藤原千方(ちかた)将軍は、風穴を通って赤岩尾まで行った?

2020-09-30 14:36:18 | 伊賀忍者回廊巡り
藤原千方将軍とは??
≪古文献では、藤原千方は伝説の人物で、青山・高尾の千方窟に籠って
藤原政権に反抗した平安時代の貴族と伝えられる。≫とのこと。

そして、この「千方屈の風穴」が4㌔先の赤岩尾まで通じているとしたら…
伝説であったとしても、夢のある話。
どちらにも同じような巨岩・奇岩(=柱状節理)があるとしたら…
「昔々、あるところに、、、」という物語の始まりではないのかなぁと、興味津々、、、
 
本日(9/28)の「忍者回廊巡り」延長修行、【藤原千方窟】行軍決行!
国道422号線青山羽根の🚥を真っ直ぐ、途中「⇒高尾」の標識を右折。
この道は「川上ダム」関連のトラックが多いが、親切に右折優先させてくれました…
ほどなく走ると
 
遠目に工事現場、トンネルを通りすぎると目の前に大きな桜の木(来年きっと見に来ますよ…)

そのまま、前深瀬川沿いに(対向ちょっと困難道)を抜けると
高尾市民センターに着きます、そこで車を止めさせていただき、
いよいよ、「藤原千方屈」への挑戦!
  

修行といっても(山登り行き慣れぬ身としては)30分ほど登るだけでも必死です
「森林浴しながらマイナスイオンをたっぷり浴びて進んで行く」…とは、ベテランの言葉。
ワタシは、「なんでこんな急坂登ってんねん!齢65過ぎた者が行くとこか!?」って、
ブツブツ唱えながら、大汗かきながらの山登り
でもね、案内はとても親切なのです 
   ここからは「車不可」道

しんどいけど、山の中だからこその風景に出会います
小さくて白い花がいっぱい、群生してます
   (マツカゼソウ
(後日、写真に撮ったものを上野森林公園で見てもらって分かった名前)

急坂、石ころ道、ぬかるむ道ですが、苔むす道が見えたその先に…
鳥居らしきものが見え隠れ、
    千方屈へようこそ、と。

何やら神秘的な雰囲気が漂う藤原千方窟鳥居前に到着。
≪藤原千方が従えていた4鬼は伊賀忍者の原形とも伝わっており、
藤原千方伝説※地は市指定史跡となっています。≫
名張市滝之原の赤岩尾神社と風穴で通じているという伝説もあり、
なるほど赤岩尾神社の屏風岩ともよく似ています。
神秘のパワーを感じられる藤原千方窟にぜひ行ってみてください!≫ (観光FBより)

確かに地図上では行けるような気もしますが、何せ山の中に「人が通る穴」……
伝説は伝説として受け継いでいくべきだと、夢がありますし、忍者繋がりだし…

さぁ、探検に行きましょう!
   東門跡その鳥居奥に

   
おぉっ、ありましたね、ここにも赤岩尾と同じような「柱状節理」の巨岩・奇岩群
   
陽の光を受けて荘厳な気持ちにさえなります。
石に刻まれた和歌は、紀朝雄(きのともお)作
『草も木も 我が大君の国なれば いづくか鬼の 棲なるべし』
(草も木も、この世に生を享けるものはすべて天皇の治に従う。
鬼といえども、天皇に背いてこの国に住むことはできない。)
≪朝廷軍と戦っていた千方将軍と4鬼たちは、天皇に背く身であることを恥じ、
ここが己の住むべき国ではないと悟り、本物の鬼になって奈落の底に堕ちていった。
その穴の跡は今も4つ残っており4つとも風が吹き抜け、どこかでつながっている≫とか。

千方屈=千方城跡といってもご覧の通りの岩山に築かれた城ということになります。
ぐるりと巨岩の上を回って見ることができますが…
(ここは、勇気を持たないといささか怖いです
   
ここを登ると、ちゃんと手すりがあります…
所々壊れてるので、うっかりするとケガをするかも…なので要注意
 
多分、(ミミガタテンナンショウの実)かもしれない…
実の色が緑から赤に変わっていくようですが…(素人なのでよくわかりません、スミマセン)

  大門(正門)跡

  厩(うまや)跡(多分ここらへんかな?)

  桜井戸跡
この上に
   
見張り台、木立の奥に遠くが見える、急木立

いよいよ「風穴」
  
ここから「赤岩尾」まで通じていたら面白い!
赤の風穴

何とか一回りして戻ってきました  上から見てます
ここもやはり凄いパワースポットです、空気感が違います。

帰り道、森林浴しながら 
こんな花にも会い(行きに見つけたけど写真撮り忘れてた)
 (ヤマジノホトトギス

長くなりました、市民センターに駐車のお礼を伝え、車の中で🍙を食べ、
その帰り道、最後のダメ押しスポットは、ココ
 (ソニックのオブジェ)
若者が写真撮りに来てるんですよ、見ちゃいました(笑)。
ここまで来たら、是非「千方屈」へどうぞ~~

青山高尾のダブルスポットでした

前深瀬川の清流とまだ紅葉していないもみじ
 

川上ダム進捗状況(観眺台/みてチョーだい
 

 少し秋をお届け~~

長くなりました、、、


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忍者回廊巡り「赤岩尾神社」その2、柱状節理がスゴい

2020-09-29 10:30:35 | 伊賀忍者回廊巡り
いよいよ、ワタシの回廊巡りもラスト!!
「番外編」はあるんですけどね、それは身近な所なので無難に通過しようと思ってます。

さて、「赤岩尾神社」の見どころの山場はやっぱり、これでしょっ
 


この複雑な層は、ワタシには説明などできません!
圧巻の柱状節理 であることだけはご覧の通りです。

「赤岩尾神社」の御神体は、『屏風岩 柱状節理
御祭神は、火の迦具土神、赤岩尾大神 です。
≪岩壁そのものがご神体となっている神社。
室生火山岩でできた断面六角形で、米俵を積み上げたような形をしている岩と風穴が有名。
下部が「屏風岩」で上部が「御俵岩」になっているらしく柱状節理が縦面と断面とになっていて不思議な形。
御神体の岩の間に小さな社殿がある。想像を超える神社。≫という説明はGoogle mapの口コミから

いつまでも見ていたいのですが、小雨が降り始めます、
森の中なので傘はささずとも大して濡れませんが、足元が心配になってくるので
先に進みます。まだその先があるという奥深い場所なのです。
 社務所(無人なのでご朱印はセルフ押印式)
社務所の横に急な石段、そこに説明が
 
ここの風穴は、青山高尾の藤原千方屈と通じるか!?という期待を込めて、足元に気を付けて行きましょう。
  
風穴までの右側は急斜面の深い谷が広がり、左側の崖に巨岩がゴロゴロと続いている、
(今、ここで地震が起きたら??…ということは考えない方がいい

やっとというか、最後の鳥居(であってほしい)
 第6の鳥居の奥に 
入り口付近では涼しい風がス~~っと吹いてくる、
奥を覗き込めば何やらゆらゆらと見える(一瞬だれかいるのか?と思ったけど…まさかね

いろいろ調べたところ、青山高尾に同じような風穴があるとのことで、
≪「赤岩尾神社」から約4km離れた『千方窟の風穴』に通じていると云われている。
千方窟の風穴の説明板には、「千方城郭の風穴といわれ非常用の脱出口であった・・
この風穴は名張市滝の原の赤岩尾神社の風穴に通じているといわれる」と書かれている≫と。

ふむふむ近々、確かめに行くつもり・・・(後日報告しますよ~~)

この風穴からの下り(下りの方がちょっと余裕で回りを眺めることができました)
  至る所に柱状節理が見えます

ここは、素晴らしいパワースポットです、ちょっと怖いけど行って良かった…

第3の鳥居辺りで不思議な所があると書いた、その場所まで戻りました
砂利道が左の方に見えるので、ひょっとしたら「青山側」に通じる道があるかも?というカンで
歩くことにしました。
  
歩くこと15分ほどで、やはり向こうにコリドール道が見える、
ということは…
  
左写真は青山方面へ、真ん中は神社への入り口路、右写真はここはまだ名張

最後に  上から見た比奈知ダム湖へ

岩山奇岩冒険の旅、おしまい。

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忍者回廊巡り最後の「赤岩尾神社」(名張滝之原)その1

2020-09-28 10:37:13 | 伊賀忍者回廊巡り
2018年夏の赤岩尾神社は、大変なことになっていた(FBより)(2018/8/29のこと)
   
“今回突然の土砂崩れに依りまして大変危険なため、
当分の間通行止めと致します、
現在、区長中心に対策を鋭意検討中です” 

こんな危険なことを地区民皆様の力で乗り越えられたようで……
ワタシは危険を感じることなく!?(気合いの問題かな(笑))登らせていただきました、
滝之原地区の皆様にお礼!

ワタシが訪れたのは、2020/9/22(火・旗日)、天気良好と思いきや冒険途中 降られてしまいました

前段が長くなりましたが、「忍者回廊巡り」もあと一ヶ所となり、
寂しさを感じつつもこれで満願!かと思うと安堵感もあり、雨など気になりませんでした。
最後に残しておいただけの見ごたえのある思い出の場所となりました、、、

赤岩尾神社】(名張・滝之原鎮座、伊賀高尾からも行ける“藤原千方つながり”かもしれぬ不思議な場所)
≪祭神赤岩尾大神。藤原千万が武運長久を祈願したとされる神社。
香落渓谷と同様に奇岩が多く特に柱状節理で有名。
『風穴』と言う岩組の間から一年中風が吹き出ている場所もあり、
平安の昔、高尾の地にたてこもった藤原千方将軍(藤原政権に反抗した平安時代の貴族)は
戦勝祈願をし、武運長久の神としてあがめられました。≫ とか。

行き方は2通りありますが 
先ずオーソドックスな行き方から、国道422号線をひたすら南下、
比奈知ダム湖を右に見ながら走ると
  
6月に下見をしていたので、対抗困難道の林道をちょっと余裕で走って(笑)、
数分(かからないかも)で「忍者回廊巡り」ののぼりが見えます、駐車場完備です。
  第1鳥居(杉の木の奥に見える) 
予習では、急坂ではあるけれど10分ほど頑張れば着くとのこと、
上から見てみた、振り返るのは必ずこの道に戻ってくるのだ!という記憶のため…


  第2・第3の鳥居
(実はこの第2・第3鳥居の間に別の駐車場らしき広場??があります、この時点では謎の場所だった(笑))
第3の鳥居をくぐると一気に視界が開けます、嬉しい瞬間です(但し、一瞬のこと)
   
比奈知ダム湖や周回路、美杉へ抜ける国道など、遠くに室生火山群の山々も見えます…
景色ばかり見ていても肝心の「神社」には着かないので、どんどん進みます、が
   
第4の鳥居をくぐると、「落石注意!」やらワイヤーで覆われた岩盤やら
落石したであろう巨石などを目にするとちょっと恐怖に襲われます…
始めの4枚目の写真とこの4枚目の写真は同じ岩と思われる…

 第5鳥居(=赤岩尾神社鳥居)がすぐそこなんだけど、、、
 崩落現場辺りのUP
これを見ながら進むのは、いささか怖いというか気を引き締めて行かないとね…

つづく
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「伊賀×信楽交流展」 国史跡旧崇廣堂にて

2020-09-27 14:26:47 | つれづれ思うまま
楽日(らくび)です。
今頃になっちゃいましたが、久しぶりの崇廣堂は落ち着きました。
こんな風に残っていたのね、というのを
「陶器」と「生け花」と「崇廣堂の空間」を交えて撮ってきました…

「伊賀×信楽交流展」 国史跡旧崇廣堂にて



念のための一枚づつ投稿(順不同)

    
赤門、説明版、崇廣中学校側から、窓など

     
庭など

    
お部屋など

    
廊下、講堂など


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最終日になってしまいました…「伊賀×信楽交流展」(崇廣堂)

2020-09-27 10:25:59 | つれづれ思うまま
通るたびに気になっていましたが、マスクを忘れていたりで、
行きそびれてしまってた…
行こう! 今から 丁度「崇廣堂」、今一度見たくなってたとこ、
莫山さんのおかげで

 今日は18:00まで
(入場料無料)
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没後10年「榊莫山展」、県立美術館にて

2020-09-27 00:33:09 | つれづれ思うまま
 

伊賀八景、一枚一枚じっくり見て、読んで…

やっぱりワタシも伊賀人…懐かしい風景をじっくり見せていただきました。
撮影は✖なので、メモ書きしました
『赤門「崇廣堂」』『霊山ノ雪』『里カラ里ヘ』『芭蕉故郷塚』
『湯屋谷ノ寺』『青山高原ノ風』『城ノ石垣』『赤目ノ滝』

湯屋谷の寺(多分、蓮徳寺)、行ったことないなぁ…近々行ってみようっと。

「寒山拾得 」も密かに笑った…楽しそうな旅、いいなぁ
相棒がいることは嬉しい哉。

榊莫山の世界 です。

    県立美術館


このまま、まっすぐ帰る気になれず
結城神社」へ
   
来年の春、しだれ梅を見に来よう!

結城神社裏手の御殿場海岸へ
  
海を見るのは好き、なので…

心が喜ぶ一日でした


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「成瀬平馬家長屋門」懐かしい門、そして「天神横丁」

2020-09-26 11:20:50 | つれづれ思うまま
お散歩で見た…その1

子供の頃、この門がある同じ「筋」※に住んでいたし、
この門のご近所に仲のいい同級生の女の子もいたし、
この門の中に入ると、個人のお家が何軒もありました。
門は確かに朽ちかけていたけれど、堂々とした佇まいでした。
この門のところは結構広かったので住んでいる人もいた記憶があります。
もう50年以上も前のハナシ、、、

(上野の城下町では東西の通りを「筋」と呼び、
 南北の道を「通り」と呼ぶと聞いたことがありますが、統一されているのかな?
 例えば、「二之町筋・中之立町通り」「三之町筋・銀座通り」のように・・・)

そのご門が修理修復されて蘇ったわけですね、ちょこちょことあちこちが単発的に蘇って
点を線で結ぶようなまちづくりになっていくのでしょう…ね。
「まちづくり」の原点かもしれないけど、ここに住む人たち、
スーパーマーケットはなくなるし、交通の便はますます悪くなるし、
ちょっと疲れているようにもみえますけど…大丈夫かなぁ??

「トイレ」より「マーケット」欲しかったなぁ、とは90歳の母の言葉です

さて、『伊賀市公式FB』より

「皆さん、こんにちは。中心市街地推進課の武田です。

市指定文化財「成瀬平馬家長屋門」の保存修理工事が6月に完成しました。

これを記念して講演会及び見学会を開催します。
改修工事に伴う調査により、新たに判明したことなども解説しますので、ぜひこの機会にお越しください。

【とき】令和2年10月10日(土) 午後1時30分~3時15分
【ところ】ハイトピア伊賀5階 多目的大研修室
【内容】
  演題:伊賀上野の城下町と成瀬平馬家長屋門
  講師:三重大学名誉教授 菅原洋一さん
  ※成瀬平馬家長屋門は午後2時30分から4時30分まで自由に見学できます。
【定員】50人
【申込方法】電話で下記まで。
  ※見学会の申し込みは不要です。
【申込期限】10月9日(金)まで
【申込先・問い合わせ】中心市街地推進課
  電話:0595-22-9825 ファックス:0595-22-9628  」

  
昨日覗きに行きましたけど、「門」だけです…
昔あった家などは、当たり前ですけどなかった

お散歩で見た…その2
しばらく足場があって、どうなっていくのかな?と…気になってました。

数日前に通ったら、あれま、きれいに…なってぇ
(今頃何言うてんねんって声が聞こえてきそうですけど
以前はコレ

  
【天神横丁】だそうです(笑)。
昼間のお散歩を断念して夜に出かけた時、まぁ賑やかな声(歌)が聞こえてましたよ
思わず、「天神横丁」は元気だねぇ 、、、と、隣で歩く長女につぶやきましたわ(笑)。

そうそう、天神横丁内の天井
  
これは2年ほど前だったかにリニューアルされましたが、
今年の祭りは中止なので、これでも見て「祭雰囲気」をどうぞ~~

2020/10/10追記
 2020/10/10付中日記事
竣工式、まだだったのね(笑)。
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「そばの花」(伊賀市玉滝川上地区)、初めて見ました…

2020-09-25 00:59:59 | つれづれ思うまま
楚々として、それでいて真っ直ぐ伸びようという花の意思を感じました、
みんな素直にまっすぐです。
 森と花と空

「玉滝の蕎麦」が伊賀ではなかなか有名な存在なのは何となく知っていたのです…
が、朝刊(9/24)で記事を目にし、実際に「そば畑」を見たこともなく、
どんな花が咲くのだろう??と気になってました、
そこにこの記事だったので、飛びつきました(笑)。
新聞を読んで、その日に行動することはまずなかったのですが、
8月に植え、9月中旬に花が咲きだし、もう満開だという、、、これは、今行くしかない!
 中日新聞(2020/9/24付)
≪伊賀市玉滝の川上地区で、かれんなソバの花が咲き渡り、見頃を迎えている。
一面に広がる白いじゅうたんのようで、今月いっぱいは楽しめそう。
地元の川上営農組合が、荒れていた田んぼを預かり、十六年前から育てている。
面積は計約四万六千五百平方メートル。今年は八月中旬に組合員で植え、
今月十日ごろから咲き始めたという。
茎が柔らかいため台風や雨で倒れやすく、水はけが悪いと茎や葉が茶色になってしまうこともあるが、
今年は天候に恵まれ、きれいに咲いた≫とのこと。

行くぞ!と決めて出発したものの、玉滝も広い、川上地区がどこなのかわからず
JAさんか市民センターに聞くしかないなと、ナビを合わせる。
ほぼ近くにいたので数分でセンターに着き、お尋ねすると
『そば玉の腰』というパンフレットを渡してくださり、「その先のローソンの🚥から
すぐ左に曲がる道があります、その道を進むと段々畑にそばの花が見えますよ」とのこと。
ふむふむ、と納得しながらお礼を言って、教えられた道を進みます、が…

あぁ、これは農道(畦道もどき)を行くのね 、、、

少し走るとそこに~~
 
一面の「白い花」が見えるのです。

最近は秋の刈り取り前の稲穂ばかり見ていて、それはそれで金色で美しいなぁ と、
そこに白い花がカーペットのように咲く様を見て、改めて嬉しくなりました
伊賀の四季を感じられて、ちょっと迷ったけど来てよかったなぁと…

車を止めて、奥に歩いて行くと視界が開けます、

まさに段々畑に白い花が咲いていました…
獣害柵もなんのその、それも景色だと思えば、綺麗だなぁ…
ジグソーパズルのように~~
(見て食べるだけのワタシはいい加減なことを書きますが、
自然に住む獣たちとのせめぎあいを思うと頭が下がります、
美味しいものをいただくために、ありがとうございます。)

  
初めての場所で、初めてのそばの花、
帰り道「阿山・道の駅」にて「そば玉の腰」買ってきました

 こんなところにカボチャ
見つけちゃいました、来月はハロウィン(笑)。
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「没後10年 榊莫山展」開催(三重県立美術館)、令和2年9月24日(木)から

2020-09-24 10:27:17 | つれづれ思うまま
三重県立美術館では、
榊莫山(さかきばくざん 1926-2010)の没後10年を記念し、
当館所蔵品により特集展示を開催
します
。」
との情報をゲット、ぜひ

没後10年 榊莫山展チラシ(PDF(3MB)

榊莫山とは
≪榊莫山は、1926年に生まれ現在の三重県伊賀市で育ちました。
少年時代から、書や絵画に関心を抱き、第2次世界大戦後、奈良の書家・辻本史邑(つじもとしゆう)に師事し、
書家としての道を歩み始めます。
そして、師の史邑が1957年に亡くなり、
これをきっかけに書壇から離れると、ただひとり前衛的な書に挑み続け、
「土」や「女」「花」「母」など、文字のもつ本源的なイメージを
新しい造形感覚で表現した作品を発表しました。
50歳ごろからは、「寒山拾得(かんざんじっとく)」などをテーマに素朴な言葉をそえた、
「詩・書・画一体」の水墨画を確立し、現代の文人と称されました。
1981年、大阪から故郷伊賀に戻ると、伊賀の風景を題材にした作品を制作するとともに、
テレビにも登場し、その個性的な風貌から「ばくざん先生」の愛称で親しまれました。≫

確か、古山菖蒲池に居を構えておられましたね、
少年時代は、予野にお住まいで花垣小学校へ通っておられました……

これは、行かねば

12月20日(日)まで です。
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忍者回廊巡り 真っ最中! 再開 「大光寺」(伊賀市寺田)

2020-09-23 11:15:45 | 伊賀忍者回廊巡り
残るあと二つ!というところで真夏に突入のため、中断してました
やっと、来たよ、丘(山!?)登りのできる季節が…

伊賀市内西の方からこんな2連の山を見たことありませんか?
左が「南宮山」(敢國神社裏手の山)、右が「岡山」、服部川渡ってすぐ寺田の田園地帯からの眺めです。
その岡山の麓にある【毘沙門寺】さんの駐車場に車を停めて…山道を歩きます。
  
忍者回廊巡りののぼり、岡山辺り絵図(遊園地という言葉はちょっと語弊がありそう…(笑))
 「第8番大光寺」への登り口
では、久々の小山登り…

大光寺】(伊賀市寺田)
≪戦国時代までは伊賀地方の有力寺院であり、低いとはいえ山中の要害にあったことから、
天正伊賀の乱では忍者をはじめ武将たちの拠点の一つとなったようで、
伊賀惣国一揆の評定所であった≫とのことです。

歩き始めて、早々に「行者堂」
  お目にかかれて嬉しい行者さま

 お地蔵様2体
すぐ近くに
  鎌倉時代作「北向地蔵」さま
≪大きな岩の正面を長方形に枠取りし中に三体の地蔵が彫られています、
三体地蔵は、三悪道(地獄・餓鬼・畜生)に落ちた衆生を救済するとも、
三界(過去・現在・未来)の衆生を救済するともいわれる≫とのこと、
無事に山登りできますように…お祈りしました。
  
横から生えている木、イノシシの足跡、ここは「中間点 あと10分」と、とても親切です。

  
どんどん登ります、右手にお墓群!?
辿り着いた気配がします…(約20分ほどでしょうか)

 
山からの湧き水で適度にぬかるんでいるので、
ココはイノシシたちの遊び場?水飲み場?かもしれませんねぇ…
石段を登ると
   「大光寺」
ここでご朱印を、、、と思ったらご朱印帳は車の中だった
慌ててカバンの中を探してなんとか紙を見つけ、
そこにセルフご朱印(設置してあるご朱印を自分で押印)
300円もちろん、お賽銭箱に入れます。(帰宅して調べたら200円でした)
気を取り直して、ぐるり見渡すと
  
立派な銀杏の木、去年の残り物のギンナンか?
そして、岡山ぐるり一回りもできるし、お隣の「南宮山」にも行ける!という案内図(とても親切)。

せっかくだから挑戦してみましょう!!
お寺の本堂のある境内を後にして、左に進むと
   
かなり大きなお寺だったのではないかと、鐘楼堂もあるし、鬼瓦も大事そうに残ってます。
周りは、
  
土塁があって、その反対側は険しい杉林、
岡山頂上辺りをぐるり一周するように「西国三十三観音巡り」の石像が祠に囲まれています。
 
こんな道を歩いていると、突然視界が明るくなります
   伊賀の北西の山々
樹木の隙間から見えるのは
 お隣「南宮山」のNHK電波塔
ホッと一息入れて、後半へ
 このまま尾根伝いに「南宮山」へ
ここを進むと「敢國神社」に着いてしまうので、ワタシは行かない(笑)。
  
一回りして無事大光寺に着いたら、同じ道を下って帰ります。
 陽を浴びたシダが綺麗

麓に戻ると「毘沙門寺」が見えます、池とともに…


   ここにも大きな銀杏や高野槙
この「毘沙門寺」で、ご朱印の件をお話すると「どうぞご朱印帳に押してください」とのことで一安心(笑)。
もちろん、セルフでやり直しご朱印!です。
 この観音様は「大光寺」…

山中の遺構や佇まいを見ていると、まさに『夏草や 兵どもが 夢のあと』(芭蕉)かもしれません。
現代語に言い換えれば
「今や夏草が生い茂るばかりだが、ここはかつては武士達が栄誉を求めて奮戦した跡地である。
昔のことはひと時の夢となってしまったなあ」、武士達=忍者達に言い換えていただくとして…

久しぶりの忍者回廊巡りは、お天気も良し、風景も良し、気持ちよく帰路に着きました、とさ。
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