芭蕉さんも通った「伊賀街道」、「野仏」探し その2

2022-01-04 14:55:41 | 神社仏閣など
伊賀街道は、このリンクをご参考にしていただきますが、
「伊賀街道」の起点は、津城下、
終点は上野の城下町、そして「大和街道」に続きます。

あえて「芭蕉さんも通った」と書いたのは、まさにこの道を抜け、長野峠を越え、
人も各種生活のための物資もこの街道を通っていたということ。
これは津と伊賀を行き来しなければならなかった藤堂高虎とのさまのお陰である、
そこを芭蕉さんも歩き、ワタシもほんの一部ですが体感してみたい…
  終点上野地区

壮大なようでちっぽけな夢の道(笑)、片道歩いて3000歩ほどの道なのに
「石仏・野仏」さんたちも点在していますが実に多かったです。

順に間違えずに整理するには少しずつ。。。

では、舗装された道から地道になり、右側は山裾です、
見上げたらゴロゴロと石が落ちてこないかとちょっと心配になるほど…
でも冬の時期のこういう道は歩きやすいので好きなんですよね、
虫も出てこないし、蜘蛛もいない、
時々沢のようなところ(山の水が滲み出ているような)もあるので、
凍っていたりします  そこは要注意!

二つ目の石仏は、
最初出会った「三体地蔵」から歩くこと数分、
大きな岩場のようなところが見えます、しっかり覗いてみると
 今、水量は少なめの「滝」
名前はない、岩場から流れてきているので歩道は湿地みたいな感じ…
広場の様になっているので、そこに三つ。

②「六地蔵


  
石仏さんを見る目がないので、よくわかりませんが
ちょっとコワイ…違う、綺麗にしてあげたいと思うのはワタシだけか?
苔を取ってあげたりするのはダメなんでしょうかねぇ、
そしたらスッキリお顔がみえるのにね…

③「一体地蔵仏
 

④「三体仏
 
「種子(シュジ)」というのか、かろうじて見えます。
よく見れば、可愛いといえばかわいいのですが…
総じて何百年もここに佇んで旅人たちを守ってくれていたのです、
これからもずっと見守っていただくには、、、どうすればいいのでしょう?
ただ、拝むだけでいいのかな、石も風化してきてるだろうしね、ちょっと心配。

 また「谷」です、
谷を見上げると明るいけど、反対側は木々深く茂る、
ここら辺で巨大な「中ノ瀬摩崖仏(子売り地蔵とも)」(国道163号線沿いの摩崖仏)見えるかと思いましたが、
往路では見落としました、残念。(信心が足りなかったかも)

では、つづく
コメント
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