Sekky's FLOG

福井県立恐竜博物館で研究職員をしている関谷と申します。
仕事の内容はあまり書けませんが、コメントを頂けると嬉しいです。

カギ閉じ込め

2006-07-17 18:55:23 | 雲南の生活


会社兼宿舎の2階ホールが、骨格展示作成所になっていました。小学校の体育館くらいのかなり広いスペースで、今年3月に来た時は何もありませんでした。

作業員さんは日曜日も来て働いています。採ってきた化石をクリーニングしたり、損失した部分を石膏で復元したり。論文の図などを何も見ずに作っているので、すべて頭に入っているのでしょう。


事務所の一室を借りて仕事部屋に使わせてもらているのですが、そこのドアがオートロックで、昨日の午前中に買い物に出た時うっかり鍵を閉じ込めてしまいました。

普段は携帯のストラップに鍵を付けていて、携帯を持って出たと思ったのですが、手の中にあったのはデジカメでした。まー近くに置いてあったし、大きさも同じくらいとはいえ、なんだか自分が信じられなくなりました。

しかも、それに気付いたのは買い物から戻ってきてからで、呆然とすることしばし。疲れてるのかな。

合鍵を持っている人は昆明に出かけていて、夜にならないと戻ってこないと言われました。標本も文献もノートパソコンも野外調査道具もその部屋の中だったので、何もできません。

仕方なく別の部屋のパソコンを使わせてもらって、文献を探したりしていたのですが、どうにもやる気が出なくて、残り半日は休むことにしました。

たまっていた洗濯物を片付けたり(手洗い)、町をぶらぶら散歩したり(端から端まで徒歩30分)、遠くの山を眺めたり(かすんで見えるのは排気ガスか炭鉱の煙か雲のせい)。


夜9時半に合鍵を持つ人が帰ってきて、やっと部屋に入れました。12時間くらいしか離れていないのに、とても懐かしい感じがしました。

色々やらなきゃいけない事があるのにな~という思いが頭から離れなかったものの、考える作業はなかったので脳は休まったような気がします。

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