2011年 第十弾 巣箱デビュー

ばたばたとしているうちに、雛はどんどん大きくなって慌てて巣上げしました。
この秋雛で遂に１羽が☆になってしまいました。
やはり、もう少し早めに巣上げした方が良かったかと後悔しています。

「2011年　第九弾　巣箱デビュー」のSLグレイウイング　グリーン系の雛達は、さざなみいんこ どっとこむHPで販売中です。
ぜひ、ご覧下さい。

さて、今回の仔達は３ペアから生まれた雛です。
それでは「2011年　第十弾　巣箱デビュー」の個々の仔のご紹介です。

まず初めの仔達の親鳥は、以下の通りです。
♂：SL SFグレイウイング ブルー
♀：SL SFグレイウイング コバルト

雛は３羽生まれましたが、残念ながら１羽☆に。


品種：SL DF/SFグレイウイング コバルト　
性別：不明
生年月日：２０１１年１０月２８日
SPCS No.：１１Ａ０３８ 【ご予約済み】
待望のSLGコバルトです。
巣上げ時には、少し体調を崩しておりましたが、十分に回復致しました。
元気一杯です。


品種：SL DF/SFグレイウイング コバルト　
性別：不明
生年月日：２０１１年１０月３１日
SPCS No.：１１Ａ０４１ 【ご予約済み】
こちらの仔も元気一杯です。
色もコバルト色が濃くなってきて大変綺麗です。

さて、次の仔達の親鳥は、以下の通りです。
♂：ブルー
♀：クリームイノ Dd

こちらも３羽生まれました。


品種：コバルト/イノ　または　コバルト　
性別：不明
生年月日：２０１１年１０月２８日
SPCS No.：１１Ａ０３７ 【♂の場合、ご予約済み】
コバルトが大変鮮やかで綺麗です。
待望のコバルトですが、♂かどうかが問題です。
感じ的には♂の様なのですが.....。


品種：ブルー/イノ　または　ブルー　
性別：不明
生年月日：２０１１年１０月２９日
SPCS No.：１１Ａ０３９ 【ご予約受付中】
ブルーも大変綺麗な色です。
こちらも♂っぽい感じがしています。


品種：コバルト/イノ　または　コバルト　
性別：不明
生年月日：２０１１年１１月１日
SPCS No.：１１Ａ０４２ 【♂の場合、ご予約済み】
こちらは、まだ小さいので色しか判りません。
♂であって欲しいと願っています.....。

さて、最後の仔達の親鳥は、以下の通りです。
♂：ルチノー／ブルー
♀：グリーン／ブルー

こちらも３羽生まれました。


品種：ルチノー/ブルー　または　ルチノー　
性別：♀ 【遺伝的】
生年月日：２０１１年１１月３日
SPCS No.：１１Ａ０４３ 【ご予約済み】
大変綺麗な黄色です。
前回のルチノーは大変お喋りが上手でしたが、この仔はどうでしょう？


品種：グリーン/イノ＋ブルー　または　グリーン／イノ　
性別：♂ 【遺伝的】
生年月日：２０１１年１１月７日
SPCS No.：１１Ａ０４６ 【ご予約済み】
鮮やかなグリーンになります。


品種：ルチノー/ブルー　または　ルチノー　
性別：♀ 【遺伝的】
生年月日：２０１１年１１月９日
SPCS No.：１１Ａ０４７ 【ご予約受付中】
こちらも大変綺麗な黄色です。
前回のルチノーは大変お喋りが上手でしたが、この仔はどうでしょう？

と言うことで、現在、挿し餌の仔達が２１羽おり、大変です。
初めの仔達は少しずつ一人餌の練習です。
クリームイノの２羽は、殆ど一人餌ですので、もう少しで里親様の元へ行く予定です。

現在、上記以外にモーヴ３羽が生まれています。
グリーンのペアも抱卵中です。
SLグレイウイング ブルー系も抱卵中ですが、こちらは上手く孵るか？？？

まだまだ、挿し餌は続きそうです。

サザナミについての考察 その１３

さて、今回の「サザナミについての考察」は、SLグレイウイング グリーン系について記載致します。

私共、さざなみいんこ どっとこむの秋雛は何とこのSLグレイウイング グリーン系がたくさん生まれています。
SLグレイウイング グリーン系は、市場でも数が少なく希少ですが、中々お目に掛かれない品種ですが、今回は何故かブルー系が殆ど生まれずにグリーン系ばかりが孵っております。

特に珍しいのがSL SFグレイウイング グリーン ♂とSL SFグレイウイング オリーブ ♂です。
この２品種は、私どもには親鳥が各１羽づつおりますが、他では殆ど見たことがありません。
特にSL SFグレイウイング オリーブ ♂は居ないと思います。
しかし、今、何とこのSL SFグレイウイング オリーブ ♂を私共 さざなみいんこ どっとこむのＨＰで限定１羽 販売致しております。
この機会にぜひご検討下さい。

SLグレイウイングのグリーン系の品種は下記の通りです。
・SL ＤFグレイウイング グリーン
・SL ＤFグレイウイング ダークグリーン
・SL ＤFグレイウイング オリーブ
・SL SFグレイウイング グリーン　♂
・SL SFグレイウイング ダークグリーン　♂
・SL SFグレイウイング オリーブ　♂
・SL SFグレイウイング グリーン　♀
・SL SFグレイウイング ダークグリーン　♀
・SL SFグレイウイング オリーブ　♀

それでは、個々の品種の色等の特徴をみて行きましょう。

【SL ＤFグレイウイング グリーン】＊外見はSL SFグレイウイング グリーン♀も同じです。

全体的に明るい黄緑色で大変綺麗です。
特に、顔の周辺は緑色が出ます。
SLグレイウイングの中では人気はありますが、数が少ないのが実情です。
外見での性別判定は出来ませんので、ＤＮＡ性別鑑定検査をする必要があります。

【SL ＤFグレイウイング ダークグリーン】＊外見はSL SFグレイウイング ダークグリーン♀も同じです。

全体的に少し濃い黄緑色で綺麗です。
顔の周辺に少し緑色が出ます。
SLグレイウイング グリーンと比べると、こちらは比較的 入手がし易く、繁殖の場合は有利です。
外見での性別判定は出来ませんので、ＤＮＡ性別鑑定検査をする必要があります。

【SL ＤFグレイウイング オリーブ】＊外見はSL SFグレイウイング オリーブ♀も同じです。

全体的に黄色っぽい色で綺麗です。ルチノーとは異なり黒目で、黄色も山吹色で深みがあります。
顔の周辺には緑色がありません。
SLグレイウイングの中では少し人気があります。
こちらは中々入手が困難です。
外見での性別判定は出来ませんので、ＤＮＡ性別鑑定検査をする必要があります。

＊これらの３品種は、写真で見ると判断が難しいですが、肉眼では比較的容易に区別することが出来ます。
　 しかし、SLグレイウイングは変異の差がありますので、微妙な色合いの仔もおります。

【SL SFグレイウイング グリーン ♂】

全体的に明るい緑色で大変綺麗です。
全体の色はノーマルのグリーンと殆ど同じで、羽の黒いマークが薄いか少ない特徴があります。
大きな違いは、SL SFグレイウイングの特徴である風切羽の掠れ模様があることです。
ノーマルのグリーンはたくさん流通しておりますが、このSL SFグレイウイング グリーン ♂は大変希少です。
私共では、3年間探しましたが、購入出来たのは１羽だけでした。
残念ながら、SLグレイウイングの中では人気はあまりありません。とても綺麗なのですが......。
たぶん、ノーマルのグリーンとあまり変わらないカラーリングの為でしょう。
外見での性別判定が出来ます。全て♂です。

【SL SFグレイウイング ダークグリーン ♂】

全体的に少し濃い緑色で綺麗です。
全体の色はノーマルのダークグリーンと殆ど同じで、羽の黒いマークが薄いか少ない特徴があります。
大きな違いは、SL SFグレイウイングの特徴である風切羽の掠れ模様があることです。
ノーマルのダークグリーンはたくさん流通しておりますが、このSL SFグレイウイング ダークグリーン ♂は大変希少です。
SLグレイウイングの中では人気はあまりありません。
たぶん、ノーマルのダークグリーンとあまり変わらないカラーリングの為でしょう。
外見での性別判定が出来ます。全て♂です。

【SL SFグレイウイング オリーブ ♂】

全体的にオリーブ色で大変渋く綺麗です。
全体の色はノーマルのオリーブと殆ど同じで、羽の黒いマークが薄いか少ない特徴があります。
大きな違いは、SL SFグレイウイングの特徴である風切羽の掠れ模様があることです。
ノーマルのオリーブは少量流通しておりますが、このSL SFグレイウイング オリーブ ♂は大変希少です。
私共には１羽居りますが、この仔以外では見たことがありません。
現在販売中の仔は、私共に居るSL SFグレイウイング オリーブ ♂の孫になります。
SLグレイウイングの中では人気はあまりありません。
たぶん、皆さんがこの品種を殆どご存じ無いの為でしょう。
外見での性別判定が出来ます。全て♂です。

さざなみいんこ どっとこむＨＰでは、これからこれらのSLグレイウイング グリーン系の雛達の販売を開始致しますので、どうぞ、ＨＰもご覧下さい。

2011年 第九弾 巣箱デビュー Part2

昨日に続いてのPart2となります。

まず初めに、SLグレイウイングのダークグリーンとオリーブの写真ですが、新しいPanasonic LUMIXで撮影したところ、写真でも色の違いが判るようになりました。
新しいデジカメは、撮影も以前よりだいぶ進化している様で、瞬間を綺麗に撮影出来ます。

左がSLGオリーブで、右がSLGダークグリーンです。
どちらもDNA性別鑑定検査中です。

さて、それでは「2011年　第九弾　巣箱デビュー」の個々の仔のご紹介です。


品種：SL SFグレイウイング グリーン系　
性別：♂（オス）【遺伝的】
生年月日：２０１１年１０月２５日
SPCS No.：１１Ａ０３５
何とこちらもSFのグリーン系です。
SFのブルー系を期待していたのですが.....。


品種：SL DF/SFグレイウイング　グリーン系　
性別：不明
生年月日：２０１１年１０月２７日
SPCS No.：１１Ａ０３６
またまた、グリーン系です。


品種：SL DF/SFグレイウイング　グリーン系又はブルー系　
性別：不明
生年月日：２０１１年１０月３１日
SPCS No.：１１Ａ０４０
この仔は、まだ、小さくて色が確定出来ません。
でも、頭のところがグリーンぽい様な気もします。


品種：SL DF/SFグレイウイング　グリーン系又はブルー系　
性別：不明
生年月日：２０１１年１１月３日
SPCS No.：１１Ａ０４５
この仔も、まだ、小さくて色が確定出来ません。
どうかブルー系であります様に！！


品種：SL SFグレイウイング　イノ系又はイノ系　
性別：不明
生年月日：２０１１年１１月５日
SPCS No.：１１Ａ０４６
この仔も、まだ、小さくて色が確定出来ません。
赤目なので、イノ系は間違いありません。

と言うことで、今回の仔達もSLG グリーン系が多そうです。
SLGのブルー系はどこに行ってしまったのでしょうか？
春はブルー系で秋はグリーン系に産み分けて居るのでしょうか.......?

次回の巣箱デビューは、遺伝的にSLGのブルー系 ３羽となります。
こちらは、ブルー系しか出ない組合せですので間違いありません。

それでも、挿し餌が１６羽になってしまうので、すこし憂鬱です。

2011年 第九弾 巣箱デビュー Part1

先日、ご紹介致しました「2011年　第七弾　巣箱デビュー」の雛達はこんなに大きくなりました。

クリームイノDd ２羽、SLG モーヴ、SLG オリーブ、SLG ダークグリーン

この写真では、オリーブとダークグリーンが同じ色に見えてしまいますが、これはカメラの性能の問題です。
Panasonic LUMIXを使用していますが、旧型の為か？性能的に問題が有る様です。
次回は、新型のLUMIXで撮影してみます。

さて、「2011年　第九弾　巣箱デビュー」ですが、１ペアの雛達５羽です。
いつも、最初の仔と最後の仔の日数が離れている場合、巣箱から出そうと思っていると一番小さい仔が☆になってしまうケースが多いので、今回は巣箱の中の状態を見て取り出すことに致しました。

小さい仔２羽くらいは、巣箱に残して親鳥に面倒を見てもらうことも出来ますが、巣箱の状態があまり良くないので全て出すことに致しました。

この仔達の親鳥は、以下の通りです。
♂：SL SFグレイウイング ダークグリーン／イノ＋ブルー
♀：SL SFグレイウイング ブルー

遺伝計算は以下の通りです。（32通りもあり、複雑です。）
3.125% ♂ SL DFグレイウイング グリーン／ブルー
3.125% ♂ SL DFグレイウイング グリーン／イノ＋ブルー
3.125% ♂ SL DFグレイウイング ダークグリーン／ブルー
3.125% ♂ SL DFグレイウイング ダークグリーン／イノ＋ブルー
3.125% ♂ SL DFグレイウイング コバルト
3.125% ♂ SL DFグレイウイング コバルト／イノ
3.125% ♂ SL DFグレイウイング ブルー
3.125% ♂ SL DFグレイウイング ブルー／イノ
3.125% ♂ SL SFグレイウイング グリーン／ブルー
3.125% ♂ SL SFグレイウイング グリーン／イノ＋ブルー
3.125% ♂ SL SFグレイウイング ダークグリーン／ブルー
3.125% ♂ SL SFグレイウイング ダークグリーン／イノ＋ブルー
3.125% ♂ SL SFグレイウイング コバルト
3.125% ♂ SL SFグレイウイング コバルト／イノ
3.125% ♂ SL SFグレイウイング ブルー
3.125% ♂ SL SFグレイウイング ブルー／イノ

3.125% ♀ SL SFグレイウイング グリーン／ブルー
3.125% ♀ SL SFグレイウイング ダークグリーン／ブルー
3.125% ♀ SL SFグレイウイング コバルト
3.125% ♀ SL SFグレイウイング ブルー
3.125% ♀ SL SFグレイウイング ルチノーDd／ブルー
3.125% ♀ SL SFグレイウイング ルチノー／ブルー
3.125% ♀ SL SFグレイウイング クリームイノDd
3.125% ♀ SL SFグレイウイング クリームイノ
3.125% ♀ グリーン／ブルー
3.125% ♀ ダークグリーン／ブルー
3.125% ♀ コバルト
3.125% ♀ ブルー
3.125% ♀ ルチノーDd／ブルー
3.125% ♀ ルチノー／ブルー
3.125% ♀ クリームイノDd
3.125% ♀ クリームイノ

個別のご紹介はPart2にて行ないます。
SLグレイウイングの雛達は、今回の５羽を除くとあと３羽です。
現在、１３羽に挿し餌中ですので、次の３羽を出してしまうと１６羽になってしまいます。
その後の３羽＋３羽＋．．．．＝？ を考えると、気が遠くなります。
リングが不足してしまうかも知れません。

今回の秋雛達は、SLグレイウイング系では予想に反してグリーン系が多いです。
特にSL SFグレイウイング グリーン系／イノ ♂は、希少で遺伝的にも貴重なのですが.....。
ご予約は、SLGコバルト、SLGブルーが多いので何とかご提供出来る様に祈るばかりです。

ノーマル系では、グリーン、ブルー、コバルトが生まれているはずですが、まだ、区別が付きません。
今回意外と多かったのが、イノ系です。
イノ系は、あと３羽生まれています。

では、Part2をお楽しみに！！

2011年 第八弾 巣箱デビュー

前回に続いての巣箱デビューです。

今回は１ペアで、下記のペアの仔達３羽です。
♂：SL DFグレイウイング ダークグリーン／ブルー
♀：ルチノーDd／ブルー

と言うことで、この親鳥の遺伝計算は以下の様になります。

6.250% ♂ SL SFグレイウイング ダークグリーン／イノ
3.125% ♂ SL SFグレイウイング グリーン／イノ
12.50% ♂ SL SFグレイウイング ダークグリーン／イノ＋ブルー
6.250% ♂ SL SFグレイウイング グリーン／イノ＋ブルー
3.125% ♂ SL SFグレイウイング オリーブ／イノ
6.250% ♂ SL SFグレイウイング オリーブ／イノ＋ブルー
6.250% ♂ SL SFグレイウイング コバルト／イノ
3.125% ♂ SL SFグレイウイング ブルー／イノ
3.125% ♂ SL SFグレイウイング モーヴ／イノ

6.250% ♀ SL SFグレイウイング ダークグリーン
3.125% ♀ SL SFグレイウイング グリーン
12.50% ♀ SL SFグレイウイング ダークグリーン／ブルー
6.250% ♀ SL SFグレイウイング グリーン／ブルー
3.125% ♀ SL SFグレイウイング オリーブ／
6.250% ♀ SL SFグレイウイング オリーブ／ブルー
6.250% ♀ SL SFグレイウイング コバルト
3.125% ♀ SL SFグレイウイング ブルー
3.125% ♀ SL SFグレイウイング モーヴ

＊♂親がSLG DFで♀親がルチノーなので、生まれてくる仔達は全てSLG SFとなります。
　 また、♂の仔達は全てスプリット イノです。
　 繁殖用の♂鳥としては、大変、貴重な品種と成ります。
　 この仔達は全て、外見で性別が判断できます。

今回、生まれた仔達は以下の通りです。


品種：SL SFグレイウイング オリーブ／イノ又はイノ＋ブルー　
性別：♂（オス）【遺伝的】
生年月日：２０１１年１０月１８日
SPCS No.：１１Ａ０３１　【ご予約受付中】
珍しいオリーブ色です。
綿毛がモコモコで良く太って、目デカです。


品種：SL SFグレイウイング　グリーン／イノ又はイノ＋ブルー　
性別：♂（オス）【遺伝的】
生年月日：２０１１年１０月２０日
SPCS No.：１１Ａ０３２　【ご予約済み】
だいぶ、緑色が明るい色です。
こちらも良く太っていて、目デカです。


品種：SL SFグレイウイング　グリーン／イノ又はイノ＋ブルー　
性別：♂（オス）【遺伝的】
生年月日：２０１１年１０月２３日
SPCS No.：１１Ａ０３４　【ご予約済み】
この仔は、まだ、小さくて色が確定出来ません。
たぶん、グリーンかダークグリーンの可能性大です。
目は普通サイズです。

実は、先日、ドイツkatharinasittiche.deのMs.Sigrid Märzさんに、この仔達の親鳥の遺伝についてお聞きした時に、「遺伝の確率では前記の様になりますが、実際は母数が少ないので偏って、全てダークグリーン／イノなんていうことも多々ありますよ」と言われておりました。

こんなに早く、現実にグリーン系ばかりに成るなんて、何か予言みたいです。

まだまだ、雛達の巣箱デビューは続きます。
今回も、SLGコバルトやブルーが居りませんでしたが、まだ、２ペア８羽のSLGの雛とコバルト・ブルー・グリーン・イノ等の雛も孵っておりますので、順次ご紹介致します。