PHPとは?
PHPという言語は、HTMLに埋め込んで使います。
埋め込むときは <?php ~ p> というタグで囲み、~にPHP言語を使ったプログラムを書きます。PHPを使いたくなったらこのタグで囲めば使えます。
最初に覚えるコマンドは echo です。値を出力させたいときに使います。
echo 7; ⇒ 数字 7 が出力されます。7*7+1 と入力すると計算結果50が出力されます。
echo "Good!"; ⇒ 文字 Good! が出力されます。文字の場合は""または''で囲みます。あとで出てきますがこの二つは変数処理をするときに差があります。
処理の終わりには ; を付けます。日本語の「。」や英語の「.」みたいなものです。
変数と関数
データを入れる箱と説明されますが、頭に $ をつけると変数になります。(例:$number、$name、$dateMonthYear)
$it =7; echo $it; ⇒数字 7 が出力されます
$it = 'Good!'; echo $it; ⇒文字 Good! が出力されます
変数名を it としましたが代名詞みたいなものだと思います。
また、変数は上書きされます。
$it =7 のあとで、$it =8 なら 8 に、$it = "Good!" なら Good! になります。
$it = $it+5 とすると 12 になり、5を足した数字に上書きされます。
変数を使って関数を作成できます。たとえば、$radiusという変数を使って円の長さと面積を求めます。
$circleLength = 2 * 3.14 * $radius (円周)
$circleArea = 3.14 * $radius * $radius (面積)
それぞれ $radius に入れた数字に対する値が入ります。
文字列の連結
文字列は . (ピリオド)で連結できます。
echo "Good!"."大谷さん" ⇒ Good!大谷さん と出力されます。
これではあまり意味ないですが、変数を使って $name = "大谷" とすると、
echo "Good!".$name."さん" ⇒ Good!大谷さん と同じく出力され、繰り返すときに便利です。
また、変数は { } で囲んでも呼び出せます。
echo "Good!{$name}さん" ⇒ Good!大谷さん と同じく出力されます。
ただしこのときは " " で囲む必要があり、' ' で囲むと {$name} はそのまま文字になってしまいます。
echo "Good!{$name}さん" ⇒ Good!{$name}さん
条件分岐
if, switch文を使いますが、ほかの言語と同様なので、簡単な例だけ挙げます。
$n を3で割った余りを表示する。
if ($n % 3 ==0) {echo '$nは3で割り切れる';}
elseif ($n % 3 ==1) {echo '$nは3で割ると1余る';}
else {echo '$nは3で割ると2余る';}
switch文なら以下のとおりです。
switch($n % 3) {
case 0: '$nは3で割り切れる'; break;
case 1: '$nは3で割ると1余る'; break;
default: '$nは3で割ると1余る'; break; }