生協管理職労組いずみの掲示板は民主主義違反

数々の欺瞞、管理人のなりすまし、謎の掲示板「生協管理職労組いずみ掲示板」の考察

破廉恥掲示板と管理職労組がたどり着いたところ(7)

2008年11月30日 17時13分55秒 | Weblog
 破廉恥掲示板・ホームページに関る「管理職労組」現三役メンバーの責任について考察をすすめます。

 「管理職労組執行委員会」ではなく「現三役メンバー」という表現を使用するのは、「管理職労組」の実態が、ほぼこの三名に限定されると考えるからです。このブログを立ち上げてから、各職場の友人・知人に「管理職労組」の活動実態の調査を依頼しました。その結果、ここ数年間に「管理職労組」の活動なるものが行われた事実はなく、職場の中に「労組メンバー」がいるという情報もありませんでした。彼ら以外には執行委員も労組員もほとんどいないと考えて間違いないと思います。

 「管理職労組」の代表者は、創立以来委員長を務めているF氏です。以下、「管理職労組」現三役メンバーを〝F委員長たち〟と呼びます。三役といっても、実態は彼ら以外に労組メンバーはほとんど無く、また、彼らにしても何ら労組活動を行っていない実態から、〝現三役メンバー〟という表現はふさわしくないと思われるからです。

【 反社会的行為を放置した責任 】

 私は、前回のブログで、「この問題に対する『管理職労組』の責任とは、『管理職労組』の所有するホームページ上で『みなとさん』が行った様々な民主主義違反を、『積極的に容認』したか、又は、『放置』した責任ということになります。」と述べました。

(注:「みなとさん」とは、「管理職労組」ホームページ及び掲示板の運営管理を委託されていた、「みなと出版二十二」の代表者と思われる人物です)

 前回までのブログの検討を通じて、F委員長たちがホームページ・掲示板にほとんど関っていない(善きにつけ悪しきにつけ)ことが明らかになったと考えます。

 たしかに、F委員長たちは、掲示板管理人である「みなとさん」が行った「誹謗中傷投稿」や「プライバシー侵害投稿」の放置、その要因でもあったハンドルネーム多重使用の容認、そしてその帰結としての言論統制処置等に対して、ホームページ所有者として何ら統制を行いませんでした。

 しかし、その一方でF委員長たちは、「みなとさん」がパペット=マペット的猿芝居まで演じて、掲示板に言論統制を導入しようと孤軍奮闘状態で悪戦苦闘している最中(2006年4月)にも、それを応援することはしなかったのです。

 ここにあるのは、文字通り「放置」です。(「放置」という評価については後ほど再考します)

 もちろん、それが「放置」であっても、「管理職労組」ホームページの最終責任は「管理職労組」及び代表者としてのF委員長にあります。F委員長たちがどれほど「見て見ぬふり」をしようと、この責任から逃れることはできません。

 まずは、彼らが「放置」したことで「社会的にどれだけの迷惑が及んでいるか」を見てみましょう。

【 あってはならない人権の侵害 】

 第一に人権の侵害です。例えば名無し氏の投稿 …

〝××共同購入センター長○×!お前は悪魔のようなやつや。何人のうつ病患者をだすつもりか。やってることは監禁労働犯罪行為や。こんな連中は総代会で叩きましょう。〟(2006年4月17日)

 この投稿の××は実名、○の文字も実名の一部ですから、これは個人を特定させる誹謗中傷です。なお、この投稿でセンター長が行ったと批判されている行為はすべて捏造でした。この投稿は、掲示板初心者氏がそのまま再掲し、また、後日に名無し氏が〝許すな××(実名)のパワハラ悪代官〟等の誹謗中傷の上塗り投稿を行いました。

 対象者が特定可能な条件下で「犯罪者呼ばわり」するこのような投稿が人権侵害に該当するものであること、従って、この種の投稿掲載は十分な事実関係の調査の下に、個人名等の秘匿の配慮を行ったうえでなされるべきものであることは言うまでもないことですが、「みなとさん」はこの人権侵害投稿を、事実とは断定できないということを承知の上で掲載し続けたのです。これは、掲示板管理人の人権侵害行為への加担に他なりません。

(詳細は、ブログの書庫に掲載している「名無し氏の人権侵害投稿と『管理職労組』」を参照して下さい。)

 あるいは、「いずみの新参者」氏(「大阪のやっさん」のハンドルネーム多重使用)の投稿 …

〝(ある元職員は)犯罪行為がいずみを去った理由だとされている。それが事実なら精神的な病気が理由だ。〟(2006年4月13日)

 これは、いずみ内部の人間であれば、誰のことかが特定できる時期・状況下での投稿でした。投稿には「犯罪行為」なるものの内容が詳しく書かれており、本人(彼も管理職メンバーでした)にとっては重大なプライバシー侵害となるものでしたが、「みなとさん」は〝削除すべき〟との指摘を無視して掲載を続けました。

 仮にも「管理職」の労働組合を名のる団体の掲示板で、管理職メンバーに対する誹謗中傷・人権侵害投稿が行われ、それに管理人が加担しているのです。それを放置したF委員長たちの責任は重大です。

【 事実の捏造、誹謗中傷の数々 】

 第二に、事実を捏造(あるいは妄想)した上で、それに対して論評する行為や、自分が捏造した事実を根拠に一方的な批判を行うという文字通りの誹謗中傷行為は、いずみ理事会に対してだけでなく職場の仲間や労働組合、他生協にまで及びました。なお以下の投稿はすべて2006年3~4月の「大阪のやっさん」のものです。

◎〝いずみ理事会では、反対理由も聞かずに多数決で議案を通す。幹部は電話や家まで出向き説得している。〟(3月11日)

◎〝“いずみ生協”の管理職組合員は理事会と正規労組から威圧を受ける立場〟(4月26日「プラット」名)

◎〝いずみでは店舗で売れ残った物を職員、パートが原価で買うのが当たり前〟(4月13日「いずみの新参者」名)

◎〝あの問題は全国の中で大阪のI生協だけが表面化しただけ。京都、神奈川の問題は隠蔽されたまま〟(4月22日「ぼんやり」名)

 すべてデタラメですが、一つひとつ訂正する必要は無いでしょう。この発言が、真面目に活動する理事や、労組(正規・パート両労組が合併して、この時点で正規労組という組織は存在していませんでした)、お店の職員、そして他生協の役職員を愚弄する発言であることだけを指摘しておきます。

 これらの投稿についても、事実に基づかない誹謗中傷投稿は削除・規制すべきだとの指摘がなされたましたが、「みなとさん」は掲載を続けました。

【 投稿者に対する悪罵、誹謗中傷そして言論封鎖 】

 第三に、先述の「事実に基づかない誹謗中傷行為の禁止」や、その誘引でもあるハンドルネームの多重使用等の禁止を求める投稿者に対して、管理人である「みなとさん」自らが、成りすまし行為を行って悪罵や誹謗中傷を浴びせ、最終的には言論封鎖を行ったことは、投稿者の権利侵害であるとともに、「管理職労組」自体の信頼を失墜させるものでもありました。

 例えば、私(一生協人)に対する「みなとさん」の投稿を見てみましょう。

 4月4日に「みなとさん」は「私も組合員」名で以下の投稿を行いました。

〝一生協人様、あなたの毎度おなじみのご高説はもう結構。結局、あなたは枝葉のことしかふれない。…(中略)…この掲示板に参加してきた職員(と思われる)人たちの多くは、組合員あっての生協であるということを一言もふれていない。組合員の私たちは職員さんの生活保障のダシになっているだけなのかとショックの連続だ。…中略…一生協人の主張はその後に何が生まれるか全く見えない。相手をためにするための方便のつかいまくりみたいだ。一生協人様、あなたは生協は組合員のもん、職員は雇い主である組合員に尽くさなあかんということに対してどのようにお考えか?正直にお答えいただきたい。〟

 「みなとさん」の説明では、〝同じパソコンを使用しているとだけ申しあげる〟(つまりハンドルネーム多重使用であるとは認めないが、そうでないとも言明しない曖昧な説明)とのことですが、投稿は兵庫県から、投稿時間は23:47です…これは「みなとさん」本人の投稿で、文中の「組合員の私たち」と言うのはまったくの虚言としか考えられません。

 これまで再三述べてきたように、一生協人が掲示板で主張していたのは「事実に基づかない誹謗中傷の禁止とハンドルネーム多重使用の禁止」だけであり、「みなとさん」はその主張を退けるために、「女装」してまで、一生協人に「論争」を挑んだのです。しかし、これはそもそも無謀な企てでした。

 当然のことながら私(一生協人)は、話し合いのルールは枝葉末節の問題ではないこと、一生協人が枝葉のことしか触れないと非難するなら、その論拠を示す必要があること、等を反論として投稿しましたが、私以外の他の投稿者からも「私も組合員」(=「みなとさん」)への批判がなされたのです。(「2ちゃんねるの住人」氏、「プー」氏等 … 長くなるので紹介は割愛します)

 こうして、行き詰まった「みなとさん」は「私も組合員」名を捨て、「気づいた人」等の名前で一生協人への攻撃を再開します。

曰く、「理事長の名誉を守ることを口実に、自分の気に入らない考え方を持っている人物を徹底的に叩くのが一生協人さんの目的かなと思わざるをえない状況」(4月7日)

曰く、「一生協人さんにとって、いずみ私物化事件で消失した組合員の財産の返還を論じることは『罠』なんだ」(4月14日)  … 一生協人注:「『私も組合員』さんの論点をそらす投稿にはひっかからない」という一生協人の主張の中の「ひっかからない」という言葉尻を捉えた「批判」

曰く、「私物化事件をもみ消そうとした残党のわんわんがまぎれ込んで吠えてたのか」(4月28日)

 このように、「みなとさん」は、掲示板の運営ルールに関わる問題を「いずみ私物化事件」なるものにそらそうとしては、それが果たせないままに悪罵をエスカレートさせました。ついには、「私物化事件で消失した組合員財産に対してどういう立場をとるのか明確にせよ」という恫喝までがなされましたが、そもそも、掲示板の運営ルールについて発言しているだけの一生協人に「踏み絵を迫る」理屈には無理がありました。

 「みなとさん」は「最後の手段」として、「私物化問題にどう対応するかは、生協管理職労組いずみ並びにご支援をいただいている生協関係者の皆様にとって重要な試金石であり、それに対するコミュニケーションを拒否してきた一生協人さんはこの試金石に抵触するものと判断」(5月3日)ということを口実として、一生協人を投稿禁止としました。そして、その反民主的措置への批判の高まりに対して、最終的にすべての投稿の事前検閲制という徹底した「反論封じ」を行ったのです。


 掲示板管理人が、成りすましによって投稿者を悪罵・誹謗中傷する行為も、掲示板の議論の中での一方的な質問(しかも管理人自身が成りすました)に「回答しなかった」事を理由にした投稿の禁止も、重大な権利侵害であることは言うまでもありません。そして、さらに、すべての投稿を事前検閲する … これらは、労働組合にとって、その存在意義にも関わる出来事でした。

【 労働組合を愚弄する行為の数々 】

 第4として、その他にも、「言論統制下」の掲示板(つまりは、そこに掲載されている投稿はすべて管理人の許可をえて投稿されている状態)に、およそ労働組合の掲示板とは思えない退廃的な投稿が掲載されつづけたことや、労組ホームページでの著作権侵害も、労働組合としてあってはならないことでした。

 退廃的投稿の一例 … 「抹殺されるべきは『不備はあったが、不正はなかった』と言っていた今も居座る不正だらけの役員」(2006年7月30日)、投稿者は「掲示板初心者」氏と思われます。

 著作権侵害とは … 「みなとさん」が、「管理職労組」が活動しているかのように偽装するために、ホームページの賑やかしとして、日経新聞や赤旗新聞の記事を無断で掲載しつづけたことです。しかもそれらの記事の多くは、労働組合活動とは何の関係も無いものでした。(一例:2006年10月13日付け日経産業新聞「職場でおやつ、脳に栄養-食後4時間を目安に、マナーは守る必要」詳細は2006年10月29日のブログを参照ください。)

 これらは、真面目に労働組合にかかわっている人々を愚弄する行為と言わざるをえません。

 以上、「破廉恥掲示板」とホームページは、人権の侵害や人々の心を傷つける数々の悪行を重ねてきました。これらを直接的に行ったのは「みなとさん」ですが、これらのすべては「管理職労組」ホームページ上での出来事であり、例えF委員長たちが「知らないふり」をしても、これらの責任がなくなることはありません。

【 すべては「管理職労組の責任」として推移 】

 かつて「管理職労組」ホームページにF委員長名の声明文が掲載されたことがあります。2006年5月27日付けのこの声明には〝労組の内外を問わず、貴重なご意見をいただいていることに感謝し、今後の運動に反映させていただく〟と言う主旨が述べられていました。

 これに先立って、私はF委員長に対して抗議のファックスを送信しており、おそらくはそれを受けての「声明」であると思われますが、仮に一生協人の抗議文は無視しているとしても、掲示板が言論統制に以降した後に委員長名の声明がホームページに掲載されたことは、掲示板で行われている反民主主義的措置を委員長として認識していることを世間に表明したことになります。

 これまでの投稿で紹介したumeken氏による「すべては管理職労組の責任」という発言もあわせて、少なくとも表面的には、これらの事態がF委員長たちの責任においてなされているということになるのですが、冒頭に述べた「放置」との矛盾をどう考えればよいのでしょうか。

 この問題については、次回に、もう少し掘り下げて検討したいと思います。

破廉恥掲示板と管理職労組がたどり着いたところ(6)

2008年11月16日 16時47分06秒 | Weblog
 予定どおり「管理職労組」ホームページ及び破廉恥掲示板問題に対する「管理職労組」の責任について検討を進めます。

 この間の考察を通じて、廉恥掲示板での言論統制や誹謗中傷行為の放置・容認、ホームページでの著作権侵害等の民主主義違反は「みなとさん」(みなと出版二十二の代表者と思われる人物)の「私怨(または義憤?)」による「みなとさん」主導のものであるという推定ができました。ついでに言えば、「運営を委託されただけ」の「管理人」が委託者のホームページを私物化し、自らの判断で投稿者を排除する等ということも明らかに反社会的行為です。

 従って、この問題に対する「管理職労組」の責任とは、「管理職労組」の所有するホームページ上で「みなとさん」が行った様々な民主主義違反を、「積極的に容認」したか、又は、「放置」した責任ということになります。この場合、その最大の責任者が「管理職労組」委員長・F氏であることは言うまでもありません。

 私は、過去に二回、F委員長に抗議文を送っています(直近のものは2006年12月24日付けブログに全文を掲載しています)。残念ながら、事態は改善されず、F委員長が沈黙を保ったまま、掲示板もホームページも休止状態となっています。多少とも「昔のF委員長」を知るメンバーからすれば、このような「知らぬふり」は、彼らしからぬ行為としか思われません。

 「管理職労組」としての責任について「深める」ために、私は、このようなF委員長の「頑な」とも言える態度(但し、それは反社会的行動への加担でしかないのですが)の原因について、一歩踏み込んで検討してみたいと思います。おそらく、2回~3回に分けた考察になると思います。

【 まずはメンバーの整理から 】

 「管理職労組」の責任を考える際に、告発者の一人であり創設以来書記長を務めたumeken氏と当初からの三役メンバーであったF委員長との関係、途中から参加したと思われる副委員長、書記長とをどのように考えるかと言うことが一つのポイントになります。

 まずは事実関係の整理を行いましょう。「管理職労組」三役メンバーとは、これまでのところ

1)umeken氏 : 結成(1999年?)以来、退職(2005年12月)まで書記長 … これは本人が2ちゃんねるに投稿した情報です。

2)Ⅰ副委員長(女性) : 結成以来(推測ですが)、退職(2007年12月)まで副委員長。

3)F委員長 :  結成以来、現在も委員長

4)Ⅰ副委員長(男性) : 2005年末~2006年4月までのいずれかの時期から、現在まで副委員長

5)T書記長 : 同上

以上の5名です(但し、2003年度以前の体制は不明ですから誤りがあるかも知れません)。なお、私は、以前のブログで「三役メンバー」と呼んではいるが、実質的にはこのメンバー+αが管理職労組のほぼ全容ではないかということについて、検討しています。詳細は2006年9月15日付けブログ「管理職労組の実態を検証する… その(1)」を参照下さい。

 また、上記の文章でⅠ副委員長・T書記長について「2005年末~2006年4月までのいずれかの時期から」という表現をしているのは、umeken氏の証言では「私は2005年12月末日に退職し、同時に結成以来書記長を務めてきた管理職労組の運営からも身を引きました」(2007年5月19日、2ちゃんねる投稿)とのことなのに、「活動カレンダー」(これが信じられるか否かはともかく)では臨時総会は2006年3月となっているからです。ホームページでの情報開示が行われたのは4月初旬(私が気づいて「挨拶投稿」をしたのが4月10日)と思われます。

【 ホームページ・掲示板とのかかわり 】

 「管理職労組」ホームページ・掲示板と称してはいても、ホームページは2003年度方針掲載以降休止、2005年度の自称「活動報告」と2006年度の方針もどきは「みなとさん」の作品ではないか、ということはこの間検討しました。告発者支援活動の広報担当であった「みなとさん」が実質的に所有・支配している「管理職労組」ホームページ・掲示板と「管理職労組」との組織的関係は実質的には早期に崩壊していたと考えられます。

 では上記の5名は、個人としては、どのようにホームページ・掲示板とかかわっていたのでしょうか?

 umeken氏については、実名以外に「灘の生一本」「河内のおっさん」名で投稿していることは既に指摘しました。また、「みなとさん」も掲示板に「先日、灘の生一本さんと意見交換をしました。」(2004年6月6日大阪湾の黒鯛名)等と投稿しています。〝生協の印刷物を受注していた会社に勤務〟という「みなとさん」の経歴とumeken氏が事業広報関連の仕事をしていたことを考えれば、「みなとさん」と告発者たちとのかかわりはumeken氏からはじまったのであって、両者は格別親しいとも考えられます。

 次にF委員長について、です。まず、実名投稿はありません。また、以前(2007年5月24日付けブログを参照ください)明らかにしたように、2004年~05年の2年間(2006年からは「大阪のやっさん」の多重投稿等の問題で大騒ぎになっていたので除外)で、「大阪のやっさん」及び彼の創作した人物、umeken氏を除けば、いずみの職員らしく思われる投稿は20件程度・ホストから判断して8名程度しかないのですが、その中に「管理職労組」としての何らかの主張を述べたものはありません。

 I副委員長(男性)、T書記長についても、F委員長同様に実名投稿はありません。2005年に7件、2006年に1件の投稿を行っている「デコポン」氏は、「25年前は班責任者会議が毎月開催されていて」(2005年9月30日投稿)等と述べていますから、F委員長、I副委員長、T書記長と同世代と思われます。「デコポン」氏が三名の内のいずれかである可能性はありますが、仮に、「デコポン」氏が三役メンバーのいずれかであったとしたら、「みなとさん」が孤軍奮闘していた時(後述)に「援軍」として参加しなかったことが不自然です。

 I元副委員長(女性)については、女性職員の投稿と思われるものが見つからないことから、実質的かかわりはなかったと思われます。「みなとさん」が成りすました「とんぼ」なる人物は、女性という設定ですが組合員を「自称」しています。(なお、「みなとさん」の弁明では、この組合員さんが、わざわざ神戸の「みなとさん」のパソコンから投稿しているということになります)

【 孤独な「みなとさん」への援軍は? 】

 これまで何回か明らかにしたように、ハンドルネームの多重使用や誹謗中傷行為等の労組掲示板としてあってはならない行為の規制を求める投稿者を「排除」するために、「みなとさん」は自ら成りすまし行為を行い、パペット=マペット的猿芝居を繰り広げました。「みなとさん」を支持する参加者がほとんどいなかったからです。

 2006年4月以降、「みなとさん」が演じた人物は「わしも組合員」(4月4日登場、以下日付は初登場日)、「私も組合員」(4月4日)、「第三者」(4月6日)、「気づいた人」(4月7日)、「ロム専」(4月8日)、「別の一組合員」(4月9日)、「とんぼ」(4月17日) … という凄まじさです。

 それなのに、そんな「奮闘」をよそに、「みなとさん」側について積極的に投稿したと考えられるのは、「掲示板初心者」氏(4月17日初登場)しかありません。この他に「いずみ職員」氏が一生協人に反対する立場から二回ほど投稿していますが、肝心な「大阪湾の黒鯛」(もちろん「みなとさん」)名の「言論弾圧提案」に対して「賛成」したのは「掲示板初心者」氏しかありません。

 「掲示板初心者」氏は、初回投稿で「ここって、『生協管理職労組いずみ』の掲示板ですよね?私は、いずみの中堅職員で配送担当なのですが、この度初めて好奇心で覗かせていただいています。」(4月17日)等と書きながら、すぐに素性を表して〝「大阪湾の黒鯛」氏が「規制の対象とすべき」と提案している「明らかに管理職労組を誹謗中傷する行為」とは一生協人の投稿そのものだ〟(4月29日タイトル「大阪湾の黒鯛さんのご提案に賛成します」)等の投稿を行いました。

 当初は、彼の投稿の作為性や、その中で「管理職労組」の方向付けにかかわるような重要な発言(職責は管理職であっても職階がそうでなければ管理職労組の組織対象ではない等)をいとも簡単にしてのけたことから、私自身も、「掲示板初心者」氏は「みなとさん」の救済のために駆けつけた労組三役メンバーではないかとの推測をしていた時期がありました。(書庫に収録している「名無し氏の人権侵害投稿と『管理職労組』」を参照して下さい)しかし、今となってはこの推測を訂正する必要があるようです。

 「管理職労組」の実態が相当早い時期から失われており、告発者支援メンバーであれば「管理職労組」の方向性について好き勝手に発言する事は十分考えられる(何しろ統一した実態がないから問題になりようがない)こと、「掲示板初心者」氏のホストからは2006年4月以前の投稿がないこと、投稿は兵庫県からなされていること、 … 等から、彼は「みなとさん」の依頼を受けて参加した「告発者支援メンバー」の一人(但し、「管理職労組」三役メンバー以外)と考えるのが妥当なようです。

 そして、掲示板が「存亡の危機」に立たされていた時でさえ「管理職労組」三役メンバーからの援軍参加がなかったとしたら、そのことは、umeken氏を除く三役メンバーが常日頃から掲示板にかかわっていなかったことの有力な「証拠」と考えてよいでしょう。

 もしかしたら、掲示板・ホームページで行われている全てのことは、umeken氏を除く三役メンバーにとって「預かり知らぬこと」だったのかもしれません。

【 umeken氏の「証言」との矛盾 】

 昨年、突如2ちゃんねる(及び私のブログのコメント欄)に登場したumeken氏は、「みなとさん」が行った言論統制等の反社会的行為を「擁護」して、

「自分が運営にかかわっていた当時は事前検閲等はなかった。管理職労組と管理人との関係が変わっていない限り、事前検閲等を意思決定し、管理人に指示、依頼したのは管理職労組執行部だろう。ことの責任は管理職労組執行部に帰するものと思う。」(2007年5月19日)

「(自由な意見発表の機会、反論の場を)『奪った』決定と責任は管理職労組執行部にある」(2007年5月21日)

と、二度にわたって、ことの責任はumeken氏が抜けた後の「管理職労組」執行部にあると証言しています。umeken氏のこの「証言」が事実に反することは、既に明らかにしました(2007年5月31日付けブログを参照して下さい)。今回、F委員長たちに焦点をあてて過去の投稿等を調べてみた結果、彼らが掲示板とのかかわりをもっていなかった可能性が高いことが明らかになりました。

 umeken氏は事実を捻じ曲げて、「みなとさん」の責任を「管理職労組」の現執行部(=三役メンバー)に押し付けているとしか考えられません。その理由は何なのでしょうか?

 掲示板を自らの「憂さ晴らしの場」として維持するために、成りすましや誹謗中傷行為等を擁護しようとした「みなとさん」の孤独・悲壮(むしろ滑稽と言うべきでしょうが)な「戦い」に対して、援護すらしなかった現三役メンバーの「冷淡さ」に対して、「みなとさん」の盟友であるumeken氏が「意趣返し」を行ったのでしょうか?

 F委員長たちの「冷淡さ」(これが事実であったとして)について言えば、その理由はあきらかでしょう。

 元々、umeken氏とのつながりで、「みなとさん」が「告発者」支援の広報活動として運営したホームページ・掲示板に対して、umeken氏以外のF委員長たちはほとんど参加することがないまま、「告発者」たちが離職し、「管理職労組」は実態を失い、やがて最後に残ったumeken氏も職場を去る … 結局のところ、F委員長たちがホームページ・掲示板にタッチしないままに事態は推移したのでしょうし、umeken氏の離職によって、F委員長たちとの関係が変化した事も考えられなくはありません。

 結局のところ、F委員長たちにとっては、「告発者」の離職も、「管理職労組」の顛末も、ホームページ・掲示板を巡る大騒ぎも、全ては「自分の知らない所で」推移した … 少々極論すれば、そのような実態があったのではないでしょうか。

 そして、「管理職労組」に残ったのは、当初からの三役メンバーとしてはF氏のみ。F委員長に残されたものは、「みなとさん」の痕跡が隠されF委員長が「所有者」として責任を問われる「更新されないホームページ」と「閉ざされた掲示板」ということなのかもしれません。

【 現三役メンバーの「傍観者」ぶり? 】

 それでは、F委員長や他の三役メンバーは、事態を何故放置しているのでしょうか?放置することに何らかのメリットがあるのでしょうか?次回は、そのことについて考えてみたいと思います。

 なお、繰り返しになりますが、「管理職労組」の考察については「情報が公開されていない」ことから多くを推論に頼らざるを得ません。推論に誤りがあれば、訂正・お詫びする事に吝かではありません。仮に私の推論に対して「管理職労組」や「みなとさん」からの反論等があれば、このブログに掲載させていただきます。

 もちろん、事実に基づかない誹謗中傷の禁止等民主主義的コミュニケーションのルールについて遵守いただくことは前提です。

破廉恥掲示板と管理職労組がたどり着いたところ(5)

2008年11月02日 17時22分31秒 | Weblog
 この間、「みなとさん」(みなと出版二十二の代表者と思われる人物)の「反社会的行為」について、その要因となった思想的傾向や「管理職労組」ホームページ私物化の実態、及び動機としての私怨について考えてきました。

 仮にも労働組合を名のる団体のホームページ・掲示板に対する考察において、その「運営実務を依頼されただけ」であるはずの外部の人物についてここまで検討せざるを得ないこと自体が異常なことです。ここまでの検討を通じて、「管理職労組」掲示板問題とは要するにどのような問題であったのか、ということについて以下のような整理ができると考えます。

 「管理職労組」掲示板の「民主主義違反」(例:言論統制、事実に基づかない誹謗中傷の横行等)とは、

・「告発者」を支援する活動・組織が「形をかえて」結成された「管理職労組」において、支援活動当初から広報を担当していた「みなとさん」が、

・「告発者」たちが去って「取り残された」後に、ホームページ・掲示板を私物化して、

・自らの「取り残された怨みを晴らす」立場から、掲示板での誹謗中傷行為やその要因ともなる成りすまし行為を擁護し、

・その民主的規制を求める意見を排除するために自らも成りすまし行為等を行うとともに、最終的に言論統制・事前検閲までを行うに至った 

・・・ ということではないでしょうか。

 そして、F委員長をはじめとする「管理職労組」メンバーは、それを「放置」したということなのでしょう。ここではあえて「放置」と言う言葉を使用します。その理由はおそらく次回に譲ることになるでしょう。「管理職労組」の行為と責任にふれる前に、「みなとさん」の反社会的行為が現実的にはどのような問題を生み出し、どのような結果をもたらしたのかについて考えてみたいと思います。

【 「みなとさん」は「大阪のやっさん」をかばったのか? 】

 例えば、「大阪のやっさん」のハンドルネーム多重使用に対して「みなとさん」が〝管理人のみ知りえる客観的情報からそのような事実はない〟等という虚偽の証言を行い、多重使用を「擁護」したことについてです。「みなとさん」のこの行為は、「大阪のやっさん」にとってどのような意味を持ったでしょうか?

 結論から言えば、管理人である「みなとさん」がハンドルネーム多重使用を擁護したことで、「大阪のやっさん」の成りすまし行為は拡大し、それが他の参加者から指摘されると更に別の成りすましを行う方向にエスカレートしました。2006年以降、彼が使用したハンドルネームは22件に及んでいます。

 このようなエスカレートは、何よりも彼の健康に対して一定の悪影響を与えたのではないかと考えられます。また、彼が「参加」している「管理職労組」には賛同できなくとも、「大阪のやっさん」の人柄(彼が善意の人であることは多くの人が認識していることです)から、彼の健康等を案じる仲間も少なくなかったのですが、彼のエスカレートした成りすまし投稿行為は、彼と仲間たちとの関係に否定的な影響を与えるものでした。

【 掲示板参加者からの意見 】

 当時の掲示板から二つの投稿を紹介します。

◎「とりあえず最優先事項だと思うのですが,投稿者,一生協人,投稿日,2006年4月9日(日)」より

「ほのぼのおじさん、というより、○○さん、療養に専念しようよ。あなたは、気がついてないと思うけど、昨日のあなたの投稿(民主主義とは議論から)で、あなたは 

>私の身元は、現場⇒広報⇒事業部⇒役員室⇒カタログ⇒営業 です。店舗以外は知っています。

と書いて、自分が『○○さん』だと言う事をあきらかにしちゃってるんですよ。 …中略…実は、こんなことは、大半のメンバーが(本当は)気がついていたことなんだけど・・・でも、そのことの大変さに気がつくべきですよ。『民主主義は議論から』と言ってみても、こんな事を繰り返していたら、議論も何も成り立たなくなりますよ。

ここからは、管理人さんへの発言です。

管理人さん、まず複数のハンドルネームの使用は禁止すべきですよ。他にもいくつか、言いたいことはあるけれど、それは後日にします。まずは、複数ハンドルネームをやめないと、いつまでたってもこんな事が繰り返されますよ。同一人物による複数ネームの使用を、結果として容認してきたことが、これまでの議論の縺れの一因になっていませんか?

あなたは、善意で発言したのでしょうが、以前に、『管理人のみが知り得る客観情報の開示』として、『○○さん』『○○○○さん』『ほのぼのおじさん』は『別人物です』と仰いました。

あなたの、この発言は、事実ではありませんね。(動機はともかくとして、ですが・・・それと、おそらく何人かの方は、これが事実ではないと思っていたでしょうが)

あなたは、その文章で『基本的にハンドルネームは同一のものでお願いします』とも発言しています。『基本的』は不要ではないですか?お願いしますではなく、同一の物を使用しない場合、退場を命じる、が当然ではないのですか?

これ以上続けることは、本人の健康上からも、好ましくないと思います。ぜひとも、検討をお願いします。」(注:文中の○○は投稿当時のままです)

◎「管理人さんへ,投稿者,一休,投稿日,2006年4月17日(月) … の一部を要約」

「まず、はっきりさせておくが私は、いずみ市民生協の職員・組合員ではない。いずみ市民生協の創始者による独裁私物化問題に勇気をもって立ち向かい全国的な支援もえて、激しい弾圧の中、その独裁者を追及しその罪状を明らかにした方たちに強く敬意を持って、同じ生協職員として、また同じく民主化を進める者としてこの掲示板を探した。しかし、残念なことにこの掲示板は混乱を極めている。 … 中略 …

管理人氏は、以前に『やっさんとプラットさんは別人』としたことと、いずみ市民生協の理事長への誹謗中傷発言を容認した大きな過ちを犯した。 今からでもよいからその点での総括をお願いしたい。

混乱させている本人は、健康に支障があるため、これ以上追求しても無駄である。彼の健康回復を願うのなら、管理人氏からも発言を自重するよう伝えるべきだと思う。」

【 否定的影響は疑いない 】

 一休さんと私とは、「管理職労組」についての評価等で意見の相違も少なくありませんが、「みなとさん」によるハンドルネーム多重使用の擁護が、民主主義的な議論を進める点でも、そして彼の健康面からも、望ましくないということについては全く同様の意見を述べています。

 しかし「みなとさん」はこれらの意見を無視して彼の多重使用を容認しただけでなく、彼が投稿した「虚偽」や「重大なプライバシー侵害」に関わる投稿についても、これを掲載しつづけました。

 部外者である「みなとさん」には、彼の健康状態や仲間との関係等が理解できなかったのか、それとも、「掲示板」を憂さ晴らしとして利用している「みなとさん」には彼の健康やいずみの仲間との関係等は考慮にあたいしないものであったのか … いずれにせよ、「みなとさん」の行為が、彼の健康と、いずみの仲間からの信頼とに一定の否定的影響を与えたことは疑いないと思います。

 例えば、一休氏の投稿から一週間ほど後の「プラット」名(もちろん彼のハンドルネーム多重使用)の投稿には、

「“いずみ生協”の管理職組合員は理事会と正規労組から威圧を受ける立場である。活動は慎重に行っている。4月24日 “ぼんやりさん”(一生協人注:これも彼の成りすまし)が管理職労組の『創立宣言』を掲載している。今もこの状態を形はより陰湿に行われている。具体的な事はここにレス出来ない。理事会に手の内を見せる事になる。」

… 等という荒唐無稽とも言える内容が書かれていました。

 2006年4月末時点の掲示板は、彼が成りすました様々人物の投稿と、その成りすまし行為や内容の荒唐無稽さに対する揶揄とが一定のウエイトを占める状況すら見られたのです。

【 自ら閉ざした可能性 】

 ところで、先の一休氏の投稿では、「管理職労組」(というより告発者たちというべきかも知れませんが)に対する敬意とそのホームページ・掲示板に対する期待(少なくとも当初はということでしょうが)が述べられています。これは、一休氏だけのことではありません。

 例えば「2ちゃんねるの住人」氏(投稿は滋賀県から)の投稿(2006年4月22日)では

「私は、掲示板がこのように荒れる前から、この掲示板に出入りしていた。この掲示板に出入りしている人の多くは、生協運動に希望を見いだし、生協運動の発展を願っている人達だ。方法論のちがいから、いろんな議論はあるにせよ、目指す方向としてはほぼ一致していたはずだ。だから、掲示板上での論議も、生協運動の発展に寄与するものであって欲しいという暗黙の一致点の上にたっていた。」

という認識が述べられています。

 告発者の行為が一休氏の評価どおりのものかについては異論がありますし、「管理職労組」の活動実態がなかったことはこの間明らかにしたとおりですが、少なくとも、掲示板に参加してきたメンバーの中に、生協運動についての真面目な意見交換を求める人たちがいたことは疑いがないと思います。

 それが正しく育まれるなら、「管理職労組」掲示板は ― 例え「管理職労組」自体の活動は「皆無」であったとしても ― 他に例のない「コミュニケーション」の場となりえたかもしれません。少なくともその可能性はあったと思います。

 それが閉ざされたのは、掲示板が個人のブログ化し、ハンドルネームの多重使用や事実に基づかない誹謗中傷の横行等、民主主義的コミュニケーションルールが否定されていったからに他なりません。

 先の「2ちゃんねるの住人」氏の投稿は続けて指摘します。

「ところが、いつからか、この掲示板が、デマ宣伝の場、誹謗と中傷の応酬、生協の内部で解決するべき事象の無原則的公開などが行われるようになり、当初の目的から変質してしまった。生協運動の発展を願う立場から言えば、今では、世に恥ずべき掲示板と成り下がっている。」

… これに付け加えることはただ一つ、それをしたのは「みなとさん」であるということだけです。

【 そして残されたものは 】

 先日のブログで、「みなとさん」の動機について若干の検討を行いました。

 「みなとさん」の動機が、単なる私怨にせよ、民主主義的な「義憤」にせよ、

「告発者」が去り、結果として「取り残された」掲示板(というのは、ホームページは「管理職労組」が活動しない限り変化が期待できないので)が「みなとさん」の思いを実現する「手段」となるためには、

何よりもそこに参加するメンバーの、コミュニケーションにかける思いが尊重され、それが推進力となって参加が広がることしか方法はなかったのです。

 「みなとさん」は、この「唯一の道」を自ら閉ざしました。

 その帰結が何であったか … 掲示板自体の休止と、「みなと隠し」による自らの撤退です。「みなとさん」の撤退については「ほとぼりが冷めるまでの寝たふり」ということも考えられなくはないのですが、少なくとも現時点では、残されたものは、ホームページの残骸と「管理職労組」三役ということになります。

私は、次回以降、「管理職労組」三役メンバーについて検討したいと思います。ながらく予告のみでしたが、やっと検討にはいることができそうです。

 次回の更新は2週間後を予定しています。

 なお、すでに何回か書いてきたことですが、「管理職労組」の考察については「情報が公開されていない」ことから多くを推論に頼らざるを得ません。推論に誤りがあれば、訂正・お詫びする事に吝かではありません。仮に私の推論に対して「管理職労組」や「みなとさん」からの反論等があれば、このブログに掲載させていただきます。

 もちろん、事実に基づかない誹謗中傷の禁止等民主主義的コミュニケーションのルールについて遵守いただくことは前提です。