社民党富山県連合は21日、富山市の自治労とやま会館で、「富山政治スクール」を開校しました。
「富山政治スクール」は、年6回の講座を通じて、社会民主主義の理念や政策を学ぶために開設。社民党富山県連合代表の又市征治副党首が学校長を務めます。
開校式後に行われた第1回講座では、元内閣総理大臣の村山富市氏が「村山談話とは何か」と題して記念講演を行いました。
村山氏は、「『東京裁判』でも植民地支配は問われなかった。戦勝国も多くの植民地を抱えていたためだ。冷戦が終結し、日本はあらためてアジアの一員として歩むことになったが、それまで先の大戦についての統一見解を持たなかった。私も軍隊へ行ったが、侵略戦争と植民地支配は紛れもない事実であり、戦後50年経ってもその傷は深かった。やはり日本政府としてしっかりと見解を示す必要があると考えた。自社さ連立と言っても自民党が圧倒的に多い内閣だったが、この談話は全員で閣議決定した。その後、社会党が連立を離脱し、自民党政権が続いた。この談話に異論を唱えてきた安倍氏や麻生氏も総理大臣を務めたが、全ての内閣が談話を継承してきた。過去の侵略戦争・植民地支配の歴史を決して忘れてはならないし、その歴史を繰り返さないために、憲法9条を守り、活かす必要がある。」と力強く語りました。
「富山政治スクール」は今後の講師として、国土交通副大臣の辻元清美氏、評論家の佐高信氏などを招く予定です。
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「富山政治スクール」は、年6回の講座を通じて、社会民主主義の理念や政策を学ぶために開設。社民党富山県連合代表の又市征治副党首が学校長を務めます。
開校式後に行われた第1回講座では、元内閣総理大臣の村山富市氏が「村山談話とは何か」と題して記念講演を行いました。
村山氏は、「『東京裁判』でも植民地支配は問われなかった。戦勝国も多くの植民地を抱えていたためだ。冷戦が終結し、日本はあらためてアジアの一員として歩むことになったが、それまで先の大戦についての統一見解を持たなかった。私も軍隊へ行ったが、侵略戦争と植民地支配は紛れもない事実であり、戦後50年経ってもその傷は深かった。やはり日本政府としてしっかりと見解を示す必要があると考えた。自社さ連立と言っても自民党が圧倒的に多い内閣だったが、この談話は全員で閣議決定した。その後、社会党が連立を離脱し、自民党政権が続いた。この談話に異論を唱えてきた安倍氏や麻生氏も総理大臣を務めたが、全ての内閣が談話を継承してきた。過去の侵略戦争・植民地支配の歴史を決して忘れてはならないし、その歴史を繰り返さないために、憲法9条を守り、活かす必要がある。」と力強く語りました。
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