仏壇用品の前で何時も疑問のおもっていたのは
短いローソク?
子供のころから仏壇に御縁のない私・・・・
なぜ長いローソクだけでなく、短いローソクが売られているのか?
使い捨て? 不経済!何時も疑問に思っていました。
本日やっとそ仏具屋さんでその理由を聞きました。
場所は庶民の台所「湊川市場」のとある仏具店のおばちゃん
まずは質問するのに、ひやかしはいけません・・何か買いましよう
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不要でなく、かつ何時か使うと考えられる神戸市指定ごみ袋を買って・・・
次の質問をしてみました。
私。。短いローソクてどのような時につかうのですか?
仏具やの店のおばちゃん・・ とっても変な顔・・「使い切り」
私。。長いのは使わないのですか?不経済ではないですか?
仏具やの店のおばちゃん・・ローソクて、つけたり、消したりしない。
私。。えっ!けしたらいけないんですか?なんで???
仏具やのお店のおばちゃん・・芯がわるなるし・・・(ローソクは基本つけたり消したりしない)
私。。えっ(納得いかん)
主人の実家では、長いロウソクで付けたり消したりしています。
でもさらに詳しく調べてみました・・つけたり消したりも、火の用心としてOKのようです。
しかし・・・正式には
火をともす「灯火」は供養にするためのものです。
基本は灯火です。
仏様に「灯火」を供養する事は功徳があることから御先祖様に灯火を供養している訳です。
要するに消すことは前提ではない・・・
つまり短いローソクの利点とは、お参りする間(=自分が仏前に座っている間)だけしか灯火をともさなければ火事の心配は無い、だから短いローソクが存在するわけだったようです。
さらに詳しく
灯」を仏 さまに献灯することによって、仏さまの智慧を頂き、明るい人生に過ごしていこうと決意 する仏教徒の心意気が表されています
このような理由があるとすればローソクは自然に消えるまで火は消さない方がよさそうです。
ちなみにお誕生日のローソクを拭いて消すのはその人生の心機一転の風習からのようです。
キリスト教では(宗派により異なるかも)多く光の象徴として用いられ、死者に対しては神のもとにたどりつけるようにと教わった記憶があります。
宗教の違いは若干あるようです。それだけでなく、またローソクの材質も異なっていました。
仏教は殺生は御法度・・植物油からできるものを使用
キリスト教は蜜蝋でできたものが好ましい。(知らんかった~~)
私の実家(正教会)の祈祷では手に灯りをともしたろうそくをもって礼拝に参加使用したローソクは、家に持ち帰り使います。 黄色だったので蜜蝋かなぁ?
キリスト教はローソクの火はお祈りが変わるとローソクを消しますしかし(風による)吹き消しません。ローソクは吹き消すとダメなんです。
手で芯を触って消すか、またはローソク消しなるものを使い消します。
ローソクは、奥深いです。