【社会新報】富山県版  from 社民党富山県連合

社民党富山県連合に関するニュースをお知らせします

衆議院解散 総選挙での躍進めざし一斉街宣

2009年07月21日 | 衆議院議員総選挙
 21日、衆議院が解散されたことを受け、社民党富山県連合の各選挙区の支部は一斉に街頭行動を行いました。

 富山1区では富山県民会館前で、田尻繁県議、村石篤市議、岡信也市議がマイクを握りました。

 その中で、田尻県議は「多くの国民が自民党政権に不満を持っています。これが民主党に対して追い風となっています。しかし一方で多くの国民は、民主党政権に不安をいだいています。本当に暮らしが良くなるのか、雇用や福祉、医療、介護、平和など、確かに民主党の政策では不安が尽きません。民主党だけが伸びたのでは政治は良くなりません。本当に暮らしを守り、命を大切にしてきた社民党に大きなご支援をお願いします。」と訴えました。

 このほか、富山2区では滑川市のショッピングセンター前、富山3区ではJR高岡駅前で街頭演説を行い、それぞれ社民党の政策と、投票日までの40日間、全力で奮闘する決意を訴えました。

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又市征治談話「いよいよ総選挙本番だ」

2009年07月14日 | 衆議院議員総選挙
 社民党富山県連合代表(副党首)の又市征治参議院議員(写真)は13日、麻生首相が翌週の衆議院解散に言及したことを受けて、下記の談話を発表しました。

2009年7月13日

さあ、いよいよ総選挙本番だ(談話)

社民党副党首 参議院議員 又市征治


1. 総選挙の前哨戦と位置づけられた都議選は、予想通り、自民党の惨敗となった。
 投票率も上昇し、政治変革への有権者の期待の大きさが浮き彫りになった。
 そのため、与党内からは、「麻生首相では戦えない」「早期解散は集団自殺だ」「総裁選を前倒しすべきだ」などの「麻生おろし」「解散の先送り論」がさらに勢いを増したが、麻生首相はこれに先手を打って、「7月21日の週に衆議院解散、8月30日の投票」を決断した。しかし、まだ「麻生おろし」は続きそうだ。
 それにしても懲りない面々だ。繰り返すが、本の中身(新自由主義「構造改革」路線)を変えないで表紙(首相)を替えて国民の不満をそらし続けてきたために今日の事態を招いた反省が全くない。まさに政権担当能力喪失状態である。
 
2.今日、世論の大勢は、「自公政権はもうたくさんだ。政権交代で政治を変えてくれ」ということだ。都議選の結果もそれを如実に示した。
 前に紹介したように、読売新聞と早稲田大学共同の最新の世論調査によれば、①「これから」の自民党には85%、民主には76%の人が「不安を感じ」ており、②それは、自民党と民主党の政策に「あまり違いはない」からと感じる人が64%にも上るからで、③だから、民主党政権になっても日本の政治は「変わらない」と思う人が59%にも上っている。このように、「自民党には不満、民主党には不安だが、一度政権交代を」が国民世論の大勢である。
 こうした状況の中で我々が注意すべきは、二大政党の二者択一を迫る小選挙区制の下では、多少の不満を乗り越えて民主党への投票行動に勢いづくことだ。とりわけ、比例代表選挙にその傾向が強まると見るべきであろう。

3.これを食い止め、わが党が前進するには、ひたすら宣伝行動の強化であろう。
 その中では、①自民党に不満、民主党に不安があるからこそ、いま社民党がどうしても必要だ。②自民党と民主党には政策にあまり違いがなく、政権交代だけでは政治は変わらない。政治を変えるには「格差是正・平和で豊かな福祉社会へ」を訴え続けてきた社民党が国会に必要だ。②選挙の結果、自民・民主が拮抗して両党の「大連立」や「協調」体制ができれば、政治は変わらないどころか、憲法改悪へまっしぐらとなりかねない。だから社民党の前進がどうしても必要だ―といったことを、具体的政策と共にしっかり、広範に訴えることが必要だろう。

4.さあ、いよいよ総選挙本番だ! 残り47日間(7月一杯、8月17日まで、そして公示から投票日まで)、全党員と支持勢力の力を総結集し、異常な決意と行動をもって、総選挙を戦い抜こう! 党の存亡と日本の政治の帰趨を賭け、なんとしても二桁議席を獲得するために全力を挙げよう!