ミクロ経済学における「消費者」は以下の行動をとります。
・財・サービスを消費して効用を最大化する(ただし予算は限られている)
効用とは消費によって得られる満足度のことです。
限界効用逓減の法則
たくさん消費すれば効用(総効用)は高くなりますが、追加の1単位から得られる効用(限界効用)は少なくなっていくことに注意しましょう。
総効用と限界効用を区別することが重要です。
(総効用のグラフ) (限界効用のグラフ)
無差別曲線
財・サービスを2つにして、その効用を等高線表示したものが無差別曲線です。等効用線とも呼ばれ、同じ無差別曲線上の点は効用が等しくなっています。
無差別曲線の傾き=限界代替率 です。記号であらわすと以下のとおりです。
Δy/Δx=MUx/MUy ∵Δx・MUx=Δy・MUy (こちらのほうかわかりやすい式です)
補完材と代替材
無差別曲線はこのように双曲線のような形で書かれるのが一般的です。
ただし、2財の関係が補完材ならL字型、代替材なら右下がり直線となります。
補完材: セットで消費するものー靴の左右、パソコンとプリンター
代替材: どちらかを消費するものーごはんとパン、バスとタクシー
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