さざなみいんこ どっとこむ

サザナミインコの普及を目指しています。
サザナミインコに関するご質問がございましたら、お気軽にご連絡ください。

2011年 第三弾 雛の成長と性別判定

2011-05-20 14:16:19 | サザナミインコ
2011年 第三弾の雛、コバルト 2羽ですが、日々成長しています。
お蔭様で、2羽共、里親様決定ですが、小さい方の仔はまだ、性別がはっきり判りません。
性別によっては、里親様募集となりますが、コバルト♂は人気があるので、それでも大丈夫です。


こちらの仔は、コバルト/イノ ♂決定です。
里親様、もう暫くお待ち下さい。
この仔は、写真でもわかりますが、お目めが大変 大きいです。
私共、湘南ファームで、今まで産まれた仔の中で一番 目が大きい仔です。
まだ、綿毛が残っておりますが、ちょこちょこと歩き回り 大変元気です。


こちらの仔がコバルト ♀だと思うのですが、まだ、判りません。
尾羽は若干、黒いのですが、この時期では色が抜ける場合があるので何とも言えません。
さすがに兄弟(兄妹)なので、良く似ています。
実際の色では、この仔の方が少し青が薄い感じです。
小さい時は、綿毛の色がかなり違ったので、区別が楽でしたが、最近は綿毛も少なくなってだんだん見分けがつかなくなって来ました。(特に写真で見るとやはり良く似ています。)

どちらも、1日3回挿し餌を6.0~7.0cc与えています。
まだ、一人餌は食べませんので、お引渡しは2週間後くらいでしょうか?

さて、最近、性別をご指定頂く場合が多いのですが、サザナミインコの性別判断は難しい場合がございます。
勿論、ルチノー・クリームイノ・SL DFグレイウイング・SL SFグレイウイング♀は外見では、全く判断が出来ません。
また、行動も♂♀で違いがありませんので、見た目で判断することは考えられません。

サザナミインコは、♂♂や♀♀でも、相性が合うと本当に仲良くします。
特に、子供の頃から一緒に育てているとまるで仲の良い夫婦の様に、♂♂や♀♀でも振舞います。
♀♀の場合、巣箱を入れると、一生懸命、巣作りをして産卵して、交代で温めたりします。(当然、無性卵ですので孵りません。)
そういう所に、他の仔の有性卵を入れると上手く孵って、子育てまでしてくれます。
さすがに♀同士でも、抱卵は上手いので、孵卵器よりも高い確率で孵りますし、何といっても生まれたての雛の面倒も良く見てくれます。
サザナミインコでは、産まれて数日は2~3時間 間隔で給餌する必要があります。

ここで、上記のルチノー・クリームイノ・SL DFグレイウイング・SL SFグレイウイング♀以外でも外見的に性別判断がつかない仔をご紹介します。


この仔はSL SFグレイウイング♂だと思うのですが、尾羽が全く黒くありません。
仕方が無いので、近日、DNA性別鑑定を行ないます。
この仔は、以前ご紹介した風切羽と尾羽が紫色(パープル)の仔です。


この仔は、SL DFグレイウイング♂かSL SFグレイウイング♀ですので、勿論、性別は判りません。
この仔も、風切羽が紫色(パープル)の仔で、上の仔のペア候補です。
SpangleBlue510さんから、分けて頂きました。
こちらも近日、DNA性別鑑定を行ないます。
上手く♂♀ですと、SL グレイウイング バイオレットが出来るかも知れません。

お話を戻して、もう1羽のDF ミスティグリーンです。

左の仔はダークグリーン♂で、右の仔がDF ミスティグリーン♂です。
このDF ミスティグリーン♂も尾羽には全く黒色がありません。
尾羽の写真を撮りたかったのですが、現在、SL SFグレイウイング ブルー♀と繁殖中で、任務(見張り番)を行なっていますので、撮影は出来ません。

こちらのペアもどんな仔が生まれるのか、大変、楽しみです。
(SL グレイウイング グリーン系でしたら、ご予約済みです。)

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2011年 第三弾 巣箱デビュー

2011-05-12 12:03:46 | サザナミインコ
前回、ご紹介した2羽の雛が巣箱デビュー致しました。
約1週間前の写真では綿毛も少ししか生えて無く、色も全く判りませんでした。


それが、この一週間で何とこんなに「もこもこ」になりました。


そこで、巣箱デビューとなったのですが、またまた、小さい方の仔の足環が付いていませんでした。
巣箱の中を探してみると、卵を1個発見!食べてしまったと思っていた卵を発見しました。
残念ながら、中止卵です。
その後、足環も無事に見つけて、再装着致しました。
今回は、だいぶ成長してしまったので、足にサラダ油を少し付けてから装着しました。
そして、今はこんな感じで色も判る様になりました。


大きい方がグレーの綿毛で、小さい方は少し白っぽい綿毛です。
餌は1日4回、、【KAYTEE/ケイティ】ハンドフィーディングフォーミュラー(ベビーバード)を1回約5.0ccを与えています。

さて、この子達の色ですが、ご覧の通りコバルトです。
と言うことは、親たちは・・・
と思ったのですが、大きな間違いをしていました。
コバルトだと【SL SFグレイウイング オリーブ♂×SL SFグレイウイング ブルー♀】のペアの仔と思っていたのですが、それは大きな間違いでした。
このペアでコバルトが生まれる場合は、SL SFグレイウイング オリーブがspブルーでなければいけません。
この可能性は無くは無いのですが、大変、低いと思われます。
それよりも、【ブルー(or spイノ)♂×クリームイノ(dd)♀】のペアでクリームイノ♀がddでは無く、dDまたはDDと考える方が可能性が高いと思われます。

【ブルー(or spイノ)♂×クリームイノ(dD)♀】
25% ♂ブルーspイノ
25% ♀ブルー
25% ♂コバルトspイノ
25% ♀コバルト

12.5% ♂ブルーspイノ
12.5% ♀ブルー
12.5% ♂コバルトspイノ
12.5% ♀コバルト
12.5% ♂クリームイノdD
12.5% ♀クリームイノdD
12.5% ♂クリームイノdd
12.5% ♀クリームイノdd

【ブルー(or spイノ)♂×クリームイノ(DD)♀】
50% ♂コバルトspイノ
50% ♀コバルト

25% ♂コバルトspイノ
25% ♀コバルト
25% ♂クリームイノdD
25% ♀クリームイノdD

と言う事で、ノーマルのコバルトの場合は、♂コバルトspイノ・♀コバルトとなります。
残り少ない可能性はSL SFグレイウイング コバルト♂ですが、風切羽が出てくればはっきり判明しますが、感じ的には違う様な気がします。

この2羽は、コバルトspイノ♂、コバルト♀またはSL SFグレイウイング コバルト♂の何れの場合も、さざなみいんこ どっとこむで販売致します。
ご予約も出来ますので、宜しくお願い致します。

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2011年 第三弾の雛

2011-05-06 11:44:04 | サザナミインコ
今回、ご紹介する雛は、4月19日と21日に生まれた2羽です。
この2羽の親は、SL SFグレイウイング オリーブ♂×SL SFグレイウイング ブルー♀か、ブルー(or spイノ)♂×クリームイノ♀の仔です。
なぜ、どちらのペアの仔か判らないのかと言いますと、前記のSLグレイウイングが巣箱以外で産卵したので、回収して後記のペアにお願いした次第です。
前記のペアの卵は2個で、後記のペアの卵は4個ありましたが、孵化したのは2羽だけで1個は中止卵で2個は無精卵、もう1個は食べてしまった様です。


この写真は、生後約10日の状態です。
まだ、目が開いておりませんが、2羽共、黒目である事は判ります。
この位の大きさになれば、あまり心配は要りません。
親鳥も、給餌以外の時は、巣箱の外でのんびり羽繕いなどもしています。


生後、2週間が経ったので、足環を付けました。
この位ですと足環を付けるのも簡単ですが、もう少し大きくなると大変です。
この写真では判りませんが、2羽共、目が開いています。
羽の色は、まだまだ、判りません。

さて、この仔達の親判定ですが、下記の通り、区別が可能です。
【SL SFグレイウイング オリーブ♂×SL SFグレイウイング ブルー♀】
25% ♂ SL DFグレイウイング
25% ♂ SL SFグレイウイング
25% ♀ SL SFグレイウイング
25% ♀ ノーマル
*75%の確率で、SLグレイウイングです。ノーマルの場合は♀でダークグリーンかコバルト(たぶん)です。

【ブルー(or spイノ)♂×クリームイノ(dd)♀】
50% ♂ブルーspイノ
50% ♀ブルー

25% ♂ブルーspイノ
25% ♀ブルー
25% ♂クリームイノ
25% ♀クリームイノ
*黒目の場合は、ブルーだけとなります。

と言う事で、羽が生えてくれば、各々の親が判ります。
さて、どの色でどちらのペアの仔かは、羽が生えるまでのお楽しみです。

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サザナミについての考察 その4

2011-05-01 16:49:19 | サザナミインコ
前回の「サザナミについての考察 その3」では、パイド(Pied)とミスティ(Misty)と言う新しい変異について記載致しましたが、今回は身近な当湘南ファームのサザナミインコの変異について、ご報告したいと思います。

まず、最近生まれた仔で種別を大変悩んだ仔がおります。
SL SFグレイウイング コバルト♂×SL SFグレイウイング ブルー♀から生まれた3兄弟(姉妹?)の一番大きな仔です。


写真の様に、一見するとSL SFグレイウイング コバルト♂に見えます。
しかし、通常のSL SFグレイウイング コバルト♂に比べて、風切羽と尾羽が紫色で普通の発色とは異なります。ここの部分は、幻のサザナミ バイオレットの様な色をしています。

バイオレットにつきましては、海外サイトや国内サイトでも、バイオレットとして紹介されておりますが、写真を見る限るではコバルトの色の濃い個体の様に見えます。(勿論、写真ですので実物と異なる色に見えることはございます。)

この紫色が全体に出ていれば、確実にバイオレットと言いたいところですが、残念ながら羽全体は濃紺色が強く、僅かに紫色が確認出来る程度です。
顔や頭は殆ど、コバルトと同じに見えます。


上の写真の尾羽で、疑問があります。
SL SFグレイウイング♂×SL SFグレイウイング♀の遺伝は下記の様になります。
25% ♂ SL DFグレイウイング(Zd Zd)
25% ♂ SL SFグレイウイング(Z- Zd)
25% ♀ SL SFグレイウイング(Zd W)
25% ♀ ノーマル(Z- W)

従って、この仔がSL SFグレイウイング コバルト♂ですと、通常は尾羽の中心の羽が黒色で無いといけません。しかし、この仔は全て紫色掛った紺色です。
では、SL DFグレイウイング コバルト♂かSL SFグレイウイング コバルト♀と考えると、風切羽の透けた斑な模様(通常はSF♂に見られる)が合いません。
結論と致しましては、決定が出来ない為、DNA性別鑑定後に決定したいと思います。
何れにしても、将来的にバイオレットの可能性を感じさせる個体です。

次に、先日も掲載したDFミスティグリーンと思われる固体ですが、こちらの親鳥はSL SFグレイウイング オリーブ♂×SL SFグレイウイング ブルー♀から生まれました。
(但し、SL SFグレイウイング オリーブ♂親鳥はDFミスティグリーンかも知れません。)


SL SFグレイウイング同士の遺伝では、前記の通りですので、この仔をSL SFグレイウイング ダークグリーン♂と考えると、やはり、尾羽に全く黒い色が無く疑問が生じます。
ノーマル ダークグリーン♀と考えると全体的な色がかなり異なります。
こちらは、その後、♂が確定致しましたのでDFミスティグリーン♂の可能性が高いと思われます。

さて、当ファームの雛状況ですが、SL SFグレイウイング オリーブ♂×SL SFグレイウイング ブルー♀か、ブルー♂×クリームイノ♀の雛2羽が孵っています。
なぜ、全く違う親で選択になるのかと言いますと、ブルー♂×クリームイノ♀にSL SFグレイウイング オリーブ♂×SL SFグレイウイング ブルー♀の卵2個をお願いしましたので、雛の色が判るまでは、どちらの子どもかが判りません。

また、本日、遂にルチノー♂(sp不明)×クリームイノ レースウィング♀の雛が孵りました。
待望のルチノー レースウィングが出現するかが楽しみです。

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