【社会新報】富山県版  from 社民党富山県連合

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「生活再建」「脱原発」に全力を!定期大会開催

2011年06月27日 | 新着情報


 社民党富山県連合は26日、高岡商工ビルで第16回定期大会を開きました。

 冒頭、又市征治代表が、国会情勢について「不信任案騒ぎは異常だった。震災対応に集中すべき時期に、しかも与党が圧倒的多数である場合、普通は出さないもの。結局、自公は民主の分裂を誘い、割れたどちらかと組んで『選挙なき政権奪還』を目指したものの、不発に終わった。ただ、民主は政権維持のため自公にすり寄り、消費増税など生活破壊に突き進もうとしており、さらに『大連立』も模索している。もしそうなれば、もはや『大政翼賛会』であり、自民党に押されて一気に『改憲』へと向かう危険性もある。」と指摘しました。

 そして、「いまやるべきことは、被災地の復興に全力を挙げることだ。また、『脱原発』へと日本のエネルギー政策を転換することだ。いま国民の不安に対して『電力不足で産業がまわらない』などと、人命と金を天秤にかけようとする向きもあるが、動かしたとしても、いま日本にある使用済み核燃料プールは10年で満杯になって行き詰まる。原発の再稼動など許してはならない。」と示しました。

 その上で、「社民党は、すべての『核』に一貫して反対してきた唯一の政党だ。その私たちが今、声を上げるべきときだ。既に発表した『脱原発・自然エネルギー転換アクションプログラム』は、2020年までに原発を全て停止、2050年までにすべての電力を自然エネルギーで賄うものだが、これは十分実現可能だ。これまで掲げてきた『生活再建』とあわせて『脱原発』の運動に、総力を結集しよう。」と呼びかけました。

 また、来賓として駆けつけた、社民党北信越ブロック協議会の桝口敏行議長、連合富山の森本富士雄会長、富山県平和運動センターの山崎彰議長より、激励の挨拶を受けました。

 大会では、今後1年間の活動方針などについて活発な討論が行われたほか、役員の一部変更として、政策審議会長に井加田まり氏(県議)、副幹事長に岡信也氏(富山市議)、常任幹事に村石篤氏(富山市議)、水野達夫氏(滑川市議)、村藤美枝子氏が新たに任命されました。

 最後に、大会宣言と、脱原発の運動強化に向けた特別決議を採択して決意を固め合い、湊谷道夫代表代行の主唱で「ガンバロー」三唱で締めくくりました。


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