エジプトも最近はカルフールのような外国資本の巨大ショッピングセンターができてきました。
その一方で、このような昔ながらの国営商店も目立たないながらも街のあちらこちらにあります。
大型ショッピングセンターでの買い物は、輸入品が多く、一般庶民が生活必需品を購入するにはどうしても割高になってしまいます。
国営商店ではほとんどが国産のもので、政府によって価格が統制されているものもあり、安いものが手に入ります。
店内にはパスタや米、砂糖や、ジュース、紅茶、ジャムなどエジプトの庶民が生活に必要とするものは、ひととおり並んでいます。
品揃えはよくないですが、真剣に品定めをしている姿を見ていると、エジプト庶民の生活を支える場所のひとつといえそうです。