さざなみいんこ どっとこむ

サザナミインコの普及を目指しています。
サザナミインコに関するご質問がございましたら、お気軽にご連絡ください。

2015年第十八弾の雛デビュー その2

2015-10-28 14:31:10 | サザナミインコ
今日はここ湘南はとても暖かいです。
お天気も良く、すっきりとした秋晴れです。

さて、前回の続きの雛のデビューとなります。
親鳥ペアは前回同様で以下の通りです。
♂親:SL DFグレイウイング ダークグリーン/ブルー
♀親:SL SFグレイウイング モーヴ
今回、5羽生まれて大きい方から3羽は先日巣上げしましたが、残りの2羽も今回巣上げしました。

前回の3羽はグリーン系でしたが、今回の2羽はブルー系です。


品種:DF/SF SLGモーヴ
性別:不明(DNA性別鑑定検査中)
生年月日:2015年10月4日
SPCS No.:15A535【販売予定】
リングNo.:SPCS 0446S
シルバーと呼ばれるタイプです。
真っ白な綿毛がふわふわです。


品種:DF/SF SLGコバルト または DF/SF SLGモーヴ
性別:不明(DNA性別鑑定検査中)
生年月日:2015年10月7日
SPCS No.:15A537【販売予定】
リングNo.:SPCS 0448S
こちらはまだ小さいのでブルー系ということしか判りません。
あと、1週間くらいすると判断が出来る様になると思います。

と言うことで、この2羽も前回の3羽と一緒の育雛ケースに居ります。

前回の3羽はこんなに大きくなりました。
雛達は挿し餌をたくさん食べていますので、成長がとても早いです。

雛の最新情報は、HPのブリードに掲載しておりますので、合わせてご覧下さい。
尚、雛・餌・用品の販売は直販サイトに掲載致しております。

宜しければ、下のバナーをクリックして下さい!
にほんブログ村 鳥ブログ サザナミインコへ
にほんブログ村

ペットの森 - ペットブログランキング






コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2015年第十八弾の雛デビュー

2015-10-20 17:00:11 | サザナミインコ
朝晩は少し寒い季節となって参りました。
しかし、暖かい湘南では紅葉はまだまだです。
今年は、当方の都合で秋の巣掛けがだいぶ遅くなりまして、漸く殆どのペアの巣掛けが終わりましたが、まだ一部のペアは組換えを行っております。
ご予約を頂いておりますお客様には、もう少しお待ち頂けます様、お願い致します。

さて、久しぶりに雛のデビューとなります。
秋・冬の繁殖としては第一弾ですが、通年では第十八弾となります。
親鳥ペアは以下の通りです。
♂親:SL DFグレイウイング ダークグリーン/ブルー
♀親:SL SFグレイウイング モーヴ
今回、2回目の繁殖となります。
1回目の繁殖では1羽の雛だけでしたが、今回の2回目は5羽も孵りました。
今回の巣上げは、そのうちの大きい方の3羽となります。
残りの2羽はもう少し親鳥達に面倒を見て貰います。

この3羽はすべてグリーン系でした。


品種:DF/SF SLGオリーブ/ブルー
性別:不明(DNA性別鑑定検査予定)
生年月日:2015年9月28日
SPCS No.:15A532【販売予定】
リングNo.:SPCS 0443S
ゴールデンと呼ばれるタイプです。
体格が良いので♂(雄)の確率が高いです。


品種:DF/SF SLGオリーブ/ブルー または DF/SF SLGダークグリーン/ブルー 
性別:不明(DNA性別鑑定検査予定)
生年月日:2015年9月30日
SPCS No.:15A533【販売予定】
リングNo.:SPCS 0444S
こちらはダークグリーンかどうかが微妙です。
もう少し大きくならないと判断が出来ません。


品種:DF/SF SLGダークグリーン/ブルー 
性別:不明(DNA性別鑑定検査予定)
生年月日:2015年10月2日
SPCS No.:15A534【販売予定】
リングNo.:SPCS 0445S
こちらはダークグリーンだと思います。

最近、サザナミインコの繁殖や遺伝についてのご質問を多く頂いておりますが、特にご注意頂きたいのはイノ系(クリームイノ、ルチノー)の組み合わせです。
クリームイノ同士、ルチノー同士、クリームイノとルチノーの組み合わせは、「性染色体劣性遺伝子」同士の組み合わせになるので、障害を持った雛が生まれる確率が高くなります。
欧米では、この組み合わせはタブーとされていて、多くの団体(協会)で禁止されております。
特別な場合を除いて、この組み合わせで繁殖することはお勧め出来ません。
勿論、当方ではこの組み合わせをペアにして居りません。

但し、SLGイノの場合はDFを得る為には、SLGイノ同士の組み合わせが必要となります。
当方では、通常のSLGのスプリットイノとSLGイノの組み合わせや通常のSLGとSLGイノの組み合わせとSLGイノ同士の組み合わせで研究を行っております。
因みにSLGクリームイノ♂とルチノー♀の組み合わせでは、全く異常は見られませんでした。

雛の最新情報は、HPのブリードに掲載しておりますので、合わせてご覧下さい。
尚、雛・餌・用品の販売は直販サイトに掲載致しております。

宜しければ、下のバナーをクリックして下さい!
にほんブログ村 鳥ブログ サザナミインコへ
にほんブログ村

ペットの森 - ペットブログランキング

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

サザナミインコ雛ご案内

2015-10-15 14:26:00 | サザナミインコ
天候も良く、過ごし易い時期となって参りました。
漸くサザナミインコの巣掛けが殆ど終わりました。
待ち構えていた親鳥達は早々、巣作りをして巣箱の中で籠っています。

さて、先週末に提携ブリーダー様の所に行って来ました。
その前の週も伺ったのですが、その時はDNA性別検査の為に行っただけでしたが、今回はサザナミインコの雛を7羽連れて参りました。
また、糞便検査用の試料(雛達の糞)も回収させて頂きました。
連れてきた仔達は次の通りです。


左からSF SLGブルー【♂】、コバルト【性別検査中】、モーヴ【性別検査中】です。
DNA性別鑑定結果は来週判る見込みです。
この3羽は体格も良いので、予測ではすべて♂だと思います。


こちらも左からDF/SF SLGコバルト【性別検査中】、SF SLGグリーン(/ブルー)【♂】、SF SLGコバルト【♀】2羽です。こちらの雛達の方が小さいですがとても元気です。
これら7羽の雛は、全て糞便検査を3回行い、問題が無いことを確認しております。

ご予約のお客様には、性別が判明次第、ご案内させて頂きます。
予約外の雛につきましては、直販サイトに掲載予定です。
これから冬に掛けては多くの雛達が生まれますので、順次ご案内させて頂きます。

雛の最新情報は、HPのブリードに掲載しておりますので、合わせてご覧下さい。
尚、雛・餌・用品の販売は直販サイトに掲載致しております。

宜しければ、下のバナーをクリックして下さい!
にほんブログ村 鳥ブログ サザナミインコへ
にほんブログ村

ペットの森 - ペットブログランキング

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

常備薬 イベルメクチン

2015-10-06 12:45:10 | サザナミインコ
今日は秋晴れでとても良い気候です。
ここ湘南でも朝は14℃くらいになり、秋を感じて居ります。
さて、昨日、北里大学 特別栄誉教授 大村 智さんが、日本人で23人目となるノーベル賞を受賞致しました。
ノーベル医学物理学賞では3人目だそうです。
心よりお祝い申し上げます。

大村教授は、1979年に静岡県伊東市川奈のゴルフ場近くで採取した土壌より、微生物(細菌)の放線菌「ストレプトマイセス・アベルメクチニウス」を発見して、この放線菌から化合物の「エバーメクチン」を抽出しました。
エバーメクチンの化学構造(分子構造)を改良して動物の寄生虫駆逐剤のイベルメクチンを作り出しました。
イベルメクチンは全世界の動物薬でNo.1になるほど普及致しました。

そして、今回の受賞の基となるヒト用のオンコセルカ感染症・リンパ系フィラリア症の特効薬「メクチザン」を製薬会社と共に開発し、アフリカや東南アジア、中南米などの熱帯域に住む10億人もの人々を、寄生虫病から救うことが出来ました。

たぶん、このブログをお読み頂いております方々は、今回話題となっているイベルメクチンと言う薬名を耳にすることは初めてだと思いますが、犬・猫・フィレット等のペットを飼っている方にはとても身近なフィラリア症の薬ですので、実際は多くの方がお使いになっているものです。
従いまして、人間だけでは無く、より多くの数の動物を寄生虫病から救い 守ってくれているのです。




イベルメクチンは、写真の様に無色透明な液体です。
当方ではこのイベルメクチンを常備致して居ります。

イベルメクチンは、寄生虫や昆虫などの節足動物の神経に作用して、少量の投与で長期間高い効果が得られて、副作用が少ないお薬です。
鳥への投与は、サザナミインコなどの小鳥の場合は、首の後ろに1滴つけるだけです。
効果は3~4週間持続しますので、寄生虫の完全駆除には期間を空けて2回投与するのが効果的です。

鳥類では、ダニ感染症や疥癬、糞線虫などに効果があります。
特に鳥では羽ダニ・羽毛ダニ・ワクモ、トリサシダニ・トリヒゼンダニ・キコウダニ等々 鳥類に寄生するダニ類は前気門・中気門・後気門・無気門類の4亜目51科とたくさん居ります。
寄生部位は、羽毛・羽軸内・皮膚・皮内・皮下・呼吸器系・体腔内や内臓などに寄生するグループも多くいます。

当ファームでは、ダニによる被害はありませんが、新しい親鳥をお迎えした時は必ず投与して侵入を防いでいます。

雛の最新情報は、HPのブリードに掲載しておりますので、合わせてご覧下さい。
尚、雛・餌・用品の販売は直販サイトに掲載致しております。

宜しければ、下のバナーをクリックして下さい!
にほんブログ村 鳥ブログ サザナミインコへ
にほんブログ村

ペットの森 - ペットブログランキング



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

サザナミインコの繁殖環境Part2

2015-10-03 16:22:07 | サザナミインコ
今年も漸く秋らしい季節となって参りました。
サザナミインコ達も秋の繁殖に向けて求愛行動が良く見られます。
既に数羽の雛は孵っておりますが、今年は餌の切り替えとペアの組換えが多かったので、例年よりは遅れて居ります。
まだ、巣掛けが終わったのは半数にも達して居りません。
何しろ60ペアくらい居りますので、巣掛けにも日数が掛ります。
巣箱を取り付けるだけですと容易なのですが、巣掛けの時にケージの清掃もしますのでとても時間が掛ります。

さて、今回の「繁殖環境Part2」は巣箱についてご説明したいと思います。
当ファームで一番多く使用しているのは「カワイ ボタンインコ用 巣箱」です。
当方では、より親鳥が巣引きし易い様に、横にもφ50mmの穴を開けて入り易くしています。

その効果もあって約5割の親鳥ペアは繁殖を行います。
しかし、この巣箱ではどうしても巣引行動をしないペアもおります。

そこでオリジナルの巣箱を設計してみました。

このオリジナル巣箱は、入り口から入ると直ぐに巣材があるタイプです。
下に降りると巣材があるタイプと比べると、かなり容易に入れるので中々巣箱に入らないペアに有効です。

中は十分スペースを確保してありますので、5~6羽の雛が孵っても大丈夫です。
巣材は藁材でもウッドチップでも使用可能です。
巣箱の内側には、天然素材の防カビ液を塗布して、カビが繁殖しない環境にしています。


ケージへの取り付けは、ネジ止めとなりますので、どの位置でも取り付け可能です。
中の様子も上に扉がありますので、上から巣箱の中すべてが容易に見ることが出来ます。


ケージに取り付けた状態です。
親鳥達は、止まり木から容易に巣箱に入ることが出来ます。
取り付け位置によって、右と左の2タイプを作製しました。
既にこのオリジナル巣箱で5ペアが繁殖しました。
今の所、雛の死亡率は0%です。
サザナミインコの雛は、生後10日までに死亡する率が高いので、巣箱の改良によって効果があるととても嬉しいです。
このオリジナル巣箱は耐久性の点で少し問題があるので、当方で使用するのは良いのですが、販売は当面考えていません。
良い素材があれば耐久性の高い巣箱を作れるのですが.....。

雛の最新情報は、HPのブリードに掲載しておりますので、合わせてご覧下さい。
尚、雛・餌・用品の販売は直販サイトに掲載致しております。

宜しければ、下のバナーをクリックして下さい!
にほんブログ村 鳥ブログ サザナミインコへ
にほんブログ村

ペットの森 - ペットブログランキング



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする