6月1日 南九州離島クルージング1日目(城崎~相生~大三島~愛媛伊予)
いよいよ待望のクルージング出港日です。
早朝前夜に準備した荷物を車に積み込み家内の見送りで出発です。
安全航行をモットーに楽しんできますと心に刻み向かいます。
家内も私の位置情報(船位情報)は常に携帯の地図上で見れるように設定しています。
ですからクルージングの時は航行状況が分かり予定表と比較しながらいつも位置確認をして安心してくれています。
相生マリーナ7時出港の予定で同乗の中村さん宅に迎えに行きます。
中村さんも準備万端待機してくれています。
さあ一路相生マリーナへ向けて出発です。
旨が膨らみます。
そうこうして居ると相生マリーナに到着、早速愛艇をクレーンで海上へ
整備状況は完璧で安心です。
大量の荷物を積み込み「サー出港です」
自衛隊の用船「はくおう」(元新日本海フェリー運航船舶)も今日は仕事が無いようです。
波も無く穏やかな瀬戸内海です。
ルンルンの中村クルー
真剣なまなざしの私! 自撮りに対して真剣です。
瀬戸大橋が見えてきました。
弓削百貫島 しまなみ海道因島大橋との間 よくジャパンマリンユナイテッド造船所等の船検や修理待ちで大型船が停泊中ですね。
弓削島海の駅で小休止、海の駅施設内でセルフサービスのコーヒータイムです。
間もなく大三島で燃料補給です。
しまなみ海道多々羅大橋です。
大三島宮浦港海の駅桟橋で何時もの細河石油さんに給油頂きます。
今日は大山祇神社参拝者の客船が係留されています。
何時もながら旧客船用の桟橋(神社様式の屋根建物付き)海の駅の桟橋では日本一ですね。
燃料も満タン今晩の泊地、愛媛の伊予市伊予港まで向かいます。
まだまだ先です。
大三島~愛媛伊予港まで70㎞程あります。
大三島~大下島、小大下島の間を通り斎灘、松山高浜港沖から伊予灘に入り松山空港沖を通過すれば目的地伊予市伊予港は目前です。
伊予港の商港区域で使用していない岸壁に係留
この地域の塩の干満潮は大きく槍付けではないので舫いロープは長く採ります。
今晩の伊予港の宿は城崎温泉にもある同じ名前「つたや」さんです。
大正ロマンの古い建物で風呂は近くの商店街温泉施設へ
夕食は近所の居酒屋です。
伊予市は夏場?週一回、中心商店街で屋台出店イベントを開くようで大変な賑わいです。
お疲れ様でした。
明日はいよいよ九州突入、予報通り日向灘の海況が悪いので関門周りで航行します。
ではでは
6月2日 南九州離島クルージング2日目(愛媛伊予~大分姫島~福岡新門司~佐賀唐津)
今日はいよいよ九州海域に入ります。
今日も早朝出港です。
先ずは大分県の周防灘に国東半島沖に浮かぶ姫島を目指します。
ここは何回も泊ったことのある勝手知った島ですね。
今日は半そでで中村クルーも張り切っています。”笑”
自撮りは大きく映り粗が出過ぎて高齢の男前が台無しです。
波も無く周防灘を航行し無事姫島に入港
短時間なのでドーンと正面岸壁へ
今日はフェリー乗り場前の広場が賑やかで何かイベントがあるのかと聞くと九州国東港と姫島を結んでいるフェリーの一隻が新造船に変りその祝賀会が有るとの事
私も一杯頂きたいところではあるが先を急ぐので遠慮しておきます。
新船は隣の岸壁に既に係船されており新品で奇麗な物である。
何でも新しいものは良いが船も同じ、YURAKU3は船歴も古く型は古いが エンジンは天下一品のヤンマーエンジン
船速は遅いが船体は分厚く重たいが波切は極めてよく「型は古いが時化には強い」と歌の文句にあるが正に我々の信頼できる船体構造である。
次は福岡の新門司マリーナに寄港し燃料補給です。
新門司マリーナは関西と九州を結ぶ大型フェリー「阪九フェリー・名門カーフェリー」のターミナルの隣です。
温厚で優しく親切な担当社員です。
中村クルーも操船席の前の窓ガラスの雨滴落し剤の吹き付け頑張って居ます。
清算も終わり新門司マリーナを後に関門海峡へ向かいます。
新門司マリーナさんありがとう。
九州自動車道の関門橋が見えてきました。
ここは大型船の航行が多くしかも狭い海域が有るので緊張です。
途中で福岡県警水上警察の警備艇に出会い緊張は一気に上昇
並行して走り追い抜きます。
関門航路は追い越し禁止なのでしょうが我々ミニボートは対象外でしょう。"笑”
関門海峡も無事通過
玄界灘も穏やかで快適に航行します。
佐賀県唐津港の県営ヨットハーバーに係留させて頂きます。
今晩は港近くのタクシー会社からつタクシー経営の新築ホテルを紹介いただきました。
オープン一か月「からつホテル」です。
夕食は何時もですが外食、居酒屋で今晩は何を食べたでしょうか?
何時もすみません。
二日目もお疲れ様でした。
ではでは
6月3日 南九州離島クルージング3日目(佐賀唐津~長崎出島)
唐津港して比較的短い長崎出島までの比較的短い短いコースです。
朝の唐津県営桟橋フィッシャリー
すがすがしい出港です。
唐津城を海から遠望、奇麗ですね。
唐津湾の姫島です。
平戸瀬戸にかかる九州と平戸島を結ぶ平戸大橋です。
快晴ですね。
波も無し
船は玄界灘を出て平戸からは東シナ海です。
一路燃料補給の為長崎港手前の長崎サンセットマリーナまで向かい燃料補給です。
平戸市平戸港ですね。
佐世保九十九島から崎戸島を通り長崎サンセットマリーナ入港です。
給油専用桟橋に係留
マリーナには奇麗な洋食レストランが有り昼食をとることに!
毎度の笑顔最高ですね。
もう長崎港の中心部にある長崎出島マリーナはすぐそこです。
と言っても係留する迄には30分以上かかります。
長崎港口のシンボルブリッジ女神大橋が見えてきました。
長崎出島マリーナに係留です。
さあ長崎市内散策開始です。
今日宿泊のアパホテルに荷物を預け「出島オランダ商館跡」を見物します。
そしてプラプラ散策し夕食予定の中心街の「思案橋」に向かいます。
毎度の名物食べかす画像です。
何時も食べてからカメラ思い出すのです。
単品で注文するので仕方ない部分もあります。
「眼鏡橋」の見物にでも
お疲れ様でした。
アパホテルでゆっくり休みましょう。
ではでは
6月4日 南九州離島クルージング4日目(長崎出島~宮鹿児島甑島里港)
今日は早朝長崎出島を出港し鹿児島県薩摩川内市の離島、甑島列島(こしきじま)の上甑島里港に係留する予定です。
長崎港内の三菱重工長崎造船所では3隻の最新ステレス型護衛艦を建造中です。
日本も対中国に備え軍備の増強が急がれます。
右の大きなビルは三菱重工長崎造船所の事務部門のビルです。
長崎造船所はここだけでなく港口にも大きな工場が林立しています。
長崎港を出て伊王島水道の伊王島大橋をくぐるとお待ちかねの通称軍艦島(端島)が目に入ります。
この辺りの島はほとんど元海底炭田の地上施設が有った島々が沢山ありその一つです。
軍艦島はその中でも最も島が小さく小さな島に巨大社宅、学校、採炭設備を作る必要があるため島全体が緑が無く軍艦の様に見える事から軍艦島と名付けられました。
以前この島は古いコンクリートの劣化で崩落の危険があるため立ち入り禁止でしたが近年一部の安全なところだけガイド付きで見物できる軍艦島クルーズ船も出ています。
正に軍艦ですね。
学校もありますよ。
黒いフェンダーが有る場所がクルーズ船の接岸岸壁ですね。
長崎半島先端野母埼を回り上甑島里港に一直線に進路を取ります。
ここまでくると海が大変奇麗です。
先日の高知大月町の柏島の海を思い出します。
上甑島(こしきじま)里港に入港です。
今日は漁港岸壁に係留です。
岸壁はガラガラに空いています。
浮桟橋でない岸壁は舫いの調整が気になります。
以前広島県福山市鞆の浦で観光昼食中に干潮になり宙づりで傾いた状態になりロープもほどけずナイフでロープを切り危機一髪の状況にも遭遇しています。
現在一番干潮時間ですね。
目の前のガソリンスタンドからタンクローリーで軽油の燃料補給をします。
同時にレンタカーもやっているので軽自動車を半日借ります。
そしてお借りしたレンタカーで予約していたホテルへ向かい今晩の外食の居酒屋さんの席を確保して頂きます。
そしてホテル隣のフェリー乗り場の待合室にある食堂で昼食に生ビールととんかつ丼を注文です。
毎回クルーズ時、海上は私、陸上は中村クルーの運転と暗黙で決まっています。
それは絶対に飲酒運転をしないためです。
最初の名所砂州で出来ている「長目の浜」小型の京都府宮津市の天橋立ですね。
ここは展望台から見る所の様です。
天橋立のまた覗きと同じですね。
奇麗です。
長目の浜・海鼠池・なまこ池・貝池と三つの池が有ります。
名前は池ですが汽水かも?
甑大明神橋です。
鹿の子大橋です。
奇麗な海岸線が続きます。
適度なカーブのドライブコースです。
中甑島と下甑島を結ぶ近年やっとできた「甑大橋」です。
立派なものです。
上甑島と中甑島を結ぶ橋は以前からありましたね。
正に絶景! 甑島にとって素晴らしい新名所が出来ました。
有名歌手森進一さんのお母さんはこの下甑島の出身なんです。
ですから誕生された地区の一角に「おふくろさん」歌碑が有りボタンを押すと3番まで森進一のおふくろさんがかかります。
ここは下甑島の元武家屋敷跡です。
石垣の垣根がそれらしいですね。
瀬尾観音三滝の一の滝です。
駐車場からすぐらくちんです。
二の滝は下からは見えず、三の滝は相当高い所に下からでも見えますが、ご老体はチャレンジ意欲喪失です。
これだけで十分です。
通称ライオン岩、これは少し不十分です。
まあ何とか・・・・この岩を見る為の専用遊覧船も出ています。
早回りの三島一周観光も終わりレンタカーを返却し予約していた居酒屋へ
カウンターもありましたが座敷へ
ああビールがうまい、潮風ののどにはビールが最高ですね。
隣の座卓の地元の名士らしきグループの会話が面白かったです。
お疲れ様
ではでは
▲城崎温泉の温泉宿。和モダンなロビーや美しい日本庭園などまさに癒しの宿。
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