さざなみいんこ どっとこむ

サザナミインコの普及を目指しています。
サザナミインコに関するご質問がございましたら、お気軽にご連絡ください。

雛達の様子

2014-02-26 14:18:58 | サザナミインコ
漸く、先日の雪が解けて殆どなくなりました。
昨日、今日と暖かい日が続いて、庭の梅の花が満開になりました。
サザナミインコの春の繁殖は、巣掛けがすべて終わり、多くの親鳥たちが抱卵に入っております。

そんな中でも、2ペアは雌親が体調不良(卵詰まり)の為、繁殖を中止して巣箱を撤去致しました。
雌親は1晩、保温容器(約30℃)に移して、無事に詰まっていた卵を産んで元気になりました。
何度も繁殖をしている雌親でも、卵が大き過ぎて詰まってしまった様です。
大事を取って、雄と離して静養中です。
親鳥の体調不良が見られる時は、早い判断で繁殖を中止するのが、とても重要です。

さて、今回、ご紹介する雛達は春の繁殖では無く、冬の繁殖の時期遅れの最終の仔達となります。


♂親:SL SFグレイウイング オリーブ/イノ+ブルー
♀親:SL SFグレイウイング ブルー
卵は6個あったのですが、孵化したのは2羽だけでした。
奥の仔が成長が少し遅い様です。


♂親:グリーン/ブルー
♀親:SL SFグレイウイング ダークグリーン/ブルー
こちらのペアは前回、1羽も雛が孵らなかったので、少し心配をしていましたが、今回は無事に3羽の雛が孵りました。
3羽共、順調に成長しています。
この親鳥ペアでは、生まれた雛が♂の場合はSF SLGで、♀の場合はノーマルですので、生後3週間くらいで♂♀の判断が可能です。


♂親:SL SFグレイウイング グリーン/イノ+ブルー
♀親:クリームイノdd
このペアは2012年8月以来の繁殖となります。
その時は、4羽生まれて、ある程度大きくなっていた雛が2羽☆になって、それ以降は雌親が体調を崩して、全く繁殖が出来なくなり、完全に良くなるのに1年半を要しました。
今回も注意深く、観察を致しておりますが、雌親も順調で雛も4羽共元気に育っております。
この親鳥は、共にイノ因子を持っていますので、イノ系が生まれる確率(約50%)がとても高いです。

今年は、この時期に9羽の雛が居りますので、とても順調です。
春の繁殖の雛達は3月中旬から、順次、孵化予定ですので、これから多くの雛達で忙しくなります。
今回は若い親鳥達(生後1年~1.5年)もすべて巣掛けをして居りますが、こちらは中々巣箱に入らない様でどうなるかが判りません。

雛の最新情報は、HPのブリードに掲載しておりますので、合わせてご覧下さい。
尚、雛の販売は直販サイトに掲載致しております。
掲載が無い品種のご予約は随時受付中です。お気軽にお問い合わせ下さい。 

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2014年春の繁殖

2014-02-14 15:34:58 | サザナミインコ
今日の湘南は、先週に続き、大雪となっております。
朝から降り出した雪は、午後になってどんどん積もっています。

さて、今年の春の繁殖ですが、「コンパニオンバードNo.20」のおかげか、サザナミインコの人気が急上昇で、とてもご予約が多くなっており、30羽を突破致しましたので、早めに巣掛けを行いました。
と言っても、たくさんのペアがおりますので、終わったのは2/3の14ペア分です。

その他に、秋の繁殖を行わなかった仔達の巣箱の巣材を交換したり、補充したり致しましたので、25ペア分くらいは終わりました。
明日、明後日で残りの8ペア分を行う予定です。

現在、抱卵中のペアも5~6ペア居りますので、すべてを合わせると40ペア弱となります。
平均3羽の雛が孵ったとすると、100羽を超えますので、大変です.....。

それでは、巣掛けについてご説明します。

一番ポピュラーな巣箱を設置した状態です。
高い方の止まり木で固定して、後ろをネジで2点止めにしております。
しっかり固定して、平衡を保つことが重要です。


今回は、基本に立ち帰り「ワラジー ボタンインコ用」を使用しています。
巣材は「バードマット」を使うことも多いのですが、今の時期ですと「ワラジー」の方がお勧めです。
「ワラジー」の効果としては、巣掛け後に♂鳥が巣を作ります(ワラジーの藁を解いて、バラバラにして敷き詰めます。)ので、その行為が繁殖を促進する様に思えます。
♂鳥が上手に巣を作ると、♀鳥が巣箱に入る様になります。
産卵までには、早くて1週間、遅い子は2~3週間後になる場合もあります。

サザナミインコでは通常3~7個くらいの卵を産みますが、1日置きに生むケース多い様です。
それでは多くの卵を産む場合に2週間くらいの差が出てしまいますが、その辺は上手く調整していて、初めの数個は全く抱卵しないで、「貯卵」としていることが見受けられます。

「貯卵」は13℃~15℃が最適とされておりますので、外気温もそれに合わせて調整しております。
通常、21℃以上の温度が卵に掛ると細胞分裂が始まりますので、それでは中止卵となってしまいますので、注意が必要です。
「貯卵」を行うと、雛の孵る時期が集中しますので、大きさの差が出にくくなり、生存率が高くなります。


巣箱の上のスペースも親鳥達にとっては重要な場所となります。
なるべく余裕をもって、巣箱を設置しましょう。

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サザナミについての考察 その28

2014-02-04 16:35:24 | サザナミインコ
今日は、本当に寒くて、ここ湘南でも今期初の雪が降っております。
天気予報で今日は午後から雪ということでしたので、朝の温度は高かった(飼育部屋:約20℃)のですが、オイルヒーターを入れてきました。

さて、今回の「さざなみいんこについての考察」は、SLGイノの総集編としたいと思います。
当方のSLGイノは、昨年末に生まれたSF SLGルチノー/ブルー♀で丁度、10羽となりました。
内訳は、DF SLGクリームイノ♂:3羽、SF SLGクリームイノ♂:1羽、SF SLGクリームイノ♀:4羽、DF SLGルチノー/ブルー♂:1羽、SF SLGルチノー/ブルー♀:1羽です。
折角なので、各品種の写真を掲載させて頂きます。

【DF SLGクリームイノ♂】


【SF SLGクリームイノ♂】


【SF SLGクリームイノ♀】


【DF SLGルチノー/ブルー♂】


【SF SLGルチノー/ブルー♀】


いずれも写真ですと、薄っすらと薄墨の様な模様が入っておりますが、SF SLGクリームイノ♂以外は約半年以上でもっと色が濃く出てきます。
SF SLGクリームイノ♂はかなり薄いので、少し見ただけでは、普通のクリームイノと区別が着きませんが、よ~く見るとやはり黒っぽく見えます。

さて、当方のSLGイノですが、昨年末に生まれたSF SLGルチノー/ブルー♀で、遂にSLGイノ以外のSLGの親鳥よりSLGイノが生まれて、遺伝計算が正しいことが証明されました。

SF SLGルチノー/ブルー♀の親鳥は以下の通りです。
♂親:SL SFグレイウイングダークグリーン/イノ+ブルー
♀親:SL SFグレイウイングモーヴ

この親鳥ペアからは、今までに下記の品種の仔達が生まれています。
・DF SLGオリーブ♂
・SF SLGオリーブ♂
・SF SLGコバルト♂
・SF SLGオリーブ♀
・SF SLGコバルト♀
・SF SLGモーヴ♀
・SF SLGルチノー♀(今回の仔)
・ルチノー♀
・クリームイノ♀

来週になったら、春の繁殖の巣掛けをする予定です。
たくさんのご予約を頂いておりますので、少し早めに行うことにしました。
先週から、親鳥達に定期的な予防薬の投薬を始めております。

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