船の好きなじいじの絵日記 愛艇アルビン28クルージング

瀬戸内海相生マリーナを定係港に愛艇の航海や日頃の出来事を船の好きなじいじの絵日記として印刷製本して保存しています。

四国一周約1000キロの船旅5の5

2014年05月19日 | 瀬戸内海クルージング

 

いよいよ今日は最終日大分佐伯大入島から兵庫相生港までは約350キロ燃料補給と小休止以外は連続航行で12時間かかります。

相生港に午後5時に入港するためには朝5時出港が必要です。

4時20分起床のため前夜はいびき合戦は休戦です。

起床後草々に準備し桟橋に向かいます。

桟橋反対側に係留中のROCOCO艇のオーナーはすでに愛犬と散策中

あいさつを交わし早々と出港準備

隣のオリオン艇の兵藤さんと玉城さんはまだ就寝中のご様子。

心の中でお世話になりましたと語ります。

エンジンを始動させずバウラスターのみで桟橋を離れエンジン始動。

騒音を出さないようにエンジンは最低回転数で出港です。

この写真も我々の出港の様子をブログに乗せていただいたROCOCOさんの画像を無断活用させていただきました。

どうもすみません。

今日はべた凪のようです。

朝日が昇ってきました。

きれいです。

速汲瀬戸周辺はやはり潮がぶつかり合い複雑な白波が立っています。

我々は九州側から四国側に横断の形になります。

右から左から本船が次々に行き交っています。

合間を縫って佐田岬へ向け航行します。

天気も最高波も最高です。

右舷前方に伊方原発が見えてきました。

現在は停止中ですね。

長浜港沖を航行します。

左舷には先日立ち寄ったねこの青島が小さく見えています。

一路松山堀江港を目指します。

松山空港沖には航空機の侵入標識灯が海上に設置してあります。

左舷上空から格安航空会社?の航空機が着陸直前の低空で我々の上空を滑走路に向け通過します。

興居島との間を通過し堀江港に入港です。

朝10時スタンドにローリーでの軽油の補給を依頼し岸壁に接岸します。

岸壁前の大きな広場は沢山の人だかりとテントがいっぱいです。

バザールのようです。

さっそく給油に来ていただき補給完了

朝飯と昼飯を兼ねて海の駅管理人が営業されている食堂で腹ごしらえです。

4時過ぎから起きているともう昼のようです。

生ビールがうまい!

船も満腹、船員も満腹、一路相生へ向けて7時間、出港です。

今治沖は来島海峡を通過せず大三島の右岸を通過し伯方島と大島の間を通過

しまなみ海道の橋梁下を通過、伯方島と鵜島の瀬戸を通過し燧灘に進みます。

燧灘は豊島と高井神島の間で本船航路を横断し本船東行航路に並行して高見島を目指します。

途中多数の本船が航行しており引き波を乗り越えながら本船を追い越します。

私は本船の後方や真横を走るのが好きなのです。

本船のブリッジからすれば邪魔になる小舟でしょう。

もちろん嫌がられるほど側は航行しませんよ。

瀬戸大橋を通過し与島に入港トイレ休憩です。

もう与島のフィッシャーマンズビレッジも京阪グループから数回経営母体が変わり去年ついに閉鎖し解体作業が始まっていました。

大方解体されていますがまだ残骸が残っています。

瀬戸大橋を眺める観光拠点や遊覧船の基地だった与島も時代の流れには勝てないようですね。

先日立ち寄った、九州九重町の夢の大吊橋もこのようにならなければよいなーと思わず思い出していました。

小豆島からちょうど予定時刻の5時相生入港です。

12時間の船旅お疲れ様でした。

今回四国一周ができなくて四国松山と九州大分熊本旅行になってしまいましたが同乗クルーは初めての所でもあり良かったですと慰めのお言葉をいただきほっとしています。

また行きましょう。

島根の隠岐と石川輪島沖の舳倉島・・・・待っててくれよなー

お疲れ様でした。 

ではでは

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コメント (3)
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