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isis_chanとisil_kun(ムスリムの子供達)その2・ヨルダン

2015-03-14 15:51:52 | 日記

イスラム過激派ISが,イラク国内で敗退しているようです。この紛争も峠を越したのでしょうか。

転機となったのは、ヨルダンによる本格的な空爆だったように思われます。

ヨルダン王室はイスラム教の開祖で、預言者ムハマンドの血筋を引くということです。ムスリムの族長達からも尊敬されているようです。

ヨルダン王室の怒りを買ったISが、一時期ISに同調したムスリムの族長達から見放されつつあるのも、IS敗退の一因かも知れません。。

ヨルダンは北海道程の広さで700万人が暮らしています。その半数以上がパレスチナ難民だった人達だそうです。

シリア内戦以来、シリアからも100万人以上を難民として受け入れているとのことです。

ヨルダンはイスラエル・シリア・イラク・サウジアラビアに周囲を囲まれています。サウジアラビアを除き、紛争が絶えない国々です。

そんな中にオアシスのように存在している小国だから、多くの難民が避難しているのでしょう。

小国に多くの難民が押し寄せている訳ですから、生活環境が良いとは思えません。でもここでは安心して眠れるのでしょう。

ヨルダン王室は、日本の皇室とも親密な関係にあるそうです。

1953年、英国のエリザベス王女の戴冠式の折のことです。

当時、皇太子だった天皇陛下は昭和天皇の名代で参列したのですが、案内されたのは序列にそぐわない席だったそうです。

終戦から8年のことですから、日本が国際社会からまだ厳しい目で見られていた頃です。仕方なかったのでしょう。

その時、前年国王に即位したばかりの17歳のヨルダンのフセイン国王(前国王)が駆け寄って来きて、

「あなたの座るべき席はここではありません。私の隣にいらっしゃい。」と言い、自分の席に連れて行ったそうです。

ヨルダン王室はイスラム教の開祖で預言者ムハンマドの血筋を引く由緒あるハシム家です。

英国は最前列の最上席を割り当てていたようです。

これ以来、日本の皇室はヨルダン皇室と親密に交流しているそうです。

トルコもイラン紛争の折、旅客機を飛ばして邦人救出してくれました。

日本がこの地域に対して人道支援を行うのは、恩返しではないでしょうか。

次の画像はメロン好きな姉のishis_chanがスイカ好きな弟のisil_kunに無理やりメロンを食べさせている所です。

「私の好きなものは弟も好きなはず。いや、好きになるべき。」そんな自己中な姉なのでしょうか。

こんな光景は、生活環境が良いとは思えない難民キャンプでは見れないのかも知れません。

早くこんな光景が見れますように。

このプログの画像はisis_chanプロジェクトに参加されているイラストレーターの方々からお借りしています。isis_chanプロジェクトの目的は、ISが発信する残酷な画像のインターネットでのヒット率を低下させることだそうです。isis_chanプロジェクトにはガイドラインがあり、ムスリムと彼らの信仰の尊重、暴力的・性的表現・政治的主張の禁止等々決められています。私のプログは極力このガイドラインに沿って書いているつもりですが、抵触していると思われたら、それは私の文章力の無さから来るものだと思います。

もしisis_chanプロジェクトに興味を持たれたら、こちらをクリックして見てください。

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