生協管理職労組いずみの掲示板は民主主義違反

数々の欺瞞、管理人のなりすまし、謎の掲示板「生協管理職労組いずみ掲示板」の考察

破廉恥掲示板と管理職労組がたどり着いたところ(4)

2008年10月19日 16時01分17秒 | Weblog
 前回までの考察について、少し補足を行います。

 前回までに、「みなとさん」(みなと出版二十二の代表者と思われる人物)が「管理職労組」掲示板で行った言論統制や「成りすまし」行為、事実に基づかない誹謗中傷、重大なプライバシーの侵害等々の反民主主義的行為について考察し、その背景の一つに「みなとさん」の思想的・体質的弱点があること、そもそも「管理職労組」ホームページが「みなとさん」の私有物的状況にあったこと等を指摘しました。

 この「私有物的状態」は、前回述べたように、そもそも「告発者を支援する会」的な実体であった「管理職労組」の広報を「みなとさん」が担当しており、その「管理職労組」から「告発者」たちが去ることで、実体無き「管理職労組」とそのホームページとが残り、それが「みなとさん」の私有物化したものであると思われます。

 「管理職労組」ホームページと名乗っても活動報告も方針も更新されず、「裁判関連」のページ(これ自体は労組の活動ではありませんが)も2004年11月の情報以降更新がありません。唯一活動していた「掲示板」は「大阪のやっさん」の個人ブログ化していたのです。それなのに、「みなとさん」がホームページを「維持」(と言えるかどうかはさておき)し続けた理由、更に、パペット=マペット的猿芝居や言論統制まで行って「破廉恥掲示板」を「守ろう」とした理由(正しくは、「破廉恥掲示板」の破廉恥度を維持しようとした理由というべきでしょうが)は何だったのでしょうか。

 今回、考えてみたいのは、「みなとさん」の動機についてです。

 (なお、「管理職労組」三役メンバーが、この点でどのような立場であるかについては次回以降で検討します)

【 「うろこさん」が明らかにしたこと 】

 私のブログの「先達」ともいうべきブログ・「うろこのみんなの味方だ労働組合論」で、「うろこさん」が「みなとさん」(当時は「管理人さん」の呼称)について興味深い論考を行っています。(「うろこさん」のブログはこのブログの書庫にあります。全体として深い考察がされていますので詳細はそちらをご覧下さい)

「 …掲示板の投稿記事において誹謗中傷や名誉毀損など著しい不法行為が行われ、それを掲載し続けた場合、掲示板の責任者の管理責任が問われます(善管注意義務)。それと知ってさらに放置をつづけた場合、『未必の故意』となります。さらに、そうした不法行為を幇助し加担した場合、管理人は同等の刑事、民事の責任を問われることになります。さらに、それが不法行為者と謀議の上であったとすれば、共謀共同の首謀者としての責任を問われます。 … 中略 …

 にも関わらず、掲示板の管理人が、かくも掲示板でいずみ生協関係の誹謗中傷、名誉毀損に固執するのはなぜか? 争いとなれば、非は自分にあり、負けるのがわかりきっているリスクまで犯して。 … 中略 …

 普通の会社の経営者であれば、犯すことのないリスクです。ここまでバレてしまえば普通だったら、手を引くでしょう。なのに、掲示板の管理人さんがしつこく掲示板の維持に固執する理由はなにか?管理人さんの動機は怨恨であり、目的はいずみ生協への仕返し、いずみ生協にダメージを与えることでしょう。怨恨を晴らすためなら、不法行為や犯罪を犯しても良い。これはまさに犯罪者の理屈です。法治国家において許されない行為です。 … 」(2006年5月9日「管理人さんの目的と動機について」より)

 「うろこさん」の考察は、私の考えとほぼ同じものです。

 あえて付け加えるとするならば、「みなとさん」の「仕返し」とか「いずみ生協にダメージを与える」とかの意味するものは、せいぜい「低俗な嫌がらせをする」程度の低レベルなもので、行為をすればするほど自らと管理職労組が「孤立」せざるを得ないものであるのに、それを「止められない」屈折した心情がそこにあると思われるということです。

【 展望なき憂さ晴らし? 】

 「うろこさん」のブログに、「みなと出版二十二」が出版している書籍に関わる論述があります。そこで紹介されている書籍の主人公(いずみ問題に関わって、告発者との関係を理由に職場から解雇を宣告され、解雇撤回を勝ち取ったのち職場を去った人物)は、いずみ問題をテーマにした本の著者でもあること等から、「みなとさん」であると思われます。

 「みなとさん」が「告発者」を支援した理由については、

1)自らが「告発者」と同じ問題での「被害者」でもあることから、いずみに一矢報いたいという思い

2)いずみ問題を解決し、「真に民主的ないずみ市民生協の発展」(「管理職労組結成宣言」より)を奨めることが社会の前進に寄与することであるという「義憤」

3)「告発者」たちがいずみの中枢に参画すれば自分の会社にとっても有利な条件が生まれるという「経済的動機」

… 等々が考えられます。

 かつて、「みなとさん」は掲示板に以下のような投稿を行いました。

◎久しぶりに感動しました,投稿者,大阪湾の黒鯛,投稿日:2004年12月14日(火)

「裁判報告集会に参加された皆さんおつかれさま。正義がとりもつ人と人とのつながりの強さというものを感じた。管理職労組は、名前に「管理職」がついているが誰でも入れる労働組合だ。この労組が大きくなればいずみ理事会も変わらざるをえなくなるだろう。そんなことを強く感じた集会だった。」

 上記の文章が「みなとさん」の「純粋な正義感」のみからの投稿か否かはさて置き、「みなとさん」が「告発者」の支援に託したこれらの「思い」は実現することがないままに、「告発者」はいずみを去り、「管理職労組」は「大きくなる」どころか、本格的な活動を展開しないままに休止状態を迎えたのです。

 「みなとさん」の思いを実現する道は「管理職労組」が「大きくなる」ことだとすれば、その道は閉ざされ、残されたものは「かつて告発者と支援者達が『偉大な戦い』をした」という歴史的「証拠」である裁判関連の記録と、「大阪のやっさん」等が「いずみ批判」(実態が批判にあたいするか否かはさて置き)を「好きなように書き込む」掲示板だった … これが事実ではないでしょうか?

 だとすれば、ホームページと「掲示板」は、「みなとさん」の「ささやかな憂さ晴らし」的存在意義を持って継続していたのかもしれません。

【 言論統制してまで「守ろう」としたもの 】

 これまで、何度か明らかにしたように、私が「破廉恥掲示板」で主張したことは、「事実に基づかない誹謗中傷行為やその原因ともなるハンドルネームの多重使用等の禁止」など、労働組合掲示板なら当然守られるべき民主的ルールの遵守「だけ」であって、それ以外の「論争」のほとんどは「みなとさん」が成りすました様々な「人物」からの誹謗中傷への反論でした。

 「みなとさん」は、何故、一生協人の要求に対してパペット=マペット的猿芝居まで行って「反撃」しなければならなかったのか … それが「自らのささやかな憂さ晴らしの場」(=いずみ市民生協に対する誹謗中傷を自由に書き込める「破廉恥掲示板」)を守るためだったとすれば、その異常なまでの行為の本質が理解できるように思います。

 最終的には、「みなとさん」は、自らが仕出かした反社会的行為の責任を逃れるために「みなとかくし」を行いました。既に言論統制状態で自らが支配していた掲示板を理由述べずに「休止」状態にし、URLから「minato」の文字を消し、ホームページにでかでかと掲示されていた「みなと出版二十二」のリンクを消去する … これはなりふり構わぬ「みなと隠し」でした。

 結果として「みなとさん」が守ろうとした「破廉恥掲示板」は機能を停止し、ホームページは、「管理職労組の結成宣言」「規約」「2005年度活動カレンダー(もどき)」「2006年度方針(もどき)」「裁判関連」と、トナカイが踊る「掲示板の休止連絡」 … 誤字を含む「呼びかけ文(もどき)」に三役メンバーの氏名を掲示したまま、更新もされずに放置されています。

 これが、「みなとさん」が「守ろう」としたものの「帰結」ということなのでしょうか?

 何故に、このような「帰結」を迎えることになったのか … 次回以降、「管理職労組」(現在の)メンバーの責任とも関連して、考察を続けたいと思います。

1 コメント

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ごくろうさまです。 (ウォン)
2008-10-20 09:43:15
3)「告発者」たちがいずみの中枢に参画すれば自分の会社にとっても有利な条件が生まれるという「経済的動機」

ちょっと、これは言いすぎというか飛躍しすぎではないでしょうか。職場復帰後の彼らにそのような覇気も根性の欠片もなかったように思いますよ。「いつトンズラしようか」という胸算用だけが渦巻いていたとおもいますが。