見頃は5月中旬です。
こんな感じです。
ミズバショウがほぼ出揃い見頃を迎えつつあります。
公園の西側の通称「ミズバショウ通り」に接する湿地一帯で見頃を迎えつつあります。
石山大通に近い部分が散策路から楽しむことができます。
一本杉から北にも大きな群落がありますが、長靴が必要です。
オタマジャクシは、
一本杉と太平洋団地の中間付近の湧水の池で散策路から見られます。
コウライテンナンショウの雌雄がはっきりしてきました。
エゾシカが食べないので増えており、あんなに沢山あったのに、オスは枯れて姿を消します。
秋に赤く熟すのはさらに少なくなるようです。
https://blog.goo.ne.jp/satoyamahagi/e/8eb4de60d28e055c95cf9ae7118a096d
雌雄異株で小さい時はすべて雄株で栄養状態によって大きく成長したものが性転換して雌株になるそうです。
不思議な花ですね。
花盗人の花日記 ↓ に詳しく解説されています。
https://hananusubito.blog.fc2.com/blog-entry-1049.html
萩の里自然公園を代表する春の花 シラネアオイ(白根葵)
シラネアオイ(白根葵) 別名:ハルフヨウ(春芙蓉),ヤマフヨウ(山芙蓉)
キンポウゲ科シラネアオイ属の日本固有の植物。
北海道から本州中部の山地~亜高山の明るい林内、谷間の斜面などやや湿ったところに生える多年草。
萩の里自然公園では、5月の上旬、「今年はどうなったのだろう」と心配していると、
突然のように地上に現れます。年により少し変わりますが、5月中旬に開花します。
4枚の花弁のように見えるのは「がく片」だという。
北海道では「絶滅危急種」に指定しています。
雄しべは多数、雌しべは2個。果実は2個が合着していびつな台形状。
種は11月頃熟すようだ。
和名の由来:日光白根山に多く咲き、立葵の花に似ていることから。
和名の由来となった日光白根山では、盗掘・鹿による食害などにより1993~1994年頃までに殆ど姿を消してしまい、群馬県のレッドデータブックの準絶滅危惧種に指定されている。1996年頃から県や村、地元の高校の協力によりシラネアオイの保護、復元作業が開始され、2000年12月には「シラネアオイを守る会」が発足し、群馬県立尾瀬高等学校と群馬県利根郡片品村、社有林がある日本製紙も参加し、シラネアオイの種の採取・育苗・植栽のほか、電気柵の設置、成長調査や山の清掃などの活動が行われているという。
萩の里自然公園のシラネアオイも、一時は盗掘防止のため夜回りをしたとも聞いていますが、今は公園の利用者すべてがパークレンジャーみたいなものです。
ところが2017年エゾシカが食べ始めたことが分かり、地元の漁協から譲り受けた使用済みのサケ定置網を張り巡らすなどして保護しています。
萩の里自然公園のシラネアオイ