アパシー症候群

前にせっかく見つけた調理職もこのアパシー（無気力症候群）が強く影響していたように思います。
シフトリーダーからも調理師を疑われる始末でとても無様でした。
これでは、サテライトキッチンの責任者など務まるわけがありません。
どんどんいろいろなことを覚えていかないといけないのに、皿洗いと掃除に降格。
その上で、１ヶ月以内に業務を全部覚えないといけない状況になってしまい、
わずか１ヶ月で退職することになってしまいました。

まず、体を動かすのが面倒くさい。すると、全てのことをするのがめんどくさくなってくる。
言葉でやる気を示そうものの、行動が物語ってしまう。
どうにも気持ちが乗らないし、モチベーションが上がらないのです。
そう、心の奥底からやる気が湧いてこない心境なのです。

少しでもこの心境を回復するために、軽い運動から始めました。
朝ご飯を食べたら３０分くらい散歩をすることからはじめるのです。
すると、最初はイヤイヤ行っていたのですが、３日目くらいからでしょうか、だんだん気持ちよくなってきたのです。
体を温めること、少し汗をかくことが心地よくなってきたのです。
そしてプールにも行きました。
泳ぎは得意な私ですから、運動嫌いでも水泳なら自主性が湧きました。
そんなことを繰り返しているとやる気が回復してくるんですね。
外から見れば、遊びは出来るのに仕事が出来ないなんてと見られても仕方がありません。

意欲、感情、情熱がスランプになった状態と言われていますが、その通りだと感じます。
今でも、積極的になれたわけではないですが、前の仕事を辞めたときには、何を言われても心に浸透していかないような感じで、
イメージとしては頭の中に蜘蛛の巣が張ったというか、モヤモヤしすぎの状態で怒られている最中でも笑ったり、
さんざん怒られた後でも自分の欲望を優先する行動を取ったこともありました。

１１月１５日には再就職先も決まっておりますので、また働きますが正直、自分でも不安です。
次は介護職です。老人ホームで上手くやっていければと思っていますが・・・。
転職でさえも難しいこの年齢はどうにもなりません。
周りからは、介護職に腰を据えていない姿勢にしか見えないと言われ困っています。
今度、仕事が続かなかったら妻は私のそばから離れていきます。

何か、いい言葉を見つけたいです。
私の心に響く決定的な一言を・・・。