さざなみいんこ どっとこむ

サザナミインコの普及を目指しています。
サザナミインコに関するご質問がございましたら、お気軽にご連絡ください。

2016年第二十四弾の雛デビュー

2016-10-29 14:52:31 | サザナミインコ
ここ湘南もめっきりと寒くなって参りました。
ついこないだまで25℃くらいだったのに、一気に11℃まで下がりました。
サザナミインコの飼育部屋では、昼間は20℃を十分超えますが、朝は18℃くらいになっています。
秋・冬の繁殖の巣掛けはまだ、3割程度です。
これから様子を見て、少しづつ巣掛けを行っていく予定です。

新型の巣箱が完成して、明後日には到着致します。
今年の繁殖では、オリジナル巣箱が大活躍で、昨年に比べて大幅に孵化率が上がって、1ペア当たりの雛数も多くなって居ります。
生まれたばかりの雛の死亡率も低下して生存率が大幅に改善されました。

直販サイトで販売中です。
数量限定販売ですので、売り切れの際はご容赦の程、お願い致します。

さて、今回は1ペアの雛5羽のご紹介です。
親鳥ペアは以下の通りです。
♂親:SL SFグレイウイング グリーン/イノ+ブルー
♀親:SL SFグレイウイング コバルト
このペアもコンスタントに繁殖をしてくれる様になりました。
前回までは、ケージの下に巣材を敷いて繁殖をしていましたが、今回よりオリジナル巣箱の直置きに変更しました。
オリジナル巣箱では、本当に孵化率が上がり、雛の死亡率が低減されて、内部が広いのとカビの発生が全くないので、5羽の雛が元気に育ちました。



品種:SF SLGブルー/イノ または SF SLGブルー 
性別:♂(遺伝的判断)
生年月日:2016年9月28日
SPCS No.:16A673【売約済】
リングNo.:SPCS 0543S
この仔は、SF SLGブルーですが、色が濃くてコバルトとの中間色になっております。
タイガーストライプの様な黒色の模様も少し出ていますので、大きくなったらどんな色になるかが楽しみです。


品種:DF SLGダークグリーン/イノ+ブルー または DF SLGダークグリーン/ブルー 
性別:♂(DNA性別鑑定結果)
生年月日:2016年9月30日
SPCS No.:16A676【ご予約済】
リングNo.:SPCS 0546S
この仔は、DF SLGダークグリーンですが、見た目ではDF SLGオリーブの様な色合いです。
親鳥の遺伝からオリーブは生まれないので確実にDF SLGダークグリーンとなりますが、SLGのグリーン系は特に個体差が大きいので、外見での品種の判断がとても難しいです。


品種:SF SLGブルー 
性別:♀(DNA性別鑑定結果)
生年月日:2016年10月1日
SPCS No.:16A678【販売予定】
リングNo.:SPCS 0548S
この仔は、ブルーの発色が強く出ていますので、生後1年くらいするととても綺麗な色になります。
雛の時は、頭とお顔が特にブルーが濃く出て、時間の経過と共に全身が濃いブルーになって行きます。


品種:DF SLGブルー/イノ または DF SLGブルー
性別:♂(DNA性別鑑定結果)
生年月日:2016年10月4日
SPCS No.:16A684【販売予定】
リングNo.:SPCS 0552S
この仔は、全身が淡いブルーになると思います。
DF SLGでスプリット イノの可能性がありますので、繁殖ではとても貴重な品種となります。


品種:SF SLGクリームイノ dd or Dd または クリームイノ dd or Dd
性別:♀(遺伝的判断)
生年月日:2016年10月6日
SPCS No.:16A685【SLGの場合はご予約済み】
リングNo.:SPCS 0553S
この仔は、まだ、SLGかノーマルかの判断が付きませんが、羽の色が少し黒ずんで見えるので、可能性的にはSLGの感じがします。

秋~冬の繁殖は始まったばかりで、雛は次々に孵化しています。
まだ、これから巣掛けを行う親鳥ペアもたくさんいます。

当方では「安心安全なサザナミインコ雛のご提供」をモットーと致して居ります。
雛の最新情報は、HPのブリードに掲載しておりますので、合わせてご覧下さい。
尚、雛・餌・用品の販売は直販サイトに掲載致しております。

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ブリードと血統について

2016-10-17 16:17:08 | サザナミインコ
最近では、ここ湘南でも朝晩はだいぶ寒くなって参りました。
此間までは、かなり暑い日も多かったのですが、めっきり秋本番となりました。
秋の繁殖の雛達は現在、23羽が孵って居ります。
まだまだ、これから巣掛けをする親鳥ペアの方が圧倒的に多いです。
まだ、半数以上のペアが様子見となっております。

先日ご紹介しました「オリジナル巣箱」の新型ですが、直販サイトにて先行予約を開始致しました。
サザナミインコの繁殖で、巣箱の性能はとても重要で、繁殖成否のキーとなります。
今回も数量限定で左右 各10個ですので、売り切れの際はご容赦下さい。


さて、本題のブリードと血統につきまして、お客様からのご質問が多いので、ここで解説させて頂きます。
サザナミインコのブリードで行ってはいけないのはインブリード(近親交配)とラインブリード(系統交配)です。
行わない方が良いのは、イノ同士(クリームイノ・ルチノー)の交配です。
それでは、まず、インブリード(近親交配)から説明させて頂きます。
インブリードは、親子・兄弟姉妹・叔父と姪・叔母と甥などのごく近い血統間での交配を言います。
インブリードでも特に近い関係の親子・兄弟姉妹の交配を極近親交配とも言います。

それに対して、三代・四代・五代内で同じ祖先を持つ交配をラインブリード(系統交配)と言います。
それ以外の交配はアウトブリード(異系統繁殖)と呼ばれ一般的な繁殖です。

一般にインブリードやラインブリードはサラブレッドや犬・猫などの繁殖で優秀な特徴を継承させる為に行う交配で、メリットもありますが、リスクや危険性も多く含んでいます。
リスクや危険性は、血量が多くなることにより、劣勢遺伝が現れ、雛の死亡率や障害・奇形の確率が高くなります。
ラインブリードはインブリードと比較すると、リスクや危険性は大幅に低減しますが、アウトブリードと比較すると当然、リスクが無い訳ではありません。

サラブレッドなどは速く走ることが重要ですので、特にラインブリードが行われます。
「奇跡の血量」と呼ばれるフィッツラック理論では、ラインブリードで四代前と三代前が共通の場合、血量が18.75%となり、特に良い結果が得られるとされています。
しかし、サザナミインコにおいては、特出する特長が見られないので、ラインブリードやインブリードを行うメリットが全く無いと思います。
デメリットは前期のリスクと危険性がありますので、サザナミインコでラインブリードやインブリードを検討する余地も無いと考えて居ります。
当方では、すべてのサザナミインコの血統管理を行って居りますので、この様なラインブリードやインブリードを行うことはございません。
血統管理を行っていないと、限られた中での繁殖となりますので、意図しない交配を行うリスクがあります。
サザナミインコの繁殖で血統管理はとても重要です。
また、イノ同士の繁殖は欧米の愛鳥クラブなどではタブーとされて、禁止しているところも多く、サザナミインコに於いても、病原菌に弱くなることや白内障等の病気の遺伝が懸念されますので、行わない方が良いと考えています。
当方では1羽1羽の管理をオリジナル血統書を作成して、管理する様にして居ります。


当方の血統書見本です。
内容は以下の通りです。
①:インコの名前 ②:誕生日 ③:品種 ④:色ー ⑤:性別 ⑥:足環番号 ⑦:管理番号 ⑧:所有者 ⑨:お引き渡し日 ⑩:雄親の系統 ⑪:雌親の系統

当方では「安心安全なサザナミインコ雛のご提供」をモットーと致して居ります。
雛の最新情報は、HPのブリードに掲載しておりますので、合わせてご覧下さい。
尚、雛・餌・用品の販売は直販サイトに掲載致しております。

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2016年第二十三弾の雛デビュー

2016-10-08 15:28:05 | サザナミインコ
漸く涼しくなってきて、秋を思わせる様になってきました。
湘南では、天気が悪い日が続いて居りますが、明日は晴れそうな予報です。
さて、秋~冬の繁殖では第一弾の雛デビューとなります。

今回は1ペアの雛4羽のご紹介です。
親鳥ペアは以下の通りです。
♂親:コバルト/イノ
♀親:クリームイノDd
このペアは、今回からオリジナル巣箱の直置きで繁殖しました。
前回までは、ケージの底に巣材を敷いて繁殖しておりましたが、今回、オリジナル巣箱を直に置いたとこと、直ぐに巣箱に入り、繁殖を致しました。
卵5個を産んで、すべて雛が孵りましたが、4番目のクリームイノの仔は生後5日で☆になりました。
このペアでは1/2の確率でクリームイノが生まれます。
今回も3羽生まれたので、ほぼ確率通りです。
3羽は順調に成長しましたが、5番目の仔はどうしても成長が遅くなります。
巣上げ後は挿し餌をたくさん食べますので、直ぐに大きくなって変わらなくなります。



品種:ブルー/イノ♂ または ブルー♀ 
性別:不明(DNA性別鑑定中)
生年月日:2016年9月14日
SPCS No.:16A668【ご予約済】
リングNo.:SPCS 0539S
お顔の色はかなりコバルトに近い色ですが、羽の色は確実にブルーとなります。


品種:ブルー/イノ♂ または ブルー♀ 
性別:不明(DNA性別鑑定中)
生年月日:2016年9月16日
SPCS No.:16A669【ご予約済】
リングNo.:SPCS 0540S
この仔もコバルトに近い色に見えますが、ブルーです。
体格的には、初めの仔よりこちらの仔の方が大きいです。


品種:クリームイノ dd or Dd or DD 
性別:不明(DNA性別鑑定中)
生年月日:2016年9月17日
SPCS No.:16A670【販売予定】
リングNo.:SPCS 0541S
クリームイノですが、ダーク因子はdd/Dd/DDの何れかは判りません。


品種:クリームイノ dd or Dd or DD 
性別:不明(DNA性別鑑定中)
生年月日:2016年9月20日
SPCS No.:16A672【販売予定】
リングNo.:SPCS 0542S
こちらもダーク因子は判りません。
羽根がまだ生えていないので特に小さく見えますが、数日で羽根も生えて大きくなります。
挿し餌は一番良く食べます。

秋~冬の繁殖は始まったばかりで、雛は次々に孵化しています。
まだ、これから巣掛けを行う親鳥ペアもたくさんいます。

当方では「安心安全なサザナミインコ雛のご提供」をモットーと致して居ります。
雛の最新情報は、HPのブリードに掲載しておりますので、合わせてご覧下さい。
尚、雛・餌・用品の販売は直販サイトに掲載致しております。

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