【社会新報】富山県版  from 社民党富山県連合

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定期大会開催、又市征治三選勝利を誓う

2013年04月29日 | 新着情報


 社民党富山県連合は28日、第18回定期大会を開き、7月の参院選比例代表で又市征治県連合代表(全国連合幹事長)の三選勝利に向け、決意を固め合いました。
 又市征治代表(写真)は冒頭、挨拶に立ち「アベノミクスの中身は、小泉改革路線の焼き直しに過ぎず、格差を拡大する。これまでのデフレの原因は国民の賃金が毎年下げられて可処分所得が減り、個人消費が冷え込んだことにある。賃金を増やし、安心できる社会保障制度を作り、国民生活を底上げしなければ、真のデフレからの脱却はない。ところが、安倍政権は、ただ円のバラマキにより、円安にすればお金の価値が下がるから国民はお金を使わざるを得なくなるという発想だ。物価が上がる一方で消費税は増税、生活保護は削減、地方公務員の賃金を下げさせるため地方交付税は削減、これでは個人消費が伸びるわけがない。それどころかスタグフレーション(不況下のインフレ)を招く」と、安倍政権の経済政策を批判しました。

 さらに、「安倍内閣は、改憲を訴えているが、これは憲法尊重擁護義務(99条)違反である。9条を変えて軍を創設する地ならしとして、96条を変えて憲法改正の発議要件を緩和しようとしているが、両院の3分の2以上という現行の発議要件は決して厳しいものではない。例えば米国やドイツはもっと厳しい要件を課しているが、米国は6回、ドイツでは58回も改正している。彼らは日本で憲法改正がないことを問題にしているが、それは先の大戦を経験してきた我々日本国民が、再び戦争への道を歩もうとする改憲を望まなかったからであり、要件の問題ではないし、このような動きは阻止しなければならない。」と訴えました。

 そして、「しかし7月の参院選でもし、もう一度、自民党など改憲勢力が大勝するようなことがあれば、国民生活も平和も一気に破壊されていく。くらしと平和を守ることは、我々社民党の使命であり、次の参院選でこうした声を強く大きくするため、私自身、比例代表候補として文字通り先頭に立って闘い抜く。党員の皆さんも、ともに闘ってほしい」と決意を述べました。

 その後、来賓として出席した、社民党北信越ブロック協議会の枡口敏行事務局長、連合富山の森本富志雄会長、社民党支援労組会議の中村博明議長、富山県平和運動センターの山崎彰議長が、激励と連帯の挨拶を行いました。

 経過報告の後、富山市議選で再選を果たした村石篤氏、岡崎信也氏が当選の報告と御礼の挨拶を述べました。

 また、今後の活動方針等の採択の後、あらためて参院選比例代表での又市征治氏の三選を目指す特別決議が採択されました。

 また、秋に任期満了となる自治体議員選挙の第一次公認・推薦候補6名が紹介され、それぞれ決意を述べました。

【上市町議会】10月16日満了
 ・酒井 桂之 (69歳・公認・現7期)

【高岡市議会】11月19日満了
 ・上田 武  (62歳・公認・現2期/旧市1期)
 ・石須 大雄 (45歳・公認・現2期/旧市1期)
 ・野上 達夫 (65歳・公認・元1期)

【射水市議会】11月26日満了
 ・沢村 理  (49歳・公認・現1期)
 ・小島 啓子 (66歳・推薦・現2期/旧町4期)

 定期大会では、菅沢裕明代表が団結ガンバローを行い、参院選の又市征治三選勝利・各自治体議員選挙での必勝の決意を誓い合いました。

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