住職日記

瀬戸内海の島にある寺の住職の日々の日記です。

あれから・・・

2018-07-18 | 願いを込めて

 

 

 大雨による被災後いろいろとありました。

 まずは護持会役員さんがドクターヘリで搬送され、緊急手術を受けたとのことで急遽広島市内の病院に参りました。

 行き方については、新幹線を利用いたしました。道路事情が厳しいときでしたので助かりました。

 ご本人様は今日現在ではICUから一般病棟に移動し、治療に専念されることなり、まずは一安心。

 一日も早い快復を念じます。

 この間にも納骨供養、初盆供養、一周忌の供養をそれぞれ勤めさせていただきました。

 施主家の皆様にはいろいろとご高配を賜り、この場を借りて衷心より厚くお礼を申し上げます。

 また、月例行事の御詠歌水曜会は通常通り勤めましたが、御詠歌木曜会は急遽広島に参りましたので、失礼をさせていただきました。

 また、白アリが出たことを記載いたしましたが、金曜日に専門業者の検査を受けましたところ、やはりいましたが、おかげ様で駆除をすることのみで木部の工事等は不要とのことで、一安心いたしました。

 特に長田畳店様にはいろいろとご心配をいただき、本当に助かりました。感謝尽々

 駆除等については専門業者により来月行うこととなりました。

 いろいろなことが重なっていますが、前向きに取り組んで参ります。 

 

 また、当初14日と15日に予定していました3軒の法事は大雨による交通機関、道路事情等のため延期となりましたので、社会福祉協議会のボランティアセンターのおいて1日半活動をいたしました。

 活動状況については被災者の方のプライバシーがありますので活動状況の写真等は控えさせていただきます。

 また、一緒に活動した方々の中には受験生、叡智学園の工事のために来町されています関係者の方も参加されておりました。

 受験生のお二人には是非心願成就となりますよう念じます。

 皆様、お疲れ様でした。

 そして、写真車両は軽ダンプです。

 近所の岡田様にお願い申し上げましたところ、活動の主旨に理解をいただき、快くお貸しいただきました。

 2日間、この車のおかげで随分助かりました。感謝尽々

 昨日はこの度の土砂崩壊で損壊しました仏具を調えるため、福山の三村松に参りました。

 道中、活動を展開されているボランテ、ィアグループへの支援物資を持参し、立ち寄った避難所で不足している物品を聞き、福山で購入し僅かではありますが帰りにお届けいたしました。

 また、夜は月例の坐禅会を勤め、本日は午前中お経の会を勤めました。

 皆様、お疲れ様でした。

 酷暑の中、活動を展開されています自衛隊関係者の皆様、消防関係の皆様、警察関係の皆様、行政関係の皆様、ボランティアの皆様、そして被災者として心身ともにお疲れの中、土砂等の搬出作業をされている皆様には本当に頭が下がります。

 なお、当山の被災について、いろいろとご心配をいただいておりますが、現在のところ、専門的な知識をもった業者の方にすでに依頼済ですので檀信徒等の皆様のお気持ちは大変ありがたいのですが、二次災害の恐れも十分にありますので、ご加担は勝手ながらお断りをしております。

 どうか現状についてご理解を賜りますようお願い申し上げますとともに、皆様のお心配りに衷心より厚くお礼を申し上げます。

 

 最後にこの度の被災について、再建等にご活用下さいとのお見舞い金が届いております。

 お名前は控えさせていただきますが、皆様のご慈慮に深く深く感謝の念をささげます。

 ありがとうございます。感謝尽々&合掌

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