【社会新報】富山県版  from 社民党富山県連合

社民党富山県連合に関するニュースをお知らせします

藤井宗一氏、社民党が公認・連合富山が推薦を決定

2008年09月26日 | 衆議院議員総選挙
 次の総選挙に出馬を予定している藤井宗一氏(写真)について、社民党全国連合は25日、公認を決定しました。同日、連合富山も執行委員会を開き、藤井宗一氏の推薦が決まりました。

 政党・労働組合だけでなく、農業者出身の藤井宗一氏への支持は、農業団体などを中心に広がりを見せ、ある団体の役員からは「(同じ富山2区での)相手は自民党の農政族だが、我々は誰が日本の農業や食糧政策をダメにしたかよく知っている。また誰が農業を真剣に考えているかも知っている。藤井氏が出るなら我々は藤井氏を応援する。」という声も出ています。

 藤井宗一氏が出馬を予定している富山2区では、自民党現職との一騎討ちとなる公算で、年金・医療・介護・雇用・福祉・環境などの政策課題とともに、これまでの日本の農業政策・食糧政策の是非も焦点となります。


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衆院選に向けて総合選対本部を結成

2008年09月25日 | 衆議院議員総選挙
 社民党富山県連合は25日、総選挙に向けて総合選挙対策本部を結成し、富山市の自治労とやま会館で結成総会を行いました。

 まず、党県連合代表の又市征治副党首が国会情勢を報告し、「いま麻生内閣が発足した。与党は『ご祝儀相場』で支持率が高い内に、解散を行おうとしている。格差拡大、非正規雇用の増大、燃料や物価の高騰、景気の後退など、いま国民の暮らしは大変な状況にある。こうした課題を放り出して、総裁選でお祭り騒ぎを演じ、政治空白を続けてきたのが自民党の姿だ。補正予算を組むというが、『焼け石に水』の1兆8千億円の財政出動で効果は見込めない。私たち社民党は8月に、4人世帯で平均10万円の定額減税の実施や、低所得者に消費税をお返しする、あるいは100万人の正社員化支援、2千億円の農林水産業支援など、9兆円規模の緊急経済対策を打ち出し、国民生活の底上げを目ざしている。もちろん財源もしっかりと明示した。総選挙に勝利し、こうした国民生活を改善する政策を実現していかなければならない。ともに頑張り抜こう。」と述べました。

 結成総会には、富山2区への出馬を予定している藤井宗一氏も駆けつけ、「衆議院でも与野党逆転を勝ち取り、この政治を変えなければなりません。富山2区は自民党候補との『一騎討ち』になると言われています。私はこの富山2区から与野党逆転を実現しなければならないと思っています。最後まで全力でたたかい抜きます。」と決意を語りました。

 会場には約300名が集まり、社民党と藤井宗一氏の勝利に向けて、決意を固め合いました。

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麻生内閣では 政治は何も変わらない

2008年09月22日 | 新着情報
 22日、自民党総裁選の結果、麻生氏が新総裁に選ばれたことに対し、社民党副党首(同富山県連合代表)の又市征治参議院議員(写真)が下記の談話を発表しました。

2008年9月22日

麻生内閣では 政治は何も変わらない(談話)

社民党副党首 参議院議員 又市征治

(1)本日、自民党は、9月1日の福田首相の突然の政権投げ出しに伴い、12日間にわたるマスコミをジャックしての総裁選を経て、麻生幹事長を新総裁に選出した。24日の首班指名では麻生氏が新首相に選出されよう。
 ふり返ると、彼らは、この20日余り、景気後退下での物価高騰対策はじめ諸課題への対応に政治空白を作り出し、またこの間の「構造改革」と日米同盟重視の路線が政治的行き詰まりをもたらしたことへの責任とその政治転換を何も明確にしないで、茶番劇を演じてきた。そもそも、わずか1年前、ほとんどの派閥が「麻生ではダメだ」としていたのに、今回はほとんどの派閥が麻生氏を推す姿は異様であり、政策そっちのけの人気投票に他ならず、「自民党の劣化」はここに極まったと見るべきであろう。

(2)安倍、福田と二代にわたる1年足らずの政権投げ出しの原因は、社会のあらゆる分野に格差を拡大した新自由主義的「構造改革」と日米同盟一辺倒で「戦争のできる国」に突き進んできた自公政権への国民の厳しい批判の高まり・内閣支持率の低迷であった。つまり自公政権の行き詰まりであった。
 だから、いま政治に求められることは、「格差是正・国民生活優先と、憲法9条を守る政治」に転換することである。しかし麻生内閣にそれを期待することは「無い物ねだり」と言わねばならない。その実現のためには、直面する総選挙で、わが党の前進を含む与野党逆転を勝ち取る以外にない。

(3)当面、景気後退下での物価高騰対策はじめ国際的金融危機対策、「消えた・消された」年金、高齢者医療制度の廃止などへの対処が求められる。総選挙の準備を急ぎつつ、臨時国会でこれらに対処しなければならない。
 私たち社民党は、そのため先に「内需拡大・国民生活改善のために9兆円規模の財政出動」を柱とする『生活・地域の底上げ宣言』を発表した。
 要点は、①4人世帯平均10万円の定額減税と、低所得層へ最高4万円の飲食料品にかかる消費税の戻しを合せた4.2兆円の減税、②100万人の正規雇用創出支援2400億円、③農林漁業や中小企業支援対策3000億円―など5兆円を特別会計の余剰資金約40兆円から支出、④当面、道路特定財源の一般財源化で地方交付税の復元に2兆円を回す、政府備蓄石油50日分の放出、⑤社会保障費2200億円抑制の撤回、⑥高齢者医療制度の廃止、⑦基礎年金の国庫負担2分の1の来年度当初から実施―などを年末の予算編成で講じ、その財源は法人税と高額所得者の所得税の減税の廃止(年2.8兆円)など不公平税制の是正分約4兆円から回す―を具体的に提示した。

 そして、臨時国会では、これを軸に、労働者派遣法の抜本改正、年金の諸問題、消費者主役の強い権限を持つ消費者庁の設置、新テロ特措法の延長断念とイラクからの撤退などを厳しく追及していく決意である。

富山2区 藤井宗一氏が出馬表明

2008年09月19日 | 衆議院議員総選挙
 社民党富山県連合は19日、富山市内で記者会見を開き、次の総選挙に富山2区で党公認候補として、県農協労執行委員長・連合富山副会長の藤井宗一氏を擁立することを発表しました。

 藤井氏は会見で、「医療・介護・福祉・農業政策・食の安全・雇用・教育の環境整備などあらゆる分野で、政治が果たすべき役割を果たしていない。与野党逆転によって政治を転換し、くらしに安心・社会に希望を取り戻したい」と力強く決意を語りました。

 会見には、党県連から湊谷代表代行、菅沢幹事長、連合富山から安東事務局長が同席しました。 

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【衆院選】富山2区 藤井宗一氏に出馬要請

2008年09月17日 | 衆議院議員総選挙
 17日、社民党富山県連合は記者会見を行い、次期総選挙での富山2区の公認候補として藤井宗一氏(写真)に出馬要請を行うことを正式に発表しました。

 藤井宗一氏は滑川市在住で、富山県農協労執行委員長、連合富山副会長などを務めています。

 社民党富山県連合の又市征治代表は、藤井氏について「自公政権がもたらした農政の破綻、食の危機が問題になっているが、藤井氏は農業政策や食の安全についてのエキスパートであり、また働く人々の代表者だ。もちろん社民党はボトムアップの政党であり、2区での議論の結果として藤井氏への出馬要請を決めたが、これ以上の候補者はいないと確信している」と語りました。

 また、又市代表は「藤井氏周辺の環境整備もあり、数日かかるが、改めて藤井氏本人からの決意表明があるだろう」との観測を示しました。 

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福田首相の辞任は自公政権の行き詰まり

2008年09月02日 | 新着情報
 1日夜、福田首相が辞任を表明したことを受けて、社民党副党首(同富山県連合代表)の又市征治参議院議員(写真)が下記の談話を発表しました。


2008年9月2日

福田首相の辞任は自公政権の行き詰まりだ(談話)

社民党副党首 参議院議員 又市征治


(1)昨夜、福田首相は、突如、辞任表明を行った。1か月前に挙党体制を採って内閣改造を行い、また9月12日に臨時国会を召集して国民生活安定策を審議すると決めておいて、昨年の安倍氏と同様、突然の政権投げ出しは、極めて無責任と言うほかはない。「安心実現内閣」の偽装を自ら示したものだ。
 「新しい布陣の下に政策の実現を図るべきだ」と理由を述べているが、その実は内閣支持率の低迷に加え、新テロ特措法の扱いと補正予算をめぐる自民・公明両党のきしみの表面化など、臨時国会を乗り切る自信をなくした結果であろう。その意味で、自公政権とその政策の行き詰まりに他ならない。

(2)私たちは、この臨時国会で、①先に発表した『生活・地域の底上げ宣言』に基づいて「内需拡大・国民生活改善のための9兆円規模の緊急対策」(4.2兆円の減税、100万人の正規雇用創出、2兆円の地方交付税復元、政府備蓄石油50日分の放出など)をはじめ、②高齢者医療制度の廃止、③社会保障費2200億円削減の撤回、④基礎年金の国庫負担1/2の財源の確定(不公平税制の是正で)、⑤労働者派遣法の抜本改正、⑥消費者主役の強い権限を持った消費者庁の設置、⑦新テロ特措法の延長断念とイラクからの撤退―などを実現するため、野党共闘を一層強めて追及していく決意である。
 政府は、事業規模11兆7千億円・予算措置1.8兆円の「総合経済対策」を臨時国会に提出するとしているが、新たなスタグフレーションの下で予算措置1.8兆円程度では焼け石に水で、国民生活の向上を期すことはできない。

(3)私たちは、国会論戦の過程で福田内閣が行き詰まり、内閣総辞職による自民党総裁選挙を経て11月解散・12月総選挙か、あるいは臨時国会を年末まで延長して、例えば「15か月予算」などで国民の目を欺いて、年末又は1月通常国会冒頭解散・2月総選挙か―のケースに絞られてきたと見てきた。
 しかし、福田首相は、「身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ」とばかり辞任を決断し、「新しい布陣の下」での総選挙を示唆したわけだから、自民党総裁選挙と首班指名を終えた新首相が、国民生活は二の次に即、解散・総選挙に打って出る可能性もなしとはしない。いずれにせよ、総選挙に時間的余裕はない。
 国民の期待に応え、「格差是正・国民生活優先と憲法9条を守る政治」実現のために、遅れている総選挙の準備を大車輪で急がねばならない。