さざなみいんこ どっとこむ

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2014年春の繁殖

2014-02-14 15:34:58 | サザナミインコ
今日の湘南は、先週に続き、大雪となっております。
朝から降り出した雪は、午後になってどんどん積もっています。

さて、今年の春の繁殖ですが、「コンパニオンバードNo.20」のおかげか、サザナミインコの人気が急上昇で、とてもご予約が多くなっており、30羽を突破致しましたので、早めに巣掛けを行いました。
と言っても、たくさんのペアがおりますので、終わったのは2/3の14ペア分です。

その他に、秋の繁殖を行わなかった仔達の巣箱の巣材を交換したり、補充したり致しましたので、25ペア分くらいは終わりました。
明日、明後日で残りの8ペア分を行う予定です。

現在、抱卵中のペアも5~6ペア居りますので、すべてを合わせると40ペア弱となります。
平均3羽の雛が孵ったとすると、100羽を超えますので、大変です.....。

それでは、巣掛けについてご説明します。

一番ポピュラーな巣箱を設置した状態です。
高い方の止まり木で固定して、後ろをネジで2点止めにしております。
しっかり固定して、平衡を保つことが重要です。


今回は、基本に立ち帰り「ワラジー ボタンインコ用」を使用しています。
巣材は「バードマット」を使うことも多いのですが、今の時期ですと「ワラジー」の方がお勧めです。
「ワラジー」の効果としては、巣掛け後に♂鳥が巣を作ります(ワラジーの藁を解いて、バラバラにして敷き詰めます。)ので、その行為が繁殖を促進する様に思えます。
♂鳥が上手に巣を作ると、♀鳥が巣箱に入る様になります。
産卵までには、早くて1週間、遅い子は2~3週間後になる場合もあります。

サザナミインコでは通常3~7個くらいの卵を産みますが、1日置きに生むケース多い様です。
それでは多くの卵を産む場合に2週間くらいの差が出てしまいますが、その辺は上手く調整していて、初めの数個は全く抱卵しないで、「貯卵」としていることが見受けられます。

「貯卵」は13℃~15℃が最適とされておりますので、外気温もそれに合わせて調整しております。
通常、21℃以上の温度が卵に掛ると細胞分裂が始まりますので、それでは中止卵となってしまいますので、注意が必要です。
「貯卵」を行うと、雛の孵る時期が集中しますので、大きさの差が出にくくなり、生存率が高くなります。


巣箱の上のスペースも親鳥達にとっては重要な場所となります。
なるべく余裕をもって、巣箱を設置しましょう。

雛の最新情報は、HPのブリードに掲載しておりますので、合わせてご覧下さい。
尚、雛の販売は直販サイトに掲載致しております。
掲載が無い品種のご予約は随時受付中です。お気軽にお問い合わせ下さい。 

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