<さやのユウウツ> ウツと気長に付き合って…

***お疲れさやのひとり言***
 
焦らず急がず自分のペースで

今年はお仕事始めてみたいな

過去の人

2004年09月05日 | ウツのこと
この出来事は、今でも私を苦しめます。
思い出す度に、
どうしようもなくやりきれない思いがします。


それでも彼に生かされたことは事実です。

そしてまた、私が生きていると感じるのは、
思い出すのは彼の死よりも
残された彼女のことの方が多いという事実です。

亡くなった人の時間はそこで止まってしまいます。
生前がどれだけ美化されても、
そこから先には進めません。
そこでオシマイなのです。

だけど生きてる人達は違います。
時間は止まることなく流れていきます。


そのことを苦痛に感じることもありました。
他の患者さんと同じように、
自殺願望は私を苦しめる症状の内のひとつでした。

それでも私には家族がいて恋人がいて、友人がいて。
支えてくれる人達が
愛すべき人達がいました。

今でも時折
発作のように死にたい病にかかります。

私の死も、いつか過去のことになるでしょう。

でもそのことに苦しめられる人達がいる。
その痛みは常に「今」なんです。

その残された人達の気持ちを考えると
死ぬ訳にはいかない。
そう思うのです。

そう思って、ひとりでも多くの人が
この死にたい病を回避してくれたら・・
余計なお世話かも知れませんが、
今の私はそう思って止まないのです。