さざなみいんこ どっとこむ

サザナミインコの普及を目指しています。
サザナミインコに関するご質問がございましたら、お気軽にご連絡ください。

春の繁殖 孵化

2017-03-27 12:57:44 | サザナミインコ
昨日、今日と春から真冬に逆戻りした様な寒さとなって居ります。
温暖な湘南でも気温が低く、開花宣言になった桜も寒そうです。
この様な急激な温度変化で体調を崩す場合が多いので、注意が必要です。
当方では、多くの親鳥達が抱卵中ということもあり、暖房で室温を20℃にして居ります。

さて、先週より春の繁殖の孵化が始まりました。
オリジナル巣箱は写真の様に広々としていますので、多くの雛が孵っても安心です。


当湘南ファームでは春の繁殖で生まれる雛が多い為、3回に分けて繁殖を行います。
今は前半の親鳥達で現在、26ペアの親鳥達が抱卵中です。
この後、中盤・後半と6月末くらいまでが繁殖のピークとなります。
今回の春の繁殖では雛数100羽が目標です。
ご予約の多い品種の親鳥も増やして居りますので、長らくお待ち頂いて居りますご予約のお客様方に良いお知らせが出来ると思って居ります。


この写真は、コバルト/イノ♂×クリームイノDd♀の雛達3羽です。
これからどんどん孵化が始まりますので、生まれた雛をチェックするのも大変です。
雛の最新情報は、HPのブリードに掲載しておりますので、合わせてご覧下さい。

当方では「安心安全なサザナミインコ雛のご提供」をモットーと致して居ります。
尚、雛・餌・用品の販売は直販サイトに掲載致しております。

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春の繁殖 巣箱について

2017-03-11 13:22:55 | サザナミインコ
まだまだ寒い日が続きますが、春の兆しが感じられる様になって参りました。
庭では梅の花は散って、木々は小さな芽が出て参りました。
サザナミインコの飼育部屋では、多くの親鳥達が抱卵中です。

今回は、繁殖が上手く行かないと言うご相談にお応えして、一番重要な巣箱についてご説明します。
まず、繁殖で一番重要なことは親鳥が巣箱に入ることです。
巣箱に入らないと繁殖が始まりません。
稀に巣箱に入らずに抱卵して雛が孵るケースもありますが、その場合は孵化率も悪く、雛の成長にも問題が起きます。通常は巣箱の中で安心して産卵して、抱卵・孵化・子育てとなります。
しかし、市販の巣箱を設置しても、親鳥が入ってくれるのは精々40%程度です。
巣箱を設置しても、入らないケースの方が多いです。

繁殖の兆候は、親鳥の発情を目安にしますので行動を良く観察することが必要です。
給餌行動や営巣行動、繁殖行動が見られたら、すぐに巣掛けをします。
雌の下腹部が膨れてくると数日で産卵しますので、なるべく早く巣掛けをして安心して産卵できる様にします。

私共で開発したサザナミインコ用オリジナル巣箱は、約90%の親鳥が入ってくれます。

見た目ではただの巣箱に見えますが、全体のサイズや細かいところの寸法と構造に工夫をして、サザナミインコの親鳥が躊躇なく入る様に設計致しました。


基本の設置方法は、上段の止まり木と巣箱の止まり木を平行にします。
これにより、すんなりと中に入る様になり、出入りがとても容易です。


中央の切れ込み部分から上蓋が開きますので、中の様子を見たり、メンテナンスがとても容易に出来ます。


巣箱の中はとても広々していて、雛が5~6羽孵っても余裕があります。


設置後の全体は、この写真の様になります。
この中でとても重要なのが「はしご」です。
雌親は抱卵中は常に巣箱の中に居るので運動不足になり、外に出て来ても糞をするのに時間を要します。
その場合に、このはしごを上り下りして運動すると効果覿面です。

巣掛けで重要なのは、親鳥に寄っては、色々と設置方法を工夫してやる必要があることです。
前記の設置方法は標準ですが、親鳥に寄っては高さを変えてやったり、向きを変えることに寄って直ぐに入ったりします。
また、ケージの下にそのまま置いただけでも直ぐには居る親鳥も多く居ます。


下に置く場合も、左右を変えたり、巣箱の向きを変えたりすると親鳥の好みが見つかる場合もあります。
親鳥が巣箱に入ることが、繁殖の第一歩ですので、繁殖者が色々と工夫をしてください。

当方では「安心安全なサザナミインコ雛のご提供」をモットーと致して居ります。
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サザナミインコの病気について2

2017-03-02 13:13:04 | サザナミインコ
今年ももう3月になり、春の気配が近づいて参りましたが、まだまだ寒い日が続いて居ります。
サザナミインコの親鳥達は抱卵に入っているペアも多く見られる様になって参りました。

先日、東京でも鳥インフルエンザ(H5N6亜型)が確認されました。
勿論、飼い鳥ではなく野鳥からです。
鳥インフルエンザは渡り鳥が感染して、野鳥にうつり、その野鳥が養鶏場などに入り感染することがありますが、一般の飼い鳥で特に屋内飼育の場合は殆どリスクがありません。
飼い鳥でも、屋外の場合は可能性があると思われます。
お問い合わせで、サザナミインコは鳥インフルエンザは大丈夫かとの質問も稀にございますが、上記の通り屋内飼育では感染は心配いりません。

今年は、1月末に繁殖に向けて親鳥全て一斉に予防薬の投与を完了致しました。
予防薬は繁殖前にとても重要な作業ですが、何種類かの予防薬の中には、受精率を低下させる成分もある様で、投与方法に注意が必要です。
多くの鳥の繁殖を行っている場合は、絶対に病気を出してはいけませんので確実に予防することが第一です。

中には、「趣味で繁殖をしているので病気は知りません」や「雛を獣医で見て貰っているので安心」などと言って販売している人も居ますのでご注意ください。
一般的な健康診断では、ウイルスや小型の菌類は発見することが出来ません。
PCR検査を行う以外にこれらの病原菌を検出することは出来ませんし、外見では全く判りません。
当方では、予防薬の他、定期的に検査を行い安全な状態を保っております。

ご予約でまだ少し余裕のある品種をご紹介致します。

DF SLGコバルト♂です。
同色で雌の場合はSF SLGコバルトとなります。


DF SLGブルー♂です。
同色で雌の場合はSF SLGブルーとなります。

さて、サザナミインコの病気についてですが、比較的多い目の病気に、急性の化膿性炎症(ものもらい)があります。
治療には、人が使用する抗菌目薬で十分良くなります。
しかし、中々治らない場合は動物用の眼軟膏がとても効果があります。
涙目になる場合も同様です。

その他に、アレルギーもあり、特に繁殖時の巣箱の状態に寄って雄親がアレルギー症状を引き起こす場合が有りますので、繁殖期は注意が必要です。
短期間に顔が腫れ上がったり、嘔吐をする症状があったら速やかに巣箱から離し投薬することです。

当方では愛鳥家の皆様の様々なご相談にお応えして居りますが、薬に関しましては情報をお知らせすることは可能ですが、当方から販売することは薬事法により出来ませんので、ご理解の程、宜しくお願い致します。

当方では「安心安全なサザナミインコ雛のご提供」をモットーと致して居ります。
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