【社会新報】富山県版  from 社民党富山県連合

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【参院選】選挙区・相本芳彦氏「支持」を決定

2010年06月22日 | 参議院議員選挙
 社民党富山県連合は21日、記者会見を開き、参院選富山県選挙区に立候補予定の相本芳彦氏(写真:09年の社民党県連合大会にて)への「支持」を発表しました。
 会見では、下記の声明文が配布されました。

相本芳彦氏を支持するに当たって


(1)昨年10月以降、連立政権を安定させ、国民「生活再建」の政策を推進する立場から、今次参議院選挙富山選挙区での統一候補擁立に向け、民主党県連、連合富山と我々と、三者協議を進めてまいりました。ところが今年2月になって、民主党県連は、我々に何の相談もなく、一方的に相本氏の公認申請を民主党本部に行い、事実上、三者協議を壊しました。民主党県連のこうした対応は、我々だけでなく、県民にも不信と失望を与える結果となりました。

(2)その後、民主党から社民党に対して相本氏の推薦要請が行われました。あまりにも信義を失する稚拙な民主党県連の対応と言わざるを得ません。したがって、当時の民主党小沢幹事長自らが直接、我が県連合に謝罪に訪れるという事態になりました。

(3)民主党本部のこうした対応もあり、我々としては誠意を持って、相本氏推薦に向けて手続きを進めることとしました。しかし、そもそも選挙で協力し力を合わせるためには、相互の信頼関係が大事です。また、連立を組む公党同士の県組織であることからも、今後の連携強化という観点から、この間の経過について明確にし、民主党県連としての謝罪・反省を求めてきました。

(4)ただ、マスコミを通じて知る限りでは、民主党県連内では「我々は間違ったことはない。反省すべきことはない」などと不誠実極まりない意見が多いようです。こうした姿勢は、連立相手の国民新党の協力さえ得られないことにもつながっているのではないかと考えます。こうした民主党県連といつまでも対していては、我が党まで県民の信頼を失することになります。

(5)以上の経過を踏まえ、公示が24日に迫る中、相本氏の推薦に関して、民主党県連とこれ以上協議できる条件にないと判断し、社民党県連合として、今次参議院選挙富山選挙区での対応について、独自に判断することとしました。すなわち、国民の貧困化と格差拡大などを招いた自民党政治への逆戻りだけは絶対に許してはならないこと、富山県においても自民党に議席を与えてはならないとの立場から、また「3党連立政権政策合意」を順守するという菅首相の表明も踏まえ、相本氏を「推薦」ではなく、「支持」することとします。

(6)国会終盤の民主党の強権的な国会運営や、普天間基地移転先の「辺野古回帰」を強行しようとする姿勢、消費税アップなどにみられる民主党の政治姿勢の中で、今後の政治に大きな不安を抱かざるを得ません。社民党は、「党の力量・議席不足で政権の暴走を止められなかった」という厳しい反省の上に、全党一丸となって議席倍増をめざし、全力を挙げます。県民の皆さんの一層のご支援をお願い申し上げます。 


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1 コメント

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社民党の皆さんの苦悩が、よく分かりました (匿名でお願いします)
2010-06-23 00:56:23
私は、相本氏とは数十年来の付き合いになる者です。

今回、相本芳彦氏へのご支持を表明して頂いたこと、とても嬉しく思いますし、大変心強く思います。
本当に、ありがとうございます!

去年の総選挙に相本氏が出ると聞いたとき、私は「彼ならば!」と、年甲斐もなく欣喜雀躍しました。
しかし、結果は伴いませんでした。民主党の石井一氏の「民主党公認ならば、比例復活できた」という言葉は、そのときは痛いほど分かりました。

確かに相本氏が民主党の公認だったら、惜敗率も何も関係なく、バブルのような風に乗った彼は、今ごろ国会議員だったことでしょう。でも、それはきっと相本氏にとっては本当の幸せではないと思います。

本来、「富山県大好き」「富山県民大好き」相本氏の柔軟性や包容性は、民主党などという小っぽけな枠には納まりきりません。党派にこだわらず、人々の声を大事にしながら、富山県のために働く人物です。

ですから、社民党さんが言ってこられた「無所属統一候補」路線こそが、彼のポテンシャルを活かす最高のポジションだと私も思います。

しかし、彼は民主党公認という「枠」に、彼は押し込められてしまいました。
仄聞する限りの民主党富山県連の主張は、「公認と推薦では、民主党本部から降りてくる『カネ』が違う」という話です。私は、情けない思いで一杯です。

しかも、協力を要請する側の民主党の対応は、いま振り返れば、社民党さんがご指摘の通り、一方的なものばかりでした。

連合さんや社民党さんとの協議を打ち切っての、「カネ」目あてとも取れる公認申請。
端で見ていても、全く動かない、足の鈍い民主党の地方議員たち。
連立与党の国民新党が、愛想を尽かすのも分かる気がします。
まして、中央でも富山でも、かつての連立の相手にさえ「裏切り」ばかりの民主党ですから、その不信感は、私も同じです。正直申し上げて、民主党など信頼できる政党ではありません。何より、あれだけ相本を振り回しておいて、本人の思いとかけ離れたところで、「カネ」や、他党との協議を行うのですから、相本を思う身としては、言語道断だと思います。

そんな民主党の公認にさせられた相本氏に対して、社民党が「自民党政治への逆戻りだけは絶対に許してはならない」という一心で、「支持」を決めてもらったことは、本当に嬉しい限りです。

おそらく全て、又市征治さんが常々言っておられた「相本さんを大事にしたい」ということなのでしょう。
「無所属統一」にして、多くの県民からの支持を得る、これこそが相本を活かす道であり、相本が進むべき道だと今も思っています。

今や民主党公認という、つまらない「枠」が嵌った相本芳彦ですが、それを乗り越えて国政で活躍できる人物だと私は信じています。

どうか、社民党の皆さんには、相本芳彦氏への、力強いご支援をお願い致します。









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