船の好きなじいじの絵日記 愛艇アルビン28クルージング

瀬戸内海相生マリーナを定係港に愛艇の航海や日頃の出来事を船の好きなじいじの絵日記として印刷製本して保存しています。

防予・芸予諸島3泊4日クルージング一気に4日分まとめて!

2018年11月15日 | 瀬戸内海クルージング

久々のクルージング

今回は愛媛県、山口県、広島県の瀬戸内海諸島です。

結構瀬戸内海では行きたい島がほぼ行き尽くしてどこに行こうか迷っています。

まあ上陸しなくても瀬戸内海の有人島、無人島を海からめぐるのも楽しいものです。

今回は事故や災害など被災地を主に回ります。

政府の災害復興の援助金も利用させて頂き各県に少しでもお金が落ちるような政策に協力する意味もあります。

とは言っても広島愛媛に二泊以上宿泊すると一泊6000円の補助金が県を通じて頂けるのでありがたいです。

今回三泊で18.000円も補助金を頂けるので広島愛媛山口をめぐることに!

12日9:30分相生マリーナ出港です。

曇りですが波もなく快適なクルージングが楽しめそうです。

キャビンの椅子もホールドタイプに付け替えましたが快適です。

昼食予定の岡山宇野港海の駅桟橋を目指します。

宇野港海の駅桟橋に係留し昼食です。

ネットで「さば煮つけ定食」が有名になった大阪屋食堂に立ち寄ります。

いつも満席で順番待ち!

もう何回来たか?

行きは倉敷沖から福山鞆の浦を通過します。

16:00愛媛県弓削島ゆげ海の駅桟橋に入港係留

大型ヨット二梃係留しています。

早速近くのJA弓削のGSに桟橋までローリで給油に来ていただき満タン補給

その後ホテルのESUPAイングランドシーリゾートに電話を入れ桟橋まで迎えに来ていただきホテルへ 

このホテルも新築建て替え前から何度となく立ち寄っています。

丁度しまなみ海道側の離島弓削島にあり係留OK、ホテルOK、軽油給油OKとクルージングには三拍子そろった絶好の位置にあるためよく利用します。

今日は曇りですが客室からの展望もなかなか良いですね。

露天、ジャグジー、大浴場、サウナと沢山の浴場施設もあります。

一風呂浴びて乾杯です。

朝食後にっこりの中村さんです。

13日は防予諸島クルージング

来島海峡を通過し最近有名になった山口県屋代島(周防大島)伊保田港を目指します。

伊保田港側には戦時中謎の爆発で沈没した戦艦陸奥の祈念資料館もあり資料館高台から沈没海域まで4キロ余りすぐ近くです。

その後富田林の警察署脱走犯が自転車で日本一周の途中立ち寄りピース写真画像がテレビで超有名になった「道の駅サザンセトとうわ」

に立ち寄り、同じく周防大島と本州を結ぶ大島大橋に大型タンカーが衝突し通行止めと断水事故で有名になった大島大橋

そして同じく島の反対側で子供が行方不明になり警察の捜索でも見つからなかった所をスーパーボランティアの尾畠さんが見事発見された地区などを見て回る予定です。

弓削島から来島海峡から斎灘から安芸灘へ

しまなみ海道、来島海峡大橋通過、曇ってますね。

約3時間半航行で周防大島伊保田港入港です。

湊の側では通行止めの大島大橋が通れない為フェリーで来島した給水車がボランティアの人たちの応援で住人に給水しています。

数日前まで自衛隊の皆さんが来られていた様です。

何しろ旧4町村が合併して周防大島町になったような島ですから広いです。

伊保田港は周防大島でも一番東に位置する地区ですね。

ここは愛媛松山~周防大島伊保田~山口柳井を結ぶフェリーも立ち寄っている港です。

漁港岸壁に係留させて頂き徒歩で800メートル程の所に戦艦陸奥記念資料館があります。

旧海上自衛隊水上救難機USがお出迎え

 

ここもイノシシ被害がすごいですね。

戦艦陸奥の錨です。

 

ああ来てよかったです。

ご冥福をお祈りいたします。

船に戻り戦艦陸奥の沈没地点に出向き手を合わせます。

この海底に沈んだのです。

次は「道の駅サザンセトとうわ」に昼食と現場確認向かいます。

周防大島東和地区にある漁港の廃船に係留させて頂き道の駅に向かい昼食と逃亡犯の座ってピースしていたテーブルやテントを張って5日間も過ごしていた場所を確認です。

今日はお客もなく閑散としています。

通行止めと断水で島の生活は最悪ですね。

道の駅も断水の為レストランは臨時休業、近くのレストランも全て休業です。

道の駅のテナント棟で「水が無くても頑張っています「」と張り紙のあるカンボジア料理店が一軒だけ空いています。

カンボジア料理を頂くことに!

店の名前は「O-KUN」オークンです。

カンボジアラーメンと豚丼を食べてみました。

昔行ったカンボジアやベトナムの味を思い出しました。

そこで経営者のカンボジア出身「リム・ピセイさん」に大阪富田林警察署の留置所から(脱獄)とは言いませんね。

逃げ出した逃亡犯が立ち寄り五日テントで暮らした場所や状況を確認しました。 

日本語も流暢で気さくで優しい人で日本人女性と結婚しているようです。

以前は10年ほど「すかいらーく」に勤務していたようですが近年独立してここで店を持って開業しようです。

犯人が来た初日に自転車で日本一周している、食事をサービスで提供してくれないかと声をかけてきたようです。

大変な苦労に挑戦しているので気持ちよくカンボジア料理をサービスで提供してやったようです。

テントは道の駅近くの海岸べりの植林された松林の中で過ごしていたので毎日犯人は立ち寄りいろいろな話をしていたようです。

最後に犯人がお礼の手紙をリム・ピセイさんに渡して旅立ったようです。

これが犯人直筆のお礼の手紙です。

ブログに載せてもOKとの事だったのでアップしてみました。

定規を当てて几帳面な書き方していますね。

そのあと数日で逮捕されてピセイさんもびっくりしたようです。

真ん中のテーブルが座ってピースした写真がテレビなどによく出た画像です。

ここですね!別に天皇陛下がお座りになったわけではなく逃走犯が座った椅子ですが。

まあ全国的に有名になった椅子なのでハイポーズ。

この橋が周防大島と本土を結ぶ大橋です。

高い橋桁のとても大きな橋です。

丁度橋脚と橋脚の間の中央に大型船のマストが衝突して大きく太い島全体に送っていた送水管が破断し断水

橋梁も壊れ全面通行止めに

丁度私たちが道の駅に居た時町内放送があり午後二時より片側通行で大橋が開通すると放送がありました。

私たちが立ち寄ったのは午後三時半、すでに自動車も走行中です。

給水車もフェリーでなくスムーズに給水できそうですね。

太いホースが未だ切れたまま垂れ下がっています。

この部分が衝突場所ですね。

私の船からすれば相当高い所です。

曇りになりここから目的地呉港までは二時間の航行になります。

この辺で山口県周防大島とお別れし広島県江田島と倉橋島の間の水道を通り呉港に向かいます。

このホテルは側にボートの係留桟橋があり海の駅にもなっています。

桟橋から見上げたホテル

今日は洋食バイキングで食べ放題飲み放題です。

乾杯!

客室は10階ですがすぐ真下が係留桟橋です。

桟橋には街灯があり上から見るとまるでライトアップされたように見えますね。

ズームはボケボケです。

翌朝16日は江田島の海上自衛隊第一術科学校、幹部候補生学校で元海軍兵学校の見学です。

今回ここの見学は5回目です。

江田島小用港はボートの係留場所が無いので呉中央港からフェリーで向かいます。

フェリー乗り場の隣が大和ミュージアムと鉄のくじら館ですね。

フェリーから撮影

呉の造船所で建造中のピンクのコンテナ船、春この呉にクルージングに来た時も並んでいました。

あれから半年ぶりですがまだ建造中です。

隣の海上自衛隊護衛艦桟橋には最新鋭の日本最大級のヘリ空母「かが」19.000トンが係留されているではありませんか。

現在で一番私が見たかった護衛艦です。

舞鶴基地係留のヘリ空母「ひゅうが」とは二回りも三回り大きく迫力満点で横須賀基地所属の一番艦「いずも」型の二番艦です。

兵学校見学の後YURAKUⅢに乗り換え海上から見学です。

海上自衛隊はいくら近寄っても大丈夫優しいです。

米軍佐世保基地のように機関銃を向けて高速ボートで確保に来るようなことはありません。

楽しみです。

江田島第一術科学校、幹部候補生学校に到着

10:30からの見学に備え手続きを行い待合所で待機です。

欲しい物ばかりですね。

見学スタートです。

会社の見学の皆さんもたくさんおられました。

我々は30人から40人位でしょうか?

生徒の鞄と帽子です。

さて再びフェリーで昼過ぎ呉港に帰りました。

「かが」は未だ停泊中です。

一安心です。

早速ホテル桟橋に帰りマイボートで出港です。

「かが」です。

素晴らしいです。

頼もしいです。

涙が出ます!

潜水艦も係留されていますね。

その後広島港に向かいます。

途中の海上自衛隊弾薬庫前桟橋には護衛艦が停泊中です。

マツダの車の運搬船が二隻係留中です。

広島港にある広島海上保安本部巡視艇係留桟橋横にあるパールタワー

さて何の為のタワーなのか、ただのシンボルタワーなのか?

夕刻に呉に寄港、ホテル客室からの夕刻の呉港風景です。

夜の係留桟橋です。

昨日も快晴、今日も快晴です。

客室窓から外を覗くと朝日がまぶしいですね。

一夜明けて15日、今日は帰るだけの航海です。

7時朝食でそれまでに荷物を船に積み込んで食事後7時30分過ぎ相生に向けて出港です。

相生まで愛媛大三島宮浦港での燃料給油、岡山宇野港での昼食を含め約9時間の瀬戸内海の航海です。

眼下のYURAKUⅢも出港を待っているようです。

7時半出港です。

音戸の瀬戸を通過し呉市広沖、安芸灘大橋を通過

約2時間で愛媛大三島宮浦海の駅に接岸

静かな宮浦港

何時もの細河石油さんがタンクローリーでやってきてくれました。

約350リットル給油、その間に中村さんにお願いしてお土産の神島饅頭を買いに行ってもらいます。

美味しいので皆大好評です。

宮浦出港、尾道水道を航行し大好きな尾道水道の風景を眺めながら相生へ向かいます。 

何回通ってもいい風景ですね。

懐かしい岡山県飛島の小学校遠望

鏡のような瀬戸内海です。

瀬戸大橋通過

宇野港に入港し再び大阪屋さんで昼食

やっぱりうまいですね。

小豆島最東端遠望

 

家島諸島です。

もう帰ったも同然、午後4時半相生港入港

相生マリーナ桟橋で船の塩を水道で流し完了です。

お疲れ様でした。

また行きましょう。 

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