今日もアレクサンドリアの地中海には、釣り船が見えます。
ラマダンが明け、今まで少なかった船も日を追うごとに増えているような気がします。
地中海に面したアレクサンドリアは立派な漁港もあり、魚を獲ることで生計を立てている人も多くいます。
この日も漁を終えた船が港に向かっていました。
この写真の船は日本では大きいほうの漁船とは決していえないと思いますが、ここでは立派なほうです。
比べると分かると思いますが、多くの漁師は公園に浮かぶレジャーボートかと思うような小さな船で漁に出ています。
2人から3人がひと組になり、海に網を投げ入れて魚を獲る漁のようです。
貧しい暮らしの人が多く、どの船にも救命胴衣を着けている人は見かけません。
浮き輪と見間違えるようなチューブにつかまって投げ網漁をしている漁師までいて驚きましたが、そのたくましい力強さに感心するとともにしばらく見入ってしまいました。