願いしなければいけませんかね」

#証拠のタバコを手に、出てきたスンヒョ。見ちゃいましたね~。ジェハが。

#車の中で、スンヒョ、
刑事の声(回想)「いいですよ。科学捜査でも何でも好きにやって下さいよ。娘が実の父親の顔をどう見間違えるっていうんです?」
ユン理事の声(回想)「死んだ人が一体どうして?どうやってみる事ができるんですか」
イルゴン入りスンヒョが書いたメモ。「未来画廊=Uギャラリー」の文字。

#ヨンインのいる焼き肉屋にやってきたヨンドクとジスク。
ジスク「ここだわ… 店には来るなって言ってたけど、いってもいいかな」
ヨンドク「仕事してるのに、邪魔になるだろ。7時過ぎたら終わるっていってたから、近くの喫茶店でも行って待ってよう」
ジスク「ね、コーヒーじゃなくて、お肉食べよ」

#焼き肉食べながら
ヨンドク「いいよ。俺たちが焼くから」
ヨンイン「いいわよ。お客さんじゃない。お客様は神様でしょ。はっきり言っておくけど、これは私がおごるんじゃないからね。あんたたちの意思で、あんたたちのお金で食べてるんだからね」
ジスク「わかったわよ、この子は。ご飯はちゃんと食べて仕事してるの?ちょっとだけ座って一緒に食べたら大事になる?」
ヨンイン「大事にまでは。追い出されるだけよ」
そこに、スンヒョからの電話。出ちゃうジスク
ジスク「もしもし。ソン・ヨンインの携帯ですが」
スンヒョ「チャ・スンヒョだけど、今すぐにお前に会わなきゃいけない」
ジスク「(ヨンインに)ちょっと、キチガイ男が、今すぐにあんたに会わなきゃ生けないって言ってるけど」
ヨンイン「え?何で?ダメ。絶対ダメ!」

#スンヒョ、もう着いてるし
運転手「中に入らないんですか?」
スンヒョ「何で私がこんな所に入らなければいけないんだ。出て来るように言ってこい」
運転手、一人で出てきます
スンヒョ「何だ。どうして出てこない」
運転手「忙しいそうです。自分は社長とする話は全然ないと。言いたい事があるなら自分で入って来いと」
嫌そうに入って、ヨンインを呼び出すスンヒョ
ジスク「(スンヒョ見て)何、광男だなんて。狂ってる方の광(狂)じゃなくて、きらきら光る方の광(光)じゃないの」
ヨンドク「おかしいな。俺は見たことあるけど…」
忙しいからここで3分以内に話せっていうヨンインに、3分で済む話じゃないから、ちょっとつきあえっていうスンヒョ。仕事中なんだから無理だっていうヨンインに、日当の3倍払うからって言うスンヒョ。今日はもういいから、行ってらっしゃい♪とおばさんも笑顔で送り出します。

#ジスクが、ヨンインに、一緒に住もうよなんて話しをしている間に、待たされるのは大ッ嫌いなんだ、早くしろ、とスンヒョ。店から出てきて手も拭いてないだろ、とウェットティッシュで手を拭かせたりしながら、とにかくヨンインを連れだします。

#立派なレストランで。
おごってくれるんでしょ?って高い食事を頼もうとするヨンインに、相変わらず一方的にコーヒーを二人分注文するスンヒョ。
イルゴン入りスンヒョが書いた手帳をヨンインの前に置いて
スンヒョ「よく見てみろ。この字体」
ヨンイン「うちのお父さんの字みたいだけど」
スンヒョ「確かか?」
ヨンイン「確かではないけど、見慣れた字だわ。この手帳は誰のですか?うちのお父さんの?」
スンヒョ「私のだ」
ヨンイン「はい?どうしてそんなバカなこと。どうしてうちのお父さんが社長の手帳に」
スンヒョ「もっとバカな話は、死んだお前のお父さんが、このメモを書いたんだってことだ。この字がお前のお父さんのもので間違いないならな」
ヨンイン「どういうことですか?」
スンヒョ「それは、私がお前に聞きたいことだ。お前のお父さんは、確かに間違いなく死んだのか?死体は、お前の目で直接確認したのか?」
ヨンイン「何ですって?」
スンヒョ「お前のお父さんが生きてるようなんだ。お前のお父さんが。お前、何か隠してるだろう。正直、金を出せばあんな葬式は何回でも出せるんだろう?」
ヨンイン「狂うんなら一人で狂っててくれます?いつもつきまとって私までおかしくしないで下さい。おじさんは家族を亡くしたことないでしょう。私はね、中学校を卒業する前にお母さんを見送ったんです。高校の卒業式を目前にして、お母さんに続いてお父さんも天に送ったんです。お母さんを亡くした時、とても悲しくて、とても胸が苦しくて、毎日毎日飽きもせず涙を流して、空を見上げても涙が出て、風が吹いても涙が出て、ご飯食べても悲しくて、寝るのも悲しくて、トイレに行くのも悲しくて。お母さんを思い出して悲しくて、思い出せなくても悲しくて、一生分の悲しみを全部味わったと思ってたんです。一生分の涙を全部流したと思ったんです。あの時も。うんざりするほど悲しんだのに…胸が苦しいんです…とても苦しいんです。私の事はそっとしておいてれませんか。いちいち付きまとってお父さんのこと思い出させたりしないで。うちのお父さんが本当に死んだのかっていいましたね。死体を直接確認したのかって?ええ、うちのお父さんが死んだのは間違いありませんし、冷たくなった体をこの目でしっかり確認しましたよ。いいですか?これですっきりしましたか?」
泣いて立ち去るヨンイン。少し遅れて、追いかけるスンヒョ

#階段で
スンヒョ「ごめん…悪かった」
ヨンイン「…」
ハンカチを探すけど…さっき使っちゃったからねえ…
スンヒョ「…ちくしょう、捨てちゃったよ」
ヨンイン「何ていいました?今、私に悪態ついたでしょ」
スンヒョ「私がいつ」
ヨンイン「今言ったじゃないですか。ちくしょうって」
スンヒョ「言ってないよ」
ヨンイン「言いました」
スンヒョ「言ってない、言ってないじゃないか、言ってないって言ってるだろ」
ヨンイン「いいですよ」
スンヒョ「お父さんの遺書、何日か貸してくれ。お前は私のせいでおかしくなりそうだそうだが、私はお前のお父さんのせいでおかしくなりそうだ。今持ってるんだろ」
ヨンイン「いえ」
スンヒョ「朝持って言ったんじゃないのか?」
ヨンイン「持っていったのは間違いないですけど、ちょっと見せてくれって人がいて」
スンヒョ「誰だ?」
ヨンイン「理事のおじさんです」
スンヒョ「何だって?誰?」
               その2に続く

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4 コメント

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わーい (ナウシカ)
2008-04-01 11:35:41
焼酎派さん

8話UPありがとうございます
またまた話が込み入っていてこれだけの
文章を感謝感謝です
7話からどんどんこのお話が好きになって
来ました。今まではケサンくんが出てるので
それだけで良かったのですが
早く次が知りたくなります。
これで8話おさらいして、明日は9話冒頭が
楽しみで~す。ヨンエ&ヨンイン
返信する
もう明日♪ (焼酎派)
2008-04-01 15:55:37
ほんと、7話あたりから断然面白くなりましたよね
こんなに面白いのに、視聴率がもったいないけど…
もう明日9話ですね!
ミステリー部分、ラブストーリー部分?ともにどんな展開になるんだろう~
返信する
感謝感謝m<_>m (みそ)
2008-04-01 16:42:52
焼酎派さま
ほんとに丁寧な翻訳・文章だけでドキドキ
それにしても階段のシーン!
むちゃくちゃいいです~~
座った背中も素敵だったし
(そんなこと前からみなさん十分知ってた?)
気づけば私もスンヒョにかなりやられてる~~
またまた、映像と合わせておさらいして
明日に備えます~~ありがとうございました
返信する
背中♪ (焼酎派)
2008-04-02 00:38:50
みそさん♪
あのシーンはやられますよねえ~
背中も!
あんなにまじまじ見たことないですもんね
いやあ、もうドキドキしすぎて、明日が怖いです
スンヒョ~!
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