生協管理職労組いずみの掲示板は民主主義違反

数々の欺瞞、管理人のなりすまし、謎の掲示板「生協管理職労組いずみ掲示板」の考察

自分が何を言ったか覚えているんでしょうか…

2007年06月27日 21時36分54秒 | Weblog
 「真夏の太陽」さん、イヒテンゲルさんから引き続きコメントをいただきました。ありがとうございました。

【 「真夏の太陽」さんのコメントについて 】

>やっぱり、フシアナ踏んで逆上しているように見える。
>歴史が10年前で止まった主張を繰り返しているようだ。

 「10年前のことしか書けない(今のいずみについて情報を持ち合わせていない)」ということと、自分たちが書く内容が「他のメンバーにも支持される」とか、「いずみの打撃になる」という思い込みがあるのかも知れません。

>管理職労組掲示板「最終和解文書」(2004年10月6日)によれば、
>4.控訴人と被控訴人らは、本和解において本件紛争が解決したことを相互に確認する。
>6.被控訴人らと控訴人らは、本件に関し、本件和解条項に定めた外、何らの債権債務>がないことを相互に確認する。
>とある。

 はい。この文書はずっと掲示してありますね。

>一生協人さんの推論「みなとさん」・umekenさんご一行の中に、本当にumekenさんが含
>まれて10年前のN氏の問題行為に関わる投稿をしているとすれば、350万円の和解
>金(債権)をゲットし、自らは債務不履行を犯していることとなる。

 なるほど!! そういう考え方もあるわけですね。

>さすがに、そこまでリスクを犯す真性バカではないだろう。ただマジギレ状態と文体は、
>umekenさんを思わせるが。

 そこまでの愚行をしないことを祈りたいですね。しかし、自分たちがかつて発言(と言うより宣言)したことなど無視しているかのような内容の言動を平気でする人たちですから…もしかしたら…とは思います。

 「真夏の太陽」さんの指摘で気がついたのですが、例えば、同じように管理職労組ホームページに掲示されている「名誉回復にあたって、生協組合員と職員への告発職員からのメッセージ」(2001年6月)には、以下のような文章があります。

>組合員財産の流失は止まりました。組合員財産を食い物にしていた人物は“いずみ”を去りました。私たちはトップによる専横的運営から組合員を主人公にした運営への転換 や二度と私物化・利益供与が起こらない仕組みづくりが進んでいることに確信を持って います。

 この文章と、2ちゃんねるでのumekenさんの投稿とを比較したら、わけが分からなくなります。例えば5/20の投稿の一部(要約)ですが

>和解の時の理事会の対応(告発者にまともに謝罪する姿勢は全く無し。長い間の交渉でやっと「不適切な対応があった…」という文言 が入っただけ。私物化は最後まで認めず。告発の評価も長い交渉の末「改善のきっかけになった」という文言がやっと)や、私物化に直接関わった役員がそのまま残留している事実等をみても、いずみの体質が変わった、職場風土が変わったとは私には思えない。

 「和解のときの理事会の対応」についても、ホームページに理事会の文章が掲示されています。告発職員のメッセージは、この理事会の文章を前提として作成されたものでした。umekenさんは、「いずみの体質が変わったとは思えなかった」けれども「理事会の謝罪文は受け入れ」て、なおかつ「組合員・職員には、いずみが変わりつつあることへの確信を宣言」したというのでしょうか?

 さらに2ちゃんねるでのumekenさんの投稿を引用します。

>私達の弁護団のある 弁護士が、裁判をしていた時のいずみを「天皇なき天皇制の組織」と評した。「天皇がいなくなっても、その後運営にあたるのは天皇の側近と天皇に育てられ、天皇制での運営方法しか知らない幹部職員だから体質は何も変わらない」という意味。まさにその通りと私は思っている。

 「管理職労組」は、umekenさんがいう「天皇なき天皇制の組織」体質を変えるためのどんな運動課題も取り上げたことはないし、主張もしたことはありません。umeken氏個人も「大阪のやっさん」に対するメッセージの中で一部触れている(投稿名は「河内のおっさん」)以外にこの問題で発言をしたことはないのです。

 かつては「いずみは変わりつつある」と高らかに宣言し、その後その課題については何も取り組まず、発言もしなかった人物が、いずみを去ったら前言を覆すような主張を平気で行っているのです。

【 イヒテンゲルさんのコメントについて 】

>しかしここは(一生協人注:今回のフシアナトラップにumeken氏が引っかかった行為は)
>真夏の太陽さんのご意見どおり、単純なものだったようですね。しかし、喜劇だな。

 第三者から見れば、喜劇そのものでしょうね。

 「みなとさん」が行ってきた「掲示板」での言論弾圧等々、「みなとさん」たちと思われるメンバーが2ちゃんねるでやらかした誹謗中傷の数々、そしてumekenさんの登場と熱弁・突然の退場 … これらが、実際に何をもたらしたのか。何よりも「管理職労組」やumekenさんたちが実際には何をしたのか(あるいは何もしなかったのか)を、そして、「みなとさん」が「干渉行為」や「誹謗中傷」「著作権侵害」等の反民主主義的行為をどれほど行ってきたのかを、多くの人々に知らせる以外の結果はもたらしていない…私は、そのように考えています。

 「みなとさん」、umekenさん、貴方たちの「悪あがき」の全ては自分たち自身に帰ってくるのではないのですか。

 中断していた「管理職労組」についての考察を近々再開しますが(何しろumekenさんとのやりとり等があったりしたので)そこでは、これらの論点についても検討をしたいと考えています。

「無知」にせよ「挑発」にせよ

2007年06月26日 21時28分46秒 | Weblog
 真夏の太陽(「五月晴れ」さんの改名)さん、イヒテンゲルさん、紫陽花さんからコメントをいただきました。ありがとうございました。

【 umekenさんがフシアナトラップに釣られた? 】

 私のブログのみで、2ちゃんねるは読んでいない…という方のために簡単に解説すれば、2ちゃんねる「いずみ生協の事情①」スレッドに、先日「フシアナトラップ」が仕掛けられたのですが、それに唯一引っかかった人物が「umeken」さんらしいということについてのコメントです。

 みなさんがご指摘のように、umekenさんは「管理職労組」掲示板投稿者の中でベイ・コミュニケーションズを使って投稿している唯一の人物であり、今回フシアナに釣られた人物もベイ・コミュニケーションズからの発信です。

 さらに言えば、このスレッドのもとになった「生協の事情」スレで「みなとさん」と思しき人物が「投稿者の個人情報が覗ける(「真夏の太陽」さんの表現を借りれば〝他人のズボンの下が覗ける〟)」という触れ込みに釣られて別のフシアナトラップを踏み、しばらくの間参加者から嘲笑されたこと。umekenさんは、自身の言によれば、2ちゃんねるへの参加は5月の実名登場が初めてとのことで、この「フシアナトラップ」騒ぎを知らないと言う想定もできること … 等から、私も「フシアナに釣られたのはumekenさん」だと思っています。

【 挑発の可能性はあるかもしれないが… 】

 もちろん、イヒテンゲルさんが仰るように、何らかの「挑発行為」と言う可能性も否定はできません。しかし、「フシアナトラップに釣られた」行為が、「無知によるもの」であっても、「何らかの挑発行為につなげることを意図したもの」であっても、結局のところ、umekenさんの立場をより悪くする以外の効果は生みそうにありません。

 ご承知のように、umekenさんは、2ちゃんねるで自らに寄せられた質問の一部(しかもきわめて重要な質問)を放置したまま、あるいは、一生協人に「ウソを書くな」とか「一生協人はメチャメチャええ加減や」等と一方的な悪罵を投げかけてそれに対する反論はスルーしたまま「姿を消した」と思われていたのです。そのumeken氏が、自分に都合の悪い質問は無視したまま、2ちゃんねるはしっかり監視していた…もしかしたら、ほとぼりの冷めるのをまっていた?…ということになるのですから。

 念のために付け加えるなら、トラップに釣られたのがumeken氏であるということは、推論の域を出るものではありません。しかし、その大前提として、「2ちゃんねるに突然登場して大演説をぶったumeken氏が都合の悪い質問には沈黙したまま音沙汰が無い」という「動かしがたい事実」があるのです。このことを避けて通ることはできません。

【 誰でも確認できる現実 】

 2ちゃんねるでは、相変わらず「一生協人」に対する誹謗・中傷や、「みなとさん」・umekenさんご一行と思われるメンバーによる10年前のN氏の問題行為に関わる投稿が行われています。このような誹謗中傷や10年間の事件を題材にした「憶測」での議論は、誰でも簡単に作文することができます。しかし、それは何等現実的な根拠が示せない故に、実践的な意義を持たないものであり、現に2ちゃんねる参加者の共感を得ることにも成功していないようです。

 「みなとさん」・umekenさんご一行と思われるメンバーには理解が出来ないことなのかもしれませんが、彼らが「いずみ市民生協の問題」なるものをいくら声高に叫んでも、実際に彼らが提示し得るものは、「10年前の不祥事の蒸し返し」や、それに基づく「憶測」でしかありません。しかし、「管理職労組」のホームページ・破廉恥掲示板が行っている著作権侵害や言論統制、2ちゃんねるで「みなとさん」・umekenさんご一行と思われるメンバーが「他人の個人情報を覗こうとしてフシアナトラップに釣られた」ことや、umekenさんが質問を残したまま「姿を消した」ことは、この間2ちゃんねる参加者が目の当たりにしている「事実」なのです。

 「管理職労組」ホームページは、今現在も存在し誰でも検索ができますが、その掲示板では相変わらず「只今休止中」の表示とともにトナカイが踊っています。この現実を「言葉遊び」で回避することはできません。この間、2ちゃんねる参加者の多くが、「みなとさん」・umekenさんご一行と思われるメンバーを支持しない最大の理由の一つはここにあるのではないでしょうか。

 仮に、いずみ市民生協では「10年前の不祥事が解決されてない」なら、そのことについて何の取り組みもしなかった「管理職労組」とは何なのか、いずみ市民生協に「日々パワハラ」があるなら、何故「管理職労組」はひたすら沈黙を続けているのか。

 これは、「管理職労組」創設から2005年12月まで書記長の任にあったumekenさんにも、umekenさんの「盟友」として「管理職労組」ホームページ・掲示板を支配していた「みなとさん」にも問われていることなのです。

 「みなとさん」へ…umeken氏が2ちゃんねるに実名投稿までして「いずみ問題」について熱弁をふるっているというのに(但しそれは「突然言い出した」ことではあるのですが)何故「管理職労組掲示板」は休止するのですか。こんな時こそ「自由に意見交換」を呼びかけるべきではないのですか。

 umekenさんへ…あれだけの熱弁をふるっておきながら、何故突然沈黙(もっとも、最近の2ちゃんねるの「10年前の蒸し返し」はumekenさんかも知れませんが)を続けるのですか。貴方の行動は、貴方の熱弁の「真実性」を計る尺度であると思いませんか。

 もう一度言います。これら「貴方たちの実際の行動」は誰の目にも明らかな事実です。どんな詭弁をもってしても、この事実を変えることはできないのです。

自らの言動が明らかにした自らの問題

2007年06月18日 21時33分47秒 | Weblog
【 はじめてこのブログをご覧になる方に 】

 この間、2ちゃんねるをみてこのブログを訪れる方が増えているようです。このブログは、昨年の8月から掲載しています。はじめてこのブログを見られる方は、まず、ブックマークの書庫にある論考をご覧になれば「何が問題か」より分かりやすいと思います。特に、『Q&A とんでもない「管理職労組」の「掲示板」』は、問題の全容をまとめたものですので、ご一読ください。

 なお、以下の記述で「みなとさん」というのは、「管理職労組」の「破廉恥掲示板」を管理人として支配していた「みなと出版二十二」(所在地は神戸市長田区)に所属する人物(おそらく出版社の代表者と思われます)のことを言います。これまで、私は「管理人氏」という名称を使用していましたが、この間「みなとさん」や「管理職労組」前書記長のumeken氏等が『「みなと出版二十二」と「管理職労組」との関係を隠そうと必死になっているように思われる』ことから、このブログでは「みなとさん」と呼ぶことで、この名前が忘れられることのないようにしたいと思います。

【 そろそろ二週間が経過するが 】

 umekn氏から、一生協人にたいして「嘘を書いては駄目だ」「自分は『河内のおっさん』ではない。」「一生協人の主張はメチャメチャええ加減や」「別人に仕立て上げた謝罪をせよ」…等という抗議コメント(6月6日付け)をいただき、私がそれに対する回答(6月6日付けブログ)をしてからまもなく二週間が経過します。

 私は6月6日付ブログで、「河内のおっさん」=umeken氏と考える私の論拠を示し、あわせて『今回umeken氏が「嘘だ」と主張している以外の私の主張…例えば、「みなとさん」はホームページ・掲示板の単なる実務・運営の管理者ではなかったこと、umeken氏が「大阪のやっさん」を知らないはずがないこと等々…については、これを事実と認められたと確認してよろしいのでしょうか。』と言う質問をなげかけています。

 二週間近くが経過して、いまなおumeken氏から何のコメントもないことから、私が示した論拠について、umeken氏には異論が無い(反論不能も含めて)し、私の質問についても「事実と認めた」と考えてよいのでしょう。

 また、6月5日づけのブログでは、umeken氏が『掲示板で実際に何が起こっているのか、「みなとさん」に問い合わせればすぐ分かることなのに、それを回避しようとしている』ことを指摘し、合わせて、2ちゃんねるでumeken氏に寄せられている同種の質問(「みなとさん」に訊いてほしいというもの)への回答を2週間以上も放置(その時点で)していることを指摘しています。umeken氏はこのブログへのコメントとして私への「抗議」を書き込んでいるので、当然この内容は読んでいるはずですから、「回避しようとしている」ということについても「事実と認めた(認めざるをえなかったを含めて)」ということでしょう。

 その後、umeken氏は2ちゃんねるからも「姿を消して」います。umeken氏は、2ちゃんねるに「実名」登場したことで、その時点では一定のインパクトを与えたかもしれません。しかし、実際にumeken氏の一連の発言がどのようなものであったかを考えれば、今回の「突然の登場」と「あっという間の退場」とは、umeken氏にとっても「みなとさん」にとっても事態を有利に展開させる材料とはならないと思われます。このことは、umeken氏から私への回答があった際にあわせて考察したいと考えていた内容ですが、以下、簡単に検討してみます。

【 「平和運動は売名行為」の指摘はどこから出てきたか 】

 この間、部分的には取り上げてきましたが、umeken氏は「いずみの平和運動は売名行為」という主張を擁護する立場から、「いずみの平和運動にかつてあった(と彼が見聞している)問題点」なるものを披露しました。しかし、彼の発言が明らかにしているのは「いずみの問題」ではなく、umeken氏や「みなとさん」たちの問題点であると思われます。

 まず、「いずみの平和運動=売名行為」という議論は、もともと、2ちゃんねるでの「みなとさん」に対する批判に対して、「みなとさん」たち(と思われるメンバー)が言い出したことでした。

◎5月8日付けの2ちゃんねるの投稿
『神戸まつりの「自然の恵み癒しのゾーン」を「みなと出版二十二」のような、誹謗中傷、人権侵害を行い、著作権を侵害し、ソーシャルエンジニアリングを平気でやるような企業が、売名行為で使うのは許せない。』

◎それに対する「みなとさん」たちの投稿
『平和行進をいずみのようなパワハラ生協が売名行為で使うのは許せません。というのと何が違う?』

 umeken氏に寄せられた質問も「この、いずみ市民生協が平和行進を売名行為に利用しているという主張について、 umekenさんはどのようにお感じになっているのでしょうか。」と言うものでした。

【 旧トップの売名行為と平和運動全体との混同 】

 umeken氏の回答とそれに対する考察は以下のとおりです。(付番は一生協人によるものです)

1)告発者支援の会合で、長崎・広島の生協メンバーから「ノーモァN」「Nには二度とこの地に足を踏み入れてもらいたくない!」という発言が相次いだ。広島や長崎で集会がある 時は必ずいずみの幹部が先乗りして「Nに発言させろ!」的な強要をしたそうだ。

2)被災地の現地の人達が「いずみは本気で平和なんか考えてない!」「Nの売名行為の行為のために被災地を利用するな!」と怒られたのも当然だろう。

 まず、umeken氏は、ここでたくみに「Nの売名行為」への批判と「いずみの平和行進」自体への批判とをまぜこぜにしています。告発者支援の集会にはumeken氏等しか参加していないので、そこでの長崎・広島生協メンバーの発言が「正確にどのようなものか」は知ることができません。しかし、まじめに平和運動に取り組んでこられた現地の方々から「いずみの組合員・職員の平和への思いや活動」を「Nの売名行為」と同列においた批判がなされるということは考えられないことでしょう。

 1997年の告発騒動の最中にも平和行進は取り組まれましたし、その後もヒロシマ・ナガサキ行動等を通じて現地の生協関係者との関係を深めてきていることから、現地の生協の方々は「Nには二度とこの地に足を踏み入れてもらいたくない!」と発言されていたかもしれませんが、「いずみ市民生協の組合員・職員が進める平和運動は売名行為だ」等という評価を下してはいなかったでしょうし、まして「今現在進められているいずみの平和運動も売名行為」だ等とは毛頭考えておられないでしょう。

【 ここで「体質の変化」を問題にするのはなぜか 】

3)この時のいずみの体質がどこまで変わったのか私には分からないが

 この文章はきわめて重要な「告白」です。このときの「いずみの体質」とは何でしょうか。umeken氏の文章を素直に読めば『「Nに発言させろ!」的な強要』のことになります。当時のトップであったN氏は10年前に辞任しています。umeken氏は、「N氏の辞任後」に「トップの売名行為を強要する」様な行為がなくなったかどうか「分からない」と言いたいのでしょうか。

 もちろん、その後のいずみの平和行進・平和活動において「トップの売名行為を強要する」行為等はありません。「大胆な発言」では定評のあるumeken氏といえども「いずみの平和運動はいまも売名行為を強要している」とはいえないのです。そのことを素直に書くと「売名行為」発言を擁護できなくなるので、umeken氏は、問題を「体質」に置き換え、行為の有無の認識を「体質がどこまで変わったかの認識」に置き換えているのです。

 あとでももう一度検討しますが、umeken氏や「みなとさん」たちは「いずみの体質が変わって」は困るのです。

【 いま現在行われている平和行進をどのように考えるのか 】

4)こういったことをちゃんと総括したことが無い、という事実から見ると「平和行進を売名行為に…」という指摘はもっともかな、と思う。

 「こういったこと」とは何でしょう。『「Nに発言させろ!」的な強要』のこととしか考えられません。それを「ちゃんと総括したことが無い、という事実」とはどういうことでしょうか。仮にいずみ市民生協の平和運動に「N氏の売名行為」に関わって総括・克服すべき問題が残されているなら、それを具体的に指摘すべきでしょう。umeken氏は「平和行進を売名行為にしている」の「している」の部分を隠すことで、「かつていずみの平和運動でN氏の売名行為の強要があった」という「事実」(彼が見聞した情報)と、「いずみ市民生協の平和行進は売名行為である」という「現在にいたるいずみ市民生協の平和行進に対する評価」とを混同させています。

 私は、5月24日付けのブログで、umeken氏が「告発者支援会合」で得たというこれらの情報について、彼個人としても「管理職労組」としても情報発信はしていないことを指摘しました。umeken氏から、この点についても特に意見はないので、これも私の認識どおりということなのでしょう。umeken氏の発言は「いずみの平和運動を前進させる」ためのものではなく、「いずみの平和運動を愚弄する悪罵を擁護する」ためのものなのです。

5)しかしそれは理事会や上層部の体質の問題であって、組合員さんや職員の想いは純粋な素晴らしいものだ。

 ここで問題になっているのは「組合員さんや職員の想いは純粋な素晴らしいもの」か否かではありません。そのような組合員・職員が進めている「平和行進」は「今現在もいずみの売名行為」なのか、ということなのです。

 組合員や職員の平和にかける想いはすばらしいが、「理事会や上層部の体質には問題」がある…?つまり、umeken氏は、いまも「売名行為の強要がある」と言いたいのでしょうか?

【 発言を整理しなおしてみれば 】

 umeken氏の発言を氏の気持ちにそって分かりやすく整理すると、次のようなものになると思われます。

1)及び2)自分は長崎・広島の生協関係者から「N氏が平和活動において売名行為を強要した」と言う事実を教えられた。

3)(N氏は辞任しており、「N氏辞任以降も売名行為を強要している」という事実を指摘していずみを批判することはできないが)「その後、いずみの体質がどの程度変わったか自分は知らない」…ということは主張しても嘘にはならないだろう。

4)「N氏が平和活動において売名行為を強要した」と言う問題が総括されたと言う事実はないはずだ(自分自身もその情報発信はしていないのだが)。だから、いずみは「現在の平和運動が売名行為」だという悪罵を投げかけられても仕方ないのだ。

5)(組合員や職員を否定しないが)理事会・上層部は別だ。いずみの体質は変わっていないのだから、組合員・職員の平和への想いは純粋でも、(理事会・上層部がかわらない限り)いずみの「平和運動」は「批判される」べきである。

 これらを一言でいうなら「いずみの体質は変わっていない。よっていずみの平和運動は批判されるべきである」…ということになるのでしょう。

【 いずみ問題は解決されてはならない? 】

 この「体質論」は大変「便利」なやり方です。まず「いずみの不祥事」について声高の批判を浴びせ、「その体質は今も変わっていない」と言えば「格好はつく」(と、umeken氏や「みなとさん」たちは思っているらしい)のです。

 一般に「いずみの○○は誤っている」と言う主張をするなら-例えば「いずみの平和運動は売名行為である」等々-それを主張する側に立証責任があるのですが、「体質論」であれば「いとも簡単に」文章をまとめることができる(と、umeken氏や「みなとさん」たちは思っているらしい)のです。

 umeken氏や「みなとさん」たちにとっては、「かつていずみに存在した問題点」がその後どのように克服されて行ったかを事実に基づいて検証・評価することなど思いもよらないことなのでしょう。それは「手間ひま」がかかることですし、何よりも、検討の結果としていずみが改善されている事実が認められれば「批判」が出来なくなるでしょうから。彼らにとっては「いずみ問題は解決されてはならない」(=批判できなくなると困る)ということなのかもしれません。

 しかし、そのような「批判」(実質的には誹謗中傷)は事実による検証に耐えられないがゆえに、なんら「現実に対する影響力を持つ批判」とはなり得ません。この種の「批判」は、人の気持ちを傷つける効果、及び発言者本人の真価を示す効果以外に、何の意義も持ち得ないということを知るべきでしょう。

【 登場~退場が意味するもの 】

 2ちゃんねるでumeken氏が投稿している内容で、私のブログに直接関わる事項(例えば掲示板と「みなとさん」の関係等)については、次回以降のブログで検討します。いまは、umeken氏が「みなとさん」と「管理職労組」との関係についても実名で「証言」したことで、ブログの検討が進めやすくなったと言うことだけを紹介しておきましょう。

 umeken氏は、一生協人に「一方的な非難」を浴びせたまま、そして2ちゃんねるの質問も未回答を残したままで「姿を消した」ようです。最後に、このような「突然の登場~退場」行為自体が、氏の発言内容を評価する何よりの判断材料であることを指摘して、次回から、「管理職労組」・「みなとさん」と「掲示板」についての論考を再開したいと考えています。

(なお、umeken氏の発言内容については、まだまだ書きたいことがあるのですが、必要に応じて、今後の論考の中で取り上げることにします。)

結局何が残ったのか …

2007年06月10日 09時15分05秒 | Weblog
「青い空を」さんからコメントをいただきました。ありがとうございました。

>それにしても、
>退職されても、まだ組合員を信頼できないでおられるのが、
>何とも悲しい末路だなあと、お悔やみを言いたい気分です。

遺恨でしょうか…U氏にせよ、「みなとさん」にせよ、あと一名にせよ…。
しかし、「怨み・つらみ」に引きずられて道理の無い策動をしていれば、その結果は自分に「はねかえる」ものです。

「管理職労組」掲示板での「なりすまし」や「誹謗中傷」・「人権侵害」を指摘されて、それを是正することを拒否した「みなとさん」…もしかしたら、是正は「いずみに屈服することだ」みたいな怨念がベースにあったのかもしれませんね。正しく是正せずに、事態を隠蔽し、言論弾圧体制に移行したことで投稿は激減、周囲から批判が集中…結果として、事態は「みなと出版二十二」の社会的評価に関わるところまで拡大しています。

「破廉恥掲示板」の事態を打開するために2ちゃんねるを利用しようとしてかえって参加者の反感を買い、それならばせめて「いずみ市民生協の悪口を流布しよう」としても、何ら具体的な批判ができず、しかたなく「管理職労組を弾圧しようとしている」等という荒唐無稽なデマ(活動実態すらないのに)を流したら、かつて告発者を支援したメンバーからも「すでに告発者がいずみを去っている」ことが指摘されてしまいました。

「別スレを立てよう」という2ちゃんねるの提案を横取りして「日々パワハラ」等という命名をしてみても、自分から提供できるネタがなく、参加者から批判・嘲笑される始末です。それならばとU氏が実名登場したのですが、新聞記事について誰も投稿してくれていないので(これはあてが外れたでしょうね)「自分がニュースソースの新聞記事」を自分で紹介せざるをえませんでした。

それでも外部の人間には事情がわからないので暫らくは「場がもった」のですが、そもそも根拠の無い報道です。継続報道も無い一発限りの「空砲」でしたから、すぐに「ネタ切れ」になってしまいました。肝心のU氏も参加者からの質問を残したまま音沙汰がありません。

それならばと、「一生協人は嘘を書く」ということを証明すべく(?)私のブログにコメントをしたのですが、経過はご覧の通りです…もしかしたら、もうU氏は登場しないかもしれません。

 U氏は気がついているのかどうか…一生協人のブログで彼が行った主張とその後の振る舞いは、2ちゃんねるで彼が行った主張と行動を判断する格好の材料を提供してしまったということです。他人のことを「嘘つき」「ええかげん」呼ばわりして、根拠を示して反論されると沈黙したまま…2ちゃんねるでの主張も所詮この程度のものだろうと参加者が考えても、それは当然だと思います。

事態がこのように「思惑とは正反対の方向にすすむ」ことに怒りを覚えたのか、最近は残るメンバーによる「一生協人」への非難、誹謗中傷も増えているようですが、そのことは、このブログの読者を増やす効果を生んでいます。4月ころからアクセス数が増加していましたが、最近では、ブログの更新が無いときでも常時50名近くの方がアクセスされているようです。

要するに、彼らのやっていることは、ことごとく自分たちへの社会的批判を増加させる効果を生んでいるに過ぎないということなのです。

>今週の木曜日、いずみ市民生協の第33回通常総代会が開催され、
>11名の様々な角度からの発言があり、それに対する専務理事の答弁があり、
>圧倒的賛成多数で、全議案が可決されました。

本当にお疲れ様でした。

>140通を超える議案への意見も出され、自主的な活動の広がりへの楽しさや今後の期待などから、>店舗閉鎖に関わって理事会の運営力量がないなど厳しい意見まで、
>多様な意見が出されていました。

はい。総代懇談会でも厳しい意見がだされたと聞いています。

>どこが洗脳された組合員でしょう、
>組合員は一人ひとり、違う価値観をもって、いずみを利用、活用し、成長しています。
>いつまでも、成長していないのは、umekenさんたちですよ。
>組合員は、そんなに馬鹿じゃない。

彼らには「言葉の遊び」はあっても実践が無いからでしょう。だから成長がないのです。例えば、U氏は「いずみの平和活動にかつて存在した問題点」を熱弁していますが、本当に平和運動の前進を願うなら、そのことを「いずみ内部」に情報発信し、平和運動が正しく発展するために努力をするべきだったのです。今頃になって、「みなとさん」たち(と思われる連中)の「組合員・職員を愚弄する」発言をかばうために「言葉を弄んでいる」…先ほどの議論の繰り返しになりますが、今回の彼の議論は、多くのメンバーに彼らの「本質的な問題点」を明らかにすることになりました。

>それに、毎日新聞の報道について、当日来られた来賓の方にも資料が配布されたようです。
>何も隠してないじゃないですか。

隠す必要もないことですからね。ゴルフ会員権を含めた一連の問題に関する旧役員の責任については、総代会で組合員が決定しているのです。U氏がそれに納得できないということと、組織としての決定がされているか否かとはまったく違う問題ですが、おそらくU氏(及び「みなとさん」たち)には、そのことが分っていないのだろうと思います。

>冷静に、事実を知って、考えてみてはどうですか。
>後ろ向きに考えていても発展はしないし、
>前に向かって歩いていきたいですよね。

とくに、管理職労組のメンバーに、呼びかけたいですね。もう間もなく、管理職労組の活動についても検討をすすめる予定ですが…いい加減に気がついてくれればと思います。

自分で自信が持てない投稿はやめた方がいいですよ

2007年06月06日 21時29分46秒 | Weblog
 「社会主義者」さん、「umeken」さんからコメントをいただきました。ありがとうございました。

【 「社会主義者」さんに 】

 ブログ拝見しました。なかなか鋭い分析をされておられると思います。個々の論点について意見が異なる点はありますが、私自身も「告発者」たちの方法上の問題点や、そもそもの動機への疑問等を持ってはいても、そのことで当時の「トップの問題」に象徴されている「いずみ市民生協」の諸問題が免罪されるとは思っていません。それは解決されなければならない問題でした。

 当時のいずみの問題に対する私の認識については、いずれ「社会主義者」さんのブログにコメントさせていただきたいと思います。このブログは課題を限定したブログであり、現在集中的に論考掲載中であることからも、このブログでの意見陳述は(少なくとも現時点では)難しいと考えています。

【 「umeken」さんに 】

 まずは、コメントの全文を再掲させていただきます。便宜上付番しています。

タイトル:嘘を書いたらだめですよ

1)あなたのいうU氏です。いろんなご意見を展開されるのはご自由ですが、もっともらしい嘘は止めてください。

2)あなたは私が「河内のおっさん」とかいうハンドルネームで投稿していた…と決め付けていますが、当の私は全く身に覚えがありません。

3)私、年のせいかネットとか書き込みとかいうのは弱くて過去にも「さざ波通信」くらいに投稿したことがあるだけでこの間の2チャンネルへの投稿が初めてみたいなもんです。

4)「多重ハンドル」「IPアドレス」とか殆ど意味が理解できないのが正直なところです。

5)あなたは責任感がおありのようですから、直ちに「河内のおっさん…」うんぬんについては訂正をお願いします。

タイトル:言い忘れました

7)こういう所に書き込んだ人物を調べるのにどんな調べ方があるのか知りませんが

8)「河内のおっさん」とかいう人物を「間違いなくU氏だ!」と断言するくらいですか
ら「多重ハンドル」とか「○○は××だ!」とかを根拠に行っているあなたの主張ってメチャええかげんなもんなんやね。

9)私を別人にしたてあげた行為に対する謝罪はちゃんとしてくださいよ!

いきなり相手のことを「嘘」と決め付けるのはいささかマナー上の問題があると思わないでもないのですが(umekenさんらしいというべきなのかもしれませんが)…せっかくコメントをいただいたので、詳細にお返事をしておきましょう。

【 umeken氏は掲示板に投稿したことがない? 】

 まずは事実確認から。

 「管理職労組掲示板」の過去の投稿を調べると以下のものが残されています。なお、umeken氏も「みなとさん」に頼めば見ることができますし、その投稿には以下の「プロバイダ」や「ホスト」情報も付加されていますから、簡単に確認ができることを申し添えておきます。

河内のおっさん 2004.9.14 プロバイダ:BAI-CATV ホスト:hccdb6a**7.bai.ne.jp 投稿地:兵庫県

梅渓健二    200410.15 プロバイダ:BAI-CATV ホスト:hccd37ddd**.bai.ne.jp 投稿地:兵庫県

河内のおっさん 2004.10.31 プロバイダ:BAI-CATV ホスト:hccdb6a**.bai.ne.jp 投稿地:兵庫県

灘の生一本   2004.11.24 プロバイダ:BAI-CATV ホスト:hccd37ddd**.bai.ne.jp投稿地:兵庫県


 この内、「梅渓健二」氏と「灘の生一本」氏はホストデータから間違いなく同一人物です。ということで、まず確認いただきたいのは「梅渓健二」氏は実名で投稿しているし、「灘の生一本」氏の名前でも投稿しているという事実です。ついでに説明すれば「多重ハンドル」とは、このように別のハンドルネームを使用して他人に成りすますことを言います。

 さらに、「梅渓健二」氏と「河内のおっさん」のホストデータも限りなく同一人物を想定させるものです。また、この「BAI-CATV」(ベイ・エリア・インターネット)からの投稿は、2004年以降の全投稿でこの4件しかなく、投稿時期も2004年9月~11月に集中しています。

 これだけの情報だけでも、「梅渓健二」=「河内のおっさん」という推定は十分に成り立つと思いますが、もう少し説明をしましょう。

【 「河内のおっさん」の文体を見れば… 】

 まず、投稿内容をみてみましょう。私は、投稿内容を引用する場合、出来る限り要約引用を心がけていますが、今回については、文章のニュアンス等も重要な情報であるので、全文引用します。なお改行は一生協人によるものです。

◎河内のおっさん 投稿日2004.9.14 タイトル「大阪のやっさん、頑張れ!」

 『大阪のやっさん、大変やね。せやけど負けたらあかんで。事業も活動も全く生協らしくないのが今の”いずみ”やけど、職員の扱いは最悪やね。民間企業でもここまでひどい扱いはしないと思うで。

 やっさんらが頑張って人間らしい、労働者らしい扱いを要求して実現していくことが”いずみ”をちょっとはましな生協にしていく力やと思うで。なんぼでも応援するさかいに、めげんと頑張ってや!

 それから、心配やからこの掲示板にしょっちゅう書き込みしてな。頼んまっせ!』

◎河内のおっさん 投稿日2004.10.31 タイトル「いずみヘルプラインの実態」

 『大阪のやっさん、元気そうでなりよりや。

 ヘルプラインに電話したらしいけど大事なこっちゃ。なんせ鳴り物入りで設置された制度やからな・・・そやけど、いずみのヘルプラインには問題ちゅうか、限界もあるからな。

 規定によればヘルプラインに訴えれらた事柄の白黒を最終的に決定するんは「倫理委員会」ちゅう会議ですがな。ところがやね、この「倫理委員会」には誰が出てるねんいうと、なんと常勤役員だけですがな。

 本来ならあの一連の事態の責任をとって辞任しているはずのF専務、N常務、H常務なんかが倫理的な判断を
するわけでんな。笑ろてまうな。第一、あの三人さんが内部告発したような「役員がらみ」の怪しいことはヘルプラインに言うだけ無駄ですがな。

 それからこれはヘルプラインに実際に訴えた人から聞いたんやけど、法律的な問題、相談は誰にするねん・・・というとあの顧問弁護士のO先生らしいで。あの三人を最後までいたぶり、理事会を守った先生に不正の証拠なんか事前に見せたらえいこっちゃ。

 結局、いずみのヘルプラインも「格好だけ」ちゅうこっちゃ。そやけど大阪のやっさんみたたいな問題やったらちょっとは役に立つんとちゃうかな。ほかのいじめられてる人も、困っている人も大阪のやっさんに見習ってヘルプラインに訴えようや!

 ようさんの職員からおんなじような問題、被害の訴えがあったら「格好」だけのヘルプラインも結構役に立つかもしれへんな。ほたら、さいなら!』

 梅渓健二氏と面識があるものなら、この文章を読んだだけで氏をイメージせざるを得ない文体ですし…顧問弁護士が「あの三人を最後までいたぶり理事会を守った」人物だ等という表現は、法廷で弁護士と対面した人物ならでは…という感じがしますが、その程度の「証拠」ではumeken氏が納得されないと思いますので、もう少し続けます。

【 「大阪のやっさん」への激励の意味するもの 】

 「大阪のやっさん」は「河内のおっさん、ありがとう」と題して、9月15日(「河内のおっさん」の投稿の翌日)に以下の投稿を行っています。

『先週、管理職労組からの「要求書」を提出して、話し合いを持った。私の要求はほぼ認められる結果だったが、私以外に同じような病気で休職中や退職を考えてる職員がいる。民主的にまた平等に扱われるように、これが本当の要求。職場によって扱いが違うのも現実。これからが本当の闘い。要求の実現のために一歩づつ頑張って行きたいと思う。』

 この「大阪のやっさん」の投稿は、「河内のおっさん」の投稿を受けてなされたものです。では、その前日の、「河内のおっさん」の投稿に書かれている「やっさんらが頑張って人間らしい、労働者らしい扱いを要求して実現していくことが”いずみ”をちょっとはましな生協にしていく力やと思うで」…等の情報を、「河内のおっさん」はどこから入手したのでしょうか?

 2004年以降、掲示板の最多投稿者となる「大阪のやっさん」ですが、2004年の投稿は、この9月15日が初めてなのです。「大阪のやっさん」は、この時点で休職中ですから、職場での情報の入手等も考えられません。また、職場で伝聞した情報であれば、それなりの挨拶等が投稿内容に含まれるのが普通でしょう。

 「河内のおっさん」が「大阪のやっさん」の情報を入手したルートとは、「大阪のやっさん」の投稿にある『先週、管理職労組からの「要求書」を提出して、話し合いを持った』時点だと考えるしかないのです。そして、「梅渓健二」氏は、この時点で管理職労組の書記長として「話し合い」に同席していたと考えられる人物なのです。

(なお、私が調べられる限りでは、「大阪のやっさん」の掲示板への初めての投稿がこの投稿のようです。より正確に言えば、この「河内のおっさん」以前にいずみ市民生協職員は投稿していないと思われます。「みなとさん」が重要な情報を隠ぺいしたままなので、調査漏れがあるかもしれませんが。)

【 以上の情報のまとめ及びそこから推定できること 】

1.「梅渓健二」氏は、かつて掲示板に投稿している。

2.「梅渓健二」氏は、「灘の生一本」というハンドルネームを多重使用している。

3.「梅渓健二」氏も「河内のおっさん」氏も、掲示板全投稿(1000件以上?)の内、4件しかないBAI-CATVというプロバイダを使用しており、いずれも投稿場所は兵庫県。投稿時期も2004年9月~11月のみである。

4.「梅渓健二」氏と「河内のおっさん」氏のホストデータは、両人が同一である可能性が極めて高いことを示している。

5.「河内のおっさん」氏は、「大阪のやっさん」が掲示板で情報開示する以前に、彼が条件改善のための運動をしていることを把握していた。

6.「大阪のやっさん」は「河内のおっさん」の投稿の直前(本人の投稿によれば前週)に「管理職労組から要求書を提出して話し合い」を持っている。

7.「梅渓健二」氏は当時の管理職労組書記長である。

さらに、この間の論考から明らかになっていることとして、管理職労組の三役(当時)メンバーで掲示板に投稿しているのは「梅渓健二」氏だけなのです。

これだけの情報がそろっていて、「河内のおっさん」が「梅渓健二」氏だという結論をだすことに何等無理は無いと思いますが、umeken氏にはさらに異論があるでしょうか?

【 ところでumeken氏に伺いますが 】

7)こういう所に書き込んだ人物を調べるのにどんな調べ方があるのか知りませんが
8)「河内のおっさん」とかいう人物を「間違いなくU氏だ!」と断言するくらいですから「多重ハンドル」とか「○○は××だ!」とかを根拠に行っているあなたの主張ってメチャええかげんなもんなんやね。

 私の調べ方についてはご説明したとおりです。また、私は『「○○は××だ!」とかを根拠に』した覚えはありませんから、umeken氏の文章のほうがよほど「メチャええかげん」だとは思いますが、それはさておいて、

 今回umeken氏が「嘘だ」と主張している以外の私の主張…例えば、「みなとさん」はホームページ・掲示板の単なる実務・運営の管理者ではなかったこと、umeken氏が「大阪のやっさん」を知らないはずがないこと等々…については、これを事実と認められたと確認してよろしいのでしょうか。

9)私を別人にしたてあげた行為に対する謝罪はちゃんとしてくださいよ!

 「仕立て上げる」という言葉は、誰かさんが2ちゃんねる等で行ったように、総代会等で結論が出ていることなど「事態の本質に関わる決定的に重要な情報」にはあえて触れずに、あたかも理事会が独断でゴルフ会員権問題を処理しているかのような「作為的な表現」を使用する場合に使うものでしょう。

 私は、「みなとさん」達がよくやるように、論拠も示さないで物事を断定したり、不都合な情報を隠したりした覚えはありません。私が何かの事実をあえて隠したり、虚偽の情報を流したりしているというなら事実で指摘してください。それができないなら、人の論考を「嘘を書く」だの「メチャええかげん」等と主張しているumeken氏のコメントは単なる悪罵でしかないということですから、謝罪すべきはumeken氏ということになります。

「掲示板」の末路と「管理職労組」の岐路 (5)

2007年06月05日 21時55分15秒 | Weblog
 前回に続いて、「みなとさん」隠しについて検討をすすめます。すなわち、管理職労組前書記長U氏が2ちゃんねるで様々に熱弁をふるいながら、「みなとさん」の問題についてはあえて触れようとしない、より正確に言えば論点をそらそうとしているとしか考えられないと言う問題です。

注)「みなとさん」というのは、「管理職労組」の「破廉恥掲示板」を管理人として支配していた「みなと出版二十二」(所在地は神戸市長田区)に所属する人物(おそらく出版社の代表者と思われます)のことを言います。これまで、私は「管理人氏」という名称を使用していましたが、この間「みなとさん」や「管理職労組」前書記長のU氏等が「『みなと出版二十二』と管理職労組との関係を隠そうと必死になっているように思われる」ことから、このブログでは「みなとさん」と呼ぶことで、この名前が忘れられることのないようにしたいと思います。

 U氏は、5月17日に2ちゃんねるに登場し、「告発者の一人で一年前に退職したU本人である」と名乗って、「私に聞きたいことがあったら遠慮なく…なんでもお答えします」と表明しました。話題になっている人物本人が登場し「なんでもお答えする」というのは、私が知る限り珍しいケースです。

 多くの質問が寄せられ、U氏はそれに答えて熱弁をふるっているのですが、そのやり取りをよく見ると、U氏の「答弁」にはある傾向が見て取れます。2ちゃんねるでの質問には「番号」が付与されていましたので、その番号を拝借して、質問と回答のポイントを見てみます。

【 「大阪のやっさん」を知らないはずがない 】
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【質問1】
管理職労組いずみ掲示板にて、「プラットさん」による「大阪のやっさん」の投稿の盗作が原因で管理職労組掲示板では、数人の多重ハンドルによる成りすまし投稿が 横行しているのが発覚した。U氏はこの経過はご存知だったのか。
また、ご存知であれば、管理人も含めた管理職労組関係者の多重ハンドル成りすましによる自作自演、議論の誘導について、どうお感じになっていたか。

【回答1】
私はハンドルネームの人が誰か?ということは全く知らない。 また「これは誰?あんたか?」なんてことも聞いたこともない。 あなたは「管理職メンバーによる…」と断言しているが、管理職労組のメンバーの振りをして混乱を持ち込んでいる 可能性も否定できないのではないか?問題は「多重ハンドル」 使用で「どんな困った事が起きたのか?」ということだと思う。
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 まず、U氏の「ハンドルネームの人が誰か?ということは全く知らない」という主張は成り立ちません。U氏自身が「河内のおっさん」というハンドルネームを多重使用していたことは前々回の論考で紹介しましたが、その投稿の内容は「大阪のやっさん」への激励だったのです。(2004年9月14日及び10月31日)

 「大阪のやっさん」は、(「河内のおっさん」の投稿の直前…9月頃でしょうか)管理職労組として要求書を出して待遇改善が実現した旨を掲示板に投稿しています。当時の管理職労組書記長・U氏が「大阪のやっさん」を知らないはずはありません。また、前々回の論考で、私は、「大阪のやっさん」系列(ハンドルネームの多重使用)だけで2004~2005年の掲示板全投稿数の4割を占めていることを示しましたが、「大阪のやっさん」氏と「プラット」氏の使い分けはほぼ2:1になっており、「プラット」氏も投稿数40件、全投稿の一割強を占めている「常連投稿者」なのです。

 管理職労組として要求書を提出した「大阪のやっさん」(しかも掲示板最多投稿者)が「プラット」氏という常連投稿者にも「成りすまし」ており、この「両名」の投稿だけで2004~2005年の総投稿数の4割強を占める…このことは、掲示板だけでなく管理職労組にとっても重大問題でしょう。仮にU氏が言うように「管理職労組のメンバーの振りをして混乱を持ち込んでいる可能性」があるなら、それこそ「プラット」氏が多数投稿している2004~2005年当時の責任者であるU氏が率先して、その調査に当たるべきでしょう。

【 掲示板を揺るがした大騒動について何故一言も触れないのか 】

 U氏の言明によれば、U氏は「反骨精神」(じつは「大阪のやっさん」系列)による「部内報・理事長文章」に関わる投稿(2006年3月17日)を読んでいるとのことですが、まさにその直前に、「大阪のやっさん」氏と「プラット」氏が同一人物ではないかと言うことをめぐって、掲示板は大変な議論になっていたのです。問題の発端は1月30日でしたが、それからの二ヶ月間で、直接二人の関係に関わる投稿だけで30件近くになります。

 このような事態の推移に対して、当時の書記長として事態に責任を負っているU氏が「これは誰、あんたか」と言うことを「確認もしなかった」とすれば、それは「聞くまでも無く事の真相が分かっていた」ので「確認する必要が無かった」としか考えられません。これらの事実認識に対する論評を回避するためにU氏は、「U氏はこの経過はご存知だったのか」という経過に対する認識を問う質問を投稿者に対する認識に「すり替え」ています。(しかも、その回答が虚偽としか考えられないということは前述のとおりです)

 問題の「回避」や「すり替え」はこれだけではありません。
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【 質問2 】
管理職労組いずみ掲示板に、06年3月に「反骨精神」氏の書き込み( 部内報に靖国神社の菊の紋と理事長の写真が掲載されている。この行為は「9条の会」と相反すると思う…というもの。なお、記事内容の紹介もない一方的な非難であり、理事長の写真というのは誤りであった : 一生協人注)
以降、誹謗中傷だという論争が始まり混乱を深めていくわけだが、 U氏はこの経過はご存知だったのか。 ご存知であれば、この「反骨精神」氏の主張についてどう思われるか。

【 回答2 】

反骨精神氏の書き込み内容はなんとか覚えている。 E理事長には批判的な意見を持ってはいるが、E理事長が 「反戦・平和主義者」だということは確信しているので、あの書き込みは「短絡的やな…」と思った。 でも部内報を読んだ職員の意見だから「嘘」や「デマ」でもない。 大いに反論書き込みして、反骨精神氏の見方が間違っていることを指摘 すればいいのであって「誹謗中傷」とは本質がちがうと思う。
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 ここでも、U氏は問題の経過に対する認識についての回答を避けています。掲示板では、その後、多くの参加者から「大いに反論書き込み」が行われ、最終的には投稿者本人から「浅はかさをご容赦ください」(3月26日付け投稿)という自己批判投稿も行われています。そして、掲示板では、このような「誹謗中傷とも取れる投稿の再発を防止するための管理」を求める投稿が増加する中で、「みなとさん」が「私も組合員」「気づいた人」等々に成りすまして、投稿者に対する誹謗中傷を開始したのです。

 これは、反骨精神氏の投稿から一ヶ月足らずの間に起こったことであり、反骨精神氏の投稿内容を「何とか覚えている」U氏が「この経過をご存知」無いはずがないのです。


【 U氏が一貫して「避けて」いること 】

 仮にU氏が、反骨精神氏の投稿内容及びその後の経過について、記憶が定かでなかったとしたら、他でもない「かつては自分が責任者の一人であったホームページ」での出来事ですから、内容を確認すればすむことです。そして、内容を確認しようとしたら、そこにあるのは「只今、当掲示板は休止しております」という表記と「踊るトナカイ」と、ですから、U氏としては「みなとさん」に何があったのかを問い合わせることになるでしょう。U氏は話がそこに行くことを回避しようとしているのです。

 例えば、U氏は以下の質問(5/19付け。2ちゃんねるでは質問9ということになっている)への回答をいまだに行っていません。

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では、なぜみなとさんはネット掲示板のマナーを犯し、 自分で宣言した固定ハンドルで、というルールまでも犯し、 多重ハンドルを使ったのか?目的は何か? この点について、みなとさんは黙して語らず。語れないのだと思う。 U氏はみなとさんとも実社会で簡単に連絡が取れると思う。 みなとさんが多重ハンドルを使った理由を聞いていただけないか? よければ、その話の結果を教えてほしい。
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 U氏自身が明言したように、「みなとさん」の役割が単なる実務・運営の管理者であるなら、2004年~2005年の「やっさん」「ぷらっと」氏の成りすまし問題等についても、最大の責任者はU氏であるはずなので、「理由を聞いていただけないか」ではなく、U氏には調査責任・是正責任があります。「知らなかった」ですむ話ではありません。

 ところで、U氏は本当に知らなかったのでしょうか?

 U氏は、自己に対する「ひどい書き込み」への抗議投稿から2ちゃんねるに登場しましたが、例えば当該スレッドで最初にU氏の写真入り情報を紹介している投稿(4月30日付け)前後の投稿を見るだけでも、「みなとさん」による言論統制や著作権侵害に対する批判が多数あることはすぐにわかります。

 U氏がこれらに一切気がつかず、従って、昨年の5月4日からの「新しい運営」と称した「言論統制」や「過去の投稿の隠ぺい」も一切知らず、さらに今年の5月5日以降の「踊るトナカイ」も知らないままで、「事前検閲制」や「成りすまし」に対する2ちゃんねるの質問について回答している…こんなことはありえないことでしょう。

 U氏は、これらの事態を認識した上で、議論を展開していると考えるしかないと思います。

【 U氏が意図したことは何だったのか 】

 U氏が登場する直前、2ちゃんねるの議論は「みなとさん」への批判に焦点が移りつつありました。詳細な論評は次回以降に行いますが、例えば、

・かってに「日々パワハラ」等と命名したスレッドを立てて(他人の提案を横取りして)おいて、何ら具体的な事実による批判がない。

・他のスレッドにも「宣伝」を行っていること等から、2ちゃんねるを自分の都合の良いように利用しようとしているのではないか。

・そもそも「管理職労組掲示板」の宣伝を2ちゃんねるに書き込んでおいて、掲示板に投稿したら「事前検閲制」とやらで投稿もされない。これは、投稿・IPを詐取するソーシャルエンジニアリング手法ではないか。

・そのような批判に対して「みなとさん」は勝手に掲示板を休止状態にし、管理職労組ホームページから「みなと出版二十二」へのリンクも消去した。自分が関与した証拠を隠滅しようとしているのではないか。

・そもそもこのような出版社が「○○祭り」等に参加することはいかがなものか …等々

 今回、U氏が2ちゃんねるに登場した目的の一つは、このような「みなとさん」を対象とした議論を「何としてもそらす」ためではないか…これが、この間私が主張している「みなとさん」隠しということです。

(もちろん、U氏が、「平和行進はいずみの売名行為」という卑劣な主張を擁護したり、管理職労組時代には主張していない「一連の不祥事の体質は変わっていない」と主張したりすること、さらには、総代会で組合員自身が決定を下した「ゴルフ会員権問題」について蒸し返しを行うことの背景には、U氏自身の「思い」もあることでしょうが。)

 U氏の「思惑」どおりの推移というべきか、一時期の2ちゃんねるでは、あたかも「新たな不祥事が発覚した」かのような投稿が「多数」(投稿者はU氏を含めて三名程度のようですが)ありました。その後(5月23日以降)U氏名での投稿は姿を消しましたが、数や勢いこそ減少したものの、相変わらず「今回の不祥事について、外部・他生協に説明・謝罪せよ」等という投稿がなされています。

 この話題が続く限りは、2ちゃんねるの議論が「みなとさん」批判にもどることはない…仮にU氏や他の二名の投稿意図がそこにあるなら、それはあまりに甘い期待といわなければなりません。そのことは、もうまもなく事態の進展の中で明らかになることと思います。

【 「管理職労組の責任」なのか 】

 ところで、仮に、U氏の意図が「みなとさん」隠しだと仮定すると、「みなとさん」に対する「厚い友情」とは裏腹に現在の「管理職労組」への「冷たい態度」が顕著です。私は、前回の論考で「みなとさん」が単なる実務運営を委託された人ではありえないこと・当初から管理職労組の重要メンバー然とした振る舞いをしていることを示しました。しかし、そんなことはお構いなしにU氏は「自自由な意見発表の機会、反論の場を、管理人であるみなとさんが奪った」との投稿に対して「『奪った』決定と責任は管理職労組執行部にある。正確・厳正な表現・議論をお願いする」とまで主張しているのです。

 このU氏の発言をどう評価すればよいのでしょうか。また、U氏の言動は、この間の掲示板・ホームページに関わる事態(「みなとさん」による突然の掲示板休止と「みなと出版二十二」との関係の隠ぺい)と関係があるのでしょうか。

 次回の論考では、この問題を取り上げながら、現在の「管理職労組」の問題についても検討を進めたいと思います。