みぃとふたりで

とりあえずしばらくは、みぃとふたりでココで暮らす。
そしてしばらくしたら親友がココに来ることになる。

正直みぃはそれまでの保険だ。
もちろん彼女も犬は嫌いじゃないし、その後も一緒に生活するつもりだが
今の私にとって、今のみぃは私を生かせておくための保険。

それでも今夜、母は私を帰したがらなかった。

だからといって、私はドコにいればいいの？
私の居場所なんてどこにもないのに。

こんなことを言うと言うと、甘えてると言われたりするんだろうな。


現に彼にもそう言われた。

父親とうまくいってないのは知ってるから帰りたくないのは分かる。
でも金銭的に一人暮らしが無理なら実家に帰るしかないだろう。
オレの周りには父親に殴られてたヤツもレイプされたヤツもいた。
そんな風に父親がどうこうって不幸自慢をしても仕方ないだろう？


・・ねぇ、私そんなこと言ってないよ。
そんなコトバが聞きたいんじゃないよ。


ただ、私はあそこに帰れない。

そう言う事実があるだけ。


そして私は、フタをして記憶の底にしまい込んでいた
もう二度と見たくもない古傷を取り出すことになる。

その決心はしていた。
だから「死なない同盟」も作った。
どんな過去も乗り越えて、生きていくって決めた。

今後しばらくは、日々の生活についてもですが
少し重めなさやの過去のお話についてもお付き合い頂きたいと思います。
ウツがヒドイ時や精神的に参ってる時は読まないことをオススメします。