生協管理職労組いずみの掲示板は民主主義違反

数々の欺瞞、管理人のなりすまし、謎の掲示板「生協管理職労組いずみ掲示板」の考察

掲示板の末路と管理職労組の岐路 (2)

2007年05月15日 21時44分27秒 | Weblog
 先日の予告どおり論評を続けます。今回は、昨年の5月4日から開始され一年間で破綻を迎えた「破廉恥掲示板の新しい運営」について、その特徴を概括したいと思います。現在、「みなとさん」が掲示板を隠しているために、あらたにこのブログを読まれている方々に問題を理解していただくために、また今後、「みなとさん」や「管理職労組」の責任を検討する際にも必要な作業でしょう。

 注)この論評で「みなとさん」というのは、「管理職労組」の「破廉恥掲示板」を管理人として支配していた「みなと出版二十二」(所在地は神戸市長田区)に所属する人物(おそらく出版社の代表者と思われます)のことを言います。これまで、私は「管理人氏」という名称を使用していましたが、この間「みなとさん」が「みなと出版二十二と管理職労組との関係を隠そうと必死になっているように思われる」ことから、このブログでは「みなとさん」と呼ぶことで、この名前が忘れられることのないようにしたいと思います。

《 「新しい運営」にいたる経過 - 批判者を排除するための悪巧み 》

 2006年の4月~5月初めにかけて、「管理職労組」の「掲示板」は「大賑わい」でした。4月の投稿数は290件、5月1日~3日の三日間だけで36件の投稿が行われています。簡単に経過を示します。

・2006年1月以降、「やっさん」(掲示板の最多投稿者)の「ハンドルネーム多用」問題が明らかになり批判的な議論があった。

・(おそらくは)その議論を避けようとして「やっさん」が新たなハンドルネームを使用して、問題の捏造とも思われる投稿や重大なプライバシー侵害投稿を行った。

・当然のことながら、批判はさらに広がり、掲示板を管理していた「みなとさん」に事態の是正を求める投稿もなされた。

・批判に対して「みなとさん」が行ったことは、「ハンドルネームの多用や捏造・人権侵害等の規制」ではなく「それらの批判者を排除する」ことを目的として、自らもハンドルネームを多用して投稿者に対する誹謗中傷を展開することだった。

・「みなとさん」が使用したハンドルネームは、「私も組合員」「気づいた人」「ロム専」「とんぼ」「大阪湾の黒鯛」…等の多数に及び、例えば「大阪湾の黒鯛」名投稿で〝管理人に対して批判者への規制を要求〟して、「とんぼ」名投稿で〝大阪湾の黒鯛さんの提案を支持〟する等の自作自演が展開された。

《 悪行が暴露されたことへの対応として 》

 例えば4月の投稿290件中36件は「みなとさん」による投稿です。管理人名の投稿は3件のみで、あとは7個のハンドルネームを多用した投稿(但し、「みなとさん」によれば、これは〝パソコンを複数で使用しているだけ〟とのことですが)でした。ところが悪いことは出来ないもので、この「おぞましい自作自演行為」が投稿者によって暴露されてしまいました。すると、「みなとさん」は、

「度を過ぎた掲示板荒らしが横行するようになりました。本来の掲示板の姿にするために、これまでの投稿はホームページ本体に新設を予定している『閲覧の頁』に移動することにいたしました。」(タイトル:移動します 投稿者:管理人 投稿日:2006年 5月 3日)

と、それまでの掲示板を「隠ぺい」し、その翌日に、突如「新しい運営」への移行を宣言したのです。

 注)この措置は言うまでもないことですが「隠ぺい行為」です。その証拠に、その後一年が経過しましたが、「閲覧の頁」なるものは開設されていません。それどころか、現在は掲示板自体が「休止」と言う口実で隠ぺいされています。

《 前代未聞の言論弾圧制度の導入 》

 「新しい運営」とは、2006年5月4日から開始された、前代未聞の「言論弾圧掲示板」への移行でした。「みなとさん」は、新しい運営の「具体的措置」について以下のように述べました。

「①同一のリモートホストから発信された異なるハンドルネームの投稿は、内容を管理人が判断し、必要な場合は予告なく削除いたします。
②明らかに生協管理職労組いずみを誹謗中傷する投稿は予告なく削除いたします。
③管理人が必要と判断した場合は、予告なく出入禁止といたします。」(タイトル:今後の運営について 投稿者:管理人 投稿日:2006年 5月 4日より)

 この文章はなかなか正直に書いてあります。ハンドルネームの多用は「管理人が認めるものなら許される」(そうでもしないと自分たちを支持する投稿が集まらない)、管理人が判断した投稿は問答無用で削除する…これが「新しい運営」だったのです。

 当初、名指しで出入り禁止とされたのは、私(一生協人)であり、後に「うろこさん」が付け加えられましたが、この「特定人物出入り禁止措置」は「すべての投稿の事前検閲制」に移行せざるを得ませんでした。「新しい運営」に対して多くの批判投稿が寄せられ、それらは即刻削除するとしても削除までの期間は「人目にさらされる」からです。こうして、労働組合の掲示板としてはおそらく前代未聞の「投稿の事前検閲制度」が確立していきました。

《 投稿の激減 - 見るも無残な衰退 》

 「新しい運営の宣言(2006.5.3)」から「掲示板の休止」(2007.5.5)までの一年間の投稿数は、113件です。但しその内56件は、新しい運営をめぐるやり取り等が多かった5月の投稿ですから、「平常月」の投稿は、月平均5件程度ということです。かつては月平均40件程度の投稿があったことを考えれば、激減といってよいでしょう。

 6月以降の推移を見れば 6月:12件 7月:18件 8月:8件 9月:6件 10月:0件 11月:1件 12月:6件 (2007年)1月:0件 2月:4件 3月:0件 4月:2件 …と、月を重ねるにつれて衰退している様子が見て取れます。

 6月~7月はそれでも10件を超えている様に見えますが、この内の16件は「やっさん」「名無し」「掲示板初心者」によるハンドルネーム多重投稿です。また、12月の6件のうち1件は〝11月の投稿内容が虚偽であることの抗議〟、別の1件は投稿内容が盗作であることへの抗議、2件はそのことへの「みなとさん」の「釈明」で、実質的な投稿は2件しかありません。

《 醜悪な落書き版の実態 》

 「一路衰退」の様子は投稿内容面でも顕著です。個別の投稿の問題点についてはその都度このブログで検討していますので、ここでは特徴を概括するだけにします。

1)まず、人権侵害投稿の多発です。「名無し」氏等によって、「許すな○○(事業署名)のパワハラ悪代官」等の個人を特定できる、事実無根の誹謗中傷投稿がなされました。また「みなとさん」は、この投稿に対して「個人を特定できるような投稿の自粛」や「具体的事実に基づかない誹謗中傷の自粛」を求めるのではなく「○○事業所の実態を管理職労組として調査することを期待する」等という「煽り」投稿をしました。

2)投稿内容の退廃も深刻です。7月には「名無し」氏が「あの共同購入センター長 ○○へおまえは相変わらずカルト支配の酷い奴やな。…逝かれた狂った頭を根拠に職員を疑って辞めさせる、この神経はどこから生まれてくるのか。」とか「D氏」が「抹殺されるべきは『不備はあったが、不正はなかった』と言っていた今も居座る不正だらけの役員」…等の書き込みを行いました。

3)無内容・意味不明な投稿も多発しました。9月10日付け「名無し」氏投稿は、「求職者のいる職場の見直しを」と言うタイトルでありながら内容は「スーパーOでは、購入商品を自宅に即日配達する“たすかる便”によって、顧客層をさらに拡大し、客単価アップにも繋がっている」だけでした。また、12月11日付け「休職者」氏の投稿は「休職中です」だけでした。

4)何らかの「意味がある批判投稿」(わかりにくいということはさて置いて)は根拠のない抽象的な言辞や「何とでもいえる」手法の羅列ばかりです。「鬼畜のような精神でマネジメントを行っている」「休職者問題に対策をとっているように思えない」「元センター長に聞いたが職員を辞めさすノルマがあったらしい」…およそ批判的投稿のすべてがこの程度のレベルなのです。

5)そして、相変わらずの成りすまし・捏造や、完全な盗作までが行われました。自称「生協の下請け業者です」という「ヘラクレス」氏の投稿(タイトル:生協の下請けは最悪 投稿日:2006年11月29日)は、元職員「やっさん」(下請けではない)によるものであり、内容も虚偽であることが明らかになっています。また、12月には「生活○○部職員」名で全くの盗作投稿が掲載されました。なお、「生活○○部職員」投稿は削除されましたが、「やっさん」の投稿は削除されませんでした。

《 すべては「みなとさん」の意志によって 》

このように見てくれば、この一年間、掲示板を批判する側の投稿以外で「まともな投稿」というのはほとんど見られないと言ってもよいと思います。自由な議論を封殺した「掲示板」の末路は、以上のようなものです。(掲示板の衰退の原因については、できれば別途検討したいと考えています)

 私は、一貫してあの掲示板を「破廉恥掲示板」と呼んできましたが、こうして一年間を概括してみれば、あの「掲示板」が組合員と働く仲間の心を傷つけるだけの存在になってしまったことは明白であると思います。一日も早く問題を解決しなければなりません。

「新しい運営」に移行することによって、それまでは水面下に隠れていた問題の本質が浮き彫りになっています。「破廉恥掲示板」の全投稿は、「みなとさん」の事前検閲に合格して掲示され、今も掲示を続けられているのです。

 「やっさん」がいずみの下請け業者になりすまして生協批判をするのも、いずみのマネジャーは鬼畜の精神でマネジメントをしている等の低劣な誹謗中傷も、センター長に退職者のノルマがあった等のデマも、全ては「みなとさん」の意志によって掲載されたということです。

 「みなとさん」は、「掲示板の相対的独立」(掲示板は労組ホームページに設置されているが管理人の判断の下に運営=管理人が支配している)を主張していますが、それならばなおのこと、批判者を出入り禁止にしていずみ市民生協への誹謗中傷や人権侵害を意図的に掲示する行為は、「みなとさん=みなと出版二十二(の代表者)」による、「管理職労組(のホームページ)を利用」した干渉行為と言うことになります。これが出版社のすることなのでしょうか?
 
 「管理職労組」のみなさん、「管理職労組」とは外部者の「みなとさん」による「いずみへの干渉行為」の道具なのでしょうか?もしそうであるなら、そこの役員に名前を連ねている貴方たちの責任は重大です。この間の「みなとさん」の行為について、貴方たちがどのように判断し、行動するのか、心ある職場の仲間は注目していることを付記した上で、この問題は、次々回に、もっと突っ込んで検討したいと思います。