昨日の続きではないのですが、学習性無力感と言う本と
無気力からの脱出と本をかおうかなぁ~と検討中です
昨日の講義の時少し マーティン・セリグマン の実験ですが、
犬ストレス実験の話です。
かなりかなりかわいそうな話ですが、その話は
一匹の犬を部屋に入れて出れないようにします。その部屋は、床一面と壁全面に電流が
流れるような仕掛けがされています。電流を流すと当然、犬は走り回ってもがきます。しか
し、どこへ逃げても電流からは逃れられないために、犬は抵抗することをやめてうずくまっ
てしまいます。次に、その犬を別の部屋へ移します。今度の部屋は床の一部分だけ電流
が流れるようになっています。つまり、電流が流れないところに移動すれば苦痛から逃れ
られるわけです。しかし、電流を流しても犬は動こうとはせずにうずくまったまま、電流の
苦痛にひたすら耐えたのです。少し動けば電流から逃れられるのに、犬は「何をしても無
駄だ」と思い、なんの行動も取らなかったのです。
そしてもう1匹の犬は電流が流れないところに移動すれば苦痛から逃れられる部屋に
入れられるわけです。その犬は逃げれることを学習するわけですから、電流の流れる部
屋に入れられるとすぐに電流の流れない場所に移動するよう学習するのです。
最初に電流が流れる部屋に入れられた犬は、電気が流れないところに学習させても
動かない。
長期に渡り、人が監禁されたり、暴力を振るわれたり、自分の尊厳や価値がふみにじら
れるような場面に置かれた場合、次のような徴候が現れるようです。
被験者は、その圧倒的に不愉快なストレスの中から、自ら積極的にその状況から抜け出
そうとする努力をしなくなる。
- 実際のところ、ちょっとばかしの努力をすれば、その状況から抜け出すのに成功する可能性があったとしても、努力すれば成功するかもしれないという事すら学習しなくなる。
- 何も出来ない、何も功を奏しないという状況の中で、情緒的に混乱をきたす。
受動的で無気力な状態を、学習性無力感です
このように状況的に植えつけられた感覚が条件的に行動に移せない
ここで怖いのがそれに対してのなんらかの体の変化があるように思います。
それが小さいな頃の教育だったり・・・怖い 駄目 するべきだ! 汚い
このような潜在的ストレスが心身と体の調和が取れなくなり体の不調として
心身症につながっているといっても過言ではないでしょうか
心身症は心の病気ですが、一般の人はそう症状は出ないもの
のなんらかの体のサインがあるとおもいます。
過食 食欲不振 だるさ などそれこそ快便 快食 快眠ではない状態 肩こり 頭痛
腰痛 などなど
心身症の症状としておこるものは
呼吸器疾患
消化器系
循環器系
内分泌系
神経系
骨 筋肉系
泌尿器系
皮膚系
耳鼻咽喉科領域
眼科領域
口腔領域
産婦人科領域
小児科領域
などです。ほとんどのものが症状として出ているようです。
知らないうちにストレスが原因な場合病院にいっても
頭痛が治らないのも納得です。
心身統合療法は
ストレスによる症状に有効です。 今・症状を取りきれない方に
少しづつに使っていっている療法です。