拝啓 陸の孤島から

いいことがあってこその 笑顔じゃなくて
笑顔でいりゃいいこと あると思えたら それがいいことの 序章です

優しい嘘

2006年06月09日 19時35分17秒 | 日々の話
先日、友人に「あんたは『やさしい嘘』がつけんなあ」と言われまして、
ああ、そうかもなあ、と思った次第であります。

そもそも、嘘自体がつくのが苦手です。
いや、別に正直者というわけではなくて、
嘘がつけない、すぐに顔に出るタイプだからです。

なので、友人にもそうだし、
生徒なんかにも包み隠さず話してしまうことが多いです。
どうせバレる嘘なら初めからつかない方がいいかな、なんて。

ただ世の中ってそんなもんじゃないわけですよね。

たとえば同じ傷つくなら、
本当のことを言ったり言われたりして傷つくより、
嘘で傷つく方が癒えるのも早い気がする。
(傷ついた要因を「事実」と「嘘」に分散できるから)

むしろ、嘘をつく方が傷つかないことがあるだろうし。
それは人に対しても自分に対しても、ね。

たとえば、想いが届かない人を好きになってしまったとして、
「自分はこの人が好きじゃないんだ」と思い込んだりもね。