伝統文化★資料室

東京成徳大学・日本伝統文化学科の学生と教員が「伝統文化資料室」から、情報発信します!

道免き谷津

2014-02-15 15:28:11 | 青柳隆志先生

いわゆる難読地名というものはどの土地にもあるものでしょうが、我が市川市ですと、まずはこれかな。

「北方町」

むろん「きたかたまち」ではなくて、「ぼっけちょう」と読みます。

由来は諸説ありますが、なにしろ中山法華経寺のすぐ近くなので、「法華町」の転訛というのが説得力がありますね。

あとは、

「道免き谷津」

漢字とひらがなが混じっているという地名ですが、決して誤植ではありません。読めますか?正解は「どうめきやつ」。

「百目木」などという地名と同じで、川沿いですから、川の流れる音から来た地名でしょうが、「宛て字」感がものすごい気がします。

市川考古博物館のすぐそばで、「道免き谷津遺跡」が存在します。

↑ こちらは考古博物館のキャラクター「しもふう」ちゃん。(東京成徳大学博物館実習生デザイン)。


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