骨董屋の独り言

骨董屋九代目の日々を紹介します。

新春ッ 提げ物さんショォ~~ッ!!!!!!!!!

2013-01-22 00:28:00 | Weblog

皆様今晩はッ!!

新春ッ 提げ物さんショォ~ッ いよいよ今宵をもちましてッ

終了となりますでございますッ ・・・・


とりあえずッ 今までのお話でッ

ちゃまなりのッ提げ物さんの面白さッ ちゅぅ~もんがッ

少しでもお伝えできていればッ 誠幸いではございますがッ ・・・


いつものことながらッ ふざけてお話してばっかおりましたゆえにッ

かえってイメージ悪くしちゃったかなぁ~~ッ ・・・??

などと心配しつつもッ

ラストのッ 第九ステェ~ジッ! ぼちぼちまいりやすでございますッ!!!



でさてッ!

帯をまとう日本特有の服装ゆえにッ

生まれましたッ提げ物さんではございましたがッ!

明治維新後ッ 西洋よりもたらされましたッ洋服さんの登場によりッ

いよいよ提げ物さん達もッ その全盛期に終わりを告げるときがッ

近づいてくるのでございますがッ ・・・・


そんな中ッ 今までの用途とはッ全く違った提げ物さんがッ

登場いたしますんでございますッ!!


さぁ~てッ!

今宵のッ最後の提げ物さんのお話はッ!!

変り行く時代にッ 果敢に挑んだ提げ物さんのッ証しみたいなお方様をばッ

ご紹介申し上げますでございますッ!!



とッ!  ゆぅ~わけでございましてッ

新春ッ 提げ物さんショォ~~ッ ラストの提げ物さんにッ

御登場ねがいやしょおおぉ~~~ッ!!!!





じゃわぁ~~~~んんんッ!!!!


どぉ~でございましょぉ~かッ 皆様ッ!!!

如何にもラストに相応しそぉ~~なッ

見事な蒔絵の提げ物さんでぇ~ございましょッ!!


でッ!

この手の蒔絵さんのことをッ 「籐編素地蒔絵」さんと申しましてッ

図柄はッ 





稲穂に粟ッ!

そしてッ こちらは瓦さんでございましょぉ~かッ!!





実にッ 細かく見事な蒔絵さんでございますッ!!!







おまけにッ それぞれの金具の部分もッ

これまた丁寧な仕上げの金具さんでございましてッ!


恐らくッ 籐を編んだ篭師さんッ 蒔絵を手掛けた蒔絵師さんッ

そしてッ 金物部のッ金工師さんッ!!

とッ それぞれの職人さんがッ腕をふるって生まれたッ

提げ物さんなんでございましょうッ!!!

        


でッ!  有難きかなッ 蒔絵を手掛けたお方だけではございますがッ

その名をちゃんとッ 記してくださっておりましたッ!!!





宝???  ・・・・・・・・・・

んんッ ・・  なんと読むのかッ ・・・  わかんないけどッ

とにもかくにもッ 見事な職人さんでッございますッ!!!!


さてしてッ

すっかりッこの素晴らしき職人技にッ

のめり込んでしまいましたでございますがッ!!

肝心要のッ この提げ物さんの本来のお役目はッ 

なんだったんでございましょぉ~~かッ!!!?


はいッ!

ではまずはッ もいちど全体をご覧くださりませッ ・・・・





パッと見はッ いわゆるッたばこ入れさんッキセル筒さんのッ

ポピュラァ~なペアさんに見えますでございますがッ ・・・

改めましてッ よぉ~~く見るとッ ・・・・・

   まずッ キセル筒さんとしてはッ

その長さとッ なんとなく平たいお姿がッ キセルさんを入れるにはッ

少々違和感があると思いませんでございませんかッ ・・??

  してまたッ こちらのたばこ入れさんと思しきお方でございますがッ

たばこ入れさんにしてはッ 口の開きやッ中の様子がッ やっぱし違うように思われまするッ ・・・


じゃぁ~~いったい今宵の提げ物さんはッ

なんなのさぁ~~~ッ !?????


ってなわけでございましてッ!

今宵のこの提げ物さんのッ 本当の正体はッ!!


   お財布さんとッ 眼鏡入れさんのペアさんだったんでございますッ!!


なははははッ!  ご納得でございますかッ 皆様ッ!!!


まぁ~つまりッ!

時代は明治に入りましてッ まだまだ和服を召される御仁はいらっしゃるもののッ

徐々にッ 提げ物さんへの需要がッ 上流の方々から離れつつある中ッ ・・・

喫煙具がだめならッ 今流行のッ 眼鏡さんを仕込むものならいけるじゃろぉ~~ッ!!


とッでも思われたのでございましょうかッ ・・?

実に従来の用途をッ 180度回転させたよぉ~なッ

斬新な発想ではないでございましょぉ~かッ!!?




ただねッ ・・・

この手の提げ物さんがッ 他にも沢山あったのかッちゅぅ~とッ ・・・

意外とそぉ~ではなかったよぉでございましてッ 

残念ながらッ 起死回生のッ一矢とはッならなかったみたいでございますッ ・・・・


でもねッ!

こーいったッ職人さん達のごっつい意地があったからこそッ

こんだけの名品が作られてッ そして今に大事に残されてるッてわけでございますやねッ!








ずっとずっと昔にッ

我が国独特の装身具として生まれた提げ物さんッ ・・・・

時代と共にッ 様々な変身を繰り返しながらッ

一種独特の世界を作り上げッ 

そしてまたッ 時代と共にその姿を消していってしまわれたわけでございますがッ ・・・


そこに携わった職人さん達のッ

何ともいえぬ洒落心と感性にはッ 

本当に脱帽の限りでございましたッ!!!!


現在でもッ かつての提げ物さんをッ大切に受け継ぎッ

実際に身につけておられる方々はいらっしゃるのでございますがッ

その数はッ 極僅かッ ・・・・・


折角のこのッ 日本独特の文化が少しでもまたッ

皆様の身近なものへとなってくださればとッ ささやかに思いつつッ

九回に亘りましてッ お話させていただきましたッ

新春ッ シャンショ ッ ・・・・・   

いやいやッ 「新春ッ 提げ物さんショォ~~ッ」 

これにて幕をばッ 閉じさせていただきまするぅ~~~ッ ・・・・


最後までのお付き合いッ 誠に誠に有難う存じましたでございますッ!!!


                       END ッ ・・・・・









                  おッおおぉ~~~ッ!!!!

                  なんかこぉーすんごく渋くきまっちッたなぁ~~~ッ!!

                  こいつぁ~~大雨の前兆かもしんないでございますぞぉ~~ッ!??


                  くれぐれも皆様ッ!

                  お出かけの際にはッ 傘の用意を忘れずにッ!!?

                  
                  ほんだば皆様ッ!

                  また再びッ 暫しのご無礼をばッ

                  お許しくださりませでッ ございますよぉ~~~んんッ!!



                  えぇ~~ッ!?

                  なんでなんでぇ~~~ッ! ちゃまぁ~~ッ!???




                  ネタが切れちゃってッ

                  ネタ がッ ・・・・・・・・   

                               トホホホホホホッ ・・・・・  


















 







 

 


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1 コメント

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連絡 (海老屋大好き)
2013-01-22 19:09:10
お疲れ様でしたm(_ _)m
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