私のブログも立ち上げから一年が経過しました。この間、情報提供等様々なご支援・ご協力をいただた皆様に心より感謝します。
できれば「一周年」までには決着をつけておきたかったのですが、あと少しだけ考察を続けます。「管理職労組」のホームページ・破廉恥掲示板とも完全休業状態であることから、事実上の決着はついていると言えるのでしょう。しかし、管理職労組のメンバーには、「みなとさん」ご一行(みなと出版二十二の代表者と思われる人物やウメケン氏及びその仲間と思われる人物)のような無責任な対応で済ませてほしくありません。管理職労組メンバーは、今現在もいずみ市民生協で働く仲間だからです。働く仲間たちが、組合員が、彼らの対応を見ています。
管理職労組三役メンバー、とりわけ福井委員長が、生協労働者にふさわしい責任感ある対応をされることを願って、あと2~3回の予定で検討を進めます。今回は、「管理職労組」のホームページ・掲示板問題で「みなとさん」がどのような反社会的行為を行ったのかについて取り上げます。
(注:以下「みなとさん」とは、「管理職労組」ホームページ等の運営を担当している「みなと出版二十二」の代表者と思われる人物を意味します)
【 活動なき「管理職労組」における掲示板の実態 】
私は、前回の論考で、『「管理職労組」が労働組合としての活動を行っていた…という評価を下すことには相当の困難がある』こと、『何よりも、彼らは自らの主張や要求を職場の仲間に伝える努力をほとんど行っていない』ことについて検討しました。
このような活動実態の下で、「管理職労組」ホームページでは、2003年度方針の掲載以降、新たな活動報告・方針・主張等の掲載は何一つ行われませんでした。裁判関連のページに、旧役員に対する損害賠償請求裁判の和解に関する情報(2004年10月)や組合員有志の取り組み(2003年10月時点、及びそれに対する2004年11月の理事会文書)が掲載されたのみです。
労働組合のホームページから活動報告や主張を取り去れば、残るのは「労働者の意見交流」機能しかありません。しかし、何の活動もしていない(「大阪のやっさん」の件での団体交渉と現書記長による個別の労組員拡大は別として)「労働組合」の掲示板に労働者が積極的に意見を寄せること等はありえないことです。「管理職労組」掲示板は、労働組合の掲示板とは思えない参加者・投稿内容だったのです。
【 労働組合掲示板というより個人のブログ 】
以下、私の5月24日付けの論考から引用します。---------------------
例えば投稿の実態を見てみましょう。2004年1月~2005年12月末(2006年からは「やっさん」の多重投稿問題関連が多いため対象から除外します)の2年間の投稿総数は349件。その内訳は以下のとおりです。
「やっさん」(及び彼の演じた人物…以下これを「系列」と呼びます)が133件、「みなとさん」系列が12件、管理職労組書記長・U氏系列(彼も「河内のおっさん」等を偽装しているようです)4件。「一休さん」系列が59件、千葉・東京・福島の組合員三名による投稿48件、京都生協の職員らしき人物系列27件、こうべの職員11件(こうべ問題に限定して投稿)…これで293件(84%)です。「やっさん」系列だけで全投稿の4割、千葉の生協組合員らしい「半ボケおばさん」、わかやま市民生協の職員らしき「一休さん」系列を加えると、この三名で全投稿の6割強となります。
「やっさん」と「U」氏以外で、いずみの職員と思われる投稿としては、デコポン氏7件、アナーキー氏系列5件…その他投稿の内容からいずみの職員らしく思われるものを加えても、全部で20件程度しかありません。投稿ホストから判断して8名程度ではないかと思われますが、投稿の大半はデコポン・アナーキー氏で、他は一回きりの投稿が多いようです。(なお、これ以外に元職員と思われるアルテミス氏が15件投稿しています。)
---------------以上、引用終わり。
投稿の4割を特定人物が占め、いずみ市民生協職員は2年間で20件程度しか投稿していない…このことは、「管理職労組掲示板」の実態が、「みなと出版二十二(の代表者と思われる人物)」が管理する「大阪のやっさん」の個人ブログに近い内容だったことを意味しています。
このような状況を背景として、「管理職労組のホームページ立ち上げを計画したものの、ホームページを管理運営する知識も力量も無かったので、外部の方に管理、運営の実務 をお願いした。」(当時管理職労組書記長であったU氏が5/19に2ちゃんねるに投稿した内容)だけの関係であった、「みなとさん」は、「管理職労組」ホームページと掲示板を「占領」し、個人のブログでも許されないような反社会的行為を積み重ねていきました。その主なものは以下のとおりです。
【 1. ハンドルネームの多用・成りすまし行為の黙認・放置 】
先に述べたように、例えば2004~2005年の「大阪のやっさん」の投稿件数133件中、「大阪のやっさん」名77件、「プラット」名44件で、残りの12件を「生協人」「匿名」等のハンドルネームで行っています。
この多用の実態とは、例えば、2005年5月14日には三つのハンドルネームの投稿がされています。
1)2005年5月14日7時43分:「プラット」名で「職場の元管理職は、ある事業の黒字化を3年で遣り上げたが強引にやったので役員・幹部から逆恨みを買い、拡大部門に異動させられた」(注:この「元管理職」とは「大阪のやっさん」を指しているようです。黒字化云々は事実と異なっていると思いますが、ここでは触れません)
2)同日12時33分:「大阪のやっさん」名で「そこまで詳しく知っているのは…いったい誰なんですか」
3)同日13時16分:「匿名」名で「やっさん、頑張れ!僕は北海道でずっと見守っています。」
「大阪のやっさん」がこのような投稿を行った動機について言えば、私自身は、彼が悪意を持ってこのような行為を行ったとは考えていません。おそらく彼が感じる孤独感のようなものが投稿の背景にあるのだと思っています。しかし、その動機がどのようなものにせよ、労働組合掲示板伝でこのような自作自演を行うことは、他の投稿者を欺く行為です。「みなとさん」には、これを是正する責任がありました。
2006年になって、「大阪のやっさん」が自分の掲示板に投稿した文章を「プラット」氏が自分の投稿として投稿したことから、二人が同一人物であることが指摘された際にも、「みなとさん」は「管理人のみ知りえる客観情報を開示しますと…プラットさん、大阪のやっさんは別人物です。」という虚偽の投稿を行いました。そして、このような「みなとさん」による擁護の下で、「大阪のやっさん」によるハンドルネームの多用は加速化し、2006年以降は22件ものハンドルネームが使用されました。
【 2.虚偽の投稿、誹謗中傷投稿、人権侵害投稿等の放置 】
例えば、「いずみ理事会では、反対理由も聞かずに多数決で議案を通す。幹部は電話や家まで出向き説得している。(2006年3月11日)」という投稿は、明らかな虚偽であり、削除を求める抗議投稿もされましたが、「みなとさん」はそれらを無視して掲載を続けました。
その他にも、例えば、いずみ市民生協理事長の部内報エッセイに対する誹謗中傷の問題です。
・“いずみ”の部内報に靖国神社の菊の紋と理事長の写真が掲載されている。この行為は「9条の会」と相反する。(2006年3月17日)
・自分なら護国神社と名のつくところは参拝しない(事実を曲げてあたかも理事長が参拝したかのような表現)(2006年3月19日)
・組織のトップが(靖国の問題を)いとも簡単に掲載したのであれば浅はかであったと思うべき。(2006年4月3日)
これらの「理事長批判」投稿はすべて、実際の理事長のエッセイがどのようなものかを一切示さないままの誹謗中傷であり、後に、投稿者自身が自らの非を認めたものであるにも関らず、「みなとさん」は何一つ対処しませんでした。
人権侵害投稿について言えば、
・「■■センター長○■ へ」と○以外はすべて実名で表記して、個人が容易に特定できる状態で、「お前は悪魔のような奴」(2006年4月17日)「いつまで■■の悪代官をほっとく気か」(5月7日)「許すな、いずみ○○センターパワハラ悪代官」(5月12日)…等の執拗な個人攻撃投稿がなされました。
・「(ある元職員は)犯罪行為がいずみを去った理由だとされている。それが事実なら精神的な病気が理由だ。」(2006年4月13日)という投稿は、当該人物が「いずみを去った直後の投稿」であり、いずみ部内の人間であれば容易に個人が特定できるものです。
これらの投稿は、特定個人に対する明白な人権侵害であり、管理人としての「みなとさん」に削除等を求める抗議投稿がされましたが、「みなとさん」は何一つ対処しませんでした。
【 3.自らのハンドルネーム多用・成りすましと掲示板投稿者への誹謗中傷 】
掲示板管理人としての「みなとさん」に是正を求める投稿の広がりに対して、「みなとさん」が行ったことは、自ら「成りすまし」を行って「是正を求める投稿者をたたく」ことだったのです。その矛先は一生協人に向けられました。
例えば、4月4日「私も組合員」名の投稿では
・「一生協人様。あなたの毎度おなじみのご高説はもう結構です。結局、あなたは枝葉のことしかふれないのですね。…中略…生協は組合員のもん、職員は雇い主である組合員に尽くさなあかんということをあなたはどう考えているのですか …中略… 一生協人様、あなたは生協は組合員のもん、職員は雇い主である組合員に尽くさなあかんということに対してどのようにお考えですか?正直にお答えください。そのお答えを聞いたうえで、さらに質問したいことがあります。」
しかし、このやり方には無理がありました。一生協人がこの時点で掲示板に投稿していたのは、『虚偽の発言や誹謗中傷等の規制』と『その原因ともなっているハンドルネームの多用等への対処』を求める意見だけだったからです。当然、一生協人からは「枝葉のことしかふれない」という論拠は何かを求める反論がなされました。そして、これに対してまともな反論ができないことから、次に「気づいた人」名の投稿が始まりました。
例えば4月7日の投稿です。
・「まるでヤクザ映画の世界を思い起こさせます。○理事長の名誉を守ることを口実に、自分の気に入らない考え方を持っている人物を徹底的に叩くのが一生協人さんの目的かなと思わざるをえない状況ですね。気に入らない人物を叩くことが主目的であれば、一生協人さんの居直りも合点がいくというものです。」
このような議論の進め方 … 1)批判の根拠となる事実を示さない(示せない) 2)その代わりに頭ごなしに相手にレッテルを貼る 3)その上でレッテルをはがす証明を相手に要求する 4)相手の議論から仮定・推論で相手の非を捏造し、それを理由に批判する … は、2ちゃんねるで「みなとさん」若しくはその仲間と思われるメンバーが多用しているものですが、当然議論に耐えうるものではありません。
一生協人との議論を通じて、「みなとさん」=「気づいた人」は、他に「ロム専」「第三者」等のハンドルネームを使用することで批判者を増やしたり、一生協人への悪罵をエスカレートさせるしか方法が無く、終盤には『一生協人は私物化事件をもみ消そうとした残党のわんわんである』という悪罵を投げかけるまでに至りました。
【 4.自作自演による投稿者締め出し運営への移行 】
このような「みなとさん」=「気づいた人」の道理の無い議論や、ハンドルネーム多用による不正常な投稿が一向に改善されないこと等から、掲示板の正常化を求める投稿は増加していきました。それに対して「みなとさん」が行ったことは、自作自演による批判的投稿者の締め出しだったのです。
例えば以下の2件はいずれも「みなとさん」によるものでした。
・「管理人さんへの提案, 投稿者, 大阪湾の黒鯛, 投稿日,4 月26 日(水)」
「私物化事件に対して態度を表明しない人物が、朝から晩までこの掲示板に出てくるのは、一般の感覚からすればなんとも奇妙で解せない話です。他の討論系掲示板をいくつか拝見していますが、いずれも主催者の意図に反する意見は掲載しないことを前提に運営されています。…中略…誰でも入れて、結局汚していくという実態を早急に改善すべきです」
・「大阪湾の黒鯛さんに賛成です, 投稿者, とんぼ, 投稿日,4 月29 日」
「他人の掲示板で管理人さんにあれこれ指図している人たちの気持ちがわかりません…中略…『明らかに生協管理職労組いずみを誹謗中傷する行為』『情報交換と意見交流を妨げ、掲示板の運営に支障をもたらす行為』に対して、すぐにも規制してほしいです。」
討論系掲示板(討論系掲示板とはいかなるものか、管理職労組掲示板が討論系か否かはさておき)では「主催者の意図に反する意見は掲載しないことを前提」とか、「誰でも入れて、結局汚していく」という民主主義的議論に対する根本的な無理解と、このような自作自演を平気で行える感性とは、およそ出版社の人物とは思えないものです。
【 5.前代未聞の事前検閲制の導入 】
これについては、5月15日日付けのブログから一部を引用しておきます -----以下引用----
「新しい運営」とは、2006年5月4日から開始された、前代未聞の「言論弾圧掲示板」への移行でした。「みなとさん」は、新しい運営の「具体的措置」について以下のように述べました。
「①同一のリモートホストから発信された異なるハンドルネームの投稿は、内容を管理人が判断し、必要な場合は予告なく削除いたします。
②明らかに生協管理職労組いずみを誹謗中傷する投稿は予告なく削除いたします。
③管理人が必要と判断した場合は、予告なく出入禁止といたします。」(タイトル:今後の運営について 投稿者:管理人 投稿日:2006年 5月 4日より)
この文章はなかなか正直に書いてあります。ハンドルネームの多用は「管理人が認めるものなら許される」(そうでもしないと自分たちを支持する投稿が集まらない)、管理人が判断した投稿は問答無用で削除する…これが「新しい運営」だったのです。
当初、名指しで出入り禁止とされたのは、私(一生協人)であり、後に「うろこさん」が付け加えられましたが、この「特定人物出入り禁止措置」は「すべての投稿の事前検閲制」に移行せざるを得ませんでした。「新しい運営」に対して多くの批判投稿が寄せられ、それらは即刻削除するとしても削除までの期間は「人目にさらされる」からです。こうして、労働組合の掲示板としてはおそらく前代未聞の「投稿の事前検閲制度」が確立していきました。
----------------以上、引用終了
【 6.ホームページでの著作権侵害 】
このような「言論弾圧」掲示板で活発なコミュニケーションが行われるはずもなく、掲示板投稿は激減しました。また、急遽「でっち上げ」(としか考えられません)で掲載した「2005年度活動カレンダー」や「2006年度活動の進め方」はおよそ検討に耐えうるものではありませんでした。このような中で「みなとさん」が行ったことは、ホームページに格好をつけるために「ちょっと気になる新聞記事」なるコーナーを設けて、日経新聞の記事(後に赤旗新聞も)を勝手に貼り付けることだったのです。(9月22日付けの日経新聞記事からはじまって、1月の赤旗新聞記事まで続けられました。この件については、昨年10月4日付けのブログを参照ください)
突然はじまったこの著作権侵害コーナーは、この5月5日ごろまで「存続」(ただし掲載記事は1月付けの赤旗新聞のまま)し、一連の「みなとさん」隠し(掲示板の「ただいま休止」状態への移行、及び、管理職労組ホームページにあった「みなと出版二十二」へのリンクや、「みなと出版二十二」が発行した裁判記録等の宣伝の削除)の中で突然姿を消しました。
現時点では、この著作権侵害は「みなとさん」の意思で行われた(=管理職労組ホームページとは名ばかりで、実質的に「みなとさん」がやりたい放題だった)と考えてよいと思いますが、仮にそれ(新聞記事の掲載)が管理職労組の依頼によるものであったとしても、前述のとおり、管理職労組と「みなとさん」との関係は
「(管理職労組には)ホームページを管理運営する知識も力量も無かったので、外部の方に管理、運営の実務をお願いした。」
…というものでしたから、「みなとさん」には「このような行為は著作権侵害に該当する」ことを説明し、思いとどまらせる責任があったということになります。「みなと出版二十二」が出版社であり、ホームページの開設等も業務内容にしていることを考えれば、それは当然過ぎるほど当然のことでしょう。
【 7.依頼者のホームページの「乗っ取り」と干渉行為 】
ところで、「管理職労組」と「みなとさん」との関係が、ウメケン氏(当時の書記長)の証言どおりだとすれば、「みなとさん」が実際に行った行為は、依頼者のホームページの乗っ取りでありそれを使った干渉行為に他なりません。何よりも「みなとさん」自身が以下のように語っています。
・「本掲示板は生協管理職労組いずみのホームページに付随したものではありますが、相対的独立性をもった形で管理人の判断のもとに運営してまいりました。」(2006年5月4日)
この立場から「みなとさん」は「(以降は)管理人の責任で適切な規制を実行させていただきます」ということで、
・「④明らかに生協管理職労組いずみを誹謗中傷する内容のものは掲載しない ⑤生協管理職労組いずみが誕生した歴史と運動に逆行する内容のものは掲載しない ⑥「掲示板を育てる」流れから逸脱し、コミュニケーションを阻害する内容の投稿については適宜管理人が判断して対応する。…」(2006年5月4日)
…等の、「管理人の管理人による(管理人のための)運営」への移行を宣言したのでした。これが「管理運営の実務」でないことは言うまでもありません。
そして、これ以降、「みなとさん」は管理人名で重大な発言を行います。
例えば先の理事長エッセイに関る誹謗中傷投稿問題について言えば、一貫して批判されたのは「理事長の投稿内容がどのようなものかを一切示さずに、それを曲解して誹謗中傷する」行為への批判でした。それに対して「管理人=みなとさん」は、問題の是正をあくまで拒みつつ
・「同じ菊の花でも、枚方公園の菊の花を掲載するのと、靖国神社とセットになった菊の花を掲載するのとではまったく異質の問題であるということ強く訴えたい」(5月4日)
…と、あたかも理事長エッセイの「掲載方法」に問題があったかのような表現を行いました。これは実質的な誹謗中傷行為です。誹謗中傷発言の是正を拒み、なおかつ理事長エッセイの内容を正確に紹介することをサボタージュした上で、いかにも取り上げ方に問題があるかのようなすり替えを行っているからです。
さらに、「■■共同購入センター長」への個人攻撃投稿についても、これに対する是正は一切行わずに、
・「八尾センターの問題も実態を客観的な事実で検証することは大切だと思います。管理職労組が調査団を派遣するなどの取り組みをすすめることを期待します。」(5月12日)
…と投稿しました。内容的に「実務運営の管理人」としての投稿でないことは明白です。さらに言えば「事実で検証」される以前の段階でもセンター長の個人名が特定できる投稿は断固として掲載を続けるという感性にも呆れる他はありません。
【 8.他人の投稿等の私物化・詐取行為 】
2006年5月4日の「新しい運営」(管理人による言論統制運営)への以降に際して、従来の投稿は「ホームページ本体に新設を予定している『閲覧の頁』に移動。オープンは後日」(2006年5月3日投稿)と宣言されましたが、その後何らの対応もされていません。
また、この5月5日前後から、掲示板は「只今、当掲示板は休止しております。再開の折にはホームページでお知らせいたします」状態となり、2006年5月4日以降の掲示板投稿についてもホームページからの閲覧は不能状態となっています。
これらの行為は、「みなとさん」が自らの反社会的行為を隠すための隠蔽工作と思われますが、意見の交流を求めて掲示板に投稿した「他人の投稿」を私物化する行為です。仮に「みなとさん」がホームページや掲示板から「手を引く」というなら、これらは当然、「管理職労組」にゆだねられるべきものでしょう。
また、事前検閲制であることを「不明」にしたまま投稿をさせ、それらを掲載もしない「みなとさん」のやり方について、2ちゃんねるでは「ソーシャルエンジニアリング」の一つ(Webサイトにアクセスさせ、そこで入力した情報を取得してしまう手口)であるとの批判がされたことも付記しておきます。
【 「みなとさん」の責任は免れない 】
以上、長々と書き連ねて来ましたが、ここまでの反社会的行為を、「労働組合」のホームページを舞台として、出版を生業とする人物が行う…等ということは前代未聞と言ってよいと思います。「みなとさん」が、「管理職労組」と「みなと出版二十二」のつながりを隠すことに躍起になっている(少なくとも外部からはそうとしか思われません)のも無理からぬことでしょう。
しかしながら、仮に「みなとさん」が、掲示板を休止状態にし、管理職労組ホームページから「みなと出版二十二」という文字を消去したことで問題をやり過ごせると思っているとしたら、それは「認識が甘い」としか言いようがありません。
「みなとさん」は、管理職労組ホームページを「支配」することで「労働組合ごっこ」をしていたのかもしれませんが、管理職労組いずみはバーチャル空間の存在ではなく、いずみ市民生協の中に「実在」(少なくとも建前上は)する組織です。「みなとさん」が掲載し続けた「人権侵害投稿」は、いずみの職場の「実在する職員」の心を傷つけ続けたのです。
いずみで働くものであれば、この間の反社会的行為のすべてが「管理職労組」に実行可能か否かはすぐに判断できることです。「みなと出版二十二」(の代表者と思われる人物)が、いずみ市民生協の組合員と働く仲間の心を傷つける数々の行為を「主導」したことを、私たちは忘れないし、機会があればそのことを「発言」することをためらうものではないことを明言しておきます。
次回からは、「管理職労組」の責任について検討する予定ですが、必要に応じて「みなとさん」がこのような反社会的行為を行ったことの原因等についても、考察を続けます。
できれば「一周年」までには決着をつけておきたかったのですが、あと少しだけ考察を続けます。「管理職労組」のホームページ・破廉恥掲示板とも完全休業状態であることから、事実上の決着はついていると言えるのでしょう。しかし、管理職労組のメンバーには、「みなとさん」ご一行(みなと出版二十二の代表者と思われる人物やウメケン氏及びその仲間と思われる人物)のような無責任な対応で済ませてほしくありません。管理職労組メンバーは、今現在もいずみ市民生協で働く仲間だからです。働く仲間たちが、組合員が、彼らの対応を見ています。
管理職労組三役メンバー、とりわけ福井委員長が、生協労働者にふさわしい責任感ある対応をされることを願って、あと2~3回の予定で検討を進めます。今回は、「管理職労組」のホームページ・掲示板問題で「みなとさん」がどのような反社会的行為を行ったのかについて取り上げます。
(注:以下「みなとさん」とは、「管理職労組」ホームページ等の運営を担当している「みなと出版二十二」の代表者と思われる人物を意味します)
【 活動なき「管理職労組」における掲示板の実態 】
私は、前回の論考で、『「管理職労組」が労働組合としての活動を行っていた…という評価を下すことには相当の困難がある』こと、『何よりも、彼らは自らの主張や要求を職場の仲間に伝える努力をほとんど行っていない』ことについて検討しました。
このような活動実態の下で、「管理職労組」ホームページでは、2003年度方針の掲載以降、新たな活動報告・方針・主張等の掲載は何一つ行われませんでした。裁判関連のページに、旧役員に対する損害賠償請求裁判の和解に関する情報(2004年10月)や組合員有志の取り組み(2003年10月時点、及びそれに対する2004年11月の理事会文書)が掲載されたのみです。
労働組合のホームページから活動報告や主張を取り去れば、残るのは「労働者の意見交流」機能しかありません。しかし、何の活動もしていない(「大阪のやっさん」の件での団体交渉と現書記長による個別の労組員拡大は別として)「労働組合」の掲示板に労働者が積極的に意見を寄せること等はありえないことです。「管理職労組」掲示板は、労働組合の掲示板とは思えない参加者・投稿内容だったのです。
【 労働組合掲示板というより個人のブログ 】
以下、私の5月24日付けの論考から引用します。---------------------
例えば投稿の実態を見てみましょう。2004年1月~2005年12月末(2006年からは「やっさん」の多重投稿問題関連が多いため対象から除外します)の2年間の投稿総数は349件。その内訳は以下のとおりです。
「やっさん」(及び彼の演じた人物…以下これを「系列」と呼びます)が133件、「みなとさん」系列が12件、管理職労組書記長・U氏系列(彼も「河内のおっさん」等を偽装しているようです)4件。「一休さん」系列が59件、千葉・東京・福島の組合員三名による投稿48件、京都生協の職員らしき人物系列27件、こうべの職員11件(こうべ問題に限定して投稿)…これで293件(84%)です。「やっさん」系列だけで全投稿の4割、千葉の生協組合員らしい「半ボケおばさん」、わかやま市民生協の職員らしき「一休さん」系列を加えると、この三名で全投稿の6割強となります。
「やっさん」と「U」氏以外で、いずみの職員と思われる投稿としては、デコポン氏7件、アナーキー氏系列5件…その他投稿の内容からいずみの職員らしく思われるものを加えても、全部で20件程度しかありません。投稿ホストから判断して8名程度ではないかと思われますが、投稿の大半はデコポン・アナーキー氏で、他は一回きりの投稿が多いようです。(なお、これ以外に元職員と思われるアルテミス氏が15件投稿しています。)
---------------以上、引用終わり。
投稿の4割を特定人物が占め、いずみ市民生協職員は2年間で20件程度しか投稿していない…このことは、「管理職労組掲示板」の実態が、「みなと出版二十二(の代表者と思われる人物)」が管理する「大阪のやっさん」の個人ブログに近い内容だったことを意味しています。
このような状況を背景として、「管理職労組のホームページ立ち上げを計画したものの、ホームページを管理運営する知識も力量も無かったので、外部の方に管理、運営の実務 をお願いした。」(当時管理職労組書記長であったU氏が5/19に2ちゃんねるに投稿した内容)だけの関係であった、「みなとさん」は、「管理職労組」ホームページと掲示板を「占領」し、個人のブログでも許されないような反社会的行為を積み重ねていきました。その主なものは以下のとおりです。
【 1. ハンドルネームの多用・成りすまし行為の黙認・放置 】
先に述べたように、例えば2004~2005年の「大阪のやっさん」の投稿件数133件中、「大阪のやっさん」名77件、「プラット」名44件で、残りの12件を「生協人」「匿名」等のハンドルネームで行っています。
この多用の実態とは、例えば、2005年5月14日には三つのハンドルネームの投稿がされています。
1)2005年5月14日7時43分:「プラット」名で「職場の元管理職は、ある事業の黒字化を3年で遣り上げたが強引にやったので役員・幹部から逆恨みを買い、拡大部門に異動させられた」(注:この「元管理職」とは「大阪のやっさん」を指しているようです。黒字化云々は事実と異なっていると思いますが、ここでは触れません)
2)同日12時33分:「大阪のやっさん」名で「そこまで詳しく知っているのは…いったい誰なんですか」
3)同日13時16分:「匿名」名で「やっさん、頑張れ!僕は北海道でずっと見守っています。」
「大阪のやっさん」がこのような投稿を行った動機について言えば、私自身は、彼が悪意を持ってこのような行為を行ったとは考えていません。おそらく彼が感じる孤独感のようなものが投稿の背景にあるのだと思っています。しかし、その動機がどのようなものにせよ、労働組合掲示板伝でこのような自作自演を行うことは、他の投稿者を欺く行為です。「みなとさん」には、これを是正する責任がありました。
2006年になって、「大阪のやっさん」が自分の掲示板に投稿した文章を「プラット」氏が自分の投稿として投稿したことから、二人が同一人物であることが指摘された際にも、「みなとさん」は「管理人のみ知りえる客観情報を開示しますと…プラットさん、大阪のやっさんは別人物です。」という虚偽の投稿を行いました。そして、このような「みなとさん」による擁護の下で、「大阪のやっさん」によるハンドルネームの多用は加速化し、2006年以降は22件ものハンドルネームが使用されました。
【 2.虚偽の投稿、誹謗中傷投稿、人権侵害投稿等の放置 】
例えば、「いずみ理事会では、反対理由も聞かずに多数決で議案を通す。幹部は電話や家まで出向き説得している。(2006年3月11日)」という投稿は、明らかな虚偽であり、削除を求める抗議投稿もされましたが、「みなとさん」はそれらを無視して掲載を続けました。
その他にも、例えば、いずみ市民生協理事長の部内報エッセイに対する誹謗中傷の問題です。
・“いずみ”の部内報に靖国神社の菊の紋と理事長の写真が掲載されている。この行為は「9条の会」と相反する。(2006年3月17日)
・自分なら護国神社と名のつくところは参拝しない(事実を曲げてあたかも理事長が参拝したかのような表現)(2006年3月19日)
・組織のトップが(靖国の問題を)いとも簡単に掲載したのであれば浅はかであったと思うべき。(2006年4月3日)
これらの「理事長批判」投稿はすべて、実際の理事長のエッセイがどのようなものかを一切示さないままの誹謗中傷であり、後に、投稿者自身が自らの非を認めたものであるにも関らず、「みなとさん」は何一つ対処しませんでした。
人権侵害投稿について言えば、
・「■■センター長○■ へ」と○以外はすべて実名で表記して、個人が容易に特定できる状態で、「お前は悪魔のような奴」(2006年4月17日)「いつまで■■の悪代官をほっとく気か」(5月7日)「許すな、いずみ○○センターパワハラ悪代官」(5月12日)…等の執拗な個人攻撃投稿がなされました。
・「(ある元職員は)犯罪行為がいずみを去った理由だとされている。それが事実なら精神的な病気が理由だ。」(2006年4月13日)という投稿は、当該人物が「いずみを去った直後の投稿」であり、いずみ部内の人間であれば容易に個人が特定できるものです。
これらの投稿は、特定個人に対する明白な人権侵害であり、管理人としての「みなとさん」に削除等を求める抗議投稿がされましたが、「みなとさん」は何一つ対処しませんでした。
【 3.自らのハンドルネーム多用・成りすましと掲示板投稿者への誹謗中傷 】
掲示板管理人としての「みなとさん」に是正を求める投稿の広がりに対して、「みなとさん」が行ったことは、自ら「成りすまし」を行って「是正を求める投稿者をたたく」ことだったのです。その矛先は一生協人に向けられました。
例えば、4月4日「私も組合員」名の投稿では
・「一生協人様。あなたの毎度おなじみのご高説はもう結構です。結局、あなたは枝葉のことしかふれないのですね。…中略…生協は組合員のもん、職員は雇い主である組合員に尽くさなあかんということをあなたはどう考えているのですか …中略… 一生協人様、あなたは生協は組合員のもん、職員は雇い主である組合員に尽くさなあかんということに対してどのようにお考えですか?正直にお答えください。そのお答えを聞いたうえで、さらに質問したいことがあります。」
しかし、このやり方には無理がありました。一生協人がこの時点で掲示板に投稿していたのは、『虚偽の発言や誹謗中傷等の規制』と『その原因ともなっているハンドルネームの多用等への対処』を求める意見だけだったからです。当然、一生協人からは「枝葉のことしかふれない」という論拠は何かを求める反論がなされました。そして、これに対してまともな反論ができないことから、次に「気づいた人」名の投稿が始まりました。
例えば4月7日の投稿です。
・「まるでヤクザ映画の世界を思い起こさせます。○理事長の名誉を守ることを口実に、自分の気に入らない考え方を持っている人物を徹底的に叩くのが一生協人さんの目的かなと思わざるをえない状況ですね。気に入らない人物を叩くことが主目的であれば、一生協人さんの居直りも合点がいくというものです。」
このような議論の進め方 … 1)批判の根拠となる事実を示さない(示せない) 2)その代わりに頭ごなしに相手にレッテルを貼る 3)その上でレッテルをはがす証明を相手に要求する 4)相手の議論から仮定・推論で相手の非を捏造し、それを理由に批判する … は、2ちゃんねるで「みなとさん」若しくはその仲間と思われるメンバーが多用しているものですが、当然議論に耐えうるものではありません。
一生協人との議論を通じて、「みなとさん」=「気づいた人」は、他に「ロム専」「第三者」等のハンドルネームを使用することで批判者を増やしたり、一生協人への悪罵をエスカレートさせるしか方法が無く、終盤には『一生協人は私物化事件をもみ消そうとした残党のわんわんである』という悪罵を投げかけるまでに至りました。
【 4.自作自演による投稿者締め出し運営への移行 】
このような「みなとさん」=「気づいた人」の道理の無い議論や、ハンドルネーム多用による不正常な投稿が一向に改善されないこと等から、掲示板の正常化を求める投稿は増加していきました。それに対して「みなとさん」が行ったことは、自作自演による批判的投稿者の締め出しだったのです。
例えば以下の2件はいずれも「みなとさん」によるものでした。
・「管理人さんへの提案, 投稿者, 大阪湾の黒鯛, 投稿日,4 月26 日(水)」
「私物化事件に対して態度を表明しない人物が、朝から晩までこの掲示板に出てくるのは、一般の感覚からすればなんとも奇妙で解せない話です。他の討論系掲示板をいくつか拝見していますが、いずれも主催者の意図に反する意見は掲載しないことを前提に運営されています。…中略…誰でも入れて、結局汚していくという実態を早急に改善すべきです」
・「大阪湾の黒鯛さんに賛成です, 投稿者, とんぼ, 投稿日,4 月29 日」
「他人の掲示板で管理人さんにあれこれ指図している人たちの気持ちがわかりません…中略…『明らかに生協管理職労組いずみを誹謗中傷する行為』『情報交換と意見交流を妨げ、掲示板の運営に支障をもたらす行為』に対して、すぐにも規制してほしいです。」
討論系掲示板(討論系掲示板とはいかなるものか、管理職労組掲示板が討論系か否かはさておき)では「主催者の意図に反する意見は掲載しないことを前提」とか、「誰でも入れて、結局汚していく」という民主主義的議論に対する根本的な無理解と、このような自作自演を平気で行える感性とは、およそ出版社の人物とは思えないものです。
【 5.前代未聞の事前検閲制の導入 】
これについては、5月15日日付けのブログから一部を引用しておきます -----以下引用----
「新しい運営」とは、2006年5月4日から開始された、前代未聞の「言論弾圧掲示板」への移行でした。「みなとさん」は、新しい運営の「具体的措置」について以下のように述べました。
「①同一のリモートホストから発信された異なるハンドルネームの投稿は、内容を管理人が判断し、必要な場合は予告なく削除いたします。
②明らかに生協管理職労組いずみを誹謗中傷する投稿は予告なく削除いたします。
③管理人が必要と判断した場合は、予告なく出入禁止といたします。」(タイトル:今後の運営について 投稿者:管理人 投稿日:2006年 5月 4日より)
この文章はなかなか正直に書いてあります。ハンドルネームの多用は「管理人が認めるものなら許される」(そうでもしないと自分たちを支持する投稿が集まらない)、管理人が判断した投稿は問答無用で削除する…これが「新しい運営」だったのです。
当初、名指しで出入り禁止とされたのは、私(一生協人)であり、後に「うろこさん」が付け加えられましたが、この「特定人物出入り禁止措置」は「すべての投稿の事前検閲制」に移行せざるを得ませんでした。「新しい運営」に対して多くの批判投稿が寄せられ、それらは即刻削除するとしても削除までの期間は「人目にさらされる」からです。こうして、労働組合の掲示板としてはおそらく前代未聞の「投稿の事前検閲制度」が確立していきました。
----------------以上、引用終了
【 6.ホームページでの著作権侵害 】
このような「言論弾圧」掲示板で活発なコミュニケーションが行われるはずもなく、掲示板投稿は激減しました。また、急遽「でっち上げ」(としか考えられません)で掲載した「2005年度活動カレンダー」や「2006年度活動の進め方」はおよそ検討に耐えうるものではありませんでした。このような中で「みなとさん」が行ったことは、ホームページに格好をつけるために「ちょっと気になる新聞記事」なるコーナーを設けて、日経新聞の記事(後に赤旗新聞も)を勝手に貼り付けることだったのです。(9月22日付けの日経新聞記事からはじまって、1月の赤旗新聞記事まで続けられました。この件については、昨年10月4日付けのブログを参照ください)
突然はじまったこの著作権侵害コーナーは、この5月5日ごろまで「存続」(ただし掲載記事は1月付けの赤旗新聞のまま)し、一連の「みなとさん」隠し(掲示板の「ただいま休止」状態への移行、及び、管理職労組ホームページにあった「みなと出版二十二」へのリンクや、「みなと出版二十二」が発行した裁判記録等の宣伝の削除)の中で突然姿を消しました。
現時点では、この著作権侵害は「みなとさん」の意思で行われた(=管理職労組ホームページとは名ばかりで、実質的に「みなとさん」がやりたい放題だった)と考えてよいと思いますが、仮にそれ(新聞記事の掲載)が管理職労組の依頼によるものであったとしても、前述のとおり、管理職労組と「みなとさん」との関係は
「(管理職労組には)ホームページを管理運営する知識も力量も無かったので、外部の方に管理、運営の実務をお願いした。」
…というものでしたから、「みなとさん」には「このような行為は著作権侵害に該当する」ことを説明し、思いとどまらせる責任があったということになります。「みなと出版二十二」が出版社であり、ホームページの開設等も業務内容にしていることを考えれば、それは当然過ぎるほど当然のことでしょう。
【 7.依頼者のホームページの「乗っ取り」と干渉行為 】
ところで、「管理職労組」と「みなとさん」との関係が、ウメケン氏(当時の書記長)の証言どおりだとすれば、「みなとさん」が実際に行った行為は、依頼者のホームページの乗っ取りでありそれを使った干渉行為に他なりません。何よりも「みなとさん」自身が以下のように語っています。
・「本掲示板は生協管理職労組いずみのホームページに付随したものではありますが、相対的独立性をもった形で管理人の判断のもとに運営してまいりました。」(2006年5月4日)
この立場から「みなとさん」は「(以降は)管理人の責任で適切な規制を実行させていただきます」ということで、
・「④明らかに生協管理職労組いずみを誹謗中傷する内容のものは掲載しない ⑤生協管理職労組いずみが誕生した歴史と運動に逆行する内容のものは掲載しない ⑥「掲示板を育てる」流れから逸脱し、コミュニケーションを阻害する内容の投稿については適宜管理人が判断して対応する。…」(2006年5月4日)
…等の、「管理人の管理人による(管理人のための)運営」への移行を宣言したのでした。これが「管理運営の実務」でないことは言うまでもありません。
そして、これ以降、「みなとさん」は管理人名で重大な発言を行います。
例えば先の理事長エッセイに関る誹謗中傷投稿問題について言えば、一貫して批判されたのは「理事長の投稿内容がどのようなものかを一切示さずに、それを曲解して誹謗中傷する」行為への批判でした。それに対して「管理人=みなとさん」は、問題の是正をあくまで拒みつつ
・「同じ菊の花でも、枚方公園の菊の花を掲載するのと、靖国神社とセットになった菊の花を掲載するのとではまったく異質の問題であるということ強く訴えたい」(5月4日)
…と、あたかも理事長エッセイの「掲載方法」に問題があったかのような表現を行いました。これは実質的な誹謗中傷行為です。誹謗中傷発言の是正を拒み、なおかつ理事長エッセイの内容を正確に紹介することをサボタージュした上で、いかにも取り上げ方に問題があるかのようなすり替えを行っているからです。
さらに、「■■共同購入センター長」への個人攻撃投稿についても、これに対する是正は一切行わずに、
・「八尾センターの問題も実態を客観的な事実で検証することは大切だと思います。管理職労組が調査団を派遣するなどの取り組みをすすめることを期待します。」(5月12日)
…と投稿しました。内容的に「実務運営の管理人」としての投稿でないことは明白です。さらに言えば「事実で検証」される以前の段階でもセンター長の個人名が特定できる投稿は断固として掲載を続けるという感性にも呆れる他はありません。
【 8.他人の投稿等の私物化・詐取行為 】
2006年5月4日の「新しい運営」(管理人による言論統制運営)への以降に際して、従来の投稿は「ホームページ本体に新設を予定している『閲覧の頁』に移動。オープンは後日」(2006年5月3日投稿)と宣言されましたが、その後何らの対応もされていません。
また、この5月5日前後から、掲示板は「只今、当掲示板は休止しております。再開の折にはホームページでお知らせいたします」状態となり、2006年5月4日以降の掲示板投稿についてもホームページからの閲覧は不能状態となっています。
これらの行為は、「みなとさん」が自らの反社会的行為を隠すための隠蔽工作と思われますが、意見の交流を求めて掲示板に投稿した「他人の投稿」を私物化する行為です。仮に「みなとさん」がホームページや掲示板から「手を引く」というなら、これらは当然、「管理職労組」にゆだねられるべきものでしょう。
また、事前検閲制であることを「不明」にしたまま投稿をさせ、それらを掲載もしない「みなとさん」のやり方について、2ちゃんねるでは「ソーシャルエンジニアリング」の一つ(Webサイトにアクセスさせ、そこで入力した情報を取得してしまう手口)であるとの批判がされたことも付記しておきます。
【 「みなとさん」の責任は免れない 】
以上、長々と書き連ねて来ましたが、ここまでの反社会的行為を、「労働組合」のホームページを舞台として、出版を生業とする人物が行う…等ということは前代未聞と言ってよいと思います。「みなとさん」が、「管理職労組」と「みなと出版二十二」のつながりを隠すことに躍起になっている(少なくとも外部からはそうとしか思われません)のも無理からぬことでしょう。
しかしながら、仮に「みなとさん」が、掲示板を休止状態にし、管理職労組ホームページから「みなと出版二十二」という文字を消去したことで問題をやり過ごせると思っているとしたら、それは「認識が甘い」としか言いようがありません。
「みなとさん」は、管理職労組ホームページを「支配」することで「労働組合ごっこ」をしていたのかもしれませんが、管理職労組いずみはバーチャル空間の存在ではなく、いずみ市民生協の中に「実在」(少なくとも建前上は)する組織です。「みなとさん」が掲載し続けた「人権侵害投稿」は、いずみの職場の「実在する職員」の心を傷つけ続けたのです。
いずみで働くものであれば、この間の反社会的行為のすべてが「管理職労組」に実行可能か否かはすぐに判断できることです。「みなと出版二十二」(の代表者と思われる人物)が、いずみ市民生協の組合員と働く仲間の心を傷つける数々の行為を「主導」したことを、私たちは忘れないし、機会があればそのことを「発言」することをためらうものではないことを明言しておきます。
次回からは、「管理職労組」の責任について検討する予定ですが、必要に応じて「みなとさん」がこのような反社会的行為を行ったことの原因等についても、考察を続けます。