城崎温泉湯楽の館内図を始めて公開します。
平成4年の増築で全客室が34室に成り収容人員も145名ほどと成り大浴場も男女共露天風呂付で新設、増築完成後は引き続き全館のレベル均一化の為、玄関ロビー宴会場など旧館全室リニューアル工事とエレベータ設置工事を実施、トータルで2年8カ月の長期に渡る工事でした。
当時老人会など団体中心の集客体制で無料送迎バスで送迎を行い沢山の団体客にご利用頂きました。
平成8年には現在の湯楽正門の土地を買収、送迎バスの駐車場、乗降車場も確保、カニ販売の朝市広場も開店
送迎用マイクロバスレンタカー会社も2社設立し運用していましたがその後平成11年にはグリーンナンバーの営業用バス2台も含め8台のバスで兵庫県内、京阪神から岡山鳥取迄集客営業範囲を拡大
その後時代の変化と共に客種の変化があり各種団体、会社等のお客様からグループ、個人客、そして家族、カップルへと客種客層が変化し高単価、高品質のお客様が多くなっていきます。
インターネットの発達に合わせいち早く旅館HPも制作、ネットでの集客も開始
その後平成15年には国内旅行業ユラクツーリストも業者登録し幅広い客種客層の集客に努めます。
大きな収容人員より各客室の拡張や設備充実などお客様のニーズも大きく変わってきています。
湯楽でもこの変化に対応すべく集客方法はもとより館内設備の一層の拡充を行います。
個人客のニーズに対応するため平成18年には新規増築により貸切露天風呂3か所も設置
専用エステルームも設置していましたがニーズの減少により現在は営業していません。
そして平成24年より京都の有名設計士に依頼し全館のリニューアル工事第一期に取り掛かります。
その後本年10月末のリニューアル第5期工事完成で8年に分けて4カ月づつの工事期間でロビーラウンジ、フロントのリニューアル、客室などのレベルアップも実施
客室での食事よりレストランでの食事のニーズの高まりや働き方改革の一環も考慮し宴会場から最新設備のオープンキッチンも備えたレストランに大変革、売店も一部縮小し浴衣を選んで頂ける小座敷付きの浴衣コーナーも新設、喫茶コーナもナイトバーにリニューアルも行っています。
客室に露天風呂がついた客室やベッドルームと和室がセットの和洋室なども設置し若いカップルやグループ、家族連れ客に対応しています。
今回の一連の工事で全34室から23室に減室して高級化やレベルアップに対応しています。
未だ少し未リニューアルの客室も残っていますが来年以降順次着工して行きます。
城崎では子供連れお断りの旅館も増えていますが、湯楽では子供椅子、浴衣、子供入浴セットなどの子供グッズも取りそろえ子供連れ大歓迎の宿としてお子様ベビープランも用意して城崎では少ない子供ベビー大歓迎の宿としてご満足いただいています。
又松葉カニの直接仕入れ、店舗販売も含め新鮮な蟹の宿として又客室に調理師が出向いて目前でカニを調理する目前調理プランも人気です。
すべて手作りメニューを提供するため旅館規模にしては大勢の8名の調理場スタッフもカニシーズンに入り奮闘中です。
11室減室した湯楽館内の客室及び各種施設配置図です。
ではでは