住職日記

瀬戸内海の島にある寺の住職の日々の日記です。

善事

2009-05-27 | 追善

 近くの畑に植えられている紫陽花に花がつきはじめました。

 花暦では6月の花が紫陽花と花菖蒲となっています。

 

 

 本日は北山家の葬儀を勤めました。

 「無常の風は時を選ばず。」との言葉がありますが、故人とのお別れは正にこの言葉の通りでした。

 「今もなお 生きて世にある 心地して 死にたるものと 思わざりけり」との歌がありますが、ご遺族をはじめ縁ある方々はまさにこのような思いであると拝察いたします。

 亡き人の冥福を念じ、菩提を弔うことは実は生命が堪えることなく故人をはじめ多くの先祖の方々とつながっている縁を深く感じることになります。

 これはとても大切なことで、正に亡き人へのご供養を機縁としていのちの大切さを深く感じ、他者に対して優しい気持ちを持てる善事となります。

 北山家の皆様の身体堅固、諸縁吉祥を念じます。

 

 夕方、シスコムの清水さんに来山いただきパソコンの調整をしていただきました。

 懇切丁寧な処理をしていただき、衷心よりお礼を申し上げます。合掌

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1 コメント

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Unknown (北山裕三)
2009-05-28 13:44:30
ご住職様

ふと叔父のことを調べてみようと思い検索したところ、こちらを見つけました。

サウジアラビアに業務出張中で葬儀に出席できずにおりましたが、こちらで様子を知ることが出来ました。ありがとうございます。

叔父のことは信じられぬ思いでいっぱいです。
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